四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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早朝、枕元に置いた携帯電話のアラームが鳴り響く。そして手早く荷物をまとめ、ホテルを出発した。
まだ5時前の新橋は薄暗く、肌寒さが心地良い中、羽田空港へ。そして始発にて福岡空港へと向かった。
今日は九州大学で開催される「全国まちづくり会議in福岡」「花と緑のまちづくりフォーラムin福岡」をご紹介いただき、出席させていただきました。
基調講演はビズでおなじみの八木波奈子氏、ほかに京都府亀岡市の桂川市長はじめ行政の方々や、全国各地で活躍される多くの素敵な方々の講演や事例発表を聴かせていただき、大変勉強になりました。
またフォーラム第一部のおわりに、桂川市長によって「花と緑のまちづくり全国首長の会」設立と、宣言文が力強く発表され熱気に包まれた中、第一部を終えました。
第二部は会場を九州大学から小学校をリノベーションした素敵な場所に移し、その中の会議室において、引き続き事例発表やざっくばらんな意見交換などがなされ、それぞれが熱い想いでお話をされていました。そして新参者の私にも自己紹介を兼ねた時間を少し与えていただき、皆さんに温かく迎え入れていただけました。
そしてフォーラム終了後は、バーで簡単な懇親会が開かれ、皆さんで喉を潤しながら、引き続きまちづくり談義をさせていただきました。
そして私は、飛行機の時間もあるので途中で失礼させていただき、街の植栽の視察に行かせていただきました。
その中でもアクロス福岡は、まるで街の中心地に、そびえ立った人口山のようで、その姿は圧巻でした。本当は時間をかけて、じっくり見学をしたかったのですが時間がないため、足早に空港へと向かい、何とかギリギリ飛行機に飛び乗り、伊丹空港へと帰り着きました。
今回、各地の小さなコミュニティーからどんどん大きなムーブメントを起こしていかれた第一線で活動されるリーダーや、亀岡市の桂川市長のようにダイナミックなまちづくりまで多くの生の声が聞けたことはとても参考になりました。また私の考え方と合致すること、少し修正が必要だと感じることが浮き彫りになり、本当に多くを学ばせていただくことができました。
このような素敵な機会を作られ、講演をされた先生方、地元を案内いただいた方々、運営された皆様には感謝です。本当にありがとうございました。また一つ楽しみが増えました。再会が楽しみです!!!
前夜の大雨の傷跡である道に拡がる土砂を避けながら、自宅から空港へと向かった。
今日も東京へと向かうため、雨降る伊丹空港を出発し、羽田空港へと向かう。
羽田に着くと一転青空が拡がっていて、今日の一日は暑いぞ!と感じる日差しであった。
そして午前中は、ペットに関わる素敵なプロジェクトを起ち上げられる方々が運営される店舗内の植栽のご依頼をいただいていたので、そのチェックと打ち合わせへのために両国へと向かった。
空港から1時間30分ほど電車を乗り継ぎ現地に到着。早速メンバーの皆様にご挨拶させていただき、今回のプロジェクトについて話を聞かせていただくと、私たちの活動とリンクするところが多くあり、とてもワクワクするものを感じた。
※その素敵なプロジェクトはまた後日Facebookなどで報告させていただきます
そして約1時間の打ち合わせを終えて、駅に向かうととても気になる看板が・・・・
「江戸ねこ茶屋」・・・・。気になる。気になる。ご存知の方も多いが、吾輩はねこ好きである。それも結構なねこ好きである。期間限定で開催されているようで1時間1500円とのこと。高いか安いかの判断はしかねるが、ねこ好きの方は行かれたらと思います~。
そして私は軽く食事を済ませ、電車に乗り込み、次の会議のため大田市場へと向かった。今回の太田市場訪問は、全国花卸協会理事会に出席のためである。今回は木本会長のもと新体制になることもあったためか、いつもより多くの理事会構成メンバーが出席し、各産地の被災状況や次期総会開催、市場法改正による仲卸の役割などについてなど熱い議論が交わされた。
その後、場所を変え品川にて懇親会が開催された。ここでも引き続き熱い議論が交わされる。お酒が入ると少しぐらい砕けた話になるかなと思いつつも、延々と仕事の話が続いていた。
きっとそのような根っからの仕事人間である先輩方であるからこそ、深夜早朝勤務の厳しい業態である花き仲卸を長年営み、一時代を築き上げてくることができたのであろうと思った。そしてその姿勢にはまだまだ多くを学ばなければならないところもあると思った。またそれと同時にこれから変化していく流通に、どのように対応しながら、自らの道を描いていかなければならないのか多くを考えさせられた。
その後多くの皆さんは2次会へと向かわれたようだが、私はまだまだ用事があるので、先に失礼させていただき、いつものように新橋のホテルへと向かった。
今日も新しいプロジェクトやねこ茶屋など萌え~~とする一日となった。
さー明日も早朝の飛行機、早く仕事を終えて眠ります・・・・
今回の台風21号によって被害に遭われました多くの皆様、謹んでお見舞い申し上げます。また一日も早く復旧ができますことお祈り申し上げます。
また自然の木々や栽培されている多くの植物にも甚大な影響がでてしまい、とても悲しく感じております。
写真こそは控えさせていただきますが、弊社も万全な体制で臨んだものの、自然の猛威にはまだまだ力不足で敵わず、今までになかったような大きな被害を受けてしまうことになってしまいました。ご心配をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。
ただスタッフの努力によって、ハウスなど構造物の損壊こそありましたが、皆さんから預かった植物への影響は最小限に抑えることができたのではと思っております。
これからも引き続き植物の状況を確認しながら復旧をめざしてまいります。
今回の台風21号による被害は天災なので仕方がないという声が多いのですが、果たしてそうなのであろうかと思うこともあります。
このような大型台風や、猛暑などの今まで起こることがなかった、いわゆる異常気象は、ひょっとしたら人類による開発など、環境の変化が起因になっているかもしれません。そうであれば見方によっては、人災とも言えるのではないでしょうか?
私たちは植物を販売することで成り立っています。であるならば、誰よりも植物に寄り添っていかなければならない企業です。そしてその植物を育む自然、地球環境について真摯に向き合わなければなりません。
まだまだできていないところばかりで恥ずかしいですが、私たちはただ単に植物を販売する企業ではなく、このような災害の起因となる活動に歯止めをかけ、人類が誤った道を進もうとした時に、NO!と言える立場の企業になれるように頑張ってまいります!!!
深夜までの激論が夢であったかのような静かな朝を迎えた。そしてホテルの朝食をいただき、朝から満たされた気分であった。
そして昨日は三回目を迎える「花育」がありますと教えていただいたので、せっかくなのでどのようなものか見学に行かせていただいたのだが、私の勝手な想像では、りんどうを使った生け花かアレンジをするだけかなどと思ってはいたが、それは想像をはるかに超えていた。
りんどう生産者である斎藤正樹氏の作業場にて集合。そこにスクールバスが到着し、大きな声で「おはようございます!」と元気いっぱいの子どもたちが、10名ほど集まってきた。
そこでまず斎藤氏より今日の参加者の紹介と作業説明が行われた。斎藤氏の真剣なまなざしは、昨晩の激論しながら走り回っていた姿と全く異なる表情であった。
まず地元で生産されるりんどうの説明を行う。またおしべめしべの受粉の話など子どもたち全員の真剣な表情がとても印象的である。
そして少し離れた圃場へとスクールバスで向かった。そして実際に畑で育ったりんどうを前に、りんどうの説明と、収穫するタイミングなどを教えてもらう。
そして実際の収穫。子どもたちが大きく育った、りんどうの花を背伸びしながら一生懸命のぞき込んでいる姿がとても素敵に感じる。
そして収穫されたりんどうを再び、作業場に持ち帰り、今度は選別作業体験。全員が規格に合わせた選別を行う。
さらに流通用の箱作り作業も行う。
またアレンジ体験なども行われ、午前中で花育授業を終え、また元気いっぱい笑顔いっぱいでスクールバスに乗り込み帰っていった。
冒頭にも書かせていただいたが、見学させていただくまでは、地元のりんどうを使い、リサイクルした花器にアレンジなどを教えるものだと思っていたのだが、それだけではなく地場農業であるりんどうの説明から、生産から出荷までの農業体験も組み込まれており、本当に素敵な花育であると感じた。
このたった2日間であったが、自然、植物、生産者や子どもたちなど多くに人に触れ、大切なことをあらためて学ばせていただいた。その衝撃で心も身体も筋肉痛である(笑)
お世話になりました。ありがとうございました。素敵な2日間でした!!!
さて、宝塚でも地元産業である花卉園芸に関わる「花育・植育」をもっと積極的に取り入れ、地元理解と感性を高め、そして植物に触れながら地球全体を考える活動を企画中であるので、是非楽しみにしていただきたいと思っていま~~す。
昨晩からの海外との緊急のやりとりがあり仮眠だけして、大阪営業所へ向かい、バタバタのまま伊丹空港へと向かった。
今日の目的地は、岩手県 安代(八幡平市)である。
そして今回のプロジェクトはJA新いわて八幡平花卉生産部会&又右衛門(バラエングループ)による安代りんどうの産地パックである。一見単純にも見える産地加工ではあるが、私はとても意義深いものと思っている。
プロジェクト内容の概略は、新鮮かつ綺麗でありながら、少し長さが足りないために規格から外れ、通常流通されずに行き場を失ってしまうかもしれないりんどうを生産地でパック花に加工することで、鮮度抜群な製品かつ産地とエンドユーザーを繋ぐメッセンジャーとしてピカピカに輝いた道を歩いていただこうというものである。
伊丹空港をほぼ定刻に出発した飛行機は、少し遅れて無事 花巻空港へと到着。
空港には長年お付き合いいただいている方々が迎えにきてくださり、ミーティングをしながら現地へと向かった。
到着後、今回のプロジェクトについて、地元新聞社のインタビューがあったので、リンドウ部会会長と一緒にお話をさせていただいた。
そして昼からは生産者、市場、販売者によって、りんどうのパック加工作業を行った。
まずは、専用のスリーブ(ナイロンの袋)に切り花の栄養剤、メッセージカードを入れる。
そして生産者から届いたばかりのりんどうを3本の束にし、あらかじめ用意したスリーブに入れて、パック花は仕上がりである。
続いて出来上がったパック花を切り戻しして、鮮度保持剤入りの水が入ったバケツにいれる。そして段ボールケースに入れて出荷用のシールを貼り、冷蔵庫へ入れて今日の作業は終わりとなった。あとは明日のトラック便に載せるだけである。
久し振りの産地パックのため、少し時間はかかってはしまったが、無事予定数量を製作することができた。その過程では案の定、参加者それぞれの立場から意見なども出たり、問題点も出てきたりし、とても有意義な意見交換ができた時間となった。
そしてその後、場所を変えて、今回のプロジェクトチームが再集合して、食事をしながらの反省会を夜中まで行った。気がつけば日付は変わってしまったので、喉と身体を痛めながらの反省会はお開きとなり各自、自分たちの寝床に向かうことになった。
実は今回のプロジェクトは、発案から約10年以上というとても長い時間がかかったプロジェクトである。大きな反対があった訳でもないし、後ろ向きであった訳でもない、複雑なプロジェクトであった訳でもないが、何故か最後まで行きつくことができず、長い年月を要してしまった。
今回の安代りんどうのパック花の作業工程は、いたって普通の産地パックと言える。むしろ全く機械化されていない、ほぼハンドメイドに近いものであり、数量もわずかである。ただ今までより少し違うところや、優れたところがある。その辺を下記に少し触れたせていただく。
●日持ち保証販売
エンドユーザーが購入されてから、10日間という日持ち保証がついている。切花としては通常より長い期間で設定をされている。今後は2週間、14日間品質保証も検討をしたいと思っている。
●販売店認定制度
通常の場合は、代金決済などの基本契約があれば、誰でも仕入れは可能であり、仕入れた花は、購入者の裁量による自由な販売が許されるが、今回のパック花を販売するにあたって一定の資格が必要となる。またその販売方法にも約束事が発生するのである。それは・・・
・産地である安代に対して一定の知識を有すること。
・安代りんどうの店舗での取り扱い方、お客様の楽しみ方など一定の知識を有すること。
・上記のことや本プロジェクトの主旨を理解し、実際に履行し、積極的に販売すること
などが販売店の認定を受けるために必要になってくる。(※現時点)
そして当たり前だが、何より植物や産地、消費者への思いやりの心を持って販売していただくことである。
小売店舗を運営される方々によっては、何を上から目線でと仰る方も多くいらっしゃるかもしれないが、私は間違ったことを言っているとは思わない。むしろ自然と毎日向かい合い、長い時間植物と一緒に寝起きしている生産者が上から目線でいうべきではないかと思う。
また花を買う方は、当然生産地を選び購入する。であるならば生産地が販売者を選ぶことも別にいいのではないかとも思う。むしろその方がフェアなのではとさえ思うこともある。
確かに全ての花がそういう訳にはいかないし、そうなるべきとも思わない。ただブランド化をめざし、今まで以上に努力を重ねてきたものであるのであれば、私は販売者や場合によっては、お客さまを選ぶことは必ずしもいけない事ではないと思う。
今回のパック花は、全8回であり、正直その総数量も多くない。完売されたとしても、産地も販売者もそんなにも金額としては大きなウェイトを占めない。大型加工センターから出荷される量からすれば、雀の涙ぐらいの量である。
でもしかしこのパック花は今後大きな意味を持ってくると思われる。今では物流も整備され、生産者は身近な集荷場に持ち込むだけで、全国各地に配送されるようになってきた。購入側は、ネットなどによる在宅セリや前売りなどで購入ができ、配達機能なども整備され、店舗にいるだけで、花が届いてくる。とても便利な世の中になったものである。
ただ本当にそれでいいのであろうかと思うこともある。通信の発達で商品の良し悪しも確認はできる。でも生産者の想いをエンドユーザーに届けることはできるのであろうか?
私はこのパック花が持つ大きな意味として、生産者に見守られながら最終商品のパックを作り続けることで販売者やエンドユーザーへの理解が進み、以後の生産にも良い参考書になるのではと考える。そしてそのパック花に色んなメッセージをのせることで、生産者はエンドユーザーに直接語りかけることができる。一工夫加えればエンドユーザーの生の声を直接聞くこともできるのである。
私は流通が便利になる反面、このアナログな取り組みでしかできないことこそが必要となってくるのではと思っている。そのためには、作る数量や金額ではなく、しっかりやり続けることが大事であると考える。
そして生産する人、販売者、エンドユーザーが全体の流れを考え、互いの立場を理解し思いやることこそが、最終的に花きの消費拡大につながるのではと思っている。
ともあれこのような取り組みを真剣に考え、取り組んでいただける花き生産部会や関係の方々に本当に感謝である。みんなが同じ熱量で取り組みができたことで今回のプロジェクトを始動させることができたと思う。
まだまだ始まったばかりのプロジェクト。私たちの取り組みには賛否両論色んなご意見もあるかもしれませんが、双方が自分たちだけのプロジェクトとしてではなく、日本の花き生産・流通の一つの取り組みとして捉え、少ない量に真剣に向かい合い、これからは販売者が花を作り、生産者が花を売るぐらいの強い気概をもって取り組んでいきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。
今日は広島県三原市本郷を訪れた。最近国内外の出張やイベントが続き、中々休みがとれなかったが、予定していた出張が延期になり、急遽丸一日という貴重な時間が天から降ってきたので、先日の大水害からずっと気になっていた広島へ行こうと思い立ち、お世話になっている古田氏に連絡。そして受け入れていただけることになった。
朝、4時30分出発。7時30分ごろに三原駅に到着。三原駅は初めての訪問。
まずはたこちゃんが出迎えてくれた。どうやら三原はたこの街らしい?タコを見つめながらブラブラしていると、そこに今回お世話になる宮田さん、くみさんが迎えに来てくださった。
そして、車に乗り現地へと向う途中で、支援物資などを保存する倉庫からスコップなどの道具を、窓のないスーパー軽トラに積み込み、車2台で向かう。そして、現場近くのコンビニで、今回の参加の手配などをとっていただいた古田親子と再会、活動開始時刻までまだ時間があったので、宮田氏の案内で現地の状況などを見させていただいた。
ここは、土石流が起こった現場。今もまだ大きな岩が残っており不安である。
ここには、宮田さんの知人の家があったのだが、土石流に流されたとのこと。跡形も残っていない状況である。表現できる言葉も見つからず詰まってしまう。
ここも土石流による被害があったのだが、宮田さん、古田さんはじめ多くの方が支援に入り、少しずつ復旧が進んでいっていた。私たちの訪問を迎えていただいた時、とても温かく、いかにボランティアの皆さんによる継続的な支援が、被災された人々を支えてきたかが窺い知れた。
そして定刻9時に集合。そこで今日の活動場所と役割分担が行われ、注意事項などのガイダンスがあり、早速それぞれのチームが任地へと向かった。
私たち宮田チームは、2m近く浸水したお宅の壁や土の除去作業である。早速取りかかることにする。
とっても良く晴れていたのは良かったのだが、その分暑いのと、粉塵が半端ではない。マスクを二重にしてゴーグルをつけても、完璧には保護できないのと、汗でゴーグルが曇ってしまう。
そのような中でも、黙々と作業を進めていく。一見、か弱き女性にも見えるくみさんや古田さんの三女も、粉塵まみれの中、せっせと土を取り、運んでいく。それも苦しいそぶりをみせずひたむきに・・・
熱中症対策もあり、定期的に休憩をし、水分をまめに取る。そんな時、古田さんの三女がお手製のはちみつレモンをふるまっていた。学生時代のクラブ活動を思い出させてくれ力が湧いてくる。素敵な心遣いが胸に刺さる。
そして、一旦お昼で全体での作業を終えた。さらに私たちのチームは昼食後、やり残した作業を引き続き行ったり、仏壇や流しなど大きな荷物を運び出したり、キリのいいところまで行い、大まかな清掃をし、本日の作業を終えることになった。
このお宅は、中々大工さんなども順番待ちで来ないので、御自身で補修を行いながら頑張ると言っておられました。相当ショックな災害であったとは思うが、悲壮感も漂わせず、一緒に作業する姿、帰り際には、笑顔で最後まで手を振って見送ってくれていた家の方がとても印象的であった。くれぐれもお身体を大切にしながら、前に歩んで行っていただきたいと思います。ありがとうございました。
そして、本部に戻り荷物を降ろし、ここで宮田さん、くみさんとお別れ。短い時間でしたが快く私を受け入れていただき、素敵な時間をご一緒させていただくことができ、本当に勉強になりました。お二方の素敵な表情は眼に焼き付いています。是非またお会いできることを楽しみにしています。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
そして帰り際、別の場所で活動されているところを訪問。ほんの少しの時間でしたが、県内外の人が力を合わせ一生懸命取り組まれている姿を拝見し、さらに力をもらうことができました。
そして、今回ここに導いてくれた素敵な古田親子に駅まで送っていただき、帰路に着くことになった。その帰りの電車では改めて、この活動を通じていろんなことを学ばせていただき、貴重な時間を過ごさせてもらえたことをかみしめていた。
また私にとって広島は特別で、昨年オーストラリアの開発によって行き場を失い、途絶えかけていたバオバブの命を繋いでくれたというご恩がある。
そのお返しができた。そのお返しに来たというわけでもないし、そういうつもりもないが、ただただ感謝の気持ちが伝えたかった。そして文章は下手だし、しゃべりも下手な私には、実際に皆さんと一緒に行う活動でしかなかった。そんなわがまま勝手な想いを笑顔で受け取っていただけた皆さんには感謝でいっぱいです。本当に本当にありがとうございました。
作業中に宮田さんが言っていた。作業を終えると粉塵のせいか目ヤニでいっぱいになると・・・。
確かに、帰宅後このブログを書きながら既に目ヤニでいっぱいである。きっと宮田さんが言われたように、粉塵のせいであろう。
ただ私は、それだけではないと思う。私は仕事をする中で、さまざまな思いの人と出逢っているうちに、目が曇り自らの方向性を見失いかけた時もある。そんな私にとって、皆さんの笑顔での活動は眩しかった。その姿が目に焼き付き、曇ったものが目ヤニとなって出てきたのだろうと思う。
おかげで又右衛門の視界は良好である!!!
今日は、かわしまかずよ先生の生徒さんが主催されるパーティーにご招待いただき出席させていただきました。実は私、又右衛門は、かわしま先生の生徒の一人。ただ生徒の中で一番短く、できの悪い生徒であったのが私であったと思う(^^;) そのことは後ほど触れさせていただくとして・・・
今回いただいた招待状には、「かわしまかずよ先生はアトリエでのお花の仕事を引退され、次の夢に向かってスタートされることになられました。つきましては先生の新しい門出のお祝いと今日までの感謝の気持ちを込めて・・・・」と生徒さんからのメッセージが・・・。先生が素敵であれば、これまた本当に素敵な生徒さん。と感じながらの出席である。朝一番から用事を終わらせ、パーティー会場へ急行!そして昼頃に到着。会場はとても素敵に飾られた花が多くあり、熱気ではなく温かく優しい気が溢れていた。
受付を終えると、胸にはブートニアを。そしてWelcomeドリンクをいただき、生徒さんにすすめられ2階へと進んだ。2階の会場も素敵な花で飾られ、お洒落な飲み物や料理も用意されており多くの来場者でにぎわっていた。そしてそこには、先日かわしま先生の紹介にて鹿児島でお会いさせていただいたハーブやパンジー&ヴィオラの匠 庭人の片山さんもいらっしゃり、再会させていただいた。
片山さんは匠というだけでは足りないほど、頑なまでにパンジー&ヴィオラを愛し、自らの考えを貫き通す、現代には珍しくなってしまった先輩である。
そんな片山さんが又右衛門の生き様をご評価くださり、とても素晴らしい提案をもって来てくださった。是非来年には皆さんに驚いていただくことができる企画が提案できると思う。その助走を今年の年末にご提案できると思うので乞うご期待。
少しパーティーから外れてしまったので話を戻して、このようにかわしま先生には、自分の利害には関係なく、素敵な方を紹介していただける。きっとそれは私にだけではなく、多くの生徒さんにも同様だと思う。
フラワーアレンジメントの技術だけではなく、このようなお人柄が、多くの人を惹きつけるのであろう。
このように先生の少し若い写真も工夫し飾られていた会場は、本当に花も人も空気も素敵であった。 是非かわしま先生の~夢のはじまり~を大いに期待したいと思いながら、素敵なお土産もいただき会場を後にした。このようなパーティーにご招待いただき、心より感謝です。本当にお世話になりました。ありがとうございました。そして帰り道、このブログの冒頭でも触れたことをあらためて思いだしていた。それはかれこれ30数年前、私が花業界に入って間もないころのこと。あるご縁があってかわしま先生からはじめてのフラワーアレンジを教えていただく機会を得た。そしてその教室となる会場と私の会社との途中に先生のご自宅があったため、私が、レッスン終了後、先生をお送りする役を担った。そして初めてのレッスンで、たった数時間しか教えてもらってないにも関わらず、厚かましい私は先生に「どうでしょうか?」とお聞きし、先生からは「はじめてなのに良い感じでできています!」と言っていただけた。
普通なら喜ぶべきところなのだろうが、見た目にも飛び切り素敵なものが作れなかったと感じていた私は、自らの判断で「先生、私は自分が習うより、先生のような素敵な方と一緒に仕事ができる環境を作る方面で頑張ります!」と厚かましい言葉を残し、その後のレッスンは先生を送ることを役割とし、お花を習うことは殆んどしなくなった。
その選択が正解であったかどうかの答えはまだ出てはいないが、現在そのような形に進んでいるように感じている。かわしま先生にとっては一番短く出来の悪かった生徒であるかもしれない。
さらに先生と出逢ってしばらくして、私の叔父とかわしま先生が、とある職場でご一緒させていただいたこともわかる等、不思議な縁を感じている。先生とのご縁も叔父が引き合わせてくれたのかもしれないとも思える。
毎度ながら縁は本当に不思議で素晴らしい。私も先生からのご縁を大切にし、さらに拡げ、多くに人に繋げていけるように頑張らねば!!!
今日は、ガーデンセンターで注目を集めるオザキフラワーパークさまで、なんとこれまた注目を集めているWEBメディア『LOVEGREEN』やフリーペーパー『Botapii』の仕掛け人、石塚秀彦さん(ストロボライト代表)とのトークセッションが あり、朝一番の飛行機で都内へと向かった。実はオザキフラワーパークの尾崎社長とは、知り合いになってから、まだ8ヶ月ほど。さらに石塚代表とは、活動は拝見していても面識はないという状況でのイベントであり、シャイな又右衛門にとっては、少し不安なイベントでありながら、素敵な場所、素敵な方とのトークセッションであるためワクワク感もあり現地へと向かった。 そしてお昼前にオザキフラワーパークに到着。ちょうど尾崎社長は店頭にいらっしゃり、ご挨拶。実は先月シンガポールガーデンズ・バイ・ザ・ベイ訪問にご一緒させていただいたので、まるで近くの方に会うような感覚にも思えた。まず、オザキフラワーパークにあるカフェで、ランチをご馳走していただいた 。これはおすすめのランチ。まずはスターターにスープとオムレツ。続いて新鮮な地元野菜をふんだんに使ったプレート。素材が良いので味も良い。見た目も素敵なのでさらに美味しく感じる。最後にはコーヒーまでついていて、又右衛門はガソリン満タンとなった。 その後、打ち合わせで少し時間があったので、店内を見学。 エスカレーターや店内いたるところに私の写真やポスターを貼っていただいており、恥ずかしいやら嬉しいやらであった。
当然これだけ貼ってあったら、多くの人が私に気づき、にこりと笑っていただいたり、声をかけてくれたりした。
そしてトークショー前に石塚さんはじめストロボライトの方々、そして今回のイベントの立案企画などをしていただいた、とても頼りがいあるオザキの秋田さんとで、簡単に打ち合わせをさせていただき開催までしばし時間を過ごした。 そして定刻より少し遅れてトークセッションが始まった。司会進行の石塚さんに呼んでいただき、満員になった会場の皆さんから拍手で迎えられ入場させていただいた。その時、緊張はきっとMAXになっていた。
そして皆さんにご挨拶をさせていただき、席に腰掛け話を始めさせていただいたのだが、やはり緊張していたせいかはじめは少しギクシャク感があったものの、石塚さんの匠なリードで、口が開くきっかけを作っていただき、何とかペースを創ることができた。
最近講演などをする機会があるのだが、やはり100名近くになると中には数名、眠そうな顔をしている人が見受けられるのだが、今回はそのような人は全くおらず、さらにほとんどの人がとても温かい眼で私を応援するかのように見つめ、とても優しい表情で相槌を打っていただき、そのおかげで本当に気持ちよく、楽しく普段着でお話させていただくことができ、気がつけばアッと言う間に1時間半が経った。
その後質疑応答の時間を設けさせていただいた。とても熱心なご質問や応援メッセージをいただくことができ、 素敵なトークセッションとなったと思う。
トークセッション終了後には希望者には又右衛門シールと缶バッチを配布させていただいたが、ほとんどの皆さんがお持ち帰りいただいたようで、これもまた嬉しく感じた。
その後は売り場では多くの方が実際にオリーブや植物に 触れていただき、それぞれが植物のメッセージを感じ取っていただいたようである。
また来場者と記念撮影などをさせていただき、さらに熱い応援のメッセージや握手をいただくことができ、オザキフラワーパークさんでの素敵な一日を終えることができました。
今年になって幾度か講演、TV番組出演などさせていただくことができたが、その中でもこのトークセッションは心に残るものになった。 それはテキストを前においた講演やテレビカメラに話すような一方的なものではなく、目の前の素敵な来場者、素敵な会場、素敵なオザキさんスタッフ、素敵な石塚さんチーム、素敵なパートナーに囲まれてのイベントであったからだと思う。 まるで今まで純粋な小さな子供たちの前で行わせていただいた「又右衛門授業」と同じような感覚であったようにも思う。本当に皆さんのおかげで思い出に残る一日になった。素敵な機会をいただいた皆様に本当に感謝である。
またどこかで皆さんに再会できること、 新しい出逢いができることを期待し、植物のメッセージを抱えて世界を歩きまわりますので、見かけたら是非お声掛けくださいませ!
ではでは~~。ありがとうございました!!!
P.S.8/26(日)まで『Tokyo Wonder Botanical Summer! 30days!』と題しまして、
又右衛門プランツの展示即売会を行っております。またこのイベント以外にも本当に素敵な植物がいっぱい並んでいますので是非来店をおすすめします!!!
オザキフラワーパーク
住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台4丁目6−32
電話: 03-3929-0544
9日に日付が変わった深夜1時前に出発予定の飛行機が、約1時間30分ぐらい遅れる。それも特に何が原因かもわからないが、出発ゲートに長い時間待たされ、何度も並び替えさせられての出発に、多くの乗客がため息をついていた。私の眼にも明らかに不手際感が満載に写っていた。
そして機内に乗り込むが、楽器が大きく一苦労。でも何とか収まり、TAPポルトガル航空でリスボンへと向かう。
そして飛行機は遅れたがリスボンで1時間以上はあるかなと思ってWi-Fiにつなぎ作業をしていると、スマホの時刻と実際の時間に隔たりがあり、遅刻寸前と判明し、慌てて搭乗口へと向かう。
搭乗口は既に開いており、慌てて私も乗り込んだ。そしてさっきと同じように、大きな楽器を何とか載せて、今度は定刻よりやや遅れて、リスボンを離陸した。
そして約2時間30分のフライトでフランクフルト空港に到着。乗り換え時間は約一時間。フランクフルト空港は広く到着がAゾーンの一番端で出発はZゾーンだったので余裕がないので速足で大きな楽器を抱えて出発ゲートをめざした。
そして何とか時間内に乗り込むことができ、最後のフライトとなるフランクフルト発のルフトハンザ航空で関空をめざした。
フライト時間は約10時間30分。関空到着は10日朝である。そしていつものように機内で最後のブログを書いている。
今回、はじめてのセネガルで、限られた時間であったが、かなりうまく活動できたと思う。
最初と最後には結構 きつい洗礼もあったが、それもこれも含めてとても素敵な訪問であったと言える。
バオバブをはじめ素敵な植物にも出逢えた。
素敵なナーセリーとも出逢えた。
現地で活動される素敵なJICA職員・隊員の方々にも出逢えた。
更に在セネガル日本国全権大使閣下までも、私の訪問を歓迎していただき、激励のお言葉をおかけいただけた。本当に本当に感謝です。
そして厳しい環境でありながら、一生懸命生活をしている現地の人に多くを学ばされた。
そして今回のセネガル訪問を非常に価値あるものにできたのは何よりも現地で私のアシスタントをしていただいたTOMOさんのおかげである。彼女は私の行動を把握し、ホテルや車など全て手配し、訪問中の数日間フランス語やウォロフ語を駆使し、案内をしていただけた。ご自身も仕事をされているので全日程のお助けとまではいかないが、来られない日は電話でドライバーを誘導していただいたり、私に適切なアドバイスをしてくれたり本当に助けていただいた。彼女でなければこのような結果は無かったと言えるであろう。
私はいつも独りで渡航しても必ず素敵な人が現れ手助けをしていただける。本当に恵まれた男だと我ながら思う。
そしてこの国でもそんな素敵な人たちと一緒に過ごしたり、活動させていただいたり本当に有難かった。
またいつの日かお世話になった皆さんに一回り大きくなった又右衛門をお見せできるように頑張ります。
そしてまたお逢いしたいと思う。
今回も相変わらずの乱文、誤字脱字ひどいと思いますがお許しくださいませ。そしていつもお読みいただきありがとうございます。これで又右衛門 セネガルへ。を書き終えます。
素敵な人や植物が溢れる国。セネガル。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
そしてネコちゃん。元気でね(涙)