四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は新潟県立植物園で開催される公益社団法人 日本植物園協会主催の
第15回植物園シンポジウム ふるさとの植物を守ろう
ナショナルコレクション-貴重な植物を後世に伝える- に出席のため新潟へ向かった。
まず薄暗いうちに猫たちに見送られ自宅を出発。伊丹空港から新潟空港へと向かった。ただまだ台風の影響が抜け切れずに条件付きの搭乗となった。
搭乗口に向かうと、これが新潟行きの飛行機?と言えば失礼になるかもだが、ほとんどが若い女性で満席に近い状況であった。新潟って若い女性の人気スポットになったのかな?と思っていたらどうやらHey!Say!JUMPのコンサートがあるらしく、それで飛行機や新幹線も満席であったみたい。
そのような中、悪天候のため条件付きの出発ではあったが、定刻より少し遅れて新潟空港に無事到着。そこからバスで新潟駅に向かい、在来線で新津駅へと向かった。
そうすると今度は、新潟駅でやたらカメラを持った男性たちが多いなと思っていて、そのまま在来線に一緒に乗り新津駅に着くと、こんな列車が停まっていました。
私は、普段あまり電車には興味がないのですが、気がつけば一瞬「なんちゃって撮り鉄」になっていましたそこから送迎バスに乗り、11時ごろ新潟県立植物園に到着。
そして温室を見学し、園内を散策し、とても良い空気を吸わせていただいた。
そしてシンポジウム開催までほんの少し時間があったので、駆け足で隣接するフラワーセンターと美術館を見学してきました。
美術館ではリサ・ラーソン展が開催中で多くのファンが来館していました。
そして再び植物園に戻りシンポジウム会場へと向かいました。
今日の講演は第一部と第二部とに分かれており、どの講演も私にとってはとても勉強になりました。
会場では先日の広島市植物園で開催された総会以来となる日本植物園協会 岩科会長はじめ、広島市植物公園の島田先生や、大船フラワーセンターの榎本園長、以前一緒にTV出演させていただいた兵庫県フラワーセンターの土井先生との再会、また東京農大の大出先生、新潟県植物公園 倉重園長はじめ素敵な方々との新しい出逢いもあり、私にとっては勉強もさることながら、とても素敵な一日になりました。
早速、先生方から本日学ばせていただいたことを今後に活かし、ナショナルコレクション制度をより広く伝えていきたいと思います。
そして再び在来線にのり車窓から見える美しい夕日を眺めながら新潟駅へ到着。最後まで粘った飛行機は、コンサートの影響か満席でキャンセルも出なかったため、今日は帰れず、久し振りに新潟に一泊することに。
せっかくの新潟の夜なので郷土料理でもと思ったが、お酒は頂かないので、一人で居酒屋には入りづらく、それでも「だしかつ」というものだけ気になって
食べてみたくなり、思い切って居酒屋のカウンターへ。そしてぽつんと一人でいただき、逃げるように退散してきました。(笑)
以上。というような植物と食物と真剣に向き合った又右衛門の新潟での一日でした~~。
昨日スペインから帰国し、バタバタのまま、JF兵庫県生花 大阪植物取引所にて開催された第一回 大植大感謝祭に参加させていただきました。
今までは週の半ばに植物&資材にて開催されていた展示会でしたが、今回は?今回から?資材と植物が別日程となり、植物はこの週末の土曜日にて開催、仲卸としてパートナー企業である私たちも、このイベントを盛り上げたく出展をさせていただきました。
一部限定販売のご用意をさせていただいたところ、遠くは九州や四国から、とても素敵な方々にお越しいただくことができ、本当に有難く感じました。
またこの大感謝祭は、今までの展示会より、多くの生産者がお越しになられ、
さらに、以前よりわかりやすくなっており、個人的に出展者としてだけではなく、参加者としても楽しませていただくことができました。
また同じ出展者でも、普段お礼を申し上げることが出来ていなかった方々にお会いし、ご挨拶させていただくこともでき、とても良い機会になりました。
そして今回は、今までのお弁当ではなく、バーベキューがふるまわれ、お腹までも満たさせてらえました。
それも率先して焼いているのはこの凄いメンバー。藤原会長、東社長、吉田常務、展示会の仕切り役の赤井さま。さすがにこのメンバーに焼いていただくと、その味は格別でした。
何はともあれ、植物と食物を囲んで笑いが絶えない展示会に、厳しい業界であることも忘れさせていただき、元気をいただけたことは間違いなしでした。
次からどのような企画になるかは、まだ私はわかっていませんが、パートナー企業として、これからもめ―いっぱい頑張って、色んな方々をお呼びするお手伝いをさせていただければと思っております。
また先日、都内のオザキフラワーパークさまで開催されたトークショウで大変お世話になったストロボライト社のキラキラ輝いた素敵な方々もお越しになられて、色々お話をさせていただくこともでき、素敵な時間を過ごさせていただきました。
これからも色んな方々と一緒になって、花卉園芸業界を盛り上げていければと思っていますので今後ともよろしくお願いします~~~~。
まだ薄暗い早朝にホテルを出発し。バレンシア空港へと到着。
そしてチェックインを済ませ、飛行機に乗り込んだ。
短かったスペイン滞在の余韻に浸りながら、いつものように帰国途中の飛行機の中で、このブログ(又右衛門 スペインへ秋。2018)の最終回を書いている。
今回のスペイン訪問でも、新しい人や植物との出逢いや再会があり、とても有意義であった。
訪問させていただいたナーセリーでは、いずれも温かく私たちを迎え入れていただき、順調に仕上がっている日本向けの植物を確認することができた。
そして2年ぶりに訪れた展示会IBERFRORA2018でも、出逢いと再会を頻繁に繰り返した。
会場内を歩いていると、はじめてお会いさせていただいた方やFacebookを見ていただいている方など多くの方に「MATAEMON!逢いたかった。」「KANAOKA!よく来てくれた!」などと、とてもうれしいお声を掛けて頂くことができた。
また、私たちの活動を大いに評価してくれたうえで、「日本にはMATAEMONという信頼できるナイスガイがいるよと聞いていた。もっと早く会いたかった。」とまで熱い応援メッセージをいただき、正直涙が出そうなぐらいに嬉しかった。
このような言葉をいただけたことを心の支えにして、これからも素敵な植物を紹介し、日本からも素敵な植物や文化を伝えていければとあらためて強く想った。
そして昨夕、同行メンバーと離れ、独りで路地の一人掛けのベンチに腰を下ろして、今回の訪問などを回想していた。
すると、先ほどまでは、真ん前にありながらも全く気にならなかったベンチの存在が、妙に気になり始めた。
なのでその席に、今回の訪問で出会えた人を思い浮かべ、一人ずつ腰かけていただき、思い返してみた。
あの人から頂いた素敵な言葉、うれしそうに話す声が順番に聞こえて来るような気がして、何と表現したらいいかわからない素敵な感覚に包まれた。
そして最後の一人として、自分自身をその席に座らせて向かい合ってみた。自らを見つめ直すことで、少しは色んな面も見えてきたかもしれないと思う。まだまだできていない事ばかりである。
でも振り返るばかりではなく、しっかり前を向いて進んでいきたいと思う。一生懸命。
そして最後に、目の前にいる自分に「頑張れ!」と声をかけ、双方がその席をたち、それぞれ前へと歩き始めた。
今回も「又右衛門 スペインへ秋」を最後まで、お読みいただきありがとうございました。
このブログがアップできるころには、既に日本でまたどこかに向かっているかもしれません。ひょっとしたら皆さんの前にいきなり現れるかもしれませんが、その時は笑顔でご挨拶ができればと思っています。
ではでは~~~~。
いよいよ今週末「MATAEMON SELECT PLANTS 秋の感謝祭」が
JF兵庫県生花 梅田生花市場内で執り行われます。
日時 10月6日(土)9:00~15:00
場所:展示会会場入り口横の特設会場
当日、お持ち帰り限定の特価
※お取り置きは行いません。お取り置きをご希望のお客様は通常卸価格での販売となります。
※ローズガーデン プランツ/ローズガーデン植物部では割引対象外となります。
予めご了承下さいますようお願い致します。
★内容★
希少価値の高い「マクロザミア・ムーレイ」を3鉢限定で標準卸価格から50%OFF
幹高50㎝ 60㎝ 100㎝
定番種「ユッカ ロストラータ ブルースワン」を10鉢限定で標準卸価格から30%OFF
人気のサイズ、2headや3headなど
問い合わせが多い「アガベ」を30鉢限定で標準卸価格から30%OFF
「パラサナ ミートクロウ」や「モンタナ」など
また、人気の100年オリーブが20%OFFなどお買い得な植物が盛りだくさんとなっております。
普段、値下げを行っておりませんのでこの機会に是非ともご検討下さい。
※申し訳ございません。一般の方はご来場・ご購入いただけません。
明日は早朝帰国のため、活動日としては実質最終日となる。
朝一番、パートナーであるVIVEROS CANOSのマリアさんに迎えに来ていただき、今日から始まる花き展示会 IBERFRORA2018へと向かった。
1時間弱で到着し、受付を済ませて会場内へと向かった。まずは昨日からとてもお世話になっているVIVEROS CANOS社のブースに向かい、荷物などを置かせていただき、開場前からゆっくり見学をさせていただいた。
IBERFRORA はNO.1ゾーン、NO.3ゾーンに分かれていて、NO.1にはスペインのナーセリーが主に出展している。
そこにはオリーブをはじめとする大型の樹木から、デザットプランツなどスペイン産の特徴ある植物が数多く並んでいた。
中には新しくリリースされるもので興味深いものもあり、じっくり話をさせていただけた。
そしていくつかの新規取引先とお話をさせていただき、お昼にはふるまわれた名物の巨大パエジャをいただいた。
昼からはNO.3ゾーンの小型の鉢花や資材関連を出展するブースを視察させていただいた。
そのようにして、色んな展開をするブースを見学し、再びCANOSのブースに行き、しばしミーティングをしたのち、2日間のお礼と、年明けの出荷と半年後の再会を約束して、開場を後にした。
夕刻、ホテルに到着。いつものお気に入りのお店で最後の晩餐と短かった渡欧の打ち上げを同行チームで行い、各自ホテルの部屋に戻った。
そして私は、しばし一人で夕暮れのまちを歩きながら、この数日間の記憶をなぞり、その名残りを惜しんでいた。
さてと、明日は帰国。落とし物、忘れ物をしないで帰らなければ(^^)v
前回のブログにも書かせていただいたが、昨晩はパソコンを開いたまま、椅子にもたれかかって寝てしまい、深夜 目が覚めそのまま朝までデスクワーク。気がつけば出発の20分前だったので大慌てで、パッキングを済ませ、部屋を飛び出し、駅へと向かった。
駅のCaféでサンドイッチとコーヒーを買って、飲み込むようにお腹に入れた。そしてRenfeに乗り込みカステロンに向かった。予定より少し遅れて2時間少々でカステロン駅に到着した。
そこには私たちのとても重要なパートナーであるナーセリーの方が向かえに来てくれていた。そして再会を喜び合い、早速車でナーセリーの拠点であるヌレスへと向かった。
このナーセリーはデザットプランツと呼ばれるユッカ各種、ノリナ、ダシリリオンやアガベ類をスペインにおいて圧倒的な品質と量で出荷するナーセリーであり、世界中から引っ張りだこである。そして又右衛門を信頼していただき、日本での販売を全て託してくれているかけがえのないパートナーである。
そして30分ほどで到着。
さっそくオフィスにカバンをおいて、植物の仕上がりをチェックするために圃場へと向かった。
このナーセリーはいち早く、又右衛門専用スペース(日本向け植物 管理スペース)を取り入れ、高品質の植物を送り出してくれている。
既にこの中には来年早々に日本にやってくる逸品が入っていた。ブログ読者にはせっかくなので一部事前公開を
まずはこれユッカ ロストラータ ヒドラ このサイズまで大きくなったものはない。最初で最後の逸品であるかもである。
これぞ逸品と言えるノリナ ネルソニー トルネード。息を飲むほど美しいウェーブ。地元ではこのウェーブを私の髪型に似ているということからかMATAEMONタイプとかKANAOKAモデルなどと呼び、人気を集めている。うれしいばかりである。今回限定で注文品として入荷予定。
又右衛門スペースに入る前のものなどを少し紹介。これはユッカ ロストラータ メデューサ 初登場である。ユッカロストラータ ブルー・スワンのマルチタイプ。通常ブルー・スワンは枝分かれしないが、ごく一部枝分かれしたものが現れ、メデューサと名付けての販売となった。後にも先にもこの数鉢になるため入国したら是非見に来ていただければである
ユッカ フィリフェラ 大型のサイズである。これを並べれば城壁ができるほどである。
大きな商業施設やテーマパークでは活躍をしてくれそう。
これはダシリリオン ロンギッシマム いい感じで立ち上がっている。
これはユッカロストラータ ブルー・スワンの少し細いものでスタンダードと呼ばれるもの。通常のブルー・スワンは少し大きすぎるとの声もあり、少し工夫し細目にしあげたもの。価格も抑え、使っていただきやすくなっているかと思うのでご期待ください。
この他にアガベやカクタスなども多くあり、さらに高質な管理場所をかなり拡大しているので今後に期待をしていただきたいと思う。
ただアガベ類は、品質の良さからかなり引き合いが多く、この先2~3年先まで、注文待ちの状況である。また入荷次第報告をさせていただきます。
まだまだいっぱいアップしたい写真はありますがとりあえずはこの辺で。詳しい事はお問い合わせくださいませ~~~。
そして少し遅めのとっても美味しいランチをいただき、資材の購入などを行い、ホテルへと送っていただいた。
そして夜に再集合し、タパスを食べながらディナー会議を行い、時間が許される限り忌憚ない意見交換を行った。
さてと明日はイベルフローラ(展示会)視察。楽しみである。また報告をさせていただきます(^^)v
ではでは、今日はこの辺で。おやすみなさい。
今日から活動開始。今回のスペイン訪問は、限られた時間のため、毎日がバタバタになるかもですが、いくつかをピックしてアップさせていただきます。
まず今日は、毎回訪問時と同様に午前、午後に分けて、日本で代理店をつとめさせていただいているナーセリーを見学した。
まずは午前中。朝、ホテルに迎えに来ていただき、早速契約しているナーセリーに向かう。
このナーセリーは樹齢約1,000年のオリーブからポット苗までを扱うかなり大きなナーセリーである。
到着するとまずスペインのキジが迎えに来てくれた。そしてオフィスにて新体制になったチームの皆さんと挨拶させていただき、来年日本に来る予定のオリーブの生育状況確認と今後の取り組みについてミーティングをした。
テーブルディスカッションを終えて早速、又右衛門スペース(日本向け隔離栽培スペース)にある来年出荷のものの確認をした。このスペースは、地面と接点をなくすことで線虫の侵入を防ぎ、ネットによって害虫の飛来を抑制することで、より良い状況で植物に日本へ来ていただくために増設していただいたものである。通常の工程に、このことを付加することで、日本に病害虫が来る確率を激減させることへつながっている。ただ何事もパーフェクトはないので今後ともさらに技術力を高め良き施設にしていければと思っている。まずはテーブルオリーブ。順調に生育している。このボリューム感でこの低さのものは稀少である。良い仕上がりである。
昨年直ぐに売り切れたSafari。来年度は少し大きめであり、値ごろ感も良い提案ができると思うので、人気が出るのではと思う。
そしてわずかの限定数のみ入荷している高地にて育ったピレネー。比較的低温にも強く、枝の動きもあって面白い。この他にも樹齢300年のものなどをチェックしてきた。
この他にもスタンドタイプのものや、ちいさなものもあり、色々視察。ただ日本の国内産であるものは、価格だけの競争になるので控えたいと思っている。そして色んな圃場を視察。気がつけばタイムリミットとなり、視察を終えることとなった。この視察では深刻な病気など一切発見できず、安心して次の目的地に向かうことができた。
スタッフの皆さん。ありがとうございました。荷物の到着を楽しみにしています(^^)v
午後からは付き合いの一番古いナーセリーを訪問。私がスペインからオリーブを輸入するきっかけとなったナーセリーである。このナーセリーは、親子兄弟で経営をしているためとても安定をしているのが特徴である。
比較的大きなオリーブを特徴としている。最近では中国からの依頼も多いようで、盆栽のように仕立てたものが多く並んでいる。
その他にフィカスなどもあり、興味深いものもいくつかあったのでチェックをいれて、午後の視察を終えた。
明日は早朝に出発のため、アリカンテ駅近くのホテルに移動。
その後夜にセッティングされたミーティングまでの空いた時間に街歩きをしながら植栽などをチェック。
そしてミーティング終了後、深夜このブログを書いていると机を前に、椅子にもたれて眠ってしまい、早朝、書き足しています。さて今日は電車で移動。今からパッキングしていってきます(^^;)
大慌ての又右衛門です(^^;)
昨晩、天気予報をにらみながらパッキングを行っていたところ、台風24号により関西空港閉鎖のニュースが入ってきた。
万事休すかと思いきや、閉鎖時間は11時00分とのこと。私たちの搭乗予定の飛行機は10時30分のため、このままの台風の進むスピードであればギリギリ旅立てると、全てパッキングを済ませた。
そして、明日の朝が大雨ならスーツケースを積み込むのが大変だと思い、小雨の中、濡れながら、夜のうちに車に積み込んだ。
そして早朝、ご飯を欲するネコたちの頭をなでながら出発のため家を出たところ、雨は降っていなくて、少し微妙な気持ちになった。
そして本社に向かう途中、再度 氏神様に、出発後の日本にいるスタッフと植物の安全、良き出張になることのお願いをし、本社に車をおいて最寄り駅にスーツケースをゴロゴロしながら向かった。
その途中では、はじめて会う三毛猫ちゃんに遭遇。「いってきます」と手を振ったが無表情であった。
そして電車とリムジンバスを乗り継ぎ関西空港へと向かった。
向かう途中ニュースで何度も良く見た関空大橋を渡った。すると事故のため有料道路の料金所には、通常のようにそのままは入れず、一旦関空島に上陸して、Uターンして料金所を通過するという特別措置が取られていた。
そして定刻、空港に到着。訪問先のお土産を購入し、自動チェックイン。
カバンを預けると、今日の便は台風接近のため30分繰り上げて出発するとのことで、お気に入りのお店で、朝食を詰め込むように食べ、慌てて搭乗ゲートへと向かった。
そうしてアナウンス通り、30分前に搭乗し、一旦 オランダスキポールへと向かった。今回のフライトも、最高峰ではなく最後方の座席であったので比較的空いており、気兼ねなく到着までの11時間半 山積みである原稿の作成やデスクワークを無心でおこなうことができた。
出発予定時刻を1時間以上過ぎて、やっと出発。
予定より1時間遅れでアリカンテ空港に到着。その後、タクシーでホテルへ向かい、自宅を出発して24時間ぐらいで本日の目的地であるホテルに到着した。
今回のスペイン訪問は、いつもより日程がタイトなため、バタバタになるので
しっかりと頑張ります。
さてと、日付も変わったので、そろそろ眠ります。明日からの訪問で公開可能なものはFacebookとブログでアップします。非公開のものをご希望の方は、ハッキングされないようにテレパシーもしくは寝言で送りますので、希望者は受けとる準備をお願いします。(笑)
日本は大丈夫かな~~。かなり気になる。
ではでは、おやすみなさい。また明日!
今朝は早朝、氏神様に参拝をして、大阪営業所へと向かった。そして渡航に必要なお土産や資料を積み込み、再び宝塚へと戻った。
そして講演前から体調不良があり、発熱もしてきたので市販の薬だけではまずい・・・と思い、以前からお世話になっている病院へとかなり久しぶりに向かった。そこで昨日までの症状を伝えると、少し別の部屋で検査をすることになった。
結果は「人にうつすことも無いので、無理さえしなければ問題なさそう」だったのでホッとした。
別室で検査結果を待っていた時、私のことをよく知っていただいている素敵な看護師のお二人が患者さんがいなくなった時を見計らって部屋にこられ、以前私がテレビに出ていたのを観て私の活動に共感していただいていたようで、一緒に写真を!とのこと。
むくんだような疲れ顏の私であったので、恥ずかしいなと思いながらも、お声掛けいただけたのがうれしくて、一緒に撮っていただきました。そして無理せずにね!と親切に送り出してくれた。さすがにまたおいでねとは言わなかった(笑)
そして病院を後にし、隣の薬局でお薬をもらう頃には、不思議に結構回復してきて、薬も飲まなくてもいいのではと思う状況になった。きっとそれは先生や看護師さんが熱く応援してくれる気持ちが伝わり、精神的に支援されたからかなと思う。本当に有難い気持ちである。
そして危ないので車は本社に駐車し、電車で梅田へと向かった。今日は昨日の富国生命ビルからUMEDAIガーデンイベント広場に場所を変えて開催された植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”の第2弾に参加してきた
そのメインは、レモンキッズ大募集!と打ち出したレモンを育てながら学ぶという、親子で参加するワークショップである。
ワークショップでは、大阪大学名誉教授の小林先生が親子での参加者に、レモンのお話として育て方や収穫、そしてそれを食べることなど、実際に配られたレモンの木を前に話されていた。中には実がなったレモンの木を見るのが初めてのお子様もいて、とても熱心に話を聞かれていた。
また「ヒミツの森のかくれんぼ~みかん積み放題チャレンジ~」や「Osaka Midori Market」としてオリーブの特別価格での販売、「大阪スクールオブミュージック専門学校 シンガーライブ with 白井大輔」によるFREE LIVEが行われた。
この日は皆さんが知っている通り、近づく台風の影響で、かなり風雨がきつく、イベントをするには最悪の状況であったが、それでも熱心な親子をはじめ多くの人が参加されており、このイベントの必要性を強く感じた。
さらに、レモンに向かい合う子どもの真剣なまなざしを見ていると、、これからも大人としてこの宝物である子どもたちを守り、育てていかなければならないなど、多くのことを学ばせてもらえたように思う。
そして残念ながら私は輸入貨物の受け入れ確認と、台風への備え、明日からの出国準備のため、皆様より早めに、この会場を後にして戻ることにした。
さて明日は関空から10時30分発の飛行機で出発予定。果たして飛ぶのであろうか???
25日にオーストラリアから深夜に帰国、翌日26日は特別な依頼をうけ、名古屋に向かった。そして27日はデスクワーク&宝塚の観光についてのディスカッションを市内で行い、あっと言う間に帰国後の3日間が過ぎてしまった。
そして28日は午前中に大阪青年会議所の大先輩のところに、大阪の「みどり」についてご相談に行った。その後、午後からは樹木女医で活躍される後藤瑞穂さんと合流して、本日の講演会場である富国生命ビルへと向かった。今日は、植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”第一弾として「第一回 名木シンポジウム~日本の力:みどりのチカラ~ 歴史を語る大樹」が開催され、その講演者としてお招きをいただいた。
講演者は日本を代表する様々な取り組みをされている方々であるため、定数を超える申し込みがあり賑わっていた。
まずは基調講演として小林昭雄先生(大阪大学名誉教授/テラプロジェクト 理事長)が「森林の力を次世代に活かす」という題で講演、集中されたとてもいい空気感でスタートした。
その後 わが社の名木(歴木)として
●奥重貴(伊太祁曽神社 禰宜)さまが、木の国 五十猛命や伊太祁曽神についてなど、神様にまつわるお話を聞かせてくださり
、神さまへの信仰心が強い私は、とても興味深く聴かせていただいた。
●池田聡寿(池田木材 代表取締役)さまが、縄文杉の話や遷宮のときに使われた木材の話など聴かせてくださり、とても勉強になった。
●小出英詞(住吉大社 権禰宜)さまは、住吉大社について、松と海、住吉模様のいわれなどを教えてくださり、とても興味深く勉強になった。
それにしても、奥禰宜、小出権禰宜といい、その滑らかな口や惹きつける話術は、まさに神業?と言えるぐらいでプロ顔負けのものであった。
そして休憩をはさみ、
●後藤瑞穂(樹木女医)さまが「樹木のチカラで世界を豊かで、美しく平和に」と題し講演され、樹木医としての活動やその使命、神木を守る運動について面白おかしく聞かせてくださった。とても実践に役に立つものであった。
●四代目 金岡又右衛門(日本みどりの研究所 代表理事/バラエングループ 代表)である私は、「世界の名木紹介」とお題をいただいたので、今まで数十か国周った中から名木を紹介しようと思ったが、あまりに時間が足りないため、今回はバオバブにスポットをあてて、世界で三カ所(アフリカ大陸、マダガスカル、オーストラリア)に自生するバオバブの写真とその用途、実際に足を運んででしかわからないことなどお話をさせていただき、最後にそのようなバオバブが危機にひんしている現実と、それを回避するための又右衛門プロジェクトについてお話をさせていただいた。
●黒田眞路(國六)さまがトリをつとめられ、森林の話し、木々に対するお考えなどを聞かせてくださり、多くをうなずかされ、その取り組みの大きさに驚かされた。
講演終了後、時間がおしていたが、小林先生がファシリテーターとなり、吉岡秀 様(産経新聞社)、吉川雅之 様(京都薬科大学名誉教授)、大槻憲章 様(おおさか緑と樹木の診断協会)との討論会が開催された。何分短い時間であったので、みなさんが完全燃焼とはいかなかったかもしれないが、このような素敵な方々のお話を聞かせていただくことができた。
それも無料で。参加者の皆様には、とてもいい機会になったのではないだろうかと思う。
そして終了後、希望者による懇親会が開催され、とても多くの
方と交流をさせていただくことができ、素敵なご縁をいただけた。また私たちのバオバブにたいしての活動を非常に評価いただいた。
多くの方からお声をかけていただけ、とてもうれしく思えた。
今回、このシンポジウムで一番多くを学ばせていただいたのは、私自身かもしれない。
このシンポジウムが今回の第一回で終わるのか?それとも大きなうねりとなり、育っていくのか?どのようになるかはまだ明確には見えてはいないが、是非、今後も続けて
いっていただければと思う。
さて、明日もフェスタがある。天気が心配だけど無事開催されることを祈っています~~。