四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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11月11日~13日の間、東京ビッグサイト 青海展示棟にて開催されたフローラル・イノベーション2020に無事出展することができた。
準備や打ち合わせのため、2日前に現地入りすることとなり、9日朝一番の飛行機で伊丹空港から羽田空港へと向かった。
会場到着後ほどなくして、大阪からのトラックが到着。そして仙台からのメンバーも到着し、早速ブースの設営を行った。
まずはブースの中心に樹齢約300年のオリーブを配置。これは三田農場から運んだもので、背が低く仕立てた逸品である。
オリーブ周りのカウンター右側では、学習プログラムとしての果物と花のアレンジ、マダガスカルプロジェクトを紹介。
「日本みどりの研究所」の活動報告や「みどりのサンタ」プロジェクトの紹介。
その横には、今春、バラエングループに加わったマリネックス社の製品と取り組み紹介。
ブースの右側は、ハイトカルチャー社と共同ですすめるプロジェクトであるセラミック栽培式植物工場を展示し、その上部にバラエングループの活動と150周年に向かっての取り組みなどを映像でお届けした。その横には又右衛門が各圃場からの剪定した葉を中心にドライの花材などを加えて生け込みを行なった。
ブース左側には100年オリーブに、大阪欄間、さらにこれも又右衛門が龍をイメージした生け込みを行い、鉢植えの生花と資材、そして又右衛門を組み合わせて、バラエングループの活動を集約したイメージを表現したコーナーを作った。
その後設営メンバーと食事を終えて、各自部屋で明日からの準備を行うことになった。
さ~いよいよ明日からの展示会本番。COVID-19の影響がかなり心配ではあるが、それ以上に楽しみがいっぱいである。
今週は目の前の展示会の準備や、あるプロジェクトの重要な打ち合わせ、東京でのプレゼンやメンテナンスなど朝から晩まで毎日が慌ただしく、あっという間の1週間であった。
そのような中、とっても私を癒してくれる1枚の絵が届いた。
その絵は、少し前、奈良に行ったとき偶然に通りかかったお店に引き寄せられるように入り、偶然にも画家さんに出逢い、その場でお願いしたものである。
約1か月たった今に届き、封を開けた時、驚きというか嬉しさに涙がでるほど感動した。
全ての疲れを癒してくれるほどの感動で再びお礼にいかなければと思うほどであった。
その絵がこれ
蓮、ハク、ちー、キジ…とっても特徴をとらえていて素晴らしいと思う。全て違う場所、違う時に出逢った保護ネコちゃん。でも本当の意味では保護してもらえているのは、私のような気もする。みんな家に来てくれて本当にありがとう!
そして素晴らしい絵をお書きいただいた糸井先生本当に感謝です。また伺います。
今日は朝からいくつか重要なミーティングを終え、夕方からリーガロイヤルホテル大阪で開催された一般社団法人 大阪青年会議所 創立70周年記念式典に出席した。
開会とともに、国歌斉唱、JCソング斉唱。JCI Creed唱和、JCI Mission並びにJCI Vision唱和、JC宣言文朗読並びに綱領唱和である。
現役を卒業しJCIセネターメンバーとなり16年になるが、リーガロイヤル大阪の光琳の間にて国歌や綱領唱和をすると、自然に背筋がビシッとなるのと、懐かしさや、現役の頃と今の自分を見つめ、何故かわからないが目頭が熱くなった。
引き続き、吉村知事のビデオによる来賓祝辞、理事長挨拶、私の入会時の紹介者でいらっしゃるセネター会 山本会長の挨拶があった。皆さんの挨拶を聞いていると、人前で話すのが苦手な又右衛門とは違い、堂々と胸を張り話される姿が、とても眩しく感じる。
その後、対談形式で宮田裕章氏、八木早希氏、小倉理事長の話を聞かせていただき、宮田氏の「最大多数の最大幸福から最大多様の最大幸福」やリアルとデジタルについてなど、多くを学ぶことができた。
閉会後は場所を変えて先輩後輩たちと話をし、現役時代に戻れたような気がしてとても心地よい時間となった。
私は、大阪青年会議所にはたった4年間しか在籍していなかった。というか入会したのが36歳であったため、最大4年間しか在籍できなかった。
その4年間のうち、新人研修とも言える1年間、日本青年会議所 国境なき奉仕団への出向、理事長の活動を間近で見ることができた幹事時代の1年間、多くの研修をしながら学び、みんなに支えられて最短期間で出馬した理事選挙などの副委員長時代の1年間、そして理事に選ばれ人間力育成委員会委員長として、委員会メンバーに支えられJCIアジア大会で受賞したモンゴルミッションや大阪まちウォーク事業などおこなった。
振り返れば多くの方々がいる中で、毎年多くの賞をいただくことができたのは、私が優れていたとかは全くなく、ただただひたむきに実直に活動を積み重ねていくことで、多くのチャンスを与えていただけたからだと思う。恐らく今の私が這いつくばってでも頑張れる力を与えてくれたのも青年会議所のようにも思う。本当に感謝である。
これからもこの感謝の気持ちを何とか形にして、多方面にお返しするように頑張っていかなければならないと強く想い、思い出に浸りながら深夜の高速道路を車を走らせ、帰宅の途に就いた。
月末に向けて、展示会の準備や進行中のプロジェクト、また新しい取り組みなどでバタバタの日々が続く。
そのような中、以前ハウスメーカーへの講演の機会をいただいた、京都 cotohaさんを訪問した。講演は、新型コロナが蔓延する前であったため多くの関係者にお越しいただき、密に近い状態でお話できたことが懐かしくも感じる。
京都 cotoha代表の谷奥さんは、インドアグリーンでユニークな取り組みをされており、活躍中の方である。そして今回はまた新しい取り組みについてのディスカッションができた。乞うご期待である。
また土曜日には以前からお世話になっている岩田公雄さんとご一緒することができた。
岩田公雄さんは、様々な番組の司会や解説をされておりテレビ画面でよくお見掛けする。又右衛門も幾度かスタジオに呼んでいただいたり、別に席を設けていただいたり、また青年海外協力隊の活動支援などでもご一緒したり、本当に懇意にしてもらっている。
岩田さんは自ら「生涯ジャーナリスト」と言われるだけあり、現場現地での活動を重視されていて、それは私の活動と通じているところもある。実際に様々な国々の第一線で活動されてきた素晴らしい方である。そのような方なので多くの分野の生きた情報を持っておられ学ばされることばかりである。
このような方が私のために飛行機の時間を遅らせてまでお会いいただけることは本当にありがたく思う。
岩田さんとは、コロナ禍で長く話すことができなかったが、久しぶりにお会いして又右衛門の活動報告をすることができ、世界情勢をはじめ様々なお話を聞かせていただき、また今後についてのアドバイスもいただき、とても有意義な時間となった。
そして帰る途中、様々な情報や連絡が飛び込んでくる。内容は、よし!とガッツポーズが出るものから、ガックリ肩を落としてしまうような連絡まで・・・。
しかしどのような状況であっても今までの私とは違う。視界はきっと拡がると信じている。
山あり谷あり。苦労人知あり(クロードチアリ笑)。
苦労した分、いろいろ学ばせてもらえていると思う。全てに感謝である。
以前から触れている「フローラル・イノベーション2020」について、出展内容が大まかに決まり始めているのでブログからもご案内を。
【世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。】
この度、バラエングループ創業140周年を機に、11月11日から13日東京ビッグサイトにて開催されるフローラル・イノベーション2020に出展することになりました。
そこで私たちは10年後の150周年に向けて、魅力的な植物、新しいシステムや製品に加え、今まで培ってきた技術やネットワークを活かし “健康な植物(みどり)で社会の課題を解決する。” ため、「健康な植物」「農業」「環境」「教育」をテーマに、限られたスペースではありますが国内外でのバラエングループとして様々な取り組みをご紹介したい思っております。
具体的には、
●環境に配慮した植物、植栽メンテナンス、ガーデンデザインなど
●デザットプランツによるローメンテナンスガーデン
●日本人の美意識と感性によるデザイン
●農林水産物の有機生産 管理システム
●海洋性珪藻土抽出液「マリネックス」の紹介
●環境改善システムおよび資材の提供(土壌 水質など)
●省スペース セラミック栽培式植物工場(国際特許)、セラミック栽培植物「セラテリア」
●自然環境学習(植育)プログラムの紹介
●その他 《みどりのサンタ》《マダガスカルプロジェクト》などバラエングループの活動紹介
展示会には私四代目金岡又右衛門、デザイナー矢野など3日間展示会場にいる予定です。
現在12日13日の事前予約が比較的空いているようですので、是非皆様と植物談義をできればと思っております。11日も事前予約を多くいただいておりますが、当然ブースはご覧いただけますし資料もお渡しできますので是非お越しくださいませ。またアポイントを入れていただければ確実にその時はブースにいるようにいたします。
それとお越しの際は、必ず事前登録をお願いします。皆様との出逢い、再会を楽しみにしております。
今日は暗いうちから宝塚を出て、大阪営業所で車を乗り換えいざ出発。
うちの輸入植物の管理を行っている幾田くんがとっても良い感じに育ててくれたアフリカ バオバブと一緒に名古屋へと向かった。
朝が早いため高速道路はすいていて順調に走行。ただ、バオバブはしっかり根が出ているといっても大きな胴体なので急ブレーキは根を切ってしまう可能性もあるので、慎重に慎重を重ねての走行になる。
寒暖差が激しいためか山間部ではモヤがかかって少し水墨画のような感じで幻想的なところがある。本当は写真を撮りたかったが何せ運転中のため、サービスエリアで車を停めて撮ったので、イマイチ。お許しを。
そしてサービスエリアのコンビニでコーヒーを買って、引き続き高速道路をひた走る。毎度ながら亀山付近でナビと案内板に惑わされ、少し道を間違えてしまったが、無事目的地である東山動植物園に到着。
早速、普段より交流している谷口園長にご挨拶し、中々お目にかかれない、ずんぐりむっくりのとても素敵なフォルムのバオバブをお届け。スタッフの皆さんにも、とてもよろこんでもらい、そのまま温室の植物たちに仲間入りすることとなった。
東山動植物園は、前日にキリンの赤ちゃんが生まれたことをニュースでも取り上げられ、注目が集まっているとのこと。
いっそちょうどこの日に又右衛門が谷口園長に見守られ無事バオバブの赤ちゃんを産みました!と投稿しようと思ったが、あまりにもやり過ぎなフェイクニュースのため、ここは自粛することになった。
その後、改装中の温室を見学。古き良さを感じることができる。宝塚の温室が残念ながら解体されてしまったため、最古の温室であるかと思う。
現在東山動植物園は改装中のため全てを見ることはできないがそれでも魅力的。来春のオープンが本当に楽しみである。
そしてしばらく谷口園長と今後のことやイベントのことなどのお話をして、引き続き魅力的な植物をお届けすることなどをお伝えし、植物園を後にした。
又右衛門が現地で出逢い、縁あって日本へ来てくれたバオバブ。友達がいっぱいで、多くの人に可愛がってもらえる、とても素敵なところに行くことができて本当にしあわせだろうと思う。同時に、何となく安心した気分になれたのは、まるで嫁に行かせたような感じかなと思う。ともあれ元気に暮らしてくれることを願っています。「バオバブくん。また逢いに来るね」
そして再び車に乗って、岐阜へと向かった。目的地近くに少し早めに到着したので、花フェスタ公園へと行ってみた。思っていた以上に賑わっていて、何だか私まで嬉しくなってくる。空いていたら少し見学をと思ったけど、結構な人出であったので、また改めて来ることにして、目的地へと再び向かい、途中のコンビニで遅めの昼食をいただいた。
そして目的地の岐阜県立国際園芸アカデミーに到着。
今西学長とは何度かお会いしているが、今回のようにゆっくり時間をとってお話するのは初めてである。
学長から施設の概略や教育方針などを聞かせていただき、その後、前田先生とともにアカデミーを案内していただいた。
生産ハウスに実習授業、またコンテストが近づいている生徒は作品制作の自習を行っていた。その現場にいきなり学長と一緒に入っていったのだが、素敵だなと思うことがいくつかあった。
その一つは、見た目このような私が入っていっても気をとられない程に集中していること。そして良い意味で学長との距離感が近かったこと。そして目が輝いている学生が多かったことである。園芸をやらされているのではなく、自ら進んで園芸の世界の門をくぐってきているだけのことがあると感じた。機会があればここで育った学生たちと将来何かできれば面白いであろうと思った。
その後も学長から素敵なお考えを聞かせていただいて、多くの事柄で共感できることがあり、とてもワクワクする気持ちになると同時に、このアカデミーから世界で活躍する人を送り出すお手伝いができればと感じた。
そのような素敵な時間が経つのは早く、あっという間に帰阪することになった。さ~~次年度場合によっては面白い取り組みができるかもしれないと思っている。乞うご期待である。
でもいいな~~。若いって! 当然変な意味ではなく(笑)
そして再び車に乗り込んだ。今日の東山動植物園と国際園芸アカデミーでのことを思い返し、色んな取り組みを頭に思い浮かべながらの運転なので、睡魔に襲われることもなく無事に事務所へと帰ることができた。
今日も素敵な1日であった。毎日がこのような日であればいいのにな~~。
今日は大阪梅田界隈で開催される「梅田あるくフェス」に、一般社団法人テラプロジェクト専門委員 みどりのサンタアンバサダーとして皆さんと活動してきました。
梅田あるくフェスとは、「見つけよう!健康のために毎日できること」をテーマに、梅田エリア全体で健康活動に取り組むイベントです。ウォークラリーに参加しながら、健康にまつわる「体験」や「知識」を深める特設会場を巡り、ニューノーマルな健康に出会う1日。梅田の街を歩いてウェルネスライフを体感しよう!(主催HPより抜粋)」というイベントです。
そして阪急サン広場で「フード×健康 オーガニックマーケット」にテラプロジェクト監修のスーパーフードブースとみどりのトンネルを設けて、私はみどりのトンネルの前で来場者へのお礼とご案内をいたしました。
私たちのコーナーは、降り続いた雨と、コロナの影響で事前告知の制限、またお声掛けにも制限があり、正直来場者は多くありませんでしたが、そのような中でも、お越しいただけた皆さんには本当に感謝でした。
皆さんに励まされ、冷たい雨の中でも、みどりのサンタであるテラプロジェクトの中枢 峯平さん、とっても足が長く素敵なウィーキングスペシャリストの山口マユウさん、そして世界を周り過ぎて足がすり減った又右衛門は元気いっぱいです。
せっかくなので梅田 UMEDAの一字をとって峯平さんが「U」、マユウさんが「M」私が「D」をやったつもりでしたが冷たい雨ですっかり手足が縮こまってしまったため、キャイーンのようになってしまいました(^_^;)
雨が少し強くなりかけた時に他のブースを見学に行きました。
梅田のメインストリートをみどりのサンタが歩いていると、不思議そうに見られたりしますが、毎年繰り返しているおかげで、お声掛けいただいたり、少しずつみどりのサンタの活動「街にみどりを」が拡がっていっていることを感じることができました。
スタンプラリーの他の2か所でも情報交換ができたり、とても有意義な1日となりました。
雨に打たれ正直かなり寒かったですし、若かった頃ならこのような姿で人混みを歩くのに少し抵抗があったかもしれません。しかし今は、そのようなことよりももっとやらなければならないこと、伝えたいことがあるので、このような役割を与えていただけていること、皆さんと一緒に活動できること、胸を張って「街にみどりを」と口にできることに、本当に感謝と喜びでいっぱいですね。
今年はコロナ禍によって、みどりのサンタは中々、皆さんの前にて活動はできていませんが、何らかの形でいつも活動していますので、また皆さんにお目にかかれるのが楽しみです。
あっ!そのプロジェクトの一端が11月11日~13日の東京ビッグサイトで開催される展示会「フローラル・イノベーション2020」のバラエングループブースで初公開できるかもです。是非お楽しみに!!
今日は都内で開催されている二つの展示会に視察とミーティングを兼ねて日帰りで行ってきた。そのご報告をいたします。
朝まだ薄暗いうちに自宅を出発。いつものように伊丹空港近くの格安パーキングに車を停める。24時間以内660円とかなり良心的である。そしてそこから約12分歩いて空港に向かうのが常である。ただ今日は、相変わらず忘れん坊の私は、車内に忘れ物をしたのを思い出し、一度取りに帰ったため結局20分前かけて空港へ到着となった。
飛行機は、定刻に離陸。機内で少しデスクワークを行い、一つ目の展示会場である産業貿易センター 浜松町館に到着した。
●第5回オーガニックライフスタイルEXPO & 第1回SDGsライフスタイルフォーラム2020
会場に着くと、早速登録手続きを行い、見学する。ゆったりとした空間に、各地から環境を配慮した取り組みや、製品が提案されていた。
飲食物や衣類、雑貨、コスメなどが多く、私たちの業界からの出展は数社であった。ただ私たちも数年前からSDGsなど環境や健康に関わる取り組みをしているので、同じ業界からの出展を嬉しく感じた。
やはりこの展示会に出展されているだけあって、同じ方向性や意識を持たれていることも多くて様々な可能性を感じることができた。また久しぶりに会う活動家の方も出展されていて、再会を嬉しく思った。
ここでほとんどの時間を費やしてしまい、その他のブースを見ることができなかったが、興味深いブースもあったので是非来年はゆっくり見てみたいと感じた。
コロナ禍の影響もあってか比較的来場者が少ないこともあったが、すっきりとした空間に感じたのは、おそらく各ブースは環境を配慮し、展示会でありがちな大手企業が贅を尽くしたような派手なものでなかったからであろう。展示会の趣旨にそぐっていて素敵に感じた。
実は来月の展示会で私たちのブースも同じで考えで、廃棄物を出さないような展示をしようとしている。予算がないのもあるが・・・。
そうこうしているうちに時間が過ぎ、慌てて次の展示会に向かうために小走りで駅へと向かった。
そして電車を乗り継ぎ、海浜幕張へ向かう。途中考え事をしていたため車内アナウンスを聞き間違え、一つ早い駅で降りてしまい、タイムロスをしながら目的地の海浜幕張に到着した。
●第14回 国際ガーデンEXPO 同時開催 ツールジャパン、農業Week
幕張メッセで開催中のガーデンEXPOに参加した。この展示会はIFEXとして開催されたころから恐らくであるが5度ほど出展しており、私も5度ほど講演させていただいたように思う。長いお付き合いの展示会である。
ただ年々、リアルの植物を扱うブースは少なくなり、資材関係も減ったようで寂しく感じた。
中には間際まで出展をするか否かを検討され、結局出展を取りやめた企業もあった。明らかにコロナの影響である。しかしとても大きなブースであるにもかかわらず、出展を取りやめるという勇気も大企業で力があるからできることかもしれないとも感じた。
昨年多かった植物工場の出展は小型化になり少し減ったように感じる。その分、LEDライトなど周辺資材が目立ったように感じた。
農業に関する機械や微生物、腐植などの生産資材は例年のようであったのと、見学企業が少ないせいか生産農家が多かったように思う。もちろん曜日、時間帯もあるので実際については後の公式発表を参考にしていただければと思う。
主催側とお話する機会があったので、入場者数を聞いてみると前年の半分ということである。それでも今年になって訪れた展示会と比べるとはるかに多いと感じるものであった。
これは主催の努力であると感じた。
普通に考えると入場者数が半分であれば価値も半分という考え方もできるかもしれないが、展示会をさっと簡単に見学だけという来場者は少なく目的意識を持っている来場者が多いのではと思う。であるならば、むしろ商談としては例年と変わらぬ、もしくは例年より良い結果の出展社も多いのかもしれないと思った。
当然海外からの出展および来場はほぼないためインターナショナル感はなく、寂しくも感じたが、徐々に戻りつつある経済活動をこの展示会で感じることができ、来月の出展に向けて少し光がさしてくれたように感じた。
その後講演を拝聴したりしながら、素敵な方々とのご縁をいただき、マスクをしているにも関わらず私を見つけて「又右衛門!」とお声かけいただき、“ブログ見てるよ!” “LOVEGREENみてマダガスカルいきたくなったから案内して!”とかお声掛けいただけ、本当に力をもらえた。
そして気がつけば、蛍の光がなるまで会場にいてしまったため、慌てて幕張メッセを後にして、空港までのリムジンバスに乗るために、海浜幕張駅までダッシュで走り、息を切らして
バス停に到着し、ほどなくしてバスは出発となった。
そして車内のアナウンスでは「次は幕張メッセ」とのアナウンス。いったい私は何のために走り続けたのか・・・と一人で苦笑いをしながら、渋滞の高速で、一日歩き続けた身体を休めながら、いろんな取り組みを考えていた。
その後、最終の飛行機にて伊丹に到着。無事帰ることができた。
今回の二つの展示会を周ったことで、新しいことも思いつくなど、創造力と脚力が少しついたように思う。これからの厳しい環境でのビジネスには、創造力と瞬発力は必須である。多分体力も・・・。
そして何よりも実行力。何でも思いつくことは誰でもできること。それが本当に社会の必要とされるものか?社会実装するまでやり切れることができるか?が重要である。
今回、駆け足であったが全く雰囲気の違う二つの展示会を観ることで、多くを感じることができ有意義なものとなった。さてと、明日は大阪でのイベント。天気が少し心配だがまた新たな出逢いがあるかな?楽しみである。
週初めから来月に控える久しぶりの展示会の準備や植物工場の輸出に向けての準備活動に多くの時間をとる一週間になった。
というのも今回の展示会は、植物を並べて販売する販売会ではない。今年140周年を迎えたバラエンの、今まで培ってきた技術や知識を駆使して10年後の150周年に向かっての取り組みを発表するための展示会である。色んなことが盛りだくさんになってしまい、私の机の上のようにいっぱいになってしまう。それを素敵なパートナーたちが整理整頓をしてくれるのである。周りにとっては大変なことで申し訳ないが、この準備の時間は頭の中を整理するにはとても貴重な時間であり、ある意味展示会より意義ある時間かもしれないとも思う。
展示会の日程など詳細は別途アップしたいと思うが取り急ぎ・・・
■フローラルイノベーション2020
■日時:11月11日~13日
■会場:東京ビッグサイト
■URL:https://jma-agro.com/fi/
バラエングループが「健康なみどりで社会の課題を解決する。」ための植物、環境、教育の提案を紹介できればと思っています。すでに多方面の方から問い合わせをいただいているが、一人でも多くの方々とお会いできればと思っているので、時間がありましたら日程をお聞かせいただき是非お越しいただきたく思っています。
また週中には「新輸出大国コンソーシアム ジェトロ ハンズオン支援」採択いただけたプロジェクトの初めてのリアルでのミーティングを行うことができ、リモートではつかみきれなかったバランス感を得ることができ、方向性が徐々に見えながら動き出せるような気がしてきた。コロナ禍において、まだ海外に行ける状況ではないが、それまでしっかり練習をしながら、いつでもスタートダッシュができればと思っている。
まだまだ厳しい状況であるのは全く変わりがなく、考えようによってはさらにネガティブな要素が上がってくる。今週にリモートで行われた全国花卸協会の理事会では、一番厳しい時期は脱したものの、多くの仲卸からは今後について不安視しているとの声が多かった。
ただこの厳しい状況を打破するために、様々な機会にチャレンジをし、時には競い、時には手を繋ぎながら、決してへこたれることなくゴールをめざして、真っすぐに駆け抜けていこうと思う。グリーンを扱うアスリートとして・・・。
東北出張から帰り、あわただしく準備をして翌日から都内へと向かった。
今回はいくつかのプロジェクトのために、いつものように伊丹空港から出発。座席はほぼ満席。人の動きも結構戻ってきているように感じる。
羽田空港から直接現場へと向かった。今回の現場は渋谷である。そしてパートナーとの待ち合わせ場所は「ハチ公」前。さすがのおじさん世代である。ハチ公の写真を撮っている人はほぼおらず、しっかり「おのぼりおじさん」をしていた。
しばらくするとパートナーの登場。今回のパートナーは、半田氏である。半田氏は植物生産の他、植栽・緑化工事に精通する強力なチーム又右衛門のパートナーである。良い意味でのこだわりと現場力は素晴らしい。
そんなパートナーと明日植栽する案件の下調べに向かった。それは渋谷駅から歩いてほど近いところ。と言っても商業施設ではなく個人邸。渋谷駅近くに個人邸。その地価を聞くと驚きである。そのようなところに又右衛門が誇るシンボルツリーを植栽することになったのである。
一体どのような人がどのような植物を、そしてどのようにして植栽されたかなどお話したいのはやまやまだが、ここは素敵なご一族で大変お世話になっている方であるとだけ。完成したらまた皆さんにも公開できるかなと思っています。
現地確認を行い、下準備の進み具合をチェック。そして打ち合わせのため一旦新橋へと戻った。
新橋では食事をしながら明日の施工のシミュレーションを行い、久しぶりにゆっくり話すことができとても良い時間となった。
その後は各自ホテルに戻り、私はたまったデスクワークを行い、明日の工事の無事を願いながら眠りについた。
翌日、早速現場へ向かう。時間通りに大型クレーンと植物が到着。早速植栽開始。私の担当は全般の監修と土壌設計である。今回も特別な有機栽培農家などが用いる「マリネックス」や微生物資材などオリジナル土壌改良資材を用いた独自の土壌設計で行った。
植栽の監督はパートナーの半田氏。さすがの現場力である。おかげで工事は順調に進み、無事終了するまでを施主さんに見届けていただくことができ、近づく台風の降雨前に終えることができた。
そして再び新橋でミーティング。今回の工事を振り返り、次回へつなげるミーティングを終え、無事に終了できたことを祝ってトウモロコシ茶で乾杯した。気分は快晴である。
翌日は東京ビッグサイトで開催されているギフトショーへと向かった。今回のギフトショーへの訪問には3つの目的があった。
その一つは、ユニークな商品はないか?の商材探しで、いくつか気になるものを見つけることができた。
もう一つは、パートナーへの陣中見舞いと商談。
コロナ禍においても積極的にブースを構えて参加する前向きさは素晴らしいと感じる。そのようなパートナーと新しい取り組みについて話をすることができ良い時間となった。
そして、最後の一つ。それはこのような時期における都内の展示会の状況の調査である。
9月に大阪・神戸での展示会を2つ見てきたが、中々厳しい入場者数であった。そのような中、都内の展示会はどのような状況か?を実際に感じたかったからである。
というのも、来たる11月11~13日に数年ぶりにバラエングループとして展示会に出展をするため、どのような状況かを実際に確認するためのものである。
朝一番に会場を訪れたときには、正直人出はまばらで良い印象はなかったが、逆に効率よく回りやすかった。また、人気があるブースには人がたかっていて、ある意味、見た目に引きつけられるブースづくりや、タイムリーな提案がしっかりできていれば、失礼な言い方になるかもしれないが期待しているターゲットと会えるチャンスは多いのではないかとも感じた。
昼頃まで会場を視察していると結構来場者も増えてきて、少し曇りかけていたテンションにも晴れ間が見られるようになってきた。
その後は最後の大事な打ち合わせのため、会場へと向かった。
内容については守秘義務があるので書けないが、私にとっては土砂降りの雨のようなものであった。
それは誰が悪いとかそういうものではなく、自らの甘さが招いたもので、すぐに納得できないようなところもあったが、それも指導をしていただけたことであり、考えようによっては土砂降りではなく滝行であったのであろう。契約ごとなど人を信じて口頭でしてしまう私の甘さをきつく指摘してくれたのであろう。
会場を後にして帰る途中、冷たい雨が降っているのに、傘をさすことをも忘れてしまうぐらいではあったが、これもとてもいい勉強となったと思う。この機会に感謝である。
最終の飛行機に駆け込み、伊丹空港に到着。いつも見ているITAMIの文字が「傷み」にも見えるような気もしたが何とか切り替えながら明日には元気でありたい。せめて傘がさせるぐらいにまでは・・・