四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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先週末タイから帰国し、中1日で国内出張へと向かった。
今回はいつもお世話になっている赤い飛行機ではなく、青い飛行機で向かった。それは単純に目的地に行くにはANA便しかなかったのだが、快適に過ごさせていただいた。
ここでの活動は、大きな展開が期待されるので、今回のアップでは控えさせていただき、方向性が固まれば、あらためて報告をさせていただければと思っている。
週中は、前回のアップに書かせていただいたように、大阪府立桜塚高等学校にて授業の担当、そして週末は、以前に活動させていただいていた青年会議所の集まりに出席をさせていただいた。
今回の集まりは「2004年度社団法人大阪青年会議所20年目の理事会」である。
私は2001年に大阪青年会議所に入会させていただき、2002年には、日本青年会議所に出向、最終年度には理事をさせていただき、人間力育成委員会の委員長を務める機会をいただけた。
その際には海外ミッションの担当となり、モンゴルミッションを開催させていただいた。当時は本当に大変なことも多くあり、苦しかったこともあったが、このミッションを無事にやり遂げることができ、次年度のJCIアワードを受賞し、世界的に大きく評価されることになったことを誇らしく思っている。
ただもちろんこのような受賞をできたことは、一緒に活動してくれた委員会メンバーの協力や理事会メンバーの指導があってこそである。4年間という大変短い青年会議所活動であったが、本当に多くを学ぶことができ、今もその経験が私の活動に大きな影響を与えてくれている。
そして今日、その時の理事会メンバーと20年目に再会することができ、懐かしさの中にも、少しの緊張はあったが、本当に嬉しく思えた。
次に会えるのは、10年後に開催予定の30年目の理事会かな?その時にも皆さんも自分も元気な姿で再会できることを楽しみに日々を頑張っていきたいと強く思えた。
そのような1週間。まだまだ残暑が厳しいが植物と共に暑さに耐えて頑張ってまいります(^^)/
今日は大阪府立桜塚高等学校に招かれ、1年ぶりに訪問をさせていただいた。
今回の役割は昨年に引き続き、探求授業の依頼があっての訪問である。
授業のお題は「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」~健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する。」である。
そして昨年は私がスライドや映像を投影してのどちらかと言えば私の方から一方的な講義であったが、今年はグループディスカッションなどを組み込み、全員参加型の授業とさせていただいた。
そのおかげか、教室では笑顔混じりに積極的に関わる生徒が昨年以上に増え、話す私も楽しくあっという間の1時限となった。
さて今週を含めての全4回。資料作りをするのは少し大変だが、生徒の笑顔を見ることができるで楽しみになってきた。さ~~帰って早速ネタを仕込まなきゃだ。頑張ろう~~。
今回のタイでの活動は、バンコクから約3時間のところにあるナーセリーへ。このナーセリーとは初めて訪問した2年前から強いパートナーシップを結んでおり、タイにていち早く又右衛門エリア(日本向け養生出荷施設)を狭いながらも展開していただき、すでに日本にも届けていただいているし、現在もいくつかの植物を管理していただいている信頼できるパートナーである。
また他国に私たちのような特別な管理契約をしている訳ではないが、中東はじめ多くの国々に大型樹木を輸出している実績豊富なナーセリーである。実は前回のブログで書かせていただいたカタールの特別な方への輸出も、ここで一緒に根洗いをして、養生管理していただいてきたインド菩提樹である。
予定通り約3時間でナーセリーに到着。まずは先日連絡いただいたカタールへの輸出契約を行い、またその他に管理していただいているベンガレンシスなどの状態チェックを行った。
そして彼女から、ナーセリーを拡張したから、又右衛門エリアも拡張しますか?と声かけいただき、早速植物選びの前に候補地の視察をさせていただいた。
拡張エリアは約28ライとのこと。1ライは約1600㎡なので、東京ドーム約1個分である。そこから選んでいいよとのことであったので、風が良く通り、地盤がしっかりしている場所を選択。「この場所が良いです!」というと、すぐにOKをしてくれた。
そして文書までは用意していないが、みんなの前でしっかり握手を交わし、新たな展開に進んでいくことを約束することになった。今後どのような施設などを設置していくかなどは次の機会にして、今回日本から来ていただいたパートナーの植物手配のために、近郊の生産地周りをすることにした。
今回日本から来ていただいたチームは、以前から懇意にしていただいており、私たちの活動にも関心を持っていただいてきた。そしてタイにて希望の樹種生産を取り組んでいくにあたり、現地の植物を見ながら選んでいただくのが一番のため、時間を作ってきていただいたのである。
実際にいくつかの畑を一緒に周ると、私たちと違った視点もあり、とても参考になった。また実際に将来期待できる樹種選びなどもおこなうことができ、とても意義深い時間となった。
そしてここで選んだ植物を、午前中に視察した新しいエリアに移動をさせて、形をつけていきながらしっかり仕上げていくことになる。
さらに他のナーセリーから買い上げた植物もここで集約させてしっかり管理していきながら進めていければと思う。多少在庫を抱えるため先行投資も増えるが、行き先が大まかに決まっていることと、良い植物は早めに手配をしておかなければ、そう簡単に見つけることはできないため、思い切って投資していきたいと思う。乞うご期待である。そのようなことを考えながらの樹種選びは、さらに楽しく、気がつけば数百本の樹種を準備するまでになった。
まだまだゆっくり選びたかったが、時間切れとなったので後ろ髪を引かれる思いで、来月再訪の約束をして、この地を後にした。
そしてまた約3時間をかけてバンコクにもどり、今回の訪問予定を全て終えたので、チームみんなで最後の食事をとりながら、今回の訪問が互いにとってとても価値あるものであったことを確認し合うことができ、大きな達成感を得ることができ、またこの地での再会を約束して、それぞれの次の活動場所へと向かうことになった。
今まではナーセリーの一角を又右衛門エリアとし、日本向けの養生及び出荷の準備をおこなってきたが、このプロジェクトを進めることで、日本向け出荷から世界に向けて出荷するためのエリアとしていきたいと考えている。生産、それも海外となれば簡単なことではないのは容易にわかるが、バラエングループとしては他社にはない取り組みを進めていき、新しい扉を開いていきたいと思っている。
このような取り組みに共感いただける方々であれば、花き園芸業界の枠を越えて一緒に取り組んでいきたいと思っているので、是非、又右衛門にお声掛けいただければ嬉しく思います。
このような感じで、今回のタイ訪問を終えて、今から日本に戻ります。次回のタイは、今回進めた取り組みの進捗確認のために10月末頃の予定。既に9月10月と予定でいっぱいであるが、全て前に進むためのもの。楽しみである。
今回のタイ訪問も終盤になってきた。そしてこの日も生産地に向かう途中、驚きのニュースが飛び込んできた。それはタイにて又右衛門エリアの作っていただいているパートナーからの連絡であった。
その内容は、又右衛門エリアで管理中の植物が、カタール国の要人のところが迎え入れたいとのオファーがあり、話をまとめて良いか?との連絡であった。
それがこの樹である。インド菩提樹である。確か昨年に、私がとても気に入り、見かけてすぐに譲っていただき、その後すぐに根を洗い養生済みのものである。とても状態も良い。
この樹はどのようなところで使われるのかを聞かされ正直驚いた。そしてその方の庭に植栽をされるとのことである。残念ながらここでどのような方とは言えないが、日本でも同様の特別な方々の植栽にシークレットで携わらせていただいており、それはとても光栄なことであるし、樹も喜んでくれるであろうと思い、すぐにOKとの返事をさせていただいた。
この子が出発する時には、私は立ち会うことができないかもしれないし、再びカタールで見かけることも無理かと思うが、異国の地に行っても、是非とも長く元気に暮らして欲しいと願うばかりである。
その話を聞きながら、今回の海外出張のメインである植物を探しに車を走らせた。その植物とはバンブーサである。バンブーサは、日本の竹とは違い耐寒性はないが、耐陰性はある程度はある。そして日本の種のように横には拡がらず、株立ちになるのが特徴である。
その特性をいかしたバンブーサは、いつ?どこで?誰が?どのようにしては伏せさせていただくが、とても大きく重要なプロイジェクトであるので気合が入る。そしてこの日、目途こそ立てていたが、そのプロジェクトに相応しいバンブーサに見事出逢えることができ、そして早速、生産者と話し合い、約束を交わすことまでたどり着くことができた。
さ~~これからは半年かけて日本向けに出荷できるように準備をしていくことになる。簡単なことではないが何とか成功させ、パートナーとそのクライアントの喜ぶ顔を見るために気合が入れて取り組んでいきたいと思う。とても楽しみである。
今回は週末から週中までの間で、ほんの少しではあるが時間があるときにチェックしてきた商業施設の植栽を写真だけですがアップしておきます。
まずは比較的新しい施設のEMSPHERE
ここは滞在中の朝ごはんを買いに行ったりするため、タイへの出張時には必ず立ち寄っている。2023年12月OPENから1年未満であるが、植物は随分育ってきた。さすがタイ。植物の生長がかなり早い。
夜はこんな感じであるが、すでに悪くなってしまっている箇所もあるが、ぐんぐん生長し、天井に着いてしまうのも間近のものもある。
ついでに店内はOPEN時と変わらずのにぎやかな演出である。EmporiumやEmQuartierより新しいため多くの人でにぎわっている。
そして次はEmQuartier。
EmQuartierの外観は滝が流れるとても迫力がある植栽である。
施設内は、とてもすごいデザインの植栽が施されている。パトリック・ブラン氏である。ただデザインはすごいが、メンテナンスはどのようにするのであろうかと思ってしまう。そして近いづいてしっかり見てみると、メンテナンスが行き届いていないところを多く見かけた。せっかくの素晴らしいデザインであるが、メンテナンスができなければ、このようになってしまう。少し残念な気持ちがした。
最近又右衛門も著名なデザイナーや建築設計士などとお仕事をさせていただく機会が増えてきたが、毎回のように取り組み方に差異がある。建築デザイン事務所は、素晴らしい作品を作るために取り組んでいる。
もちろん私たちも、そのデザインにそぐった植栽を提供したいと考えている。ただ私たちはどうしても植物が健康に生長していくことができるか?引き渡された後の施設側は、良い状態を維持していくことができるであろうか?多くの費用が重なってしまわないか?などを重要視してしまう。
建築側はOPEN時がゴールであり、見た目にピークである。しかし植栽する者、施設側はある意味ここからがスタートであり、この先10年20年と続いていく。そして変化をしながら生長を遂げていかなければならないのである。ここが大きな違いである。そのため意見が食い違ってしまうのである。
ただいずれにしてもクライアントの要望に応え、より良いものを作っていく目的は皆同じであるので、設計時から各分野の専門家を交えていかなければならないと、この植栽を見つめながらあらためて感じた。
週末からの単独活動から、日本からチェンマイから素敵なパートナーがバンコクに集結し、初日の活動として、日本からのパートナーに、バンコクの植物流通におけるエンドユーザー向けにとっては入り口であり、私たちの業態からすれば出口に近い、まずはマーケットを案内した。
バンコクから少し離れたマーケットをいくつか、案内させていただいた。その中で以前からお気に入りの植物をいくつか再度見かけたのでアップします。特に解説などはつけないので写真を見て楽しんでいただければです。
いかがですか?すでに皆さんがご存知なものが多いかとは思いますが、見かけたことのない方も多いかもですので、あえてアップさせていただきました。
お昼には、大好物のカオトムをいただいた。カオトムとは日本で言えばお粥のようなものである。この他にジョークというタイで代表的なソウルフードもあるが、カオトムはジョークに比べてお米の量が少ないので又右衛門の食習慣に合致していて、毎日のように食べている。中に入っている具には、いくつかの種類があり、エビ、トリ、ブタ、サカナがあり、私は毎日具を変えたものをいただいている。胃への負担も少なく、又右衛門が元気にタイで活動するのに欠かせない、とても大切な食事である。
食事後はチャドチャックのマーケットに向かう。チャドチャックはウィークエンドマーケットでとても有名であるが、週中は開催されないため、その施設を有効利用して、花き園芸品の取引が盛んである。
訪れる人の多くは、ほとんど一般に近い人がほとんどで、私たちはここで仕入れることはほぼなく、ほとんどが情報交換のための訪問である。そしてここで知り得た情報や紹介してくれた生産者や自生地へ赴き、特別な対応をしていただけている。
最近では日本でも以前から行われていた個人や団体での買い付けツアーもあるようで、それも良いことかとは思うが、その反面、トラブルも多いと聞こえてくる。その多くは一見安く感じるかもしれない手数料である。いくら手数料が安くても、購入した植物そのものの価格がマーケットでの販売価格であれば、私たちの手数料以上に高くなっている可能性がある。
あとは共同で購入しディスカウントして買えても、輸入をするときの諸手続きの費用や混載することでのリスクなどもある。当たり前だが年に数回単発で購入する価格とは差があるし、毎週のように日本に向けて植物輸出している企業との差は輸送費の違いや、安定度が全く違うのである。
最近では私たちの活動に興味を持っていただきお問合せいただくことが増えてきた。ただ私たちは現地法人と連携してはいるものの、タイへの輸出も含めて色んなプロジェクトを抱えて大変なため、追いついていない状況で、以前から強い関係性をもつ方々の対応でめーいっぱいである。しかし少しでも良いものを日本の生産者や、花き園業事業者に届けていきたいと考えていて、今後は又右衛門共同購入チームを結成し、チーム限定で産地買い付けツアーや、その他特別な活動を一緒にしていければと考えていますので、興味のある方はお声掛けいただければです。
今年何回目になるのかな?と思いながら書き始めています。今回もバタバタしながらの活動にて十分書くことはできないかと思いますが、懲りもせず少し書かせていただきますのでよろしくです。
今回は台風の接近のため、予定より1日半早く出国し、無事定刻にスワンナプーム空港に到着。いつものように電車とモノレールを乗り継いで活動の拠点となるプロンポン駅に近い定宿へと到着した。到着した時はまだ早朝のためチェックインはできないため、荷物をホテルに預けることにした。そして機内ではほぼ眠れずの徹夜明けのため、カフェにて濃いコーヒーを身体に流し込みに行ってきた。
その後、ホテルのロビーにて、現地で活動する日本人パートナーとマリネックスの研究や今後についての打ち合わせをさせていただくことにした。そしてある程度打ち合わせを終えた時に、パートナーからSIAMで「NIPPON HAKU(日本博)2024」が開催されているとのこと。台風のおかげで1日半早くバンコク入りしたので、その分時間ができたので、せっかくなので視察に向かうことにした。
会場はSIAM駅に隣接するPARAGONにある大きな会場で開催されていた。入り口にてQRコードで登録し、早速会場内へと入ることにした。
本会場入り口前にはくまモンが来場者を出迎え、奥に進むと大阪・関西万博の紹介ブースがでており、来年の開催案内をされていた。
そして本会場内は、飲食ブースを主に多くの企業が出展し、実際に販売もしているため、とても多くの人でにぎわっていた。
ステージでは表彰式のようなものがされていたり、世界的に注目されている日本のコスプレに関連するものをあったり、様々な嗜好の方々や目的を持った方が入り混ざりながらの盛況なイベントであった。このような身動きすら中々取りにくい中、見学をさせていただいていた。ちなみに、私は気づかなかったのだが、後からFacebookの友人から、「会場でお見掛けしました!」と連絡いただけるなど、色んな出逢いがある展示会であった。
会場の外では、庭や書の展示などもされており、催し全体で日本文化の今と昔が表現されており、興味深い展示となっていた。本展示会は3日間開催されて15万人が訪れるとのこと。その数値の精度は私にはわからないが、とても多くの方々が来場されており、これだけ多くの人が日本に関心を持っていただけていることに嬉しさを感じることができた。
そして会場を後にし、PARAGON入口の壁面緑化を拝見させていただいて来た。このデザイン・施工は、世界的に著名なパトリック・ブラン氏とのことである。他にもプロンポン駅に隣接する商業施設EmQuartierも手がけていると聞いたこともあり、氏の作品は、長く美しく育っているので興味深く見させていただいた。
そして素敵な作品を見させていただきながら弊グループが開発した資材や、新しく関わらせていただいた資材を併用することでさらに素敵な生長をとげられるのではないだろうか?などを厚かましいだろうが勝手に感じさせていただき、色んな思考が働いた1日となった。。
またこの日は、何回もバンコクに来ていながら行くことができなかったタイのソウルフードであるカオマンガイを食べに連れていっていただけた。
PARAGONから歩いて15分ぐらいのところにある超人気店とのことである。並ぶこと必至である。もう少し駅に近いところでこのお店の新しいところがありクーラーもきいているとのことであるが、半露店でクーラーはなくても、少しお安い本店で食させていただいた。お値段は二人で200バーツ未満。とても美味しくいただけた。
こんな感じの初日。徹夜明けであったが疲れも感じない素敵な1日となった。満足である。
先週は台風9号に振り回されながらの行動になった関東、上越から帰阪し、次のいくつかの取り組みの準備のため、約1週間出張に出ずに拠点である豊中の大阪営業所にて植物たちと一緒に、お日様の光をいっぱい浴びながらの屋外での活動となった。おかげさまで本当は色白である又右衛門もしっかり日焼けし、ワイルド感増しになってしまった。
35℃を超える中での日中の屋外作業は、いくらタイなど海外で慣れているとは言え、確かにかなり暑く、汗が流れる間もなく乾いてしまうぐらいの日差しの強い中での作業は大変ではあったが、普段よりはるかに椅子に座っている時間が少ない活動であったので、頭や身体への負担は少なく、ストレスが軽減された時間を過ごすことができた。
ただ普段この暑さの中で活動しているスタッフや農業に関わる方々にとっては、長年の活動で慣れているのかもしれないが、暑さに耐え、倒れずに、しっかり作業を続けていることは、ある意味特別な技能をもっているのと同じであるとも言え、私は頭が下がる思いがした。
そして次に控えていた台風10号が日本に近づき、当初は27日ごろに近畿地方を直撃とのことであったため台風への対策準備や、沖縄への出荷、また千葉の大切なプロジェクトでの植物納品でバタバタしながら、さらに31日からの海外出張もあるため飛行機が飛ぶのかなどがあり、近畿地方にはいつ上陸するのであろうかがとても気になり毎日天気図とにらめっこの日々であった。
今回の台風は、九州付近に近づいてから中々先に進まずであったため、当初危ぶまれた沖縄への40Ftコンテナ1本の出荷や千葉にお届けする植物の出荷には、台風による直接的な影響をあまり受けることがなく、無事に送り出すことができた。
ただ台風が遅れたため31日から予定していた海外出張のための飛行機が欠航の可能性がかなり高まり、出国ができそうになくなってきたため、台風が来る前に出国できる便を探し、当初予定の1日半前倒しである羽田空港を深夜1時20分発の席が確保できたので、慌てて色々な準備して、自宅を出発し、伊丹空港へ駆け込んだ。
伊丹空港にはスムーズに到着したものの台風影響で伊丹空港からの出発が約1時間遅れて羽田空港に到着、そして羽田空港で夜食をいただいた後に、出発のまでの時間を使ってこのブログを書かせてもらっている。
台風から遠ざかると台風影響が少なく、安心して出発できるであろうと思って羽田空港に来たものの、パソコンのキーボードを打ちながら、窓の外に目をやると、かなり強い風と雨が吹き荒れ、このような中、何とか無事に飛んでくれるのを願うしかない。
しかし今回の台風は、今まで経験がなかったようなぐらいに進むのが遅いため九州方面に長く滞在し、九州はじめ広範囲に多大な被害をもたらしている。九州地区には大変お世話になっている方々も多く、とても心配である。すでにニュースで被害情報が伝えられているので、何事もなく通り過ぎて欲しいとは言えないが、たとえ少しでも、台風被害が軽減されることを祈るばかりである。
そして台風10号は遅いだけではなく、進路の予想も中々つきにくく、あまり例のないとても厄介な台風である。このような台風は、単に珍しいというものではなく、近年の気候変動とともに増加し、今後は珍しくもなく毎年のように発生するのではとも考えられ、今後は近畿地方であっても、沖縄並みにしっかりとした台風対策をしなければ、大切な植物たちを守れないのであろうと考えたりしていた。
そのようなことを考えながら、まだ強く降る雨を横目で見てパソコンのキーボードをたたいていると、搭乗の時間の締め切りが迫っているアナウンスが流れてきたため、この辺で書き終えさせていただきます。何とも尻切れトンボのようなアップになってしまって申し訳ございません。
また明日からの海外活動は、Facebookなどにアップしまていきますので、写真だけでもご覧いただければと思います。ではでは日本の植物や皆さまの無事を祈りながら、いってきま~~す。
現場ではお盆の繁忙が一段落し、私は予定をしていた関東方面へと向かった。
交通手段はいつもの飛行機。そしてこの日の搭乗で今年のJALグループ便搭乗100回目である。たまにお客様の関係などで遅れることはあるが、いつも安全に目的地に連れていっていただけていてありがたく思う。
ただ今回は相変わらずのレインマンである又右衛門は、一月前の沖縄と同じように関東地区に接近している台風の影響を受けながらの訪問となった。羽田空港までは問題なく到着。そしてバスと電車を乗り継ぎ、目的地をめざした。
移動時間約2時間で、よみうりランド HANA-BIYORIに到着した。前回はこの地の土壌改良の依頼をいただき施工をしてから約2年?3年?ぶりの訪問である。
まずはOPEN時のシンボルツリーとしてお届けさせていただいたパラボラッチョ(ケイバ インシグニス)と再会でき挨拶することができた。
その他の植物との関係があり、パラボラッチョに最適な環境とは言えないため、万全とはいえないが、スタッフにメンテナンスをしていただきながら、何とか適応しようとしている姿があった。
そしてその頃からお世話になってきている片桐さんと久しぶりに再会し、互いの現状の取り組みなどの情報交換を行わせていただいた。片桐さんは近年アクアセルという資材を使用し、様々な取り組みを行ってきており、その活動はFacebookでも拝見させていただいて来た。
アクアセルというものはどういうものかは私が説明するよりネットにて検索してみるのが一番わかりやすいので、各自参考にされればと思うが、そのアクアセルの使い方に片桐さんは精通しており、多くの実績を積み上げてきた。
以前から一緒に活動をさせていただいたこともある関係であり、手法は違えど最終的にめざす方向性は合致していたパートナーであるので、お互いの卓越した製品や技術を融合させて新たな展開を国内外で進めていくことができると思うのでこれからが楽しみである。
HANA-BIYORIでのミーティングを終え、台風が接近してきているため、都内から内地に向かい、高崎へと向かった。
高崎では国立大学の医学部にてご活躍されている方とのミーティング。芸術や文化などにも特異な能力がある方で、植物への関心も高く持っていただけている素敵な方である。普段は比較的接点が少ない分野の方であり、他の方とは違った角度からも見ることができ、さらに素早い分析力を持っておられ、多くを学ばせていただくことができた。
また私たちが開発・製造するマリネックスの医療分野での展開にも可能性を感じていただけており、さらに「地球について・・・」という方向性も合致し、又右衛門にないものを多く持っている方でもあるので、一緒に取り組んでいただくことで、医学は当たり前にかなり難しい分野ではあるが新たな道が開けないかと考えている。ともあれ七転び八起きしながらでも楽しみながら頑張っていきたいと思う。
そして高崎終了後は、台風接近にて交通手段もなく都内には戻れず、時間ができたのもあって、台風から逃げるように反対側の新潟へと向かうことにした。
新潟に近づくにつれて、田んぼが多く見ることができる。さすが米どころである。去年は全国的に一等米がかなり不作であったが今年もこの暑さが、どのように影響をしているか心配である。ただ米作りでもマリネクッスは、高温対策など活躍してくれているので、その効果に期待したいと考える。
新潟到着後、まずは名物 タレカツをと思って食べたのだが、入った店の選択を間違えたのか、私の口には合わなかったので少し残念。気を取り直して、重いリュックを背負ってローカル線で新潟植物園へと向かった。
まずは緑が美しい広々とした園内をさっと見学。気温は高く、全てを周ることはできなかったが、元気な植物に後押しをしてもらっての見学は目にも優しく心地よかった。
そして有料ゾーンである温室などの見学も行ってきた。今人気の食虫植物の展示もされており、親子連れに紛れて、又右衛門も楽しませていただいて来た。
特にお気に入りになったのがウツボカズラ属の「エドワードシアナ」まるで貴族の襟巻きのようなものでとても美しかった。
他にもシビンのようなユニークな形のものや、きれいなもの、とても大きなものなど、初めて見たものもありとても面白かった。ただこの時期の熱帯温室は、外よりも暑くさらに汗をいっぱいかかせていただいた。
その後も施設内を見学し、駅までは距離があるのとかなり気温も上がっていたのでバスで帰ろうかと思ったが、1日に4便しかなく、TAXIとも考えたがせっかくなので田舎道を歩きながら、さらにさらに大汗をかいて約25分で古津駅に到着することができた。
そして新潟駅にもどり、歩いたこともありお腹も減ったので、タレカツのショックを打ち消したく、他の名物を探していると屋台で売っている「鳥の半身揚げ」を見つけたので購入し、駅構内のベンチでモクモク食べさせていただいた。揚げたてではないので、ショックを打ち消すほどの美味しさではなかった。
ただ別で食べる機会があった「白ごはん」がとても美味しく、とても満足。さすが新潟と感じさせていただくことができた。次回の新潟はいつになるかはわからないが、次に来たときは、大好物のおにぎりの食べ比べをしたいなと感じる新潟になった。
さ~~台風は、離れていってくれたかな~~。大きな被害が出てないことを祈りながら、新潟から帰路に着いた。さ~~帰阪後も多くのプロジェクトが続くので、気合を入れ直して頑張っていきます。
毎日、全国的に暑い日が続き、日本列島各地で気温40℃近くまでなり、各産地のパートナーや弊社スタッフは厳しい環境の中で活動をしてくれている。本当に頭が下がる思いである。
私は一昨年からタイでの活動が多く、タイでは気温40度を超える日が続いたり、日によっては45℃の中で活動もしてきたりしたので、多少の慣れはあるが、日本の暑さはまた違った暑さでもあり、関係するメンバーは、大変な1週間であったと思う。
特に今週は生花卸部門にとっては、お盆商戦の真っ只中であり、とても熱い戦いが繰り広げられた。私から生花販売部門のことをアップする機会が少ないためか、案外知らない方もいるのですがバラエングループにおいて、生花販売部門は、主力の事業であり、グループ全体を引っ張っている部門であることを知っていただければ嬉しく思う。
そして本年度も生花部門の各担当が、経験を活かしながら、何とか体力気力ギリギリのところで折り返しである週末を迎えることになったので、時間がとれれば、たとえ少しでもクールダウンしていただき、週明けのラストスパートに備えていただきたく思っている。
また植物部門は園芸店などのお盆休みもからみ、忙しさは落ち着いてはいるが、植物のメンテナンスや何といっても冷房も何もない温室や直射の屋外では本当に熱い中、自分の気力との戦いであったと言える。
また私が関わることが多い輸入植物部門も、様々なアクシデントでコンテナの到着が大幅に遅れてしまい、お盆のピークの時と重なってしまったため、私も荷受けなどに参加させていただいたがコンテナ内の作業はまるでサウナの中で働いているような状況であった。
そのような環境でも耐えてくれているスタッフや植物の体力にはおそれいったものである。それにしても度が過ぎた暑さは多くの負担がかかるので、これからの日本はこのような気候が当たり前であるともいえるので、海外同様に夏場の就労時間の変更なども考えながら、この暑さと闘っていなかければならないと考えている。
ただ、暑いのが私たちの事業全てにデメリットと言えないところもある。それはバラエングループが開発する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)「マリネックス」の製造においては、室温が高いところで製造をするため、このような暑さは大歓迎でもある。
さらに自然のエネルギーによってじっくり製造することで、環境負荷の低減にもなり、特別な純度のフルボ酸液を製造することができている。40℃を越える室内で製造しているスタッフの負担も半端ではないであろうが、大汗をかきながら、この暑さで良いものが作れると笑顔で取り組んでくれているスタッフには本当に感謝である。
ちなみにこのマリネックスは、植物の生育の妨げになる高温障害の軽減にもつながるので、今後さらに高温が進むであろう日本においての、農業においては、なくてはならない資材であると言えるので、継続することに大きな負担はあるが、引き続き粘り強く取り組んでいければと思っている。
このように各部門のスタッフが厳しい暑さの中、熱い戦いをしてくれているので、私もさらに熱い取り組みを起こしていこうと思っている。そのために色んな部門でスタッフやパートナーの増強もしていきたく思っているので、一緒に歩んでいただける方がいらっしゃったら是非お力をお貸しいただければと思っています。ぜひぜひ合流よろしくです。