四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

さて今日は明日の帰国を控えて実質の活動最終日である。最終日といってもほぼお昼過ぎまでの時間なので約半日である。

 

朝一番にホテルの朝食をしっかりいただきながら、毎朝繰り返し食べているトーストにトマトペーストを塗っている好物も今回で最後かなと思うと少し寂しい気がしながらのしっかり噛みしめながらいただいた。

まずは昨年から取引を始めることになり、特別に来年用に預かっていただいている植物たちの状況のチェックと新しく加入の植物たちを案内してもらった。

 

 

これはケイバ インシグニス(チョリシア) しっかり葉も出てきており、さらに可愛らしさが増してきた。これは昨年訪問時に出逢い、大きさこそ小さめだがその愛くるしさに魅かれて来年日本に来ていただくことにした逸品である

 

他にも新しいメンバーも加わっていてワクワクしながら拝見させていただいた。

他にもドラセナドラコも手ごろな大きさの数多くラインナップされていた。

また7年ほど前にスペインの展示会で見かけながら、中々来日まで至らなかったテーブル オリーブ。この樹の上にガラステーブルを置いて、仲間たちと屋外パーティーをするのが憧れであったので、そのためにもいくつか準備をさせていただいて来た。

他にも最近多方面から問い合わせをいただくことが増えたフィカス類。これも品種はニチダとオーストラリス。これは少し仕立てすぎなため、もう少し自然風に仕立てて欲しいとの要望をあげさせていただいた。

他にはイチジクやブドウなどの果樹も引き合いがあるためチェックを行い、40haの管理地をカートで走りながら予定時間を少しオーバーしながらではあるが無事に全て周ることができた。

続いて移動し、今回の展示会でも再会したナーセリーである。ここでは私たちの大切なクライアントがお気に入りを見つけることができたので、再訪をして他のオリーブもチェックをおこなった。このナーセリーは特にイタリアンタイプの大きなものが多くあり魅力的である。

この写真のように多くが立ち並ぶ オリーブ並木道は圧巻である。このナーセリーは日本向けに輸入するには課題が多くあるが保有しているオリーブには魅力的なものが多いため、気になるナーセリーの一つである。

その後に現在オリーブを預かっていただいているナーセリーを訪問し終えた頃にはお昼を大きく周ったので、ここで今回の実質の活動は終了となった。

 

その後はスペインスタッフのMAKIKOさんと、打ち上げのランチ。ランチに選んだお店はアリカンテにあるシーフードレストラン。とても安価なセットメニューがあり、エルチェに来れば必ず訪問したいお店である。その理由は安いからと言うだけではなく、新鮮で美味しく、量も少し多いかなと思うぐらいだが適量で一番安いセットで十分にいろんなシーフードをいただくことができる

 

そして今回も日本に残しているスタッフのおかげでランチも食べられることに感謝しながら、今回の行程は帰国を残して無事に終えることができ、大きな成果もあげられたため自分へのご褒美として美味しくいただくことができた。

ランチを終えると再びバレンシアへと向かった。途中では今後の打ち合わせなどを行いながら約1時間半で空港近くのホテルに到着。そして至近のスーパーで夕食と明日の朝食のバナナなどを買い込み、ここで5日間お世話になったMAKIKOさんとお別れ。

とても名残惜しいが互いが来春の再会とそれまで健康を約束してお互いが見送ることになった。MAKIKOさん今回も本当にお世話になりました。おかげさまで充実した活動ができました。グラシアス!!!!

 

そして私は部屋に戻りデスクワークを帰国のパッキング。寂しさもあるがさて帰るとしよう~~。

今日の午前中はヌレスにあるナーセリーViveros Canos社に訪問をさせていただいた。

Viveros Canos社は、ユッカ類をメキシコからの輸入品には問題が多いことにいち早く着目し、スペインにて優良な株からティッシュカルチャで増殖生産し、そこからさらに選別を繰り返すことで、他にはないような美しく、さらに耐湿性もあるものを多く世に送り出してきたスペインにおいての草分け的存在である。

中でもシルバーブルーに輝く種”ブルースワン“は世界中の憧れの品種となった。

他にもとても大きなメデューサなど現在も世界中から要望が集まる種を生産している。

 

今回の訪問は、そのような素晴らしいパートナーとの日本総代理店の継続契約のため本社へと向かった。まず訪問しお互いの近況報告をしたうえで、来年度以降についての話となった。

 

その話はすぐに終わり、大変ありがたいことに来年以降も変わらず日本においての総代理店をお願いしたい。今後の全てを任すとまで言っていただくことができ、とても嬉しく身の引き締まる思いがした。さらにアジア他国への進出にも応援いただけるとのことであった。

そして来年の出荷の調整などを行った後に、早速圃場に向かい日本向け養生・管理施設(通称 又右衛門エリア)のチェックを行った。

エリア内にはメデューサやリネアリス、ブルースワンが出発を控えてくれていた。

 

また又右衛門エリアとは別にメデューサはじめユッカ類

 

 

 

アガベ・マンガべなども順調に生産されていた。

 

 

またサボテン類など魅力的なものも多く生産が進んでいた。事務所近くの圃場を見学した後、車で移動し来年に掘り起こす予定の圃場に向かうことにした。

そこには、マルチヘッドのブルースワン マウレーンが一面に拡がっていて圧巻であった。おおよそ背丈ぐらいのサイズで、頭が5つはゆうにあるであろう逸品である。その数500以上とのこと。

この畑を来春に掘り上げる予定のため、又右衛門が再訪しまず選別をさせていただけるとのことである。嬉しい限りである。

他にはエレファンティペスの葉の広い種もあり、青々と葉も輝いており綺麗であった。

人気のダシリリオンも多くあったので、いろいろと見学をさせていただいた。

そして再び車に乗り込み近年に建てた新しい施設を見学させていただくことにした。

ここにもブルースワンはじめ多くのユッカが管理されていた。

これはユッカ グロリオサの葉の広い種でローンスター。通常のグロリオサは年に1回花が咲き、そのダメージは大きいが、このローンスターは花が年に2度咲くがダメージがほとんどないとのことである。日本でうけるかは未知数ではあるが・・・・ほかにもノリナネルソニーなどもあったが、日本向けには厳しいとのことであった

 

この他にも時間の限り見学をさせていただいたが、畑以外の施設でも8ヘクタールあるとのことで、周り切ることができずであったので来年4月の再訪時にあらためてゆっくり周らせていただくことにして、この地を後にした。そして車に乗り込み南下し、エルチェ方面に向かった。

 

途中ではイベルフローラではじめて会ったナーセリーの訪問を行い夕方にエルチェのパートナーのナーセリーへと急行した。

ここは大きなブラヘアを多く保有していて魅力的である。ただ皆さんも知っているかと思うが、ヤシ類は根洗いを行うとほぼ枯れてしまうため、大きなヤシを日本に輸入するのはかなり難しい。そこでこの難問を何とかクリアできないかとお互いが取り組んでいる方法があり、何とか来年あたりには結果が出せそうなところまで来ているので楽しみである。

他には大型のフィカス類もあり、まだまだチャレンジしたいこともあるので今後が楽しみである。

 

そしてランチも食べずに動き続けた1日はあっという間に終わり、ホテルに戻りこのブログを書いている。明日は早くも最終日、それも半日しかない中で最後までできるだけ植物に触れていこうと思っている。ではではこの辺で。

今日は朝から車を走らせ、バレンシアの北端からカタルーニャ地方にあるナーセリーを訪問した。

まずは輸入実績と、既に日本向けに確保させていただいているいくつかのオリーブの状態をチェック。このオリーブは樹齢約1500年とも言われとても貴重なものある。昨年から状態は変わらず元気にしてくれていて一安心である。

他に横長のオリーブなどもあり、何度訪れても飽きることはない。

これは先月掘り上げられた縦長のオリーブ。素晴らしいフォルムである。縦長のオリーブは多くあるが、このように太く枝分かれしておりバランスよいものはめったにない。また現状でもこの存在感のため、葉がしっかりふいたときには、想像しただけでもワクワクする。このオリーブはきっと来日していただくことになるだろう。とても楽しみである。

他にも数多くのオリーブがあるが、ここで滞在をし続けると他のナーセリーに行けないため、来春の再訪を約束し、後ろ髪を引かれる思いで次へと移動した。

さらに車を北上させ約1時間30分で、次のナーセリーに到着。ここのナーセリー訪問は、今回で2度目である。ここにも樹齢1500年クラスのオリーブがあり、クライアント御一行を案内させていただいた。

先ほどのオリーブより一回り小さくなるが、それでも樹齢約1200年である。さらに素敵なフォルムでとても魅力的なものである。クライアント御一行も大変気に入っていただけてとても嬉しく思えた。

さらにとても魅力的なケイバ インシグニスを見かけた。まるで巨大心臓のようなフォルムである。しばらく釘付けにされた。

またこの子もとても魅力的である。

また素晴らしいジュベア チネンシスもあり、これらを日本で迎え入れればと、多くの人が、喜んでくれるであろうとな~~と考えながら、一人笑みを浮かべてしまった。

このナーセリーも他に多くの魅力的な植物もあり、ゆっくりしたかったが時間の関係で切り上げさせていただくことになってしまった。ここも来春の再訪を約束することになった。楽しみである。

そして再び車に乗り込み、昨年訪問したナーセリーへと向かった。途中簡単に食事をしてから車を走らせ、約2時間半で本日最後のナーセリーに到着した。

まずはこのオリーブ。めちゃくちゃ大きい。樹齢2000年ぐらいあるのではと思える。日本にはないサイズである。その存在感は半端でない。機会があれば是非皆さんに観ていただきたいオリーブである。

他にも素敵なオリーブがある。どれもが素晴らしい。ただこの地に馴染みみんなに愛されているオリーブであるのは確かであるので、この地にいることは一番良いのではとも思える。

 

近隣のアジアの大国や、日本の資産家などのように、お金をつんで買い上げるというスタンスは又右衛門の活動とは異なるため、今回はしっかり頭にいれておくだけにした。

そしてこれで今日のナーセリー訪問は終了。また日本からお越しいただいたクライアント様ともお別れである。皆さんの旅がご安全であることをお祈りし、見送らせていただいた。

 

私たちも車に乗り込み本日の宿泊地へと向かい小一時間でホテルに到着。今日は随分走り、スペイン在住スタッフのMAKIKOさんも大変お疲れであったと思う。ホテル着後は、夕食を食べに行く力も残っておらず、明日の出発時間の確認だけを行い、各自は部屋に入り、それぞれの時間を過ごすことになった。さ~~明日も忙しい。できるだけ早く眠ることにしよう。おやすみなさい。

昨日は若干のフライトイレギュラーもあったのと、ロンドン ヒースロー空港が今までと少し勝手が違い、戸惑いがあったが早め早めに動いていたため乗り遅れなどなく無事にマドリ―ド空港へと到着ができた。

そして空港には弊社のスペイン事務所の責任者Makikoさんが迎えに来てくれており、再会の挨拶をした後、夜も遅いためホテルへと向かうことにした。

朝一番から、列車でバレンシアに移動。そのまままずは今回のスペイン訪問の第一の目的であるスペイン最大級の花き園芸展示会であるイベルフローラ会場へと向かった。

今回で何回目の訪問かは忘れてしまったが、毎年招待をいただけており、展示会主催者とも懇意にさせていただくことができ、ありがたいことである。

 

その後会場に向かい、いつもお世話になっているパートナーのところへと向かうことにした。

まずは何といっても長年日本において総代理店の役割をいただいているViveros Canosのブースへと向かった。

ブースにはいつものメンバーがそろっており、とても素敵な笑顔で出迎えてくれて半年ぶりの再会をハグしながら喜び合うことができた。そして植物のチェックもだが今後の取り組みについてなどを話すことができた。

他にもお世話になっているナーセリー。以前に輸入経験もあり根洗いなどもしっかりでき信頼できるパートナーである。基本日本との取引は控えているが、私たちには特別に出荷していきたいと考えていただいている。さらに新たなサイズの輸出も手掛けていきたいと考えていただいているので、期待したいと考えている。

このナーセリーも何年間か通わせていただいているナーセリー。魅力的なオリーブを多く持っている。ただ日本に迎え入れるには課題もあり、中々前に進まなかったが同行の弊社クライアントの要望もあり、何とか迎え入れる方向で進めていくように検討することとなった。これがきっかけで新たな取引に繋がればありがたいと考えている。

他にもバラエングループのパートナーにも挨拶し、明後日に直接農場に向かうことになっているのでまたその時にでもアップできればと思う。

また昨年から検討している大型植物を入れるPOTを提案する企業との再度ミーティングも行い、前向きに進めていくことになった。

このPOTは見えないレベルで駒がついていて可動式である。

これは昨年案内させて頂いたところ好評であったために楽しみな商材でもある。

以上大きな植物やPOT中心のアップになったが当然この展示会は花苗から資材まで400社近くが出展をしている。ただ日本の展示会とは大きく違い、主役は植物である。そのため私が日本の展示会には足を運ばなくても、遠くまで来てでも視察する理由になっている。

ランチタイムには巨大パエリアがふるまわれ、美味しくいただくことができた。まだまだお仕えできることはあるが、長くなるのでまたの機会に。この展示会の模様はSNSや、後日園芸紙でも出稿させていただく予定であるので、それらをご覧いただければと思う。

視察の最後には、この展示会で要職を務められ、私たちをいつも招待していただいている方とのミーティングを行い、来年以降の取り組みなど色々お話をさせていただくことができた。さらに2027年に開催予定のGREEN×EXPO国際園芸博覧会についてのお話をさせていただいたところ関心をもっていただけ、それらも併せて両国が良い繋がりとなればと思っている。
今回も時間が限られた中での視察であったが中身が濃いものとなったので今後が楽しみである。さて明日はナーセリー訪問。大忙しである。

 

 

今回のスペインへの出張は、イベルフローラというスペイン最大級の花き園芸の展示会がバレンシアで開催され、そして主催者側から毎年恒例のご招待をいただき、その出席のためと、スペインにある又右衛門エリアのチェック、そして新しい商品をみつけるための産地訪問である。ただ今回はいつもより日程が短いため、少し移動範囲が少なくバタバタの渡欧であるが、要所要所で何かを皆さんにお伝えができればうれしく思っているのでFBとブログのチェックを行っていただければである。

まず週中の講義、週末の講演を無事に終えることができ、その後帰宅し、せっせと出発の準備をおこなった。ただ私の出発を拒むかのように猫ちゃんたちが邪魔をしてくるので中々はかどらない。そしてその時はデスクワークと出発前の資料整理を行い、進行中の取り組みのこともできるだけ前に進められる準備をして、大方のパッキングを終えることができた。

出発前日は、1日出国のため当日の朝におこなうお朔日詣りができないため前日に各氏神様の参拝と各事業所の神棚をお祀りさせていただいた。そして事務所で進行中のプロジェクトに必要な提出書類や金融機関との調整を行い、会社を出て、常備薬をもらいに病院へと向かった。

そして翌朝、伊丹空港から羽田空港経由で、ヒースロー空港へ。そのままトランジットでマドリッドに向かうことになる。丸1日の行程である。機内で眠れない腰痛もちの私にとっては、ミニ拷問のようなものであるが、植物や仲間に会えるために我慢ガマンである。

今このブログを書いている辺りは恐らくグリーンランド上空ぐらいかなと思う。あと4時間ぐらいでヒースロー。そして最終マドリッドに着くころは現地時間22時ごろかな。とにかく乗り遅れやロストバゲッジなく無事に到着できることだけを願っておこう。

 

今のところ失せ物はない。忘れ物もない。いつになく好スタートである。今回は良い旅になりそうだ。期待しておこう!!!

 

今日は明石にて開催されている「2024ひょうごまちなみガーデンショーin明石」にて講演のご依頼をうけて朝から現地へと向かった。

 

明石であれば通常は車での移動が多いが、万が一に備えて電車を乗り継いで向かうことにした。

そして阪急電車とJRを乗り継ぎ、明石海峡を眺めながら、待ち合わせの時間より少し早めに到着することができた。

そしてスタッフと合流し、まずは講演会場に向かい、ご挨拶と講演の準備などをすることにした。そしてパソコンなどの動作確認を行ったが、機材との相性か?私の知識不足か?いつものようにうまくモニターと連動せず四苦八苦。そしてやっとのことで投影はできたものの音声出力がうまくできずに、かなり時間を要した。そしてあきらめモードになったころに、現地機材スタッフと弊社スタッフが工夫し何とか無事に準備を整えることかでき、大汗をかきながらも、ほっと胸をなでおろすことができた。何事も十分すぎるぐらい余裕をもって取り組むことを再認識することになった。

そして講演準備完了後、少しだけ時間があったので本会場を見学させていただいた。本会場には学生達や各団体によるミニガーデンや出展などがあり、多くの人で賑わっていた。そして時間の関係もあり、さっとだけ見学をさせていただき、再び講演会場にもどり、関係者の方々とご挨拶をし、今回講演のお声かけをいただいた稲澤様とお弁当をいただきながら、この取り組みについて色々学ばせていただいた。

そして定刻「健康な植物(みどり)のちからで社会の課題を解決する~ネイチャーポジティブの実現に向けた社会課題を解決する緑化・植栽デザイン~」についてを話させていただいた。

会場は定員の200名に加えて、駅前のオープンスペースと言うこともあり多くの人が、しっかり耳を傾けてくれており、与えられた持ち時間の60分をフルに使わせていただき、お話をさせていただくことができた。講演後は温かい声や賛同の声もいただけ、講演させていただいた甲斐があったと思えた。

私は、話をするのは正直苦手ではあるが、お声掛けいただければ日程調整がつけばできるだけお受けするようにしており国内外にてこのような機会がある。ただ地元での機会が比較的少なかったが、今回のような地元兵庫でお話をさせていただく機会をいただけることは、いつも以上に力が入る。今回も力が入り少々声が大きく聞きづらかったかもしれないが、それは地元に対する想いの強さからということでお許しいただければ嬉しく思います。

今回、又右衛門の講演に足を運んでいただけた皆様、このような機会をいただけました皆様心より感謝申し上げます。

 

又右衛門は、明日より海外に向かいます。また皆さんへの土産話として新しい情報を持ち帰ればと思っておりますので、引き続きこのブログやSNSもご覧いただければ嬉しく思います。

 

さ~~来月も多くのプロジェクトが目白押し。頑張ってまいります(^^)/

今週も大阪府立桜塚高等学校へと向かわせていただいた。

今日も探求授業の機会をいただいての訪問である。授業前には講師が集まる機会もあり、同じく講師をつとめられる方々とご挨拶の機会をいただけた。

そして定刻にチャイムが鳴り早速教室へと入らせていただいた。教室にはいつもの生徒さんたちが今回も元気に出席していただいており、前回同様温かい表情で着席してくれていたのがとても嬉しかった。

 

今回の講義は、主にバラエングループがとりくむ「健康な植物(みどり)のちからで社会の課題を解決する」とお話し、環境に関してグループによるディスカッションと発表を行わせていただいた。

 

発表の中には、専門的に習ってはいないであろうが、難しい問題にも回答をいただけ、専門家の私も驚かされることになった。

そしてこの講義は4日間あるが来週から私は海外のため、この教室の教壇に立つのは今日が最後となる。そのため講義の最後には皆さんへのお礼と私の想いを話し講義を終えさせていただいた。来週は私を日々支えてくれているスタッフが引き継ぎ授業させていただくことになるが、それも双方にとって良い機会になると確信している。

今回昨年に引き続き探求事業を行わせていただき、私も多くを学ばせていただいた。このような機会をいただけた学校関係者の皆さんには感謝である。

 

そして最後まで私の講義を聴いていただき、積極的に発表してくれた「じゃがいもチーム」「サボテンチーム」「たんぽぽチーム」「さやえんどうチーム」各チームの皆さんありがとうございました。皆さんの魅力的な表情は私の眼に焼き付いています。

 

皆さんはこれから進学もしくは一足先に社会に出ていく人がいるでしょう。それは自ら望んだ道、思ったような道に行けずに選んだ道、先生や親に決められた道、それぞれあるかと思います。ただ確かに言えることはいずれもあくまでも道であり、ゴールや終着点はではないということです。それが険しければ険しいほど、多くの経験を手に入れることができると考えます。そして道は努力次第で切り拓いていくことが可能です。むしろ 望んでいなかった道を歩むことになったほうが、想像してなかった多くの経験や学びを得ることができるかもしれません。大事なのはそのそれぞれの道において、しっかり考え、学んで生きていくことです。それが将来に繋がるのです。そのような皆さんに私が大切にしている言葉を送ります。

「土を養えば、花は自ずと開く、己を耕そう」です。1日1日を大切に、しっかり一歩一歩を大切に歩んで行ってください。そして皆さんが進むその途中では、まだまだ多くの壁が待っているでしょう。それは私も皆さんも一緒です。苦しくて逃げだしたときもあるでしょう。どのような道を進んでいいかわからなくなる時もあるかと思います。私も正直、何が正解であるかはこの歳になってもわかりません。

 

そんな時は自分に素直に、そして実直に。自らの信じるもののために。前へ 前へ

 

午前は、京都の山奥へと向かった。いつもであればこの時期畦道には彼岸花がいっぱい咲いているのだが、今年は猛暑の影響か、かなり少なく長い距離を走ったがほとんど見ることができなかった。

そのような中、ほんの少しだけ咲いているのを見つけて、車を停めて写真を撮ることにした。ただ写真を撮るのに屈んだ背中は、まだまだきつい日差しを感じ、全く秋を感じないぐらいであった。

そして山を下り、電車に乗って京都市内のパーティー会場へと向かった。今晩は先日ラジオ出演の機会をいただけたGENETO GROUP主催のパーティーである。

開会時間前には既に多くの方々が集まっておられたが、初めてお顔を拝見する方ばかりで、シャイな又右衛門は、隅の方でいたところ、代表の山中さんや、ダリアさんに優しく迎えていただき、また先日の収録時にご挨拶させていただいた方々ともお会いすることができ、皆さんの中に溶け込ませていただいた。

今回この会場に来られている方々のほとんどが、ラジオに出演された方々で、建築設計の方や、食に関することをされている方、日本の文化や芸術を生み出している方々など、世界を舞台に活動をされていて、その顔ぶれの多彩さには驚かされ、多くを学ばせていただけるのと同時に多くの素敵なご縁を繋いでいただくことができた。何とか時間のやりくりをして出席させていただき本当に良かった。

 

また数人の方と意気投合し、今後一緒に取り組んでいくことなどのお声掛けもいただけ素敵な1日となった。まだまだどのような方向に進んでいくかは、わからないが、その分良い意味で予期せぬ展開になるかもしれないので楽しみである。

そしてまだまだ続く宴会であったが、前回のように電車がなくなっては大変なので、後ろ髪を引かれる思いで、一足先に会場を後にした。今日もまた一つ楽しみが増えたそんな素敵な夜になった。出逢いに感謝である。

先週に引き続き、今週も大阪府立桜塚高等学校にて探求授業のため学校へと向かった。

そして定刻に教室へ向かうと生徒の皆さんは。今週も元気に出席をしてくれていたので、早速教壇に立ち授業を始めさせていただいた。

 

今回の授業は私のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」から「世界の感動を日本に。」の部分として、海外の魅力的な植物や文化や生活など動画を使いながら話させていただいた。

途中の植物クイズでは生徒はみんな積極的に回答をしてくれ、あっという間に時間が流れ、用意していた話も80%ぐらいで終えることになった。ある意味嬉しい誤算であった。

 

話の最後には、長年の海外活動において、厳しい環境で生活されている多くの方々に直接触れ、感じた世界で行われている開発についての持論を伝えさせていただいた。

 

私たち、先進国と言われる国は、文明と言う大義名分のもとに、木を伐り、山を削り、海を埋め立て、そこに住み暮らす生き物を追いやってきた。そしてそこに工場などを立ててきました。そのことによって土砂崩れや洪水などを引き起こし、工業廃水や大気汚染など大きな環境破壊に繋がり取り返しのつかない状況を招いてしまった経験もしている。

そして現在も多くの国々で、大国からの援助において様々な開発が進んでいる。ただそれはインフラ整備などに偏り、今までの先進国や私たちと同じようなことを繰り返そうとしているようである。

 


私は、本当に先進国と言えるためには、私たちと同じ道は歩ませないように、これから開発させていく国々の、自然環境や歴史・文化、生活をしっかり守った上で、開発を進めていかなければならないと強く思っている。そしてもし誤った道を歩もうとした時に、強く「NO!」と言える人間になりたいと・・・・・。

2024.09.17

中秋の名月

今日は中秋の名月。レインマンの私は、七夕同様拝ませていただくことができないことが多い。

しかし今年は天候が良さそうなので楽しみにしていて、日が沈みかけた時に、ススキを用意するのを忘れていたので庭に生えていないか?近所の山にはないかな?と思ったが今年はススキが少ないようで見つけることができなかった。

そこで、急遽自宅近くにある阪急オアシスへと向かったところ、安価で質の高いお月見セットが品揃えされていたのでGETし、月見団子もと思ったが品切れのためおはぎを買って、お月見をさせていただいた。

そしてしばらくお月様を見上げながら、この月を同じように見上げている人がどれだけいるのかな?あの人?あの子?あの方?も見上げているのかな?と考えたりしていた。そしてずっと見つめていると恥ずかしかったのか途中で雲に覆われたが、またすぐに顔をのぞかせてくれた。

短い時間であったが素敵な時の流れを感じることができムーンライトパワーをチャージすることができた。さてと、もうひと頑張りして講演の資料を作りあげよう。あと少しだ。