四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今回はタイ訪問中に気になったヤシ類についていくつかアップさせていただくことにします。

まずヤシと言えば、タイでも多く植栽に使われ、日本でもとても人気が高いビスマルキア。海外に行かれた植物好きなら誰もがその魅力に心を奪われたのではと思う。私もその一人である。

ただ耐寒性があるとは言えず、日本の屋外では沖縄などの温かい地域以外では、余ほどの工夫や好条件でなければ難しいと言える。
以前はその人気の高さからスペインなどから多く輸入されてきたが、最近は日本が輸入できるココピートやピートモスのみで土を一切使わない栽培をしてきたものが弾切れになり、ほとんど輸入ができていない状況であろう。
であるならば、他の植物同様に根洗いして植え替えて出荷すれば良いということになるが、ヤシは繊細な植物のため、根洗いがとても苦手で枯れてしまうことが多くある。特にビスマルキアは敏感なためなかなか難しい。

今回は、これまで培ってきた技術や自社製品資材で、植え替えのテストを行ってきたので、しばらく生育状況を見守っていこうと思っている。そして元気がなくなるようであれば、すぐに土に戻してあげることを前提に取り組んでいる。

他にも存在感いっぱいのヤシが多くある。

以前、セネガル訪問時に一目惚れした幹が黒いヤシの苗や、希少なヤシもある。

ウチワヤシやジャワビロウなどの人気のヤシも多く確認することができた。この中から、日本向けとして選別し、できるだけ植物や生産者に負担がかからない形で進め、皆さんのところに安心してお届けできるように準備を進めていければと思っているので、しばしお時間をいただければである。

今回のブログはランである。タイから日本向けのランと言えば、デンファレがとてもメジャーである。弊社も今まで装飾用、量販用、仏花用に多くのデンファレ(切り花)を扱わせていただいてきた。

以前タイにおける日本への輸出量はトップクラスであったが最近では近隣諸国の需要が日本を追い越す勢いである。近隣諸国の成長が花の輸入量からも感じられる。

タイと言えばデンファレなどのランが特産なので、あらためて訪問している。写真のようにいろいろなデンファレがあり、新鮮さも感じられた。ただ今回は切り花輸入のミッションはないのであくまでも見学とさせていただき、今後検討していきたいと思っている。

こちらは別の農園である。ここにはテーブルの上に置けるものや、ハンキギグタイプのランがあった。

これはミニデンファレ。何とも可愛い仕立てである。うまくプロモーションできれば、結構人気が出るのではと思う。価格も高くない。

その他に、イオノプシスやミニオンシジウムなどもめちゃめちゃ可愛い。

これはミニカトレア。これは少し高価にはなるが、とても可愛い。絶対人気になるであろう。

他にもバンダなど魅力的なものが多くある。このようなタイプは鉢物を扱う園芸店さんでもいいが、切り花専門のお店でもきっと良い商品になると確信している。また花がない時期も観葉として飾っていただける。むしろ観葉として販売し、咲いたら儲けものみたいな感覚で置いていただければと思う。

しばらく時間をいただくが温かくなったころには少しずつ案内させていただくことができると思うので、楽しみにしていただければと思う。

引き続き新しい感覚のランを開拓し、タイ国からの輸入を盛り上げていければいいなと考えたりしている。乞うご期待である。

キャンディーズ 伊藤蘭のファンであった又右衛門の野望である(笑)

今回、タイ訪問の重要なミッションの一つにバラエングループの商品であるマリネックスの紹介がある。

https://www.marinex.co.jp/index.html

マリネックスとは?については上記URLからHPをご覧いただくのが良いかと思いますが、ここで簡単にお話しさせていただくと、日本の限られた地域のごく僅かな場所で採掘できる腐植土を独自の天然ろ過製法にて製品化した海洋性腐植抽出液で、高濃度のフルボ酸やミネラルが絶妙なバランスで含まれているとても優れたものである。

その用途は、農業、花卉園芸、水産、畜産、環境管理に用いられ、多くの実績を残している世界に誇れる資材と言える。そして今回はタイにおいての水産事業分野の訪問である。

水産と言っても様々あるが、ここでのマリネックスの用途は、写真のバナメイエビの養殖場で使われてきた。エビなどの魚病予防・改善、成長促進、歩留まり率の向上などが見込め、フィリピンではかなりの好結果を残している。自社データであれば蓄積資料もあるので、マリネックス社にお問い合わせいただければである。

最近ではベトナムからもその効果に注目頂き、問い合わせが増えてきているが、まずはタイから販売促進をしていくために現地調査を行った。

もとより日本でも水槽にての活魚輸送時にも使われており、エビ以外の水産品への効果も認められている。また水産加工品の品質保持にも一役かっていので、用途は色々考えられる。

さらに、タイで人気の錦鯉にも使われており、錦鯉やランチュウの受賞歴多数のブリーダーや愛好家にもご支持いただいている。

日本で購入されたマリネックスが東南アジア方面で高値で販売されているという情報もあり、その辺の交通整理も視野に入れての訪問であった。

限られている時間のため、多くの人には会えなかったが、お会いできた方には確実に興味を持っていただけたのはうれしいことである。
未知数のポテンシャルをもつマリネックスと開発者の想いである『マリネックスで地球を丸ごと洗濯する」という想いを伝えていければと思っている。

今後の拡がりが楽しみである。

月曜日は早朝に社内ミーティングを終えて、新しいプロジェクトのミーティングのために淡路島へ向かった。今後の方向性などをすり合わせ、ランチミーティングを終えて宝塚へ戻る。

今回のタイは、今年2回目となる。昨年から2~3か月に1度ぐらいのペースでタイを訪れ事業を展開し、すでに輸入も始まっている。訪問の度に新たな取り組みが始まり、事業は順調に進んでいる。このブログもだが、タイムリーな情報はFacebookの金岡信康や又右衛門official、Instagramも見ていただければと思う。

暑い国へ行くので薄着で自宅を出発し、震えながら伊丹空港へと到着した。同行のスタッフと一緒にチェックインし、経由地羽田空港へと向かった。

そしてスムーズに乗り継ぎ、約6時間30分後、とても暑いバンコクに到着した。

25 kgオーバーのスーツケースを抱えてホテルに到着。
チェックイン後、バンコクのパートナーと合流し、1週間のミッションとスケジュール確認と今後の展望などをしっかりと話し合った。

さ~~、今回は強力なメンバーが加わったバンコク。何が起こせるか楽しみである。

今週はどっぷり関西で活動の一週間であった。飛行機に乗らない週は何となく久し振りのように感じる。

月曜日は朝一番に兵庫県三木市でミーティングがあった。ミーティングは、バラエングループにて『植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。』を掲げ、自然生態系調和型農業を可能にするアースフィール社の新資材の特許申請完了の報告と、その他の新資材の発表に向けた準備をしっかり行った。

午後は淡路に移動し、バラエンクリエイティブ社のミーティング。

あわじグリーン館にて、植物チェックを行った。

この時期はらん展が開催されていて、多くの訪問者でにぎわっていた。

私たちがお届けしたディクソニアやグラスツリーなど、元気な姿で再会でき、とてもうれしい気持ちになった。

今週はリモート会議のラッシュ。多い日で1日5本の会議があり、準備と整理に追われる日々となった。
中でもJETROの新輸出大国コンソーシアム支援事業が3年目を終えるファイナルラップアップミーティングが開催され、総括がなされた。この3年間、JETROの支援を受けて多くの学びの機会をいただいた。結果はまだまだであるが、今後につながる確かなものを得ることができた。お世話になったJETROの方々、弊社の担当をしてくださったパートナーには、本当に感謝である。この学びを活かし、きっと成果を残していきますので、引き続きご指導をよろしくお願いいたします。

週の後半は、梅田においてミーティングがあった。一つは新規事業を立ち上げるため、顧問弁護士との打ち合わせである。
もう一つは、大阪青年会議所時代に大変お世話になった方との久しぶりのミーティング。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでご活躍中の方である。互いに未来への方向性に共通点が多くあることから、今後は互いの長所を活かして事業を起こしていくことになるかもしれない。とても楽しみである。

その帰り道。大阪駅からうめきたエリアを眺めた時に、久しぶりにイルミネーションを見ることができた。久しぶりの大阪、関西で新しい取り組みができる予感がしてとてもワクワクする。周りには本当に素晴らしい人がいて、多くの素晴らしい素材や種にめぐまれている。この灯り以上に多くの・・・
私はこの種に水を与え、肥料を与えて、この灯りに負けないキラキラ輝くものを社会に送り出していきたいと思っている。大いに期待していただきたい!!!

目覚めれば、又右衛門らしい雨の朝だった。
朝食を済ませ、目的地である熱川バナナワニ園をめざした。

まずはワニ園を見学させていただいた。

飼育されているワニは、元気な子やどっしりした大きなワニまで数多くいる。そのワニの種類は16種約100頭。日本一とのことである。

クロコダイルとアリゲーターの違いが丁寧に掲示されており、勉強になりました。

その後マイクロバスにて移動し、分園へと向かった。ここでは熱帯植物などにおいて著名な清水先生に出迎えていただいた。清水先生はこの業界において一目を置かれた存在であり、私が客員研究員を務める進化生物学研究所の大先輩でもある。

そんな清水先生にバナナ園をご案内いただいた。

温室の入り口には、とても希少なソテツがずらりと並んでいる。清水先生はソテツにおいても深く研究され、様々な発表をされている。

初めてお目にかかる種もあり、とても興味深かった。その数ざっと100種はあったように思う。ソテツマニアにとっては楽園と言えると思う。素晴らしいの一言である。
ただそれより気になったのは、清水先生から伺った外来種カイガラムシの存在である。そのカイガラムシは世界で猛威を振るっており、すでにいくつかの地域のソテツを全滅させているとのことである。そして日本もそれらカイガラムシ上陸の危機に晒されているとのこと。これは本当に一大事である。かなりの難敵で、これといった撃退方法がないらしい。早速私も研究をしてみたいと思った。

続いてバナナ温室を案内いただいた。ここではバナナの改植の方法なども教えていただき、バナナに対しての興味を搔き立てられた。

そして熱帯植物の温室、

抗インフルエンザ薬タミフルの原料にもなったダイウイキョウ、

砂糖の甘みを感じなくなる逆ミラクルフルーツのようなギムネマ酸を含むホウライアオカズラ等、ユニークな植物が多く、各温室を丁寧にご案内いただいた。
そしてその後隣接するフルーツパーラーにて、先生のこれまでのご活動や植物への強い想いを聞かせいただき、本当に勉強になった。

この頃には雨は上がっていたので、屋外のユッカやダシリリオンなどのエリアも案内していただいた。

さらに、かわいらしいレッサーパンダにも会うことができた。近い再訪をお約束して清水先生とはここでお別れすることにした。

そしてブーゲンビリアの温室を見学。

パラグアイオニバスをはじめ、多くのハスがある温室を見学させていただいた後、ランチと休憩を兼ねて再びフルーツパーラーを訪れた。

パーラーでは、本園で収穫されたバナナを使ったスペシャルパフェが販売されていた。それはとても美味しく、バナナも周りのクリームに負けないぐらいの甘さであった。現在糖質ダイエット中の又右衛門も、その誘惑に負けてしまうほどのものであった。
ほかにもバナナが入ったカレー、ケーキ、ジュースなどもあり、平日にも関わらず多くの人でにぎわっていた。

売店ではオリジナル商品も販売されている。このバナナをもったワニが、私のお気に入りである。

今回ご紹介しきれない植物や施設、お土産などもたくさんあるので、お時間がある方は是非とも行かれることをお勧めしたい。植物への興味が少ない方にも楽しんでいただけると思う。
この熱川バナナワニ園の素晴らしさは、スタッフの方々の対応と施設の管理である。清水先生は私たちを案内されている間にも、通路の落ち葉を見逃すことなく拾われていく。また訪問者には素敵な笑顔で接されている。その一つ一つの行動は自然と身についているものであることが感じられた。本当に勉強になった。

さて次はどのような縁でどのような園に訪れるかワクワクである。

今日も朝一番の飛行機にて、羽田空港から都内へと向かった。

まずは都内にて植栽の管理作業を行い、昼からの会議のため横浜へ向かう。予定より少し早く到着したので、中華をいただこうとお店に入ると、気になるメニューがあったので注文してみた。

確か『国際スポーツ競技応援』と名付けられていたと記憶している。とてもカラフルな小籠包に魅かれて注文をしてみたが、実際に来たものはメニューの写真よりもはっきりとした色で驚きである。味は普通の小籠包であった。

そして時間となったので関内にて開催される『GREEN × EXPO 2027 花と緑の共創推進会議』に出席をした。
GREEN × EXPO 2027とは、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会の正式略称である。そして開催に向けの推進体制『GREEN × EXPO 2027ラボ』が発足した。

『GREEN × EXPO 2027 花と緑の共創推進会議』は、挨拶にはじまり、会議体の概要、2027年国際園芸博覧会の概要、『花と緑の参加』について説明がなされ、その後参加者間で意見交換がなされた。

質問や意見が出され、中には決意表明などもあり、活況な議論となった。せっかくなので私も少し口を開かせていただき、「素晴らしい日本の伝統や文化もさることながら、未来に向けた提言やチャレンジを示し、環境に調和した園芸博であること。さらに、団体だけではなく、若い担い手が積極的に関わるべきではないか。」と述べさせていただいた。いつものようにたどたどしい日本語ではあったが・・・・

その後、キーマンの方々から国際園芸博覧会の成功に向けてのお言葉などをいただきながら、多くを学び、士気を高めて会場を後にした。

翌日の植物園訪問のために伊豆へと移動しながら、私が花卉関係の仕事に就いてからしばらくして開催された大阪花博を思い出した。年月を経て、再びこのような大きなイベントに携わることができる喜びを噛み締めた。

私たち生き物は全て植物の恩恵を受けながら今の命がある。特に花卉園芸業界はその植物によって生業を立てている。であるならば園芸博の主役であろう植物に、常日頃恩返しをしなければならないと思っている。
バラエングループはその想いの達成のために、多くの資材や技術の研究・開発を行ってきており、今ではいくつかの特許申請を行うまでに至った。それは私の力ではなく日々植物、農業、園芸に対して真摯に向かいあう研究者たちのチャレンジの賜物である。本当に頭が下がる。

私は引き続き必要な人や技術を終結させ、『植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。』ため、健康な植物(みどり)の力で、社会の課題を解決する取り組みを進めていきたいと思っている。引き続きご指導よろしくお願いします。

しばらく電車に揺られて伊豆に到着した頃にはとっくに日も沈み、辺りは真っ暗で月明かりが素敵であった。さてと、明日も素敵な出会いがありそうで楽しみである。

今日は大阪にてLLP ニュービジネスサポート・システム会議&新年会が開催され、組合員として出席をしてきた。

LLPとはあまり聞きなじみがないかと思いますので簡単に。

LLPとは:有限責任事業組合(Limited Liability Partnership)は、創業を促し、企業同士のジョイント・ベンチャーや専門的な能力を持つ人材の共同事業を振興するために創設した、1. 出資者全員の有限責任、2. 経営の柔軟性、3. 構成員課税の適用が特徴で、法人格のない組織形態です。(経済産業省HPより)

ということである。そしてLLP ニュービジネスサポート・システムに金岡又右衛門も出資参加をしている。
本事業組合には、大起水産(株)の佐伯会長をはじめ、大阪大学 小林名誉教授、近畿大学の名だたる先生方など、大阪で特色をもって活動するメンバー約20名が集まり、昨年創設されたユニークな団体である。

そして本日、2023年の第1回会議が大阪富国生命ビル テラプロジェクトまちラボAゾーンにて開催された。

参加者それぞれが活動報告を行い、今後について議論をさせていただくことができた。

会議終了後は地下鉄で移動、天下の台所 大起水産 八軒家浜 まぐろスタジアムにて、新年会が開催された。

さすが大起水産 佐伯会長のご手配ということもあり、私の生活では普段なかなかありつけないトロなどが提供され、参加者との情報交換の合間にとても美味しくいただいた。

さらにお隣には近畿大学の塩崎先生がいらっしゃり、大変多くを学ばせていただくことができた。塩崎先生には、植物の効能や又右衛門の活動に興味をもっていただき、新しいプロジェクトを起ち上げる可能性を一緒に模索していくことにもなり、身も心も満たされたエキサイティングな1日となった。

節分を機にいろんなことが動き始めていくことが実感できている。正直、今の私はしっかり形にしていくには実力不足である。しなしながらすべてがとてもありがたいご縁である。何とか形にさせてみたいと思っているので皆さん引き続きご指導ご協力のほどよろしくお願いいたします。頑張ります!!!

1日は、いつものお朔日参りをさせていただいた。

いつもと同じく、自宅、本社、営業所の神棚のお祀り、各氏神様の参拝を終えて、リモート会議に出席ののち、大阪市内で開催される花の国日本協議会『FLOWER SUMMIT in 関西』に参加した。

FLOWER SUMMITは、以前お話をさせていただく機会をいただいて以来の参加で、少し懐かしい。ただ久しぶりと言っても役員の方々は普段から様々な会議でご一緒させていただいたり、一緒にプロジェクトを動かしていたりしている方も多い。

初めてご挨拶させていただく方もいらっしゃり、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。

2日は、ワクチン接種や社内会議、資料準備などがあり、あっという間に1日が終わる。

3日は、三度都内へ。いつものように朝一番の飛行機で羽田へ向かう。今回は電車でなく、羽田空港からはリムジンバスで移動。行き先は東京ディズニーランド。なぜ東京ディズニーランドかというと、今日の夕方から『全国花き業界若手会 2023』が隣接のホテルオークラ東京ベイにて開催のためである。

ほどなくしてTDLに到着。私は他の乗客とは別の方向である駅の方へ向かって歩き、混雑した舞浜駅に到着。そして駅周辺施設で、2社と面談させていただいた。

最初の1社は、私たちバラエングループの新しい取り組みについてお話をさせていただいたところ、強く興味を持っていただくことができ、早速取り組んでいきましょう、ということになった。前日のアポ入れがこのように急激に進んでいくとは、うれしい驚きである。

その後は、若くとても活躍されている方とのランチミーティング。とてもきれる頭脳と行動力の持ち主である。私の若かったころに似ていると言いたいところだが、私より能動的でビジョンもしっかりされていて力強い。このような方が活躍され花き園芸業界にムーブメントを起こしていただけることに大いに期待である。そしてこのような若い方々が力を発揮できる環境づくりをしていかなければならないと感じた。

ランチミーティングを終えて、次の会議までは時間があったため、人が少ないところに移動し、朝コンビニで買ってきた恵方巻をしっかり無言でいただいた。何をお願いしたかはここでは内緒である。
そしてカフェでデスクワークを行い、時間となったのでホテルオークラ東京ベイへと向かった。

会場にはすでに多くの方が到着されていた。

定刻に開会。藤目会長による挨拶から始まる。この藤目会長こそが、この若手会の牽引者である。

そして南房総『awahana!!』による発表があり、令和元年房総半島台風からの復興のお話などを聞かせていただいた。あれだけの被害を受けながら、あきらめずに見事に復興された皆様の強さには、頭が下がる思いである。

その後、著名なフローリストの方々による南房総の花を使った素敵なデモンストレーションが開催され、花の技術とトークに惹きつけられているうち、あっという間に第一部終了となった。

懇親会場に移動し、第二部が開催された。第二部は立食形式のパーティーで、多くの人とご挨拶をさせていただく機会をいただいた。普段は関東地方の生産者とはあまり接点がないため、私にとっては貴重な時間となった。その後、私は一足早く退席をさせていただき、宿泊地の新橋へと向かった。

新橋駅からホテルへ向かう途中にある自動販売機に目をやると、その中には焼き芋が・・・
いったいどのようなパッケージになっているのか?ガタンと落ちてきたときに形が崩れないのか?果たして美味しいのか?など気になるところではあったが、500円を出す気にはなれず、今回は見送ることにした。

日付が変わろうとしている頃に、マダガスカルの友人である音楽家から連絡が入り、日本での活動の相談があった。中々興味深いことである。畑違いではあるが、せっかくのお話なので何か良い取り組みにつなげていければと思っている。乞うご期待である。

このようにして2月3日の長い1日が終わりとなった。2月3日は節分。新しい1年の始まりである。そのような始まりの日にふさわしく色々な扉が開いた日となり、明らかに恵方に向いた素敵な日となった。

昨年開催された(公社)日本植物園協会による技術者講習会と第3分野会議について掲載されました。

引き続き植物をまもるために学び、そして伝えてまいります。