四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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イギリスでの2日目。今日はイギリスで3本の指に入るといわれているナーセリー2社の訪問をした。
朝、起きて近くのパン屋さんで、コーヒーとパンを買い、さっといただいたのちに出発。
まずは1社目Deepdale社。代表自らが圃場(ほじょう)の案内をしていただいた。
「AIR-POT」研修でもあるので当然かもしれないが、広い敷地に「AIR-POT」によって育成・管理されている植物がとても素敵である。
そして約20年「AIR-POT」を使用してきたおかげで、植物の品質が飛躍的に向上し、クライアントの絶大な支持を得ているとのことである。今では「AIR-POT」育成植物との指名で自社を選んでいただいているとのことである。
視察中には、植え込みの現場にてレクチャーなども受けることができた。
このように実際に植えられた元気な植物を目の前にしたレクチャーは、説得力があり、ぐっと入ってくるものがあった。
その後も制限時間いっぱいまで、今後の植栽のあり方、健康な植物とは?など意見交換をさせていただき、本当に多くを学ばせていただくことができた。
そしてあっという間に時間が過ぎ、感謝の意を伝え、Deepdale社を後にした。
そして次の目的地に移動。その途中でイギリス版ファミリーレストランにてランチをいただいた。
午後はmajestic 社を訪問した。ここも20年来の「AIR-POT」での育成管理によってビジネスを急成長させた巨大ナーセリーである。到着後しばらくして、とても忙しい中、代表に時間を割いていただきご案内いただけた。
まずは入り口付近で、会社の取り組みについてお話いただけた。ここは植物の育成管理だけではなく、実際の工事、それも大型開発の植栽工事から、一般家庭までの要望に応えるなど幅広く対応されている行き届いたグリーンサービスを提供する大企業である。
広大な敷地のため、カートにての高速視察である。
広大は圃場では樹種ごとに管理されていてそのスケール感には、とても驚かされた。
このような大きな植物も育成管理されている。
また一般家庭向きサイズのモミジなどまでも「AIR-POT」で植えられていて、植物の品質の高さには驚かされた。
そして倉庫やスタッフルームを見学。大型重機が格納されている施設階上には、農場とは思えないほどのスタッフルームが併設されていて企業としての充実度がうかがえた。
視察の途中では、「AIR-POT」で植えられた植物をフォークリフトで運ばれていくスピード感に驚かされた。
また大型トラックに重機と「AIR-POT」で育成された大型植物と資材が載せられたものを見せていただいた。このような大型植物の植え込みであっても「AIR-POT」で育成した根鉢のしっかりした植物であれば容易で、日本では多くの人数で半日から1日かかる植栽工事も、少人数にて数時間で植栽を終えることも可能になっているとのことである。素晴らしい。
またイギリスの植栽現場で活躍されている著名な女性のスピード感やテクニックもさすがである。憧れを感じる。
さらに素敵なのはナーセリーにて働かれている女性の表情が素敵である。一見おとなしい感じがする若い女性が現場で活動しながら、日々研究を行ない、近々発表もされるとのことで、質問にもはっきり答えていただける。素晴らしい。
他の場所では、とても素敵な表情と日本語で挨拶していただける女性にも出会えた。彼女は小型植物の手入れをしていて、ハサミも日本製を使っている日本びいきの方である。
どのようなハサミを使っているかをたずねたところ、シザーケースからさっと取り出し見せていただけた。それは何とパートナーである「秀久」製!!!
さすがに又右衛門モデルとまではいかなかったが、このような地でもパートナーでもある「秀久」が活躍していることに、驚きと大きな喜びを感じることができた。又右衛門ハサミをプレゼントしたいぐらいであった。
その後も制限時間までカートで圃場を周りながら見学をさせていただき、事務所に戻ることにした。
事務所においてもムービーなどで施設や取り組みを説明いただき、このナーセリーが植物だけではなく人材も育成する確立された企業であることを実感することができた。最後に代表はこの20数年間、「AIR-POT」のおかげでこのように成長することができた。今は「AIR-POT」での栽培管理なくして事業が成り立たないと言っていたのが印象的であった。
今日はこの2社を拝見し、日本との違いを大きく感じた。もちろん日本のナーセリーや栽培管理方法を否定するものではないが、このような成長企業を目の当たりにすると、日本も彼らの育成、栽培管理から学び、今後を一考することも必要であるのではと強く感じた。
そして今日の視察研修を終えて再び車にて長距離移動。ケント州へと向かい、夕刻にホテルに到着。
ここも素敵な街並みである。ホテルに荷物を降ろして、しばらくしてディナーミーティングを行った。
やはりイギリスと言えばフィッシュ&チップスかなと思い注文。ただ又右衛門はチップスを控えているので、ポテトを野菜に変えていただいて、美味しくいただくことができた。
その後街の植栽を見学。ところどころではあるがプランターに花が植えられていた。
部屋に戻り、睡魔に襲われるまでデスクワーク。いろんなプロジェクトの連絡などをいただき、中々終わらず、日付が変わり大きく時間は過ぎていったがとても充実して一日を終えることができた。
さて明日も素敵なプログラムが待っている。しっかり頑張ろう。
約15時間のフライトを終えてヒースロー空港へと到着。荷物も無事にピックアップでき、到着ゲートを出ると今回、通訳としてお世話になるYUKOさんが待っていてくれていた。
YUKOさんには7年前のチェルシーフラワーショウにてお会いして以来であるが、変わらずのお元気そうなお姿を拝見してうれしく思えた。
そしてしばらくして、今回のイギリス訪問のメインである植物育成ポット「AIR―POT」社の代表であるJamieさんとGeorgieさんが迎えに来てくれた。迎えに来てくれたといっても、飛行機に乗ってわざわざヒースローまで、さらにレンタカーを借りてまで来ていただき本当に感謝である。
ここで「AIR-POT」について簡単に説明をさせていただく。「AIR-POT」は約25年前にスコットランドで開発された。原料にリサイクルプラスチックを使用し、長年再使用が可能であり、植物の生育に特殊な機能を持つ環境に配慮された画期的な植物育成ポットである。
その機能の素晴らしさから、英国王立植物園キューガーデンでも数多くの植物の育成を行ってきている。また、「AIR-POT」によって栽培された樹木はロンドンオリンピック公園や2015年ミラノ万博会場景観プロジェクトにも採用されるなど、素晴らしい功績を残している。そして、この「AIR-POT」社の日本における唯一のパートナーがバラエングループになる。
本来であればもっと早く訪問をしなければならなかったが、COVID-19の影響でリアルでの対面が制限され、やっと規制はほぼなくなり今回の訪問となった。そこで実際に「AIR-POT」による健康な植物栽培の現場に触れてみるための渡英である。
そして前置きにもあったが、世界的に著名である英国王立植物園に到着。普通であれば正面玄関から入るところ、STAFF入口から入場させていただき、至近の施設内から視察をさせていただいた。
デザットプランツや乾燥地域の植物のガラスハウスの見学。見慣れた植物が多くあり参考になる。
そして、ジェイミー&ジョージーに、キューガーデンの取り組みを聞かせていただきながら各ゾーンを視察させていただいた。
そしてキューガーデンを象徴する大温室内も見学。そこでは「AIR-POT」のユニークな使い方の実験がされており驚いた。
かなり発根が良いらしい。大きな植物の取り木用として実験されていた。面白い。
また大型植物の移植をするために写真のような取り組みを実際にしていた。この使い方は理にかなっていると感じた。日本でも早速試してみたいと思った。
そして広大な場所を植物に触れながらひたすら歩き続け、とても心地よかった。
上記まではキューガーデン一般入場でも確認できるので、ロンドンにお越しの機会があれば植物に興味がない方でも観られればと思う。
続いて、関係者のみが入れるゾーンを視察し大型コンポストの取り組みを見学。施設内の落ち葉や小枝などの資源は全てコンポストにされているとのことであった。
そして今回の視察のメインであるキューガーデンの研究育成施設内へと移動した。
Facebook(ジョージーの説明動画リンク)
そして現場にて「AIR-POT」の役割や使い方をレクチャーいただき、育苗にはとても向いていることを実感できた。
また、多肉植物などにもしっかり効果があることを教えていただけ、「AIR-POT」は植物を選ばないという言葉がとても印象的であった。
屋外ではバラの育成にも採用されている。
そして管理責任者の方からこの施設の説明を受けた。この場所では約20年前から「AIR-POT」で管理されており、現在3,000鉢が栽培されているとのことで、その効果は大きいとのことであった。
他にも多くを教授いただけたが、ここでは書ききれないので続きはリアルでお会いさせていただいたときにでもと思う。
また研究育成施設内では、植物だけではなく、将来の担い手も育成されていた。ここで学び社会に出ていくとのことであった。このような若い人たちが笑顔で植物に関わっている姿はとてもうれしく思えた。
そしてこの施設を出口には約20年間「AIR-POT」が採用されていることが証明される展示がなされていた。素晴らしい功績であると言えよう。
そして再び通常の施設を歩き続ける。そうすると以前に観たことがある構造物が目に飛び込んできた。
そう、確かミラノ万博のパビリオンの構図物であろう。7年前に訪れたミラノが懐かしい。
これは鳥の巣をイメージされたものであったと記憶している。
構図物とは対照的に観ると面白く感じる球状の生きたギガンチュームが一面に拡がっていたのがとても印象的だった。
その後、遅めのランチをみんなでいただき、今後の予定すり合わせなどのディスカッションを行って、正面玄関から退場することになったが本当ならもっと長く時間をかけなければならない施設であることは確かである。ただスケジュールの都合で、今回はこの辺で・・・
といっても通常の開門前から入場いさせていただき、ここだけで1~2万歩ほどは歩いたのではと思う。
そして再び車に乗り込み本日の宿泊地に向かった。車の中でもずっとディスカッションが続き約2時間強でASHWELLに到着した。
そしてとても雰囲気のあるホテルに到着。部屋へと向かった。
ただ古い建物で、階段が梯子並みに急であった。おそらく今まで生きてきた中で、一番狭く急な階段であったと言える。それを徹夜明けで25gのスーツケースを上げるのはかなり過酷で、Nobuhiro氏の助けをもらいながら何とか部屋に到着することができた。
せっかくなので、夕食までの数十分、又右衛門チームで街を歩き植栽などを観てまわり、その後全員でディナーミーティング。「AIR-POT」と私たちのバイオスティミラルの取り組みなど互いに共感でき、とても話が弾み、気が付けば日没が近くなったので今日のところはこの辺にして各自部屋に戻ることにした。ただ夕暮れと言っても夏至近くのイギリスでは、すでに時計は22時頃ではあったが・・・・
その後部屋でいつものデスクワーク。日付が変わりパソコンのキーボードに指をかけたまま眠ってしまいそうになってきたので、まだまだ旅が始まったばかりということもあり、少し横になることにした。
日本出発から仮眠のみの1日半。重いバックパックにスーツケース、急な階段昇降というエクササイズのような活動でかなり疲れているはずなのだが、ナチュラルハイで元気に1日を終えることができた。明日も引き続きとても楽しみである。
さて今回の欧州出張はイギリスとスペインである。イギリスの訪問目的は、世界的に高い評価を受け、日本でも導入が始まっている画期的な植物育成ポット「AIR-POTⓇ」の開発・製造会社の現地視察とオフィシャルパートナーとしてのミーティングがメインである。
そしてスペインでは、バレンシア地方を中心に、又右衛門エリアや預けている植物の生育状況の確認、日本パートナー企業の案内である。
そして今回もこのブログで紹介させていただきたいと思っている。相変わらずだが、ほぼ毎日移動の詰まったスケジュールであり、ヨーロッパの夜は遅くまでディスカッションもあるため、文章作成とタイピングがかなり遅い私は、中々ブログを書く時間が取れないと思うので、アップに時差があり、場合のよっては帰国後になったり、ほぼ写真になったりするかもですが、ご了承いただきたい。また、今回は特別に視察させていただく区域もあるので、十分なアップが難しいかもですが、併せてご了承くださいませ。補足はまたリアルでお会いした時や講演をさせていただいたときにでもご紹介させていただきます。
あとできれば現地や移動中にでもFacebookの個人アカウント(金岡信康)、もしくはofficialの又右衛門FacebookやInstagramで随時アップしていければと思っているのでウォッチしていただければと思います。
ではでは、かなり前置きが長くなったが又右衛門 欧州へ。を始めさせていただきます。
昨晩の舞浜での全国花卸協会の総会を終えて、翌早朝に帰阪。豊中の事務所により、本社を経て、いったん自宅に。そして慌てて荷物を準備、スーツケースに詰め込んで、ネコたちの頭をなでて、夕方に出発。伊丹空港から羽田空港へと向かった。
そして羽田空港を出発し日付が変わってロンドンのヒースロー空港へと向かう。約14時間30分の空の旅である。旅というか、機内できちんと眠れない私にとっては、修行に近いもので、いつもこの時間をやり過ごすために前日はあまり眠らない。好きなコーヒーは飲まず、飲めないワインを飲んでみるなどを工夫し、何とか機内で眠ろうとしたが、どれもが良い結果を得ることができていないので、今回もあきらめてデスクワークを行った。ただおかげさまで先週の2回の出張や講演の準備でほとんど眠れていない日が続いたので、今回はウトウトすることができたのはありがたかった。
出発から数時間が経ったころには、飛行機の窓の自動調整具合もあるかもだが、幻想的に感じる景色が広がっていた。
また数時間経つと青みが増してきた景色。これもまた素敵な感じ。
また数時間経つとそこはすでに氷の世界。
窓の下にはとんがり山と氷で覆われた川のようなものが観えてくる。日本の富士山やアルプスとはまた違った美しさがある。MAPからみるとグリーンランドのあたりであろうかと思う。
そして出発から10時間が経ったころに、機内は点灯し食事が運ばれてきた。私は出国前から選んでおいた低糖質の食事である。特に制限しなければならない病気などはないが、メタボ対策と思って、運動のできない機内では頼むようにしている。当然味が薄いが少しでも肥満防止になればと思っての素人の考えではあるが・・・・。
食事を終えたころには、流氷であろうか、素敵な景色が広がっている。ただ最近開発・販売開始した細胞膜透過性資材に力を入れていたせいか、その景色は細胞のようにも見えてしまった。
そして着陸の2時間前ぐらいから雲海が拡がり、またしばらくして氷の世界から海の青と大地の緑が映える生命の息吹を感じる景色へと変わっていった。
やっとあと2時間ほどで目的地ヒースローに到着。さ~~7年ぶりのイギリス入国。短い間ではあるが、どのようなことが待っているか楽しみである。
今日は舞浜にて開催される一般社団法人 全国花卸協会の理事会・総会に出席させていただくために羽田空港へと向かった。
機内から富士山を眺めようと思っていたが、パソコンに向かって資料づくりをしていると、気が付けばすでに通り過ぎ、その十数分後には、羽田空港に着陸した。
そして空港からは東京ディズニーランド行きのリムジンバスがでており、目的のホテルの玄関まで乗り換えなしで、早くかつ安く到着することができるのでとても便利である。
当然ながら満席の車内はほとんどがディズニーランドに行かれる方で、少し浮いているような感じがしながら1時間弱でホテルオークラ東京ベイに到着した。
到着後、しばらくして理事会が開催され、全国から集まった理事によって議事が進み、無事に定刻終了となった。
その後の総会も理事会同様に滞りなく終了。続いて勉強会が開催され、今回は「2024年問題」について物流に関わられている講師の方からお話を聴き、学ばせていただくことができた。現状のままの方法ではコストがかなり上がるため、物流会社の皆さんも様々な手法で植物のため、業界のために取り組んでいることが理解できる貴重な時間となった。今後は無責任に運賃が高くなって困るということが言えないように感じた。
その後、関係各団体の代表の方々にご臨席賜り、懇親会を開催させていただいた。懇親会では当協会 木本会長の挨拶にはじまり、全国花みどり協会 澤田会長、日本花き卸売市場協会 福永会長をはじめ、ご来賓の方々にもご挨拶いただき、盛大に開催され、あっという間に閉会の時間となった。
そして私は明日からの出張もあるので、懇親会終了後、足早にホテル前のモノレールに乗り、帰路に向かった。モノレールにはヘッド飾りをつけた親子連れやカップルが多く乗っていて、みんな楽しそうにしている光景は、私までも幸せな感じにしてくれるものであった。そしてその雰囲気にのって自撮りをしてみたが、絵面はブランドイメージを崩してしまいそうな感じになってしまった。
ありきたりの言葉ではあるが、やはりリアルで皆さんに会えることは大切である。会話がなくても想いを感じ取れることができる。それは植物と向かい合う時も同じである。私は本年でしばらく続いた当協会の副会長の任期満了である。しっかり若手に引き継ぎを行い、会の若返りを行っていければと思っている。
今後の全国花卸協会の発展を大いに期待をしたいと思っている。
今日は淀屋橋にて一般社団法人青年海外協力隊プラザ・大阪の令和5年度通常総会が開催されるため、久し振り?に大阪市内での活動になった。
開催前に以前より大変お世話になっている先輩と待ち合わせをさせていただき情報交換などを行い、総会会場へと向かった。
花き園芸業界に主軸を置く私が何故今回この会に所属しているのかと思われるかもしれないが、それはもともと国際協力に関する活動もしていたのもあるが、今までマダガスカルやセネガルなどに訪問した際に、外務省やJICAの皆様にお世話になったり、赴任されている隊員の活動に現地で触れ、多くを学ばせていただいたりしてきたので、私の引き出しで何かお役に立てればと思ってのことが主な理由である。
そして、この会を構成される青年海外協力隊員OBや隊員を支援する大先輩たちが、役員の若返りということで、又右衛門にお声掛けいただき、今回理事として就任させていただくことになり、初めての総会・理事会出席となった。
各報告がなされ、その中で新人理事として挨拶をさせていただきながら、議事は滞りなく進み、大先輩たちに温かく見守られながら新人理事として初めての総会・理事会を無事終えることができました。
まだまだ力不足であるが今後も引き続きJICAなどと連携をとりながら隊員の支援活動はじめ国際協力の理解を深める活動をさせていただきたいと思っています。
本来であれば私のような年齢では若返りというのは少し無理があり、どちらかというと若手に席を譲っていく年齢であるべきですが、さらにご活躍されてきた大先輩の皆様の想いを引き継ぎ、少しでもお手伝いができればと思っています。
また新たな取り組みも検討し、より広く国際協力の理解を深めていただくため会員の募集もしていければと思っておりますのでその際はぜひ検討もよろしくお願いいたします。
そして総会終了後は各自解散となり、私は地下鉄と阪急を乗り継ぎ本社に戻る途中に連絡が入ったため、途中下車して再び梅田へと戻り、初めての会社に伺うことになるという少しバタバタした一日となったが、新しく訪問させていただいた企業が植物の価値をより理解いただき、是非健康な植物を様々シーンで取り入れていただけるようになっていただければと思う。
大阪に拠点を置きながら大阪市内よりも都内やその他の地域にいる時間が長い状況が続いており、大げさだが、大阪での活動は何となく懐かしさを感じるというホッとした感じの1日になった。さて、明日はまた飛行機で移動だな~~。体調管理しながら頑張ろう。
今日は午前に神奈川、午後は都内での大切な取り組みと講演のために、怪しい雲行きの中、いつものように伊丹空港から羽田空港へと向かった。
6月に入ってからもバタバタの毎日が続き、未完成の講演のスライドを作りながらの移動であっという間に、羽田に到着。そしてそのまま大船へと向かった。
今回の大船フラワーセンター訪問は、先週高知で開催された日本植物園協会の総会にて、榎本園長と久し振りに再会させていただいたが、話す時間が取れなかったため、あらためての訪問であった。ミーティングに結構長い時間をとっていただけ、とても前向きないい話となった。さらに素敵なヒントやアドバイスもいただくことができた。今後が楽しみである。
その後、久し振りに園内を拝見させていただいた。
水辺には菖蒲やスイレンが咲き、とても良い雰囲気を感じさせていただきながら、次の目的地へと向かった。
電車を乗り継ぎ、予定時間より少し早めに神保町へ到着し、時間調整後、目的地である公益財団法人 都市緑化機構様へと到着した。
今回は、研究会の長である藤田先生に、環境緑化技術共同研究会総会の記念講演としてお声掛けいただき「健康な植物(みどり)の力で地球をリ・デザインする〜輸入植物と自然生態系調和型資材による社会課題の解決〜」と題し、リアルとリモートで講演させて頂きました。
以前からお世話になっている都市緑化機構の方々や、藤田先生にお声掛けいただいたのもあり少し多めにと思い、このような講演のプログラムの内容を用意させていただいたのだが、用意したスライドが300枚を超えてしまったので、さすがにこれはまずいと思いバラエングループの取組事業は新しく作った又右衛門パンフレットをリアル参加者の皆さんにはお配りさせていただくことにして、いっぱい話したいことはあったのでが割愛させていただき、「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」として、魅力的な海外の植物、植物輸入についてと輸出のお話をさせていただいた。
後半は、「バラエングループ」による社会の課題解決への取り組み~私たちの考えるこれからの植栽デザイン~として、ローメンテナンスガーデンの必要性やデザットプランツの選び方、あとは土のデザインや見えないデザインの必要性をお話させていただいた。
The Air-Pot System 19 Japanese – YouTube
「マイナスの少ない植栽環境への取り組み」として、画期的な植物育成ポットAIR-POTや、本年春からアースフィール社で販売開始した自然生態系調和型資材などを活用した取り組み、「カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブへの貢献」として、【国内植生と栽培植物の機能回復による温室効果ガス固定量の増加と持続的農業推進による農産物の安定生産】を提言させていただいた。
NEWS – EARTH FEEL/アースフィール【地球に触れて、地球を感じて】
そして最後に私がみどりのサンタアンバサダーとしてお世話になっているテラプロジェクトの提言であるGREEN GOLDの時代、共創による“with the world” で講演を締めくくらせていただいた。
正直、今まで植物から預かったメッセージが多く、少しでも多く伝えたかったため資料が溢れてしまったのと、話術の未熟さ、慣れないいつもと違うパソコンでの講演でもありいただいた2時間あっても伝えきれずで、かなり駆け足になってしまいお聴き苦しかったと思いますが、皆様には最後まで熱心にお聴きいただけました。
講演終了後場所かえての情報交換会では熱心に質問や、共感の声もいただき、感動したとまで言っていただき、お世辞とはわかっていても励みになり、私にとって学べる貴重な時間となりました。
これからも地球を救うことができる緑化、花き園芸業界の一員として、さらに学び、皆さんとともに活動をさせていただきたいと思います。
さて今日は遅く飛行機も新幹線もないので、一泊して早朝に帰ります。それでは皆さん素敵な機会をありがとうございました~~~。おやすみなさい。
素敵な機会をありがとうございましたm(__)m
日本植物園協会 58回大会 3日目(最終日)は、参加希望者によるエクスカーションである。今回は3つの魅力的なコースをご用意いただき、その中から私は牧野植物園コースに参加させていただいた。
私がここで言うまでもなく朝ドラの「らんまん」にて現在もっとも注目が集まっている植物園である。
ただ単なるTVの影響で注目が集まっているのではなく、牧野富太郎先生の偉業、功績に触れることができ、素敵な植物や建築、工夫のなされた各ゾーンが魅力的で日本を代表する素晴らしい植物園であるからと言える。
到着時には、又右衛門の行動にはありがちな雨ではあったが、その分新緑が映え、樹々が喜んでいるようにも思える絶好の天気であったように思えた。
まずは、入口に隣接する映像シアターに集合し、3班に分かれて見学をさせていただくことになった。そして私たちはC班として、まずは展示館シアターへと向かった。
展示館シアターでは、牧野植物園の四季など4つ?の映像があり時間帯によって放映されているようである。残念ながら撮影不可のためアップはできないが、とても美しく素敵な映像による紹介となっているので訪問者の方は、まずは展示館シアターにて映像をご覧になってから巡回されるのも良いのではと思う。
続いて牧野文庫や標本庫をご案内いただき、協会会員特別観覧の収蔵品を拝見し、一言では語れない素晴らしい体験をさせていただけた。当然ここも撮影が禁止であるため写真のアップができないのもあるが、私のようなものが写真で伝えきれる素晴らしさではないため、この辺にさせていただきたく思う。
屋内での感動的な展示に続いて、次は土佐の植物生態園を案内していただけた。ここはその名の通り高知県の山地から海岸に至るまでの多様な植物の生育状況がエリアごとに再現されている。
例えば山間部でも高地や中低地ごとに植栽がなされている。
例えばここは海岸線に近いところである。土壌も海岸仕様にされしっかりとした展示がなされていた。
さらに現在ドラマで紹介されている植物や今花が咲いているものを示す札などもつけられ、普段開花が気づきにくい植物の花を観察できるような工夫がなされていて、来園者目線の取り組みが素敵に感じた。
その他には通常期間限定で観覧できるガンセキランの群生地も観させていただけた。前回訪問時はもう少し早めの時期であったので、花は少なめであったが、今回は多く咲いていてとても美しかった。確か今年の観覧は終わったように思うので次回は来年になるかもしれないが、詳細は直接植物園にお問合せいただければと思います。
その他にも高知ならではの野菜や、見るだけでなく、触って、ちぎって、匂いをかいだりして五感で楽しめる「ふむふむ広場」はお子様連れでぜひ行かれればと思う。
その他にもたくさん見どころ楽しみどころはいっぱいあり、もっと滞在したかったが、飛行機の時間もあり、最後に確か昨年新設された植物研究交流センターを見学させていただき、牧野植物園を後にした。
今回、日本植物園協会 第58回大会・総会、そしてエクスカーションを通じて、主催園であった牧野植物園の施設や保存されている資料も素晴らしかったが、それに匹敵するぐらい植物園の皆さんのホスピタリティーは感動的であった。まさに牧野先生の笑顔が浮かんでくるような感じがした。
司会進行や、受付での対応、エクスカーションの案内など、本当に素晴らしかったと思う。その素晴らしさは、植物園中で素晴らしいではなく、数ある色々な施設やテーマパークを合わせた中からでも、秀でたとても素晴らしい施設であると言える。
本当に3日間お世話になりなりました。皆さまのおもてなしに心より感謝です。また訪問させていただきます。
北川村を慌てて出発し、昼から市内にて開催の「公益社団法人 日本植物園協会 第58回大会・総会」会場へと向かった。
又右衛門は、広島市植物公園の日本最大のバオバブ移植プロジェクトを行い、その際に秋篠宮皇嗣殿下へのご説明役を仰せつかった際に、本協会の入会を勧めていただいてから会員とならせていただいている。
今回の総会は昨年同様に日本植物園協会 総裁でいらっしゃる秋篠宮皇嗣殿下にご臨席いただいたため、大変厳しいセキュリティーの中での開催となった。
初日はまず定時総会が開催された。続いて開会式がはじまり主催者である西川綾子会長の挨拶にはじまり、総裁である秋篠宮皇嗣殿下からの「おことば」をいただいた。
そして来賓紹介と高知県知事や高知市長市長の祝辞、今回の高知大会の開催園である牧野植物園 川原園長のあいさつが、とても厳粛な雰囲気に包まれた中行われた。
続いて表彰式、ナショナルコレクション認定証授与式があり、休憩をはさみ会場が変わり、意見交換会が開催された。意見交換会はCOVID-19などの問題もあり飲食はなしで行われた。
ただ今年は意見交換会に皇嗣殿下もご臨席され、多くの会員参加者と順次お話されていた。そして又右衛門は、以前お話をさせていただいてから少し時間が経っているので、私の活動や海外の植物について報告をさせていただき、直接ご意見を賜ることができ貴重な学びとなりました。
また多くの先生方、研究者はじめ会員の皆さまと、新たなご縁をいただくこともでき、初日を終えることになりました。
2日目の午前中は口頭での研究発表会が7つあり、どれもが興味深い内容であった。中でも、私が深く関わらせていただいたのもあるが、広島市植物公園の堀川氏による「国内最大のオーストラリアバオバブの開花」の発表から、皆さんに大切に育てられたバオバブが元気にしていることが伝わってきてとてもうれしく思えた。
そして休憩をはさんで、ポスター発表での研究発表会があり、11つのグループが提案をされていた。皇嗣殿下は全ての発表を丁寧に見てまわられて、発表者と意見交換をされていたのがとても印象的であった。
そして皇嗣殿下が全ての発表をご確認された後、少しの時間ではあるが西川会長や岩科会長などとともに、広島のバオバブや希少な植物についてなどの情報交換、意見交換が、昨日の厳かな開会式とは異なった、とても和やかな雰囲気で行われ、昨日に続いて皇嗣殿下より大きな学び、さらに宿題を授けていただくことができ、今後の活動への意欲が大いに高まるかけがえのない時間となりました。
その時の皇嗣殿下の温かく見守っていただくような笑顔や眼差しがとても印象的で、本当にありがたく感じました。そしてそのような時間は経つのが早いもので、皇嗣殿下は退席されることになり、又右衛門は、今日からまた1年間学びつづけ、また次の機会にしっかりご報告させていただくことを心で誓いながら見送らせていただいた。
その後昼食をはさんで、遊川先生等による生物多様性活動の報告会があり、これもまたとても学びが多く、又右衛門の脳はすでにキャパオーバーになっていた。
再び休憩をはさんで、分野別会議が個別の部屋にわかれて開催され、私は所属である第3分野に出席させていただき、新しくなった又右衛門リーフレットを配布し、1年間の活動報告などを行わせていただいた。
分野別会議終了後、再び会員が一堂に会して分野別会議報告会がなされた。その中で今回より会員になられた半田植物園 半田氏からも報告があり、堂々と報告をなされたのが印象的であった。
そして最後に来年度開催予定の水戸植物園からの挨拶があり、明日のエクスカーションを残して全てのプログラムが終え閉会となった。
そして一旦ホテルに戻り、着替えてから近くにある「ひろめ市場」という昔のフードコートのような素敵な場所にて大好物の鰹のたたきをいただいて、心もお腹も満たされて1日を終えることになった。
今回の大会は、写真撮影が禁止のため写真がなく文字ばかりで、読み辛いアップであったとは思いますがご了承いただければです。さて明日は最終日。これもまた、とても楽しみである。
今日から2泊3日で高知。恐らく?5年?6年ぶりで楽しみである。
いつものように今日も伊丹空港から高知行きの初便に乗り込み高知へと向かった。
ただいつもと違うのは、今回は青い色の飛行機である。久しぶりのANAへの搭乗に少し緊張しながら向かうことになった。
さすが伊丹―高知間は距離も短く、あっという間の到着になった。そして空港でいつもお世話になっているパートナーの半田氏に拾っていただき早速目的地へ向かうことにした。
ただ本来、訪問予定であったところが急遽今回訪問できなくなり、かなり無理なタイムスケジュールではあったが、少し離れた北川村モネの庭マルモッタンに向かうことになった。
空港から約90分。モネの庭に到着。滞在時間は30分もとれないため、まずいつもお世話になっている方々への挨拶とお届けさせていただいた植物たちの健康状態だけでも確認ができればと思ってのアポなし訪問である。
到着後、事務所近くで簡単に挨拶をさせていただいき、その後、早速私たちがお届けさせていただいた植物たちが多く植栽されている「ボルディゲラの庭」へと向かうことにした。
朝一番にも関わらず多くの観光客の方々の間を縫うようにボルディゲラの庭に到着した。
そしてそこには、オリーブの古木やロストラータ・ブルースワンなどのユッカ類、アガベなどが生き生きとした状態で育っていた。
そして、時折吹く風に葉を揺らしている姿を見ると、まるで「おとうちゃん。ここの皆さんに、とても可愛がってもらって、しあわせに過ごしていますよ」と言ってくれているような気がして、涙が溢れそうになった。
そしてしばらく眺めていると、遠くからとても印象的な声が聞こえてきて、その方向に目をやると多くの訪問者を案内している全国?世界的に有名なモネの庭のヘッドガーデナーである川上氏の姿があった。
川上氏は、多くのメディアにも取り上げられ、植物に対する情熱とその技量は半端でない凄い方である。
又右衛門と川上氏が出会ったのは恐らく6年前ぐらいであろうか、この地を訪れた際に、川上氏とお話した時に植物に対する考え方などが一緒で、お互いが意気投合し、新しく「ボルディゲラの庭」を作ることが決まったときに、数ある輸入植物のサプライヤーの中から是非又右衛門にと、大変ありがたいお話をいただいてからのご縁である。
本来であれば、川上氏にゆっくり挨拶をしたかったのだが、多くの方のご案内をされていたので、すれ違いざまに会釈だけさせていただこうとしたところ、私のアポなし訪問に驚かれ大きな声でご挨拶いただき、さらに多くの訪問者の方々に「世界的に活動している方で、ボルディゲラの庭のほとんどが又右衛門さんからの植物です」と、私の紹介までしていただいた。
そして30秒ない時間で、早い再会の約束をして、後ろ髪を引かれる思いで、川上氏とお別れをし、出口へと向かった。
その途中というのは失礼な表現ではあるがモネの庭の代名詞ともいわれる睡蓮(スイレン)などを拝見し、しばし絵画の中に身を置いたような体験をさせていただけた。さすが本国のモネ財団が認める庭である。
ここのことでは、まだまだ書かせていただきたいことはあるが、近いうちに再訪の約束をしたのであらためてご案内できればと思っています。
また今回、バタバタで撮ったのと、元来写真を撮るのは下手なため、この園の素晴らしさが伝わらないと思うので、是非HPなどをご覧いただき、そして現地を訪れていただければと思います。
本当に素敵な場所ですよ~~。
今年2回目の秋田へと向かった。今回も早めに飛行機&ホテルは予約をしていたので安くいくことができたが、言い訳だがバタバタしていてレンタカーの手配を忘れたのを出発の飛行機を乗る前に気づき、少し不安ではあったが、ま~~このシーズンいくらでもあるだろうと気楽に考え飛行に乗り込んだ。
着陸前にはのどかな風景が目に入ってくる。そして到着。5つあるレンタカーの窓口に空車はありますか?と聞いたところ全て予約でいっぱいであるとのこと。驚きである。
ただ驚いていてもどうしようもないのでとりあえずリムジンバスで秋田駅に向かった。電話で何件かあたったところ何とか1件 ガソリンスタンドがサービス提供しているレンタカーで軽トラックと小さな乗用車だけありますとのことで、すぐさまお願いをして、駅まで迎えに来ていただき、事なきを得た。
そして出発から1時間強で目的地付近の村に到着することができた。そしてまずは氏神様にご挨拶をして目的地に予定時間より少し遅れて到着することができた。
到着がちょうどお昼であったため、特製のきりたんぽ鍋や地元のミズなどの山菜をいただきながら、新しい取り組みについてなどをお話させていただいた。
そしてしばらくして松の圃場(ほじょう)を視察。生育状況などを確認させていただいた。畑によって若干の差はあるが、比較的に苗はしっかり根付いているようである。
また本年末に出荷できる畑も今のところ順調で、今年の年末が楽しみである。
さらにメロンやネギ、玉ねぎなどの生産現場も拝見し、今年新しく開発し特許申請できた自然生態系調和型資材について検討を進めることができた。これもまた楽しみである。
そして再び生産者の自宅兼事務所にて、今後について話し合い、大まかの方向性について確認をすることができた。ただ田舎特有の時間の流れと、植物の仕事であるために、全てがビシッと決められるものではなく、少し緩くなってしまうところもあるが、しっかり順序を経て、焦らず、慌てず、植物にとって生産される方々にとって、より良い方向を導き出していければと思っているので皆さんにもご協力いただければと思っている。
そして緩い流れではありながら、しっかり前に向く意義ある話を終え、再訪を約束して、宿泊地へと向かった。
ホテルに到着し、しばらくして近くの川反通りで夕食をとることにした。お店は何度か訪れた店で、私たちのことを覚えていただいており、再会を喜んでいただいた。そしてお気に入りのものを注文。
喉を潤しながらしばらくして運ばれてきたお気に入りの食べ物がこれである。
納豆と海鮮などが入っており、自家製のお味噌を混ぜ込んでいただくものである。
その名を「エロ納豆」。はじめてメニューを見た時に、どんな納豆と思い、メニューに書いているのに気づかず、いろんな想像をして尋ねてみたところ「ま~食べてみんしゃい」とのことで食べたらとても美味しくて、それから行くたびにリピートしている一品である。そしてしばらくエロエロな(色々な)ことを話し合い、夜食の焼きおにぎりを手にして部屋に戻ることにした。
部屋に戻るとたまっている宿題をするために、せっせとパソコンに向かう。眠くなりかけたところで持って帰った焼きおにぎりでチャージを行いながら、何とか朝までにはとりあえずのところを終えることができた。
そして深く眠ると寝坊をしてはいけないので仮眠をして朝一番でさっと食事を済ませレンタカーを返却し、その足で近くを散策することにした。
まずは日本の公園100選に名を連ねる「千秋公園」を訪ねた。ツツジや藤は見ごろを終えてしまっていたが、蓮などの水生植物と新緑がとても美しく、清々しさと、今後のプロジェクトにいろんなヒントを得ることができた。
そして芸術ホールであるミルハスなどを見学。素敵な建物であった。そうこうしているうちに出発時間が近づいてきたのでホテルに一旦戻ることにした。
その後、昨日食事をした繁華街である川反通りに沿って流れている(正確には川に沿ってある繁華街ですが・・・)川を観に向かった。
ただこの川の流れる景色を観るためには橋の向こう側に行かなければならないが横断歩道がないため地下道を通るしかないので、初めてこの地下道を通ってみた。当たり前かもだが薄暗い。少しだけではあるが不安を感じた。
ほんの少し進むと陽が差し込んでくる。何となく日々の自分と重ね合わせながら歩いていた。
さらに出口に向かうとその光はさらに強くなり、輝く緑が目に入ってきた。その光景を見た時に、あらためて自分の進むべき道を確信できたように感じた。
そして地下道をくぐったところには、新緑の下で透き通った緩やかな流れの川。そして優雅に鯉が泳いでいた。そしてしばしその光景を眺めていると色々な悩みが流されていったように思えた。
そしてそこにあるメッセージの「川は心のふるさと」という言葉が全てを包み込んでくれた。
短い間の秋田であったが、目に見えているものよりも、はっきり見えてはいなくても、とても素敵なものを得ることができた。
さ~週明けも出張からのスタート。張り切っていこう!!!