四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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先週末は地元のお祭りもあったため、宝塚に戻り、週明け再び関東へと向かった。
今回の目的は、今春、包括連携協定を結ばせていただいた千葉県いすみ市に、ミーティングと現地調査であった。いつものように朝一番の飛行機で羽田へ。
そこからモノレールとJR線を乗り継いでいくと、通常なら午後からの打ち合わせに十分間に合うのだが、今日は東京駅にて列車に乗った後、京葉線区での事故によって大きく遅れての到着となった。
まずは市役所にて、簡単にミーティング。環境に配慮した新しい技術の説明をさせていただき、その有効性に期待を持っていただけた。
そして何よりも現場一番なので、今回の協定にもある観光としての花き園芸で起きている課題解決と、いすみ市の取り組みについて触れさせていただいた。
最近では多くメディアにも取り上げられている「いすみ鉄道」 特に菜の花と桜の時期が美しく、多くの人が訪れる観光スポットでもある。今の時期、菜の花は咲いてはいないが、透きとおった青空と緑に、黄色の可愛らしい電車が映えて魅力的な光景であった。
また国吉駅周辺では、農園や花壇など様々な取り組みをされていたのが印象的であった。
ただ、いすみ鉄道沿線の美しい光景や、駅周辺の取り組みが保たれているのは、その裏方でいすみ市の方々や地域ボランティアの日々活動があるからである。頭が下がる思いである。
その他にも、リーガースベゴニアなどの生産者やその他の施設などを周らせていただくことができ、ほんの一部しか見ることができてはいないかもしれないが、実際に現地を訪れ、植物に触れ、土に触れることにより、現地の状況や課題などを少し理解できたと思う。さらに何よりも現場で活動される方々からの声は貴重で、その努力は尊く思えた。今後も引き続き、現地の人びとや植物に触れ、耳を傾けながら、私たちのもつ新しい資材や技術などによって、後押しをできればとあらためて思うことができた。
そして時間が許される限り現地を案内いただき、制限時間となったので、都内に向かうことにした。
その帰りの途中、急遽仲卸の社長からご連絡をただき、美味しいハンバーグをいただきながら、今後についてなどをざっくばらんに話し合うことができた。ぜひこのような若手がどんどん育っていただきたいと思いながら、私が残せることを考えながらこの地を後にした。
翌日も都内にて活動。うだるような暑さの中、屋外を歩き周ってへこたれそうになることもあったが、一か月おきのタイでの活動のおかげもあり、少し強くなったのか、何とか能動的に動くことができた。
週中には台湾のビジネスパートナーに訪問していただき、久し振りの情報交換もでき、貴重な時間を過ごさせていただくことができ、実り多い週となった。
今週このような時間を過ごすことができたのは、この暑い中でもへこたれずに本業の卸に徹して活躍してくれている素敵なスタッフのおかげである。彼らの植物に対する想いやお客様への想いは半端ではない。頼もしい限りである。私はそのような背中を見ることで、活力が生まれてくる。ぜひ何とか厳しい夏、お盆を駆け抜けて欲しいと心から願ってやまない。
8月4日5日と宝塚山本の園芸流通センターにおいて、「山本納涼夏まつり(盆踊り)」が4年ぶりに開催されました。
このイベントは、山本の自治会はじめ多くの団体が関わり開催されているイベントで、COVID-19の影響でここ数年開催ができずにいたが、本年4年ぶりの開催となり、その手伝いにほんの少しだけ又右衛門も参加させていただいたのでご報告を。
まずは、仕事を終え会場につくと、驚くほど、人、ひと、ヒトという具合に、大勢の方にお越しいただいていた。その混雑ぶりは、いろんな関係もあり写真は撮ってはいないが、明らかに今までの開催より多いものであると感じた。私の参加は2日目のみであったが、初日はさらに多い人出で、開場を早めるなどの大盛況であったとのことである。
そして私は今回も年齢を配慮していただいてか、比較的すいているお面売り場を担当させていただいた。
今までは、以前の投稿を見ていただければわかるが、ショッカー(仮面ライダーの敵)のお面をして参加してきたが、今回はイメージを変えて「ちいかわ」にさせていただいた。「ちいかわ」ファンの皆様には失礼いたしました。
その効果は全くなかったかも知れないが、おかげさまで多くの方々にお買い上げいただき、人気のお面など完売するものが多くあった。
また販売中には、祭りのだんじりなどで一緒に活動している青年たちにも、陣中見舞いに来ていただき、再会することができ、とてもうれしく思えた。そして、いつもながらの素敵な太鼓の拍子にあわせて、盆踊りが行われ、2日間の山本納涼夏まつりは大盛況のもとの閉幕となった。お越しいただけた皆様、ありがとうございました。
今回、又右衛門がお手伝いに参加したといっても、出張もあったが、準備、片付けなどにも参加できず、短い時間の冷やかしのような手伝いになってしまっていることは申し訳なく思っています。この場をお借りして、皆様にお詫びと、そのような参加でも笑顔で迎えていただいた地元の皆さまに本当に感謝です。猛暑の中、設営、開催、片付けをされていた皆様のホスピタリティーには頭が下がります。ありがとうございました。あらためての御礼は照れくさいのでお面をしたまま、御礼いたします。
4年ぶりに多くの方々と地元の皆さんが、笑顔で接して入れる景色を、お面越し観ながらジーンときた又右衛門でした。また早くも来年が楽しみである。
バラエングループの代表企業である薔薇園植物場は、8月から新年度となる。
昨季は労務改善などいくつかのことに着手し、厳しいながらも各スタッフの努力により、一定の成果を残せたことは大いに評価できると言える。スタッフの皆さんには大いに感謝である。そして今週、それぞれが新たな思いで新年度がスタートした。
お朔日はいつものように氏神さまを参拝し、先月と前年度のお礼を伝えさせていただいた。その後、三木に移動し、アースフィール資材の定例ミーティングと技術講習会、山本に戻って、新資材の提案など、アッという間の1日となった。
翌日は、大阪市内の中心地で2025年OPEN予定のとても素敵な施設の植栽についてご相談をいただき、また植物が活躍する場所が一つ増えることに喜びを感じることができた。
週の後半は都内にて活動。この日も都内に向かうためいつものように伊丹空港から始発便に乗る前に、休憩室にいたところ、以前にお仕事でとてもお世話になったことがあり、現在要職につかれている方にバッタリお会いし、いろいろ興味深い課題もいただけ、あらためてお伺いすることになった。
羽田到着後、青年会議所時代の先輩にもバッタリ、朝一番から思わぬ再会が続き、とてもテンションが上がる出張の始まりとなった。
そして到着後、そのまま市場での打ち合わせ。初めてお会いさせていただくことになった方であったが、考え方や方向性が似ており、今後すぐに繋がるものと中期的に繋がる取り組みについて、ざっくばらんに話をすることができ、とても意義深いミーティングをすることができた。今はお盆期間のため双方がバタバタしているので落ち着いてから、早速進めていきたいと思っているので、とても楽しみである。
そして新橋に移動。昼食をはさんで、お約束させていただいた方に久し振りにお会いすることができた。それは、ともさん。セネガル訪問時に大変お世話になった方である。彼女はセネガルにて、センスのあるとても素敵なインテリア雑貨をデザイン・制作し輸出をしている。そして又右衛門の訪問時の通訳と現地アドバイス、そして植物輸入に一役かっていただけた、とてもアグレッシブな方である。
※写真は当時のものになります。
以前アップしたブログを読み返すと、前回のセネガル訪問は2018年8月はじめなので、ちょうど5年前の同じ日に出逢ってからの再会である。そして今回、夏休みで日本に来るにあたって、ご連絡をいただき、お会いすることになった。
ただこの再会は単に懐かしいですね~~。元気にしていますか?の挨拶ではなく、当時現地で今後の取り組みについて話をしていたことを温めていただき、プランとして持ってきていただけた。さすが、ともさんらしい。
※写真は当時のものになります。
プランの内容は、今の段階ではお話できないが、簡単にやりましょう!という簡単な物でもなく、引退も視野に入れ始めた又右衛門が日本にいて片手間でできるものではない。ただ5年越しの想いでもあるので、調整がつけばチャレンジしてみたいとも思っている。いずれにしても、セネガル再訪が必要になってくるので、年内のスケジュールはほぼ埋まっているので来年になるであろうとは思うが・・・。
そのように思い出話などする時間がなく、今後についてのみお話をした後、お互いの背中を押し合うように見送りながら、再々会を約束してお別れとなった。
セネガルから来て熱中症にかかっている彼女たちには、驚きを感じたが、是非残りの日本での日程を健康に過ごしていただき、セネガルで再会することを願ってやまない。
次の日、4日もいつもご支援いただいている方の紹介で、面談の機会をいただきお会いすることになった。どのような立場の方であるとかは、いろんな関係のこともありアップはしないが、色々な経緯で今のお仕事をされていること、その方向性に共感するところが多くあり、多くを学ばせていただける素敵な方であった。また私たちの取り組みや、植物に対する想いもご理解いただき、きっと素敵な取り組みに発展していけるのではないかと思っている。
ここでは簡単な紹介にして、多くを伝えさせていただくのは、今後のお楽しみとさせていただければと思う。ただこのプロジェクトの目的はとても大切であり、植物も喜んでくれるであろう。健康な植物(みどり)の普及をめざす活動家として、とてもやりがいがあり、進めていかなければならないと感じることができた。近い日に約束させていただいた再会の日が今から楽しみである。
午後からは、農水省へ。ここでは、要職を務められ、明快な思考と実行力を兼ね備えた魅力いっぱいの方と、お話をさせていただく機会をいただけ多くを学ばせていただけた。そして私たちのネイチャーポジティブ実現に向けた自然生態系調和型資材やそれらを使った新技術を紹介させていただいたところ、高く評価いただき、今後についての進め方についてアドバイスいただくことができた。
このような都内での2日間の活動を終えて、帰路の途中に通った日比谷公園では、宝くじの販売カーが出ており、その告知には、今日が「天赦日」「一粒万倍日」「大安」が重なったトリプル開運デーとのことを知らされた。
新年度の滑り出しに、とても素敵な方々とのご縁をいただけ、まさに出発にはこの上ない日であることを大いに喜びと期待を感じることができた。本当にワクワクである。
このワクワクのおかげか、降り注ぐ強い陽射しを暑く感じることなく、心地よくさえ感じるものになった。さぁ、この1年間、しっかり頑張っていこう。視界良好である!!!
さて今回のタイ紀行の最後は同行スタッフとともに行った現地での作業について書かせていただきます。
ご存知の方がほとんどかとは思いますが、一人でも多くの人に周知いただくために敢えて今回も話させていただきますが、日本はじめ、多くの国々は、植物を輸入する際は、土が付着していては輸入できないというルールがあります。
それは土に日本の植物や生態系に悪影響を及ぼすものが含まれている可能性があるからである。そして世界各国の中でも日本の植物検疫の検査はとても厳格です。その規制のおかげで影響があるものの入国を水際で抑えられている。植物防疫所の方々の日々の努力には頭が下がる。
私たちは輸入植物の安全性を高めるため、植物検疫の検査の負担軽減のためにも、必要に応じて、私たちも可能であれば現地の方々とともに、実際に洗浄を行い、その指導をしている。今回はその模様を少し紹介させていただきます。
これは大型のフィカスであるが、このような大きな植物の洗浄には、かなりの時間と根気が必要になる。まずは一番土がついている可能性がある根の周りをチェック&洗浄 写真では数枚であるが、この樹だけで3日目の洗浄である。
何故3回目の洗浄かというと、植物への負担を分散させるためである。本当に根気がいる。
ある程度、根の洗浄を進め、続いて木の上部の洗浄も行う。又右衛門も参戦。
いくらきれいに洗ったつもりでも、微量の土が出てくる。ここは又右衛門は厳しく指導する。
ただ言葉だけでは伝えきれないので、一緒にびしょびしょになりながら、作業を進めていく。
この方などは、完全にびしょ濡れである。ただうれしいのは、ここまで濡れながら作業をすることに、疑問を感じずにその必要性を理解し、寡黙におこなってくれている。本当にありがたい。これが意味もわからずに、ただ強制的に作業をさせられていると感じていたら、きっと私たちが帰国したらまた手を抜いた作業になるだろう。これがともに活動することの意義であると感じている。
そして一旦仮仕上げ、少し期間をおいて、樹勢が回復してから、再度洗浄に入る。お気づきの方もいただろうが、樹の上部の葉を全て落とさないのは回復を早めるためでもある。輸出の時には(日本に向かう)直前で葉を落とすようにしている。全ての植物が同様な方法ではないがこのようにして仕上げていく場合もあることを知っていただければである。
うってかわってこのような小さなサンスベリアもしっかり丁寧に洗っていく。そしてひとつずつ、しっかり新聞でくるんでから丁寧に箱に詰められて日本に向かう。
現地でココピートにて作られているように言っていても、実際に鉢から出して、根をさばきながら見ていくと、中には土が入っていることがある。決して現地の方々に疑いを持っているわけではないが、日本との感覚の違いもあるのでしっかり見極めていかなければならない。
この時も特別なところにお届けする葉のとても大きなボルネオジャイアントの根洗いを行わせていただいた。急に雨が降り始めたおかげで、全身びっしょり濡れてしまった。この時の影響もあり少し体調が低下したかもしれないと、今では思っている。
また洗ったヤシの変化をチェックしながら、日本に向けて日々研究をしてくれている次世代もいてくれて今後は本当に楽しみである。
彼女らは日本での販売を全て私たちに任してくれているとまで言ってくれているので私たちの指導も力が入る。新たな技術を伝えていくことにも躊躇がない。
いかがでしたか?簡単な説明でしたが、現地の方々や植物は日本に来ていただくために、本当に大変な努力をしていただいていることを知っていただければと思う。
今回、私たちの次の担い手が現地の方々と一緒に作業することはお互いにとって今後大きな意味を持つと確信している。
慣れない気候や食事で体調管理が大変であったかもしれないが、最終的に元気に帰国し、その経験を活かして、活動をしてくれているであろう。本当にお疲れ様でした。
また来月、再来月と又右衛門は新しいプロジェクトと植物の状況チェックに再度伺うことになる。再会が楽しみである。
今回のタイ紀行。国内での案件を受けながらでタイムリーにアップできず、半月後の今になってしまい申し訳ございませんでした。
あと最後になりますが、タイやスペイン、その他の国において、多くのパートナーと様々なジャンルの植物や生産者と巡り合うことができました。
今後は私たちの取り組みを理解していただき、ともに活動いただける方限定にはなりますが、又右衛門と一緒に現地見学、研修を行っていく企画を考えています。参加者も生産者、販売者などカテゴリーに分けて、適切なところに案内するように進めていければと思っているので今しばらくお待ちいただければ幸いである。
さ~~気がつけば7月も終わり。暑い 熱~~い夏。まだまだ続きます!!!
さて今回のアップは、タイ現地での活動のひとつである生産地訪問で、公開可能なものについて書かせていただきたいと思う。今回は語るより写真が多い方が、喜んでいただけるかと思うので周った中でいくつか挙げさせていただく。
まずはタイと言えばラン。中でもデンファレが有名であろう。
品種を上げればきりがない。主に切り花として出荷されているが、私のお気に入りは手のひらサイズのミニのデンファレである。
このままエアプランツ感覚で部屋に飾っていただければと思っている。花は切り戻せば再び咲くこともあるし、花がなくても観葉植物としても楽しんでいただけるのではないだろうか?最近様々な植物が小型化しているので個人的には期待を寄せているものである。当然価格も抑えることが可能なサイズなので今後期待である。
続いてモンステラやフィロデンドロンなどの斑入りを多く生産している産地。
日本では落ち着き始めた斑入(ふいり)であるがタイではまだまだ種類や希少さが入れ替わりながら、高値水準で取引されている。日本が購入できる金額ではないぐらいの過熱ぶりである。
ホヤでも、とてもレアなものがある。正直、そのレアさにはついていけていない。
中には葉っぱ1枚数十万円というのもある。驚きである。
続いてサンスべリア。これはとても奥が深い。比較的普及しているものから、
このようにユニークなものもある。
さらにとても希少種で本年コンテストにて特別な受賞したもの。
日本未入荷の株で、まだ名前がついていないものもある。価格を聞くと、驚きで触る手をすぐに放してしまいそうになるものも。それにしても、眺めているだけでワクワクが止まらない。
最後にヤシの生産地を。絶大な人気を誇るビスマルキア。
コペルニシアやボラッススなどがいっぱいである。
このヤシの形状はまるで龍のようで、たつ年生まれで龍に心を寄せる又右衛門は、この場を離れたくないぐらいであった。
このほかにも、ブロメリアやビカクシダ、海外からの塊根植物、ソテツ類などタイには魅力的な植物があるが、今回の訪問ではこれぐらいしかま回れなかったのでこの辺で。次は産地を周って実際に行った作業などをお届けできればと思います。
少し事情があって渡航から少し時間が経ってしまったが、今月初めに訪れたタイ訪問についてまとめてアップさせていただきたいと思う。
今回のタイ訪問は、いつものように一人での訪問ではなく、現場作業もあるため、中堅スタッフと若いスタッフ同行で研修も踏まえ3名での訪問である。
その中で、マーケット視察、生産地活動、現場での作業にわけてお話をさせていただこうと思う。
今更言うまでもないが、タイでマーケットと言えば、まずチャトゥチャック マーケットということになる。タイで最も大きいマーケットで、おそらく世界最大級と言えるであろう。 敷地面積は広大で、15000以上の店が軒を連ねているとのこと。多くの店はウィークエンドマーケットと言われるように土・日曜日のみの営業で、主に日用雑貨、衣類など様々なものが売られている。ただ週末以外の週中には、その場所を有効活用し、植物のマーケットが開催されている。そこで今回の訪問では次の担い手研修として、その両方に触れていただき現状を見てもらうことにした。
まず前提として知っていただきたいのは、このようなマーケットでは、農園や現地で買い付けてきたもの売る店、農園がアンテナ的に販売しているいわゆる生産者直売店舗がある。その中には出所がわからない植物を売っている人たちがいると言うことである。
以前はこのようなマーケットで仕入れたものを日本に持っていく若い世代が多かったがCOVID-19の影響と円安、日本の輸入規制の正しい厳格化によって日本への植物の持ち込みが容易でなくなったためであろう。それに加えてSNS取引が進化し、希少植物の販売者と趣味家などがマーケットなどを通じなくても取引ができるようになったため最近はあまり日本人を見かけなくなった。
それでも私たちがマーケットを訪れるのは、そこで買い付けるのではなく、現在どのような植物が流通しているか?どのような植物が人気なのか?などのリサーチをするために、定期的に訪れるようにしているのである。商品こそなくても結構いろんな情報を仕入れることができるからである。さて前置きが長くなったが、マーケットのほんの一部の植物を見ていただければと思う。
写真のようにしまっている店舗の店先で、様々な植物が販売されている。私が一緒に写っているのはソングオブインディアである。日本ではこのようなサイズで形が整っているものは中々ないであろう。ただもっと大きく魅力的なものは探せば出てくるであろう。
大きなものがあれば小さなものも。サボテンや多肉など並んでいる。中にはとても安価な物から数万円するものまでが多く並んでいる。
今人気のホヤも様々な種類がある。専門以外とはいえその種類には正直又右衛門はついていけてないぐらいである。
少し志向は違うがバナナ専門店もあったりする。ここは以前に農園を訪問したことがある。個人的には結構興味がある。中には耐寒性があるものや、希少な品種もあり奥が深い。
このような植物が所狭しに並ぶチャトゥチャック マーケットが土日には植物売り場は撤収され、雑貨や服飾の売り場に変わる。
タイ産の民芸品のようなものやアーテフィシャルフラワーなどを見かけることができる。
他には服飾やスタイリッシュなインテリアグッズなどが立ち並ぶ。中にはとても魅力的なデザインのものを見かけることができる。新人や若手デザイナーなどはこの場所から開業し、発信し続け、選ばれしものは檜舞台へと昇っていくことがある。小さな場所にとても夢が詰まっていて、見ているだけでワクワクしてくる。
大通りは平日の植物マーケットとは段違いに人が溢れかえっている。それも多国籍である。この光景だけを見ているとCOVID-19は完全になかったことのようだと感じることができる。
私と同行したスタッフも同じマーケットが日によって変化することに驚きを感じてくれたと思う。そしてその暑さと・・・
チャトゥチャック マーケットに関しては、本当に簡単なアップしかできていないが、ビジネスとして仕入れに行くには微妙だが、タイを感じるために見学に行くには面白いところであるので火・水の植物販売と土日のマーケットに触れていただければと思う。
その時は絶対に暑熱対策は万全にしておいてくださいませ。
また中心部を少し離れると、通年植物を売っているマーケットが何件もあるので、日にちをかけて見てまわると良いかもしれない。このように変わったもの葉が特徴的なものや
又右衛門お気に入りの大きなシダなども多くある。
ユニークなユーフォルビアなど、いろんな植物に出逢えると思います。土地勘がない人には厳しいかもですが機会があればぜひ訪れてみてくださいませ。
楽しみがいっぱいですよ~~。
海外出張と国内での取り組みが重なり、ただでもデスクワークの能力値が低い又右衛門は、徹夜をしても追っつかない日もあり、そのために免疫力がだだ下がりして、能率が悪くなってしまったこと。おまけにそのような時に野球の応援で大声を張り上げたために声が出なくなってしまったことに大いに?少しだけ?反省している今日この頃です。
そのような体力と能力低下中に、支えてくれているのは、もちろん最近伸び盛りのスタッフのサポートである。それと縁の下の力持ちマリネックスプレミアムのおかげでもあるが、さらにこの間の素敵な新たな出逢いや再会があったからである。
帰国後、現在活動の拠点である豊中市の市役所を訪問。バラエングループの考える環境への取り組みや今後の提案などをする機会を頂戴することができた。
私たちの取り組みが豊中市が目指すカーボンニュートラルや環境対策にも役に立てるのではないかと考えていたが、私たちの訪問を歓迎していただき、興味をもっていただけた。今後はさらに積極的に取り組んでいければと思っている。
さらに、私がいつも国内外の移動で大変お世話になっている航空会社の方、それもカウンターでよくお会いしていた方が公民学連携で豊中市に赴任されていて、それも今回ご担当いただけるなど、このような形での再会もあるのだな~とびっくりとうれしさが重なった。Facebookで毎回のようにアップしている思いが通じたのかなとも感じることになった。また市役所の帰り道では色々な発想も沸いてきたのでとても楽しみである。ぜひ日を置かずして再訪したいと考えている。
そしてその数日後、豊中市の別の部署でのご紹介で新たにフラワービジネスに参入されようと考えられている素敵な方に、私たちを訪問いただけた。
その時には挨拶程度しかお話はさせていただけなかったが、少しばかりではあるがバラエングループの取り組み、又右衛門の活動に触れていただくことができた。またその方たちはタンザニアにても魅力的な活動をされていて、又右衛門のマダガスカルやセネガルなどの取り組みと繋がるところもあるのではと感じている。今秋の開業とのことではあるが、花き園芸業界に新たな風を吹き込んでくれるような取り組みをしていただければと思う。そして微力ながら活動のお役に立てることがあればと考えている。取引とは別に活躍がとても楽しみである。
週がかわり大原ビックフェスティバルへ。COVID-19の影響もあり、国内の展示会にはほぼ足を運んではいなかったが、久し振りに会場にて、しばし立っているだけで、多くの方と再会することができた。そして多くの方からとても興味深い取り組みのお話もいただけたり、活動の励ましの言葉をいただけたり、短い時間であったがとても素敵な時間を過ごすことができ10月のJF兵庫県生花「大植 秋の感謝祭」、関東での大きな展示会に向けて大いに参考することができたと言える。
20日にはJFグループ生産者協議会 通常総会が開催され、賛助会員として出席をさせていただいた。
講演会では当会の特別顧問である松浪健四郎先生からオリーブの話を盛り込んだとても勉強になる素敵なお話を聴かせていただくことができた。松浪先生には日本体育大学において、オリーブの植樹において、様々な役割を頂戴し、本当にお世話になってきた。中でもトーマス・バッハIOC会長の名誉博士号授与式の記念植樹に又右衛門が関わらせていただいたことは今でもしっかり記憶に残っている。
そして休憩をはさんで懇親会では、久し振りにNHKの趣味の園芸などで活躍されている園芸研究家 トミーこと富山昌克氏と同じテーブルになり、久し振りに和気あいあい長く話すことができ、多くのアドバイスをいただけた。
その他にも協議会会長はじめ多くの生産者の方々とお話することができ、とても有意義な時間となった。
このように魅力的な方との出逢いや再会のおかげで、パワーチャージができ、もうすぐ復調できそうである。あらためて全ての人に感謝である。
さ~~8月からは新年度。引き続き混とんとした世の中であるが、進むべき道ははっきりしている。ぜひ志が同じ皆さんと共に実直進んでいければと思っている。きっとその先には明るい灯りが待っているはずである。
タイでは雨に打たれ風邪をひきかけたり、道路を歩いていたら、後ろからの車に腕を当て逃げされたりではあったが、まあまあ?無事という状況で帰国することができた。
そして楽しみにしていた先週来日してくれたディクソニア アンタルクティカとの再会を果たすことができた。
サイズは6インチという赤ちゃんのようなサイズから1~2ftの人気のサイズ。
そして5ft以上の大きなサイズ。そして数量限定の10ft以上の特大サイズ。
さらに珍しいマルチタイプなど、錚々たるメンバーがそろってくれている。
中には、今にもはじけそうな芽を膨らませている子もいて、愛くるしくて仕方がない。
この子たちは、輸入前からご注文いただいているもの以外は7月15日より販売開始予定である。価格などについてはローズガーデン植物部にお問合せいただければと思います。(TEL:06-4866-1212)
COVID-19以前と比べて極端な円安、コンテナなど輸送費の高騰を考えると、以前と比べて200%近い費用が掛かっている。さらに今回はしっかり太めのサイズのため、現地での価格も高くなっている。正直かなり高く販売をしなければならないところを何とか工夫してできるだけ変わらぬ価格で提案できればと思っている。
さて今回、私がいない日本において現場の輸入植物担当スタッフは、周りのスタッフやヘルプのパートナーと力を合わせ、傷だらけになりながら植物のこと考え、無事にやり遂げてくれていることにうれしさを感じる。
まさに写真のディクソニアのように若い芽が出る中から、ひとつ抜けでてきてくれている状況であるのではないだろうか。また生花部門でも産地訪問のデビューをするなど、各部門で着実に力をつけてくれている若い世代が増えてきた。ぜひそのままの勢いで成長し大きな葉を広げてくれればと思う。そして中堅や新しく招き入れるスタッフと共に力を合わせ、1日もはやく私のような老体にあたる陽を遮るぐらいの存在になってくれることが楽しみである。
そのような日が早く来ることを期待してやまない。
前回のアップでお伝えしたようにタイ現地での報告は後日にさせていただくとして、昨年訪問させていただいたオーストラリアのナーセリーから素敵な植物が到着した。
それはディクソニア アンタルクティカ、別名ソフトツリーファーンと言われる人気の高い子である。
この植物は私たちでは珍しいベアルートでの輸入になる。何故ベアルートなのかというと、とても単純でアンタルクティカはベアルートでも発根活着あっても枯死率には関わらず、むしろPOT植えにての輸送の方が問題を多く抱えるためである。
そして今回、写真のように、40ftコンテナ満載で到着である。コンテナ内にはとても小さな赤ちゃんのような子から、かなり大きな子までが乗っている。
とても蜜の中であっただろうが、元気いっぱいに到着してくれいるとの連絡を受けてホッと一安心である。
さらに日が変わっての植物防疫所による入念な検査も無事に合格することができ、正式に来日となった。
私はタイにいて直接対面ができなかったが日本のスタッフが奮闘してくれ、素敵な来客を迎え入れてくれていることに感謝である。
私も帰国して少し遅れての七夕再会が楽しみである。
月末の夏越の祓いを終えて、お朔日には改めて清められた?身体で氏神様参りをさせていただけた。
そして3日は、長年お世話になっており幾度も研修旅行にもご一緒させてきていただいていた岩手 安代リンドウのチームが梅田生花市場にて今夏のリンドウ出荷に際し、販売促進のプロモーションと会議のため、朝一番セリ前の時間帯市場においでいただいた。
特に今回の来訪は八幡平市 市長の同行で、とても熱のこもったものであった。そして私もセリに先立ち、市長や部会長とお話をさせていただき、情報交換と私の年内安代再訪、引き続きの様々な約束をし、宝塚へと移動することになった。
地元の宝塚山本では、以前訪問させていただいた確実園本園にて私たちが取り組む自然生態系調和型資材やそれらを使用した栽培技術によるバラへの試用においての経過報告や効果検証などの報告と、確実園代表とミーティングを行わせていただくことができ、新たな学びなどの価値の高い収穫があった。
確実園本園訪問後、地元の飲食店でランチミーティング。全てのお客さんが帰るほどまで、長時間にわたってアースフィール新資材を中心に打ち合わせを行い、夕方に解散。
その後私は、数日前に患った軽めのぎっくり腰がコルセットや飲む痛み止めでは回復せず、整形外科にてブロック注射をうち、そのまま関西空港へと向かった。
さて今晩からのタイ出張。腰など不安も多いが、今回はスタッフも同行のため、次の担い手がバラエングループの海外における取り組みにおいてどのように感じてもらえるか楽しみもある。
訪問中は、私は現地以外にも日本での別の案件をいくつか抱えながらの渡航なのでブログのアップは帰国後時間がとれてからになるかと思うのでFacebookなどにてリアルタイムに近い情報をお届けするように心がけます。それではいってきます。