四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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先週のGARDEX(展示会)を終え、そこでいただいたご縁や、以前から関わらせていただいた重要なプロジェクトについての面談などでの再訪。2泊3日の行程になる。
初日。朝一番の飛行機で、羽田空港に到着。到着後無料ラウンジで少しデスクワークを行ってから秋葉原に移動した。
秋葉原では、花き業界における重要な意見交換などを先輩とさせていただくランチミーティング。様々な実績を持たれる方の意見は重みもありとても勉強になる。私も現場や海外事情を踏まえて話させていただくことができ、短い時間であったがとても貴重な時間となった。
その後、渋谷に移動し、これまた重要なミーティングに招いていただけ参加をさせていただいた。その中では、とても大きなプロジェクトについてのお話を聞かせていただくことになった。今後どのような形で関わるかは別として、またいずれ皆様にも報告ができればと思う。
2日目。電車の混雑が苦手な私は、朝早めの電車で移動。約束の時間より2時間早めに最寄り駅に到着し、周辺を少し散策した後、マクドナルドでデスクワークをしっかり行った。そのような早い時間でも、SNSなどでメッセージが入り、着信音が幾度かなってしまい、隣に座っていられた青年に、着信を消すようにと注意をいただいてしまった。彼の店内でのふるまいの良し悪しは別として、きちんと謝罪、そして消音をして引き続きデスクワークをしながら次の予定までを少し微妙な空気間の中過ごすことになった。その後しばらくして約束時間が近づいたため、訪問先をめざした。
訪問先については、現時点では伏せさせていただくが、GARDEXにお越しいただけた業界では著名な大きな会社である。約束の時間に訪問させていただくと代表はじめ多くの方とお話しすることができ、展示会同様私たちのグループの取り組み、製品、技術をあらためて紹介させていただき、訪問先の取り組み、めざす方向性などを教えていただくことができ、多くを学ばせていただくことができたのと同時に、私たちのめざす方向性と合致するところも多く、私たちの新しい製品や技術がお役に立てると確信できた。さらに今後についてざっくばらんに色々なことをディスカッションすることもでき、とても意義深いミーティングになったといえる。そして近い再訪と提案を約束して、都内に戻ることにした。
そして京浜東北線に乗り18駅で新橋に到着。新橋のホテルに戻り、リモート開催の全国花卸協会の理事会に出席させていただいた後、再びデスクワークをして1日を終えた。
翌日は東京駅近くにオフィスを構える会社を訪問した。この会社もGARDEXにてお会いした後の訪問である。ただ昨日と違うのはGARDEXでは再会である。以前にお会いした時は私の需要とうまくタイミングが合わなかったが、今回は私たちの需要と先方の供給、先方の需要と私たちの供給がうまくタイミングが合い、双方にとってメリットがあるものであると考えられるため、これもまた価値ある取り組みに発展しそうであるので楽しみである。
午後は東京農大に隣接する「食と農」の博物館へと向かった。
少し早めに現地についたので、バイオリウムを見学した。
そしてリクガメ、レムールたちに挨拶をした後、私が客員研究員をつとめさせていただいている進化生物学研究所を訪問、久し振りに湯浅先生をディスカッションさせていただいた。湯浅先生は明日からマダガスカルに渡航されるため、是非その前に伝えておきたいこと、託したいことがあったので無理矢理時間を作っていただいてのことである。
今更ながらではあるが湯浅先生のマダガスカルにおける知識や経験には頭が下がる思いである。そしていつものように多くを学ばせていただき、無事にミッションを達成され帰国後再訪の約束をさせていただき、研究所を後にした。その後は表参道にあるオフィスの植栽の相談を聞かせていただき、帰阪の途についた。
帰阪の車内や機内では、この3日間と先週の展示会を振り返っていた。その中で強く思ったのが、展示会は出逢いの場である。多くの出逢いがあることに価値があると言える。ただ多くの出逢いがあっても、そのまま何のアクションも起こさずにいると、ただ単に、名刺の数だけが増えてしまうだけになってしまう。なので多くの出逢いの中から、先方にとって自分たちの提案が必要されているか。お役に立てるかを見極め、当たり前かもしれないが迅速に、積極的に次のアクションを起こしていかなければならないことが実感できた。鉄は熱いうちに打てであろうか・・・。
またその他の重要な打ち合わせ、意見交換でも、リアルで目を合わせながら話し合うことの必要性を強く感じた。リモートで話し合えることには限界があり、読み取れないものが多くある。すなわち先方にも伝わらないことが多いということである。特に私のような会話下手にはなおさらである。
効率は時間や費用面では圧倒的にリモートに軍配が上がるかとは思うが、効果はリアルであろう。特に私のような古いタイプの人種にはそう思える。ただそれ一辺倒でもいけないため、自らも変化をしながら成長をしていかなければならないことも考えさせられながら、伊丹空港に降り立つ前の夜景を観ながら考えさせられる時間となった。
さて週末は地元での活動。みんなに会うのが楽しみである。
3日目最終日。いつものようにホテルを早く出て、関係者入場開始時間に会場に入り、各社ブースを見学させていただいた。
野菜工場から、各種資材、ツール、肥料など多くの出展があった。特に中国からの出展が多く、内容はともかくとして、強い経済力を感じることになった。
各ブースを見学させていただきながら、随所に置かれた植物の状態を確認させていただいた。
自分たちのブースに戻り、準備をしながら、最終日金曜と言うこともあり、出足は遅めかな?と思っていたが、朝一番から多くの方にお越しいただくことができた。
あっという間に昼が過ぎ、また夕方となり、気がつけば帰阪しなければならない時間となってしまった。
そして自らの荷物と資料だけを片付け、あとは準備から撤収までを全て任している素敵なスタッフや関係者にお任せし、一足先に帰阪の途に就かせていただいた。
帰阪中は、ずっと今回の出展について考えながらであった。正直、ブース出展の効果は期待できるものの、私たちのような小さな企業では、その負担は正直厳しいのが現実である。ただ今回は、出展にあたり助成が受けられたこともあり、久し振りに出展をさせていただくことができた。そして予算の少ない中での協力会社のサポート、スタッフの努力は頼もしかった。
何より、世界各国のパートナーが私たちに植物や資材などを預けてくれる思いが背中を押してくれたことが大きく出展をすることに繋がった。
そして少し背伸びをして出展をしたところ、結果的には思っていた以上の成果を得られたと言える。通常お取引をいただいている方との再会や、新しく出逢った方々とのご縁をいただけた。このような方が私たちブースにおいでいただけるのだと感じるめぐり合いもあった。
また各国から出展されている方々数社は、普段の又右衛門活動をご覧いただいており、日本での展開を任せたいなどの提案までいただくことができた。
そして植物だけではなく環境や社会の課題解決について取り組んでいることに対して大きく評価いただき、ご支援の声をいただけたことは今後の大きな励みになる。20年近く取り組んできたことがやっと社会の役に立てそうな気がして、報われた気持ちにもなった。
今回様々な形でご縁をいただいた皆様ありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
皆さんからの温かい声援と、自らの植物への想いをエネルギーに、これからも引き続き「植物をまもる。」「生産をまもる。」「地球をまもる。」ために、国境や業種の枠を超えて、実直に取り組んできたいと思っていますので、引き続きご指導をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
GARDEX 2日目。初日よりは少し少な目のような気もするがそれでも多くの方がバラエングループブースを訪れていただけた。
このアップでは、バラエングループは、どのような提案をさせていただいたかのご案内をさせていただきたいと思います。
今回は、私たちが各国に拡がるパートナーから送っていただいている植物や園芸資材、雑貨小物、そして自社開発の生産資材からいくつかピックアップして展開させていただいた。
まずは一番売り場面積を取らせていただいたタイ王国。普及しているウスネオイデスやディスキリアから、とても希少なサンスベリアまで比較的小さなサイズの植物を多く紹介させていただいた。
さらにドライシードなどの小物も数多く紹介させていただいたが、結構反応が良く、多くの方々が手に取り検討をしていただくことができた。
スペインからは、乾燥に強いデザットプランツとして、ユッカ ロストラータ ブルースワン、ユッカ リギダ、アガベ、オリーブなどを紹介させていただいた。品質の高さもあり、弊社の得意とすることもあり、多くの方からの問い合わせをいただくことができた。
他にセネガルからのバオバブやオーストラリアのサイスィアなどを紹介。
マダガスカルからは木彫りプロジェクトで作られた小物を紹介。多くの方から可愛らしいとの声と同時に、その取り組んでいる意味を話させていただくと、皆が共感をしていただけることができたのは嬉しかった。
そして英国 スコットランドからはAIR-POT。大きなスペースは取れなかったが、開場から終わりまで、モニターにて紹介動画を流させていただいたところ、多くの人が食い入るように動画を見て、AIR-POTの性能の高さを理解していただくことができたと思う。そして実際に商品を手に取っていただき、品質の高さなどを実感していただけた。さらに、私たちからは、実際に英国に訪問した時のことなどを踏まえて、開発者から預かった想いを伝えさせていただいたところ、多くの方から支援の声もいただけた。また英国訪問時に、AIR-POTと一緒に現地で使われた資材を、紹介させていただいたところ、来場者のみならず出展社からかなり高い評価をえることができ、今後の展開について重要なアドバイスを得ることができた。本当に楽しみである。
そして、日本からは今年からバラエングループが生産販売することになった秋田の高品質な根引き松「八竜松Ⓡ」を紹介。多くのバイヤーが関心を持っていただき、実際に注文方法などの問い合わせをいただけることができた。
そして来春から大きく展開予定の「indoor BONSAI 未来(みらい)」のお披露目。これはエバーフレッシュを盆栽調に仕上げた魅力的な逸品。国内外の来場者に高い関心を持っていただくことができた。
そして弊グループが展開する近年急速に注目が高まってきているバイオスティミュラントである海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸)の「マリネックス」各種を紹介。マリネックスの主な機能は、殺菌、キレート効果、デトックス、抗酸化作用などとても有効な効能を多く持つ資材であり、そのポテンシャルは未知数なほど高い。
そして最後に本年新しく特許申請、また特許取得済みである自然生態系調和型資材「アースフィールシリーズ」。本資材は細胞膜透過性資材で植物にダイレクトに効く。さらに名前の通り環境に配慮されたものでプラネタリーバウンダリー対策にもつながる、とても重要な資材と言え、大きな期待を寄せられるものである。
以上が私たちの取り組みである。手前味噌と言われるであろうが、どの商品も他にないレベルのもので、バラエングループが胸を張ってご紹介できるものばかりである。
そして来場者の業種によってこの中から、それぞれに強い関心をもっていただくことができたことは大きな収穫である。さ~~明日は最終日。さらにギアをあげて頑張ろう。
大植 秋の大感謝祭を終え、荷物を積みかえ、幕張メッセで開催されるGARDEX2023に出展のために移動をした。
前日に敏腕スタッフ安部氏陣頭指揮のもと、バラエンクリエイティブメンバーとで、出展ブース及び会場装飾などを行い、出展当日を迎えた。
今回のブースではスコットランド、スペイン、オーストラリア、タイ、セネガル、マダガスカル、日本の魅力的な植物 園芸用品、資材、雑貨を少しずつであるが紹介させていただいた。
そして朝一番、近隣ブースの皆様にご挨拶をさせていただいたのち、開場と共に多くの方々にお越しいただけ、あっと言う間に時間が経ってしまった。
そしてお昼前になると依頼をいただいていた又右衛門のセミナーが開催されるので、その準備のために一旦ブースを離れ、セミナー会場に移動することになった。
会場に入ると百数十名以上の方にお越しいただきほぼ満席の状況であった。中には以前から大変お世話になっている業界の大先輩でありご支援いただいている方、大手ゼネコンやメディア関係の方も多くお越しになられていた。
今回は全体1時間のセミナーで前半30分を、新潟の諸橋造園の諸橋様が、素敵な取り組みについてお話をされ、私も多くを学ばせていただけました。
そして後半30分を私、又右衛門が
【ネイチャーポジティブの実現に向けた社会課題を解決する緑化・植栽デザイン】
~自然生態系調和型資材や画期的な育成ポットを用いた健康な植物生産・管理の必要性~
としてお話をさせていただいた。
内容については持続可能な社会の実現に向けた花き園芸・緑化植栽におけるカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブをとらえた下記のような提案をさせていただいた。
●ローメンテナンスガーデンデザイン(国際ルールを遵守した輸入植物)
●土のデザイン(物理性・化学性・生物性)
●視点を変えたデザイン
●緑地・公園の活用デザイン(サーキュラーエコノミー)
●健康な植物によるバイオフィリックデザイン
●植物の機能性回復と強化デザイン(カーボンニュートラル)
●生態系に配慮したマイナスの少ないデザイン(ネイチャーポジティブ)
そして最後に私の想いを述べさせていただき制限時間のほぼ30分で講演を終えさせていただいた。
講演終了後には名刺交換にもおいでいただけ多くの方とご挨拶ができました。その後ブースにも私どもの活動に賛同いただけるとお立ち寄りいただき、とても素敵なご縁をいただくことができました。
その後も終了まで訪問者はほぼ途絶えることがなく、準備したチラシもほぼなくなってしまうなど、あっという間の初日であった。
さてと、あと2日間。楽しみでいっぱいである。
スペインから帰国し、私たちの本拠地である大阪植物取引所にて開催された秋の大感謝祭に出展させていただきました。
今回は私たちの植物は大きいものが多く、移動するだけでもとても大きな費用と、植物に負担をかけてしまうため、ブースでは見本展示を行い、隣接する植物仲卸と連動した形で販売をさせていただけました。
多くの方々に、私たちのユニークな植物を観ていただけ喜んでいただけました。同じ敷地内だけでこそ展開できる企画です。ご支援いただいている市場の皆様に本当に感謝です。
引き続き皆様に植物を通じ驚きと感動を与えることができる切れ味のある仲卸として、頑張っていきます。
お越しいただいた皆様ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
今回のスペイン訪問6泊8日の旅程で、スペイン一か国であったが移動も多く、正直時間が足らなかった。
会社のスタッフは私の体を気遣い、休みをはさんで活動を進言してくれ、私もそのつもりで予定を組んでいたが、私の渡航日程が決まってから、取引の有無に関わらず、訪問や面談の依頼を受けたため、結局全て埋まってしまい、さらに日本からのリモート会議の依頼やメールでの連絡など普段日本にいての活動もあったので、早朝から深夜までパツパツの予定となってしまった。特に一緒に行動をしているパートナーには大きく負担がかかったかもしれない。深く反省しています。
ただそのおかげとも言えるいくつかのことが大きく前に進もうとしている。今まで通常に取引をさせていただいているナーセリーとの更なる絆の深まりに加えて、1社からは、オリーブ専用の洗浄施設を増設し、新しい機械を導入し、オリーブへの負担を軽減する取り組みを始めるので、日本向けの全てをバラエングループに任せたいとの言葉をいただいた。
本年より新しく取引を始めるナーセリーは、私たちの難しい要求を受け入れていただき、今後はとても魅力的な植物を集めていただけることになった。
まだまだ未知数の海外プロジェクトではあるが、その場で活躍できるであろう希少な植物を集約するための新エリア構想に興味をもっていただけ、また共感をしていただけ早速検討に入っていただけるとのこと。この施設がもし実現したら、私には多少?のリスクもあるがそれ以上に得るものが大きいと考えられるので、今後どのようになっていくかが慎重に見守りながら、その必要性をしっかり説いていきたいと思う。これが稼働になればスペインもさらに訪問頻度が多くなるかもしれない。体力の限界への挑戦である(笑)
また展示会を観て歩いているだけで、販売者ではなく農場を運営している方から直接に私にお声掛けに来ていただけ今までにない縁もいただくことができた。本当にありがたい話である。
走り回った一週間。とても充実していた。移動の合間には、数分でもあればスーパーの売りが見学をした。
通りすがりのガーデンセンターも見学をしてきた。
移動する電車が遅れて時間があったときには、近くの聖堂などを拝観させていただいたり、街並みを見学させていただいたりした。
帰国前のバレンシアの夜にはお気に入りのBARのカウンターで、マスターたちと再会を喜び合った。本当に素敵な渡航となった。
もっともっといっぱい書きたいこと。紹介したい植物やナーセリー、パートナーが沢山あるが今回はこの辺にさせていただきます。
次回のスペインは恐らく来春になるが根洗いなどで急遽渡航をすることになるかもしれないのでまだまだ未定である。
今回も又右衛門スペイン紀行2023秋を最後までお読みいただきありがとうございます。帰国後すぐに二つの展示会がありバタバタですが、その分皆さんに会える機会が多くできるのを喜びとして体に鞭打って頑張ります!!!
今回お世話になった皆さん、本当にありがとうございます。この感謝を形に変えてお返しいたします。グラシアス!!!
今回のアップではイベルフローラに出展されていたパートナーブースなどを紹介させていただきます。
まずは私たちのスペインのパートナーと言えば、長年日本での全てをお任せいただいているVIVEROS CANOS社である。
スペインにてユッカ ロストラータやアガベなどを生産する草分け的存在である。彼らが産出する「ブルースワン」や「ヒドラ」「メデューサ」は、今までの常識を覆すほどの素晴らしいものである。
今年は厳しい環境の中で思うようにいかなかったこともあるが、引き続き日本向け養生管理施設 通称「又右衛門エリア」をフル稼働させて取り組んでいただけるとのことで嬉しく思う。本当に感謝である。
この他にも、昨年度より日本での販売を任していただいたナーセリー3社と以前より日本の総代理店を務めさせていただいているブースを訪問しミニミーティングを各ブースでおこなうことができた。
また今年の春に訪問したスコットランドにてAIR-POTを開発販売するThe Calednian Tree社のジョージーと合流し、スぺインの私たちと契約するナーセリーとかとの連携をするために一緒にパートナーのブースを訪れたりした。
またとても興味深い植物を生産する会社を見つかることができ、今後話を進めていくことになった。この外にもいろいろあるが、ひとつひとつコメントする体力も残っていないので、写真にて。
いかがですか???気になるブースや植物、資材はありましたか?主催者との今後の取り組みに日本からの送客もあるので興味がある方はご一報いただければ幸いです。
私のような切り取った情報より、一度はリアルで体験していただくのが良いかと思いますよ~~~~。
今回のスペイン訪問の大きな目的の1つである園芸展示会イベルフローラ(Iberflora)に参加してきた。
イベルフローラはバレンシアにてこの時期樹毎年開催される大きな園芸展示会である。そして例年のように今年も特別招待をしていただけたので訪問をしてきた。
受付をして会場に入ると、ちょうどいつもお世話になっている展示会で重要な役割をされているマールさんとばったり出会うことができ、再会を喜び合いプレスの前で記念写真を撮り、ビジネスルームへと案内してもらった。
そこでまずマール氏と情報交換と今後についてのミーティングをさせていただいた。主な内容は日本からの出展や、来訪者への誘致などである。また日本をテーマにしたイベントも行ってみたいとのお話をいただけ、今まで以上に密接な関係性で両国にとって価値のあるイベントにしていくことになった。まだまだどのような展開になるかはわからないが有意義なことであると言える。
また2027年に開催されるGREEN×EXPO 園芸博覧会が日本で開催されることをお話させていただくと興味を持たれていたのが印象的であった。
会場でのどのようなブースがあったかは次回アップをさせていただくが、各ブースを周ると、現在のパートナー以外にも初対面を含む多くの方々から「KANAOKA!」「MATAEMON!」とお声掛けいただけたり、中には記念写真と言っていただけたり、皆さんの明るい友好的な声掛けがとてもうれしく感じた。
少ないアジア人の参加であることもあり、プレスの方も興味を持っていただけたのか、早速私の訪問がIberfloraのFacebookページに載っていたのは驚きであった。このように仕事をしている姿がアップされ、弊社スタッフにスペインの渡航が観光旅行でないことが説明できありがたいことである(笑)
この他にもイベントステージなどで様々な催しもあったのと、パートナーや新しく出逢った方と話をしていると朝一番10時入場も気がつけば19時の閉場の時間となったので一旦退出。引き続いてウエルカムパーティーに参加し、長い一日が終わることになった。
次回のアップでは、訪問したパートナーのブースや気になるものをご紹介させていただければと思う。
さて今回は日程がタイトなため多くのナーセリーを周ることができなかったが、その中からいくつかの植物をピックアップして写真でお届けします。
これはチョリシア(ケイバ インシグニス)である。パラグアイにて自生している。日本に何度か輸入し、今でもよみうりランド HANA-BIYORIやとても素敵な場所にて元気にしてくれている。
様々な形があってユニークである。これはまるでおへそがあるようにも見えて可愛い。
この中でも、この子は大きくはないものの丸くてかわいい。きっと日本に来たらみんなに可愛がってもらえるだろうな~~と思って眺めていた。
これはドラセナ ドラコ。立派である。様々な大きさや形状がある。
輸入するには、枝が折れないようにしなければならないため、かなり注意は必要だが、インパクトが強い植物なので是非機会があれば間近で観ていただきたいものである。
広々とした場所にドラコの下で休む子どたちを想像すると、何となくほのぼのした気分になる。
これはジュベア チネンシス。希少なヤシである。耐寒性もある。私の記憶ではこのような大きさのものは日本では見たことがない。シンボリックな1本である。このフォルムとツルツル感が魅力的である。
ノリナも一時期日本に多く輸入されたが最近は良い形のものも少なくなってきたのではと思う。
他にも多くシンボリックなものはあったが、今回はこの辺にて(^^)/
スペインの植物と言えば、やはりオリーブが一番に頭に浮かぶ。今回も小さなものから樹齢約2,000年のもの、背の高いものなど各ナーセリーを周ってチェックしてきたので、写真で紹介させていただくことにします。
とてもスラっとしていて見上げる大きさである。このようなオリーブはイタリアが多い。胴回りサイズからして樹齢約400~600年ぐらいであろう。高さは約11~13メートル。
又右衛門は背が低いため、このような背の高いオリーブにあこがれるのかな~~(笑)
これらは背の高さとボリュームがあり、迫力がある。又右衛門の好きなタイプでもある。高さは約6~8メートル。このようなサイズがお好みの方も多いかも(^^)/
重量感もあり樹齢も約800~2000年。2,000年クラスは、原則許可がなければ移動ができない場合もあるので要注意である。このような高樹齢の物はさらに希少になって来るであろう。写真のオリーブには他国に行くもの、日本にやってきてくれるのも数本含まれている。日時は未定だが楽しみである。
写真のように両翼のある恐竜が羽ばたくような感じがする。このような形状で大きいものは比較的多くある。どっしり型のオリーブの安心感とはちがった不思議な印象がするタイプである。
まるで龍のようにも見える感じが素敵である。実は私は辰年生まれである。それもあって、とても魅力的に感じる。そして来年は辰年。ひょっとしたらブレークするかもである。
他にも比較的小さなものでもテーブルのようで素敵なものも多くある。
また日本でも流通しているサイズのものも多くある。基本的に日本で栽培されているサイズは輸入しないようにしているが、どうしてもスペイン産でなければならない人もいるので今後はどうなるかは未定である
いかがでしょうか?本当にいっぱいサイズがある。このようなオリーブを是非皆さんにも見ていただきたいものである。その取り組みができることを考えてみよう。
楽しみである。