四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日はだんじり祭りの本宮。本来だと宵宮から参加しなければだけど、前夜は直前のブログにも書いたのだけど10年来の集まりがあったため、今日からの参加になった。
山本では毎年このころの金曜夜、土曜日に行われる。そのため本来の祭りの日と若干ずれが出てくるのだが、今年はその本宮25日と土曜日が重なるちょっとしたレアな日程となった。
まず山本には、この近くでは珍しく2台のだんじりが存在し、一台は東の宮(松尾神社 山本中)ともう一台は西の宮(天満神社 山本西)に奉納?収納?されているため、法被にも両社の名前が書かれている。
そしてこれらの2台で山本の町を曳行させることになる。
まず朝6:30に西の宮に集合し、そこから始まる。
そしてこのだんじりを東の宮へ。そこで合流。
そして2台で出発し、山本の町を曳行していく。私は最近、西の宮のだんじりの後方で、押すことに専念させていただいている。確かに年齢的には少しキツい役割だが、気持ちだけはまだ若いつもりの私はこの位置が気に入っていて、毎年肩を腫らしたり、足の裏のマメをつぶしたりしながら、私なりに精一杯頑張っている。(肉離れやけがを繰り返してくると自己防衛の知恵がついて、肩ガードとかを手放せなくなってきてはいるが・・・)
このようにして進んで行くのだが、その経路の途中では、お旅所が設けられており、様々なおもてなしを受けることができる。これがまた楽しみの一つ。
このような曳行しながら、お昼前に東の宮に戻り、だんじりのメンテナンスとして欠かせないグリスアップをする。
グリスアップを終了させると、すでに到着している、山本丸橋のだんじりと合流。
このように3台のだんじりが並ぶ姿は壮観である。
そして鏡開きで祝い、またそれぞれの町への曳行に出かけていく。
そうこうしているうちにお昼となり、地元の方々の炊き出しでお腹を満たし、しばし休憩し、あらためて曳行。
この時間帯ぐらいから、多くの子供たちが参戦してくれて、ロープでひっぱたり、押してくれたりしてくれる。本当に心強い。
そしてワイワイしながら、引き続き曳行し、夕方に山本駅前で平井地区のだんじりと合流。
ここでも丸橋だんじりの同様、互いにエールを送り合い、祈願を行う。
これも祭りの醍醐味の一つであろう。
そしてまた、多くの皆さんの手伝いを得ながら、曳行をし、東の宮に戻る。
そのころには、辺りは薄暗くなる。そしてまたお弁当をいただき、しばしの休憩。
そして再出発。もう辺りは完全に日が落ちて、だんじりの提灯には灯がともされ最後の曳行に向かう。
山本の夜の曳行が続き、西の宮、東の宮に行きそれぞれに曳行を終えただんじりを奉納?収納し、だんじり祭りの曳行を終えることになる。
最後にはまた東の宮で、地元の皆さんの炊き出しによるおもてなしをうけ、時間が許される限り、歓談が続き、そしてこの日を終えることになる。
私の祭りの参加はここまで。
今回は大きな怪我もなく、無事に終えることができた。少し身体は疲れたが、心は健康になった。本当にとても有意義な時間を過ごさせてもらった。
山本地車保存会の皆さん。お世話になりました。ありがとうございました。
私はこのような祭りの継続の必要性はかなり高いと思う。
まずは、本来の意味である皆を見守っていてくれていただいている氏神様へのお礼とこれから未来への祈願であろう。
それに加え、この一つの行事に多くの人びと関わることの重要性である。
私たちのような地場産業の場合は、多くの同業者が同地区に多く存在する。見方によっては競合先かもしれないが、そんなことは考えもせずに、この日ばかりは協力し合い一心不乱にだんじりを曳行させる。またそうとは違う立場の人たちでも、目的を一つにもって、一生懸命に関わりあうことにより、普段希薄になってきている近隣との関係がこれを機会に少し連帯感を培うことができるかもしれない。
そして普段では、最近のあり得なかった誘拐などにより、普段見知らぬ大人との接点が少なくなった子供たちも、多くの人たちに見守られながら地元の大人たちと接することが可能になり、普段では得難くなった山本のまちの歴史や伝統、文化や慣習などを地元の大人たちから座学ではなく、直接体で学ぶことができるであろう。
そして今はこんなに小さな細い腕だけど、いずれこの子たちの手が私たちの様に太くなり、また同じような思いでこのだんじり祭りを継承してくれるんだろうと思うと、まだまだ山本のまちの将来に期待を寄せたく思った。
そして最後の一つ。本当に単純なこと。
それは、だんじりの太鼓や鐘の音、飛び交うみんなの掛け声。
たったそれだけで、単純に心が高揚してくる。力がみなぎってくる。
血湧き肉躍る。まさにその様ではないだろうか?そんなこと中々普段では巡り合えない。心と身体のためにとても必要なこと。
今日も色んな出会いがあった。
まずは朝から会社の新しい事業を推進していくために面接をさせていただいた。
まだまだ、きちんとした事業にもできていないのも関わらず、素敵な方々が門をたたいてくれた。どの方も私たちの会社にはあまりある能力と経歴を持たれている方々であった。
いつもながらこのような皆さんに、また助けられながら、前に進んでいくのだろうなと感じた。本当にありがとうございます。
そして、夕方からは会議のために、大阪ミナミへと向かったのだが、少し時間があったので、久しぶりにスタバによってみた。
私はスタバによれば、いつも決まったものを注文する。それは・・・・・。内緒! (笑)
皆さんにとってはどっちでもいいことだし、聞きたくもないだろうけどね。
何となく、内緒!
そしていつものスペシャルを飲みながら、パソコンで仕事をしていると、向かいのテーブルの素敵なカップル?から、私が不思議な人に見えたのか、突然お声掛けいただき、初対面ながら、プチ意気投合。これまた不思議な出逢い。縁って本当に面白い。
そんな素敵な出逢いの余韻に浸りながら、今晩のとても楽しみにしていた集まりに出かけた。
それは私が10年前まで所属させていただき大変お世話になった大阪青年会議所の10年後理事会である。
そこには当時理事長をはじめ、本当に懐かしいお世話になった人がいっぱいいて、その時を思い出し、目頭が熱くなるほどであった。
しばらくの間当時を振り返り、うれしかったこと、悲しかったことなどを、みんなで笑いながら話すことができとても感慨深い時間を過ごすことができた。でも話していて、みんな変わってないな~~という感じで、それがまた一層嬉しかったりした。
そんな楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付けばそこそこの時間になっていたので、
閉会となりそれぞれが移動し始めることになった。
ほとんどのみんなは3次会に繰り出したが、私は朝が早く、すでに電池は完全に切れていたので帰路につくことにした。
私は今でも、十年前にこの大阪青年会議所で理事選挙に出させていただき、多くの人に支えられて何とか理事をさせていただくことができた。そしてその時に「人間力育成委員長」の拝命し、少し前にアップさせていただいた「モンゴルミッション」や、「大阪横断まちウォーク」という事業の企画と実施をさせていただいたのである。
この時の経験は今でも私の心の支えであり、ある意味行動指針にもなっていると言っても過言ではない。
私の情熱の温度を大きく上昇させて、炎を大きくさせてくれたのもこの大阪青年会議所での4年間である。
かけがえのない一緒に過ごさせていただいた多くのメンバーにあらためて感謝です。
15日から17日の三日間 幕張メッセで、アジア最大のフラワービジネスショウである第11回国際フラワーEXPO(IFEX GARDEXなど)が開催された。
*オープニングはバタバタで写真が撮れませんでした(^^;)
今年は台風の動向におびえながらも相変わらずの盛大なオープニングセレモニーに始まり、テープカットとともに、IFEX2015が開幕した。
今年のIFEXの入場者数などは、主催者側から情報がいっぱい出されているので、参考にしていただき。厚かましいかも?ですが私からは、させて自分報告を・・・
今年のIFEXでの主な出展は、昨年出展させていただいた輸入植物を、グレードアップさせたものをはじめ、新しく日本で総代理販売や販売契約を結ばせていただくことになったナーセリーからの素敵な仲間を加えた、品質にこだわる「MATAEMON SELECT PLANTS」ブース、それとは別ブースで、世界18か国特許取得済みのセラミック栽培法を活用した土を使わない観賞用植物「セラテリア」シリーズの発表をさせていただいた。
輸入植物ブースでは、スペインからのオリーブ古木をはじめ、発根活着済みのダシリリオン、ユッカ ロストラータ ブルースワン、ロストラータ ヒドラ、ナンノロプス リチアナ シルバー、ブラヘア アルマータなど、オーストラリアからはグラスツリー(ブラックボーイ) グラウカ マルチタイプ、サイカス類、ユニークなディクソニアを出展させていただき、多く方に注目していただくことができた。
今回もブースでは花き業界関係者から、植物好きの出展者、イベントスタッフまで見に来ていただき写真スポットとしても、多くの方々に集まっていただくことができ、まだまだ少ない実績ながらこの1年間積み上げてきたものを自身で確認することができた。
「セラテリア」ブースでは、小さい売り場ながらも、植物のセラミック栽培技術を使用した共同開発商品を大変気に入っていただける方も多く、問い合わせや注文も数多くいただけた。今回は、セラテリアの天然石ボトル、セラテアリ ウッド、グリーンシャンデリアのようなラインナップで決して多くはないものの、弊社のスタッフが、素敵な技術を、洗練された魅力ある商品に仕上げてくれた。
私は以前からどちらかというと、自分の趣向や思い付きで、すぐ行動に移してしまうタイプなので、毎回スタッフには迷惑をかけている。この商品も同様だろうと思う。
でありながらこのように形にし、さらにPOPやパンフレットのデザインまでも自らの手で仕上げてくれえる。このように「自分たちでできることは自分でやる。そしてやりきる。」とういう姿勢はいつも頼もしく思える。本当に素敵なスタッフに恵まれていて、私も学ぶことが多い。
私はいつも同じことを書いているかもだがこの3日間も多くの人との出逢いがあった。
昨年出展したときに、ブースにお越しいただきながらも私の時間繰りができないばかりにご挨拶もさせていただけなかった方、私たちの植物を初めて見て、驚き目を潤ませながら飛び込んできてくれる人、ブログを見ているよ~と励まし?に来ていただける人までいてくれて本当にうれしいばかりでした。
また新しい取り組みなどの機会もいただき、海外からの問い合わせもいただけたワクワクする三日間であった。
そして、IFEXが終了後、すぐに大田市場で開催されるFAJのJFIトレードフェアに参加させていただいた。
夜遅くの納品にも関わらず多くの関係者の方が私たちを出迎えていただき、助けていただいた。
またこの地でも植物の雄姿をみてお声掛けいただき、ブローカーやエージェントに頼らず自ら現地ナーセリーや自生地をまわることで初めて分かったことや、弊社の発根済み輸入植物の必要性とメキシコなどからの直輸入植物が抱える大きな問題点などを、互いの経験に照らし合わしながら話させていただくことができ、多くの方に理解と賛同を得ることができ、双方が同様に学ぶ機会につながったのではないかと思う。
今回これらの二つ展示会を通じて、とても多くの人とめぐりあうことができた。
それは、しっかり根付いて力強く生きている植物こそが持つ「惹きつける力」のおかげだと思う。そしてそこに集う植物をこよなく愛している人とのつながりからである。
本当に出逢いというものは素晴らしい。あらためて恵まれた縁に感謝したい。
植物さまさまである。
この一年、私たちがどう成長できたかなども含め、多くの人が色んな目で見てくれている。そしてそんな私たちの姿を植物たちが見守ってくれている。
私の数倍の年月を生き、多くの人の生き様を見ている植物たちが・・・・・。
そんな素敵な植物たちに恥じないよう、見放されないよう、しっかり生きていかなければとあらためて思った。
最後に、展示会を通じ、お会いできました方々に本当に感謝しています。
ありがとうございました。次はどこでお会いできるかはわかりませんが、その日を心待ちにしています。
またどこかで・・・。
すみません。ご無沙汰です。続いてやってきた台風の対策などで気が付けば前回アップからもう10日以上経ってしまいました(^^;)
皆さんはいかがでしたか?台風で多くの生産者の方々や業界関係者に多くの被害が出たと聞いています。ブログからでは失礼かもですがお見舞い申し上げます。
私たちの農場などは、無傷とは言えませんが持ちこたえることができました。
さて、今は明日から開催される第11回国際フラワーEXPO(IFEX アイフェックス)に出展のため幕張メッセに来ています。昨晩は台風影響で風がきつかったのですが、一転今朝は快晴です。
通年は前日に設営に入るのですが、今年は台風の影響が心配で一日早くに会場入りしたので、少し余裕がありブログアップします。
この展示会も今年で11年目を迎えます。そして弊社も今年で5回目の出展になりました。
前日の会場は主催者をはじめ、ブース工事をする人、物を運ぶ人、飾りつけをする人、掃除をする人、人間ウォッチングをしながらブログを書く人(笑)などが慌ただしく行き交い、とても愉快な時間になります。
そしてその映像や工具などの音響が何とも言えないハーモニーを醸し出し、多くを身体で学ぶことができます。さらに明日からの展示会への期待感が膨ませ、心を湧き立たせてくれるので、こんな時間が私はとても大好きです。
今年は、輸入植物ブース以外に、別の場所でブースを設け新商品の発表もします。
ぜひ皆さんも時間がありましたら遊びに来てくださいね。チケットは何枚でもありますから~~。
さ~。仕上げ頑張るぞ!!!
今朝もいつものように、自宅と会社の神棚のお祀りさせていただき、近くの氏神様に日々のお礼と報告をさせていただくために参らせていただいた。
朝5時には氏神さまを参ったのだが、辺りはまだ暗く、植物以外にも秋の訪れを実感することができた。
10月と言えば生花卸はブライダル需要などで少し活気が出てくる。植物卸もガーデンの植栽需要などで動き始める。そして輸入植物や植物工場など新しい事業は展示会シーズンを迎え、バタバタし始める。
そして展示会の第一弾は弊社卸のベースキャンプである兵庫県生花市場 大阪(梅田生花・大阪植物取引所)でトレードフェスタが開催され賑わっていた。
そして昨年よりも多くの生産者に支えられバラエティーに富んだ観葉植物売り場や
市場北側の洋蘭・花鉢売り場や輸入植物売り場にも多くの方に足を運んでいただき、今年からメンバーに加わった新しいスタッフの紹介もさせていただけて有意義な時間を過ごさせていただけた。
私が売り場に立つと、役に立たないどころか邪魔になるため普段は控えているが、展示会などは数少ない許可をしてもらえる機会なので積極的にブースにいるようにしている(苦笑)
今回も出展スペースにて販売の補助をしていると、初めての人や久しぶりの人など多くの人と出会え、新しく入荷する植物の話や管理の仕方などの情報交換をさせていただくことができるなど、本当に貴重な時間を得ることができた。
今回の第18回トレードフェスタは10月2日で終わり、次は10月15~18日に幕張メッセで行われる展示会IFEXに出展させていただく、さらにその翌日はFAJの展示会にも初めて出展させていただく予定。
昨年のIFEXでは、せっかく遠方から来ていただいたにもかかわらず、多くの人にお越しいただき、とても長い時間をお待ちいただいたにも関わらず、直接お話ができなかった人も出てしまい、本当に申し訳ないことをしてしまった。そのため今年は私との直接商談に関しては、お待たせすることが無いように予約も可能にしました。
本来私のようなものと話をするのに予約など全く必要ないのだけど、なぜか展示会においては、皆さんが来ていただく時間帯が本当に重なってしまうことが不思議なぐらい多いので、今回は厚かましいですが皆様とゆっくりきちんと産地の情報を伝えたいので予約を優先させていただきたく思っています。
あと商談以外のフランクな話でも、構わないので良ければ是非お越しいただければと思っています。
輸入植物の現地での話、日本で伝わっている間違った管理方法、その他裏話など、ブログではUPできないような話などを交えながら、楽しいひと時をご一緒できればと思っています。
皆さんのお越しを楽しみにしています。
最後に今回のトレードフェスタにお越しいただいた方にはこんな私の拙いブログでも楽しみしていますと言っていただける方などもいて、下手な文章でも書いていてよかったと思っています。
私のブログは返信ができないようになっていますが、いつでもメールでも電話でも連絡をいただければと思っています。
では、また皆様に会えるのを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
今日は久しぶりに充実した一日を実感できたように思う。
それは三つの重要なコンテンツである学習、仕事、プライベートで、それぞれに素敵なシーンに出会いができたからだと思う。
まず朝一番の飛行機で東京に向かい、両国へと向かった。
少し早目についたので、国技館前でFB用の写真を撮っていたら、親切な外国人さんが英語のパンフレットのようなものをもってニコリと微笑みかけてくれた。
どうやら私は相撲好きの外国人観光者に見えたらしい・・・。それでもその親切心に触れたときに、とても和やかな気持ちになれた。
そして会場に向かったのだけどその途中で見かけた自転車置き場
さすが建物がひしめき合う都内において土地の有効活用をしているんだなと思う反面、まるでこの急な角度が相撲の立ち合いにも見えて、さすが両国だな~と勝手な想像で一人感心してしまった。(すみません。相変わらず話が飛んでしまった・・・)
で、話を元にもどして今日のはじめの目的であるセミナーに参加するために会場のホテルに入り、来年初めて参加する展示会の取り組み方などを研修し、学ばせていただけた。
その後、渋谷で軽く食事を済ませ、川崎に移動した。
ここには業界内外でアグレッシブに活動し、感性から生み出された空間で多くの人を魅了しているSHOPとOFFICEがあり、私は今回初めての訪問をさせていただいた。
今回の訪問は、先日弊社を訪れていただいたときに、私が留守をしていて、話ができなかったので、今回は私からアポ入れをして訪問させてもらった。
私のような半人前が言うのは厚かましいけど、テーブルを挟んで向き合いながらの少しの対話でも、彼の研ぎ澄まされた感性や行動力などを垣間見ることができ、さすが多くの人に支持され、抜き出ているだけのことはあると率直に思えた。
そしてこれからの互いのビジネスのことなどの話をし、再会を約束して、この地を後にした。
その後今日の宿泊地である関内へと向かった。
関内は有名な中華街があるのだが、それともう一つ今日この時とっても熱いところがある。
それはホテルに隣接している横浜スタジアム。
今日はマジック2を迎えた横浜×巨人の熱戦が繰り広げられている。
実は私は少し前からXデーの予感がしていて、この日のチケットを持っていた。
ホテルに着くや否や、球場に足を運んだ。そして球場についたときには、もう8回の攻防だった。
そしてあと一人でこの試合が終わろうとしているときに、甲子園で阪神の勝利との連絡が入り、その後すぐに巨人が3連覇を成し遂げた。
私は小学校の時には宝塚の選抜選手として対外試合にでたり、甲子園の大会で優勝するチームの副キャプテンを務めさせていただいたりの野球小僧で、かなりのプロ野球好きである。
そんな私の目の前で胴上げが繰り広げられた。私にすればこんな日に、選んだかのようにめぐりあわせるとは運が良いとしか思えなかった。(といっても実は胴上げを目の前で見ることができたのは5度目であるのだが・・・。)
どの球団のファンであるとかどうかは別にして、各球団の選手が一生懸命に頑張り、その努力が報われ歓喜の瞬間を迎えたとき、とても大きな感動を伴う。そんな瞬間を目の前で見ることができ、その空間を共有できたことをとても幸せに思えた。
そしてそれと同時に、良い結果がでるには、それなりの理由があることはスポーツであってもビジネスであっても同じであることを改めて学ばせてもらえたような気がした。
そんな多くの学び、人、感動に出逢えたとても充実した一日になった。
さ~明日からまた新しい感動に出逢えるように頑張っていこう。そのためにも今晩は夢を膨らませ、幸せに包まれながら気持ちよく眠ることにしよう・・・
みなさん。おやすみなさい。
昨日からうちの会社に研修生がやってきた。今回はあるお世話になっている先生からの依頼であった。弊社はまだまだ準備をしていただかなければならない状況であったので、今回はインターンシップという形になった。
見た目、線が細く、最近でいうイケメン君である。
彼がこれから植物と一緒にどのように成長するか、とても楽しみである。
ともあれ新天地で芽吹こうとしている若い芽を大事にしていきたいものだ。
そして同時に私も彼からも学び、一緒に成長していかなければならないと思う。
また皆さんに彼のことを、胸を張って紹介できる日が来ることを楽しみにしておこう。
またブログの更新に時間がかかってしまった。決して毎日ボーっと過ごしているわけでもなく、むしろその逆かもしれない。
ただ結構面白いことなどあったのだけどアップがまだできない内容とかも多くて・・・
(半分は言い訳かもですが・・・)
それも、ブログをがっつり書こうかと思うからかもしれない。というわけで、簡単なアップを・・・(笑)
今日は、朝から兵庫の山奥へと向かった。
その途中田んぼのあぜ道で見つけた彼岸花たち。
周りの黄金色に実った田畑を祝福するかのように、真っ赤に咲いていた。
そして、秋を十分に感じながら、市街に戻ってきて見つけた彼岸花。
このふたつの彼岸花の色や大きさなど、一つ一つを見比べても、何ら違いは無いのだけど、私にはとても対照的に感じた。
街中の少しの土でも、咲いている彼岸花が、私たちに昔の自然豊かな風景を取り戻してほしいと一生懸命訴えかけている悲願の花に感じるのは私だけであろうか・・・
モンゴルより帰国し、今週の週初めから東北方面へと向かった。初日1日は、午後大阪を出て、夕方仙台へと到着した。
仙台では、10年来のパートナーである矢野TEA氏と、今後についての打ち合わせや、海外事業についてのミーティングを行った。相変わらずの興味深い提案と、これからの野望を語り合い、ワクワクしながら打ち合わせを終えた。
そして翌日は仙台より、岩手 安代へと向かった。安代といえばリンドウと言えるほど有名であり、日本一の産地である。それは生産、出荷量もだが、取り組み内容がとても優れている。
ここでは育苗などの研究施設を用い、常日頃から栽培に適したものや、見た目や日持ちなどへの改良などに力を注ぐなど新品種への取り組みや適した品種開発に余念がない。さらに
各部会によっての積極的な販売戦略を行い、国内でのPRはもちろんのこと、輸出も手掛けている。切り花の輸出や海外委託生産などにおいては草分け的な存在であり、今もその成果を十分残している。
私は約10年前に、この産地で講演をさせていただいたことがきっかけで、産地の皆様と意気投合し、今まで毎年意見交換をさせていただてきた。時には産地フェアをさせていただいたり、展示会に出展をしたりなど大変お世話になっている。
そのようなことを思いながら仙台を出発し、途中サービスエリアで少しの休憩をして、お昼過ぎに安代に到着。そこで盛岡冷麺をいただき、すぐさま試験栽培場へと向かった。
そこにはいくつかの品種が、ちょうど花をつけていた。
その中でも、ひときわ輝いていたのがこのリンドウ
いかがですか~~?この発色。何とも言えない程の艶やかさ
長さがないため、切り花には向かないかもしれないが、個人的には、あまり多くの花をつけていないこのしなやかさがとても気に入った。今までの選別からは外れていたが、是非とも今後も検討してほしいものだと思っている。
この品種が、うまく様々な条件をクリアし栽培可能になったとしても、皆様の店頭に行く頃には、恐らく4年ほどかかるだろう。でも首を長くして待ってみたいと思う。
この他にも多くの試験品種があり、気になるのもあったが、ある程度の時間でこの場所から移動した。
その後鉢物の生産者を訪れた。
丹精込められて作られていたとても質のいいリンドウの鉢がならんでいた。多くは注文で出荷されていくことになるとのこと。あともう少しで出荷ピークも過ぎるので、是非最後まで体調を崩されず頑張ってほしいと思った。
この他にも興味深い鉢物があったので、別の機会に案内させていただこうと思っている。
そうこうしているうちに、夕暮れが近くなり、集荷場で今日一日お世話になった小笠原氏と別れ、宿泊地である仙台への帰路についた。
そして翌日は朝からホテルで事務仕事を済まし、夕刻大阪へと戻った。
今回の東北訪問も様々な収穫があり、今後に向けてまた楽しみと仕事が増えました~~。
さて、体調をきちんと整えて頑張りま~す。
そして安代から、とてもきれいなリンドウが届いた。
普通は鉢物品種だが、特別お願いして切り花使用で作っていただいている。
その綺麗さに多くの良い評価をいただけた。価格はまだまだ満足いただけるものではないが、この美しさと産地からバケツ輸送による品質の高さを考えれば、決して高いものではなく、十分価値あるものだと思う。
恐らく1年間のうちで1週間ぐらいだけしか出荷されないこのリンドウの素晴らしさと、安代リンドウ生産に関わる人びとの美しさを、是非多くの人に伝えてほしいと思う。
私が10年前にモンゴルにおいてミッションを行おうと思ったのは、急速な経済成長を遂げ、貧富の差が拡がり、そのことによってマンホールチルドレンとよばれる家族との絆を失った厳しい生活環境を強いられている子供たちが増え、またスリなどの犯罪も増えてきた都市(まち)ウランバートルと、少し市内から外れた草原においては、電気、水道、ガスなどもないが、厳しい自然や動物と共存しながら、家族が深い絆で結ばれた遊牧民の生活がある。まさに物が豊かでありながらも、心貧しき生活と物は無くとも心豊かな生活この両者を自分の目で見て感じることで、私たち日本人が忘れ去ってきた人として大事なものを呼び起こすきっかけになるのではないかと考えたからである。
さらに普段の生活から離れ、実際にこのモンゴルの地に身を置き、恵まれた普段とは違う生活をしながら、ボランティアで学校建設や農作業などを、子供たちと一緒に汗を流しながら行うことで、今までと違う自分を発見し、人のため社会のために、自らの力を発揮することのすばらしさに気づき、周囲を思いやる気持ちを抱くことによって「逞しい人間力」を育むことはできるのではないかと思ったからである。
注:写真は10年前の風景です。
そしてその実施、建設から10周年を迎え、当時の子供たちが作った施設は有効利用されているだろうかなど検証の意味もふまえて、私は久しぶりにこの街と遊牧民の生活に触れてみるために今回の訪問に至ったのであった。
今回はたった数日間の滞在であったが、当時多くの皆さんの協力と援助を受け、地元の子供たちやボランティアの皆さんと作った施設が今もなお受けつがれ、さらに発展していることが確認できた。
またそれと同時に、この都市の当時と変わらない、良きところ悪しきところ、当時と変わった良きところ、悪しきところを垣間見ることができたような気がした。
そしてこの訪問の終盤に、都市を一望できるザイサンの丘にのぼり、10年前の風景と重ね合わせて都市を眺めていた。
そしてこれが今の風景である。
10年経ってこの地に立つと、いろんなところが変わってきているのに気付いた。
都市には多くのビルが建設され、小高い丘には住居がひしめき合っている。このザイサンの丘のふもとにも、視界を遮るかのような商業施設や、購入には1億円をはるかに超える高級住宅街が建築ラッシュを迎えている。
市街地は高級車が多く走り、スーパーブランドの出店やホテルや飲食店、スーパーマーケットも多くできて、都市化が進んでいる。
そのためか恒常的な交通渋滞や環境汚染も以前より深刻になってきているのもわかる。恐らく貧富の差も広がっているのではないかと思う。
私は、近代化が進むことには良いところは多くあるが、それでも必ず守らなければならない自然や風土、景観がある。私はこの都市がもっと近代化が進んだ時に、きっと失われたものの尊さに気づき、後悔をするのではないかと思う。そうならないためにも古き良きモンゴルの自然、文化を守っていってほしいと切に思った。
そして最後に私がモンゴル遊牧民の生活において気づかされたことなどを書かせていただき、長々続いたモンゴル訪問記を締めさせていただきたい。
モンゴルの草原で暮らす遊牧民には、学校や病院、警察もない。さらに厳しい大自然の中での生活でありながらも、周りの人に囲まれ、笑顔を絶やさないお年寄りの姿がある。
それに比べ日本では、街にはバリアフリーが多く導入され、デイケアなどの老人介護施設が多く建設されているものの、街での生活に不自由しているお年寄りが多くいる。
私には今の日本は、お金をかけ、設備や施設を用意し、それでことを終えたような気がしている人が多くいるのではないか、それで自己満足しているのではないかと感じてならない。
私は、物を作り与えるだけではなく、お年寄りを敬い、困った人を助ける、人としての当たり前の心を持ち、互いが思いやりの心をもって生きていかなければならないことをモンゴルの遊牧民から教えられた。
そして本当に大切なものは、お金や物ではなく、人を愛する心、愛し続けることできるかということだと思う。
私自身、今まで目先の欲にとらわれてしまい、道をそれてしまいそうになったこともある。またこれからもそのようなこともあるかもしれない。でもその時に、ここでの学びを思い出して、あらためて自らを見つめ直し、本来の人としてのあるべき姿に立ち戻り、多くの人と手を携えながら生きていかなければならないと確信する。
そして最後に・・・
人は文明という偽りの正義の名のもとに、自分たちの都合で地球を破壊していっているのではないだろうか?またそれらが本来は過ちであるということに気づいていながら、その文明の居心地のよさから離れられず、自然をないがしろにし続けているのではないだろうか?
私はその警告が、近年の大震災であったり、今回の大島や広島など各地での大水害であったりするのではないかと考える。
同じようなことを繰り返されぬように、地球を愛し、自然を愛し、人を愛し続けていく心が必要であり、今こそ人類はそれらを行動として求められているのではないかと感じてならない。
相変わらず稚拙であり、乱文のため、読みづらく、意味も理解しがたいであろうに関わらず、その辺をご理解いただき、最後までお読みいただける皆様の心に感謝いたします。ありがとうございました。