四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日はハバロフスクで活動できる最終日。

 

今日の午前中は、毎晩夜中まで頑張ったおかげで、時間がとれたので、ガイドさんと一緒に、車で街をまわった。

 

まずは、日本人抑留者墓地へ向かった。

過去について、よく実情も理解しできていない私が行くことは、許されるのであろうかなど、正直少し躊躇いはあったが、以前からお世話になっていた方におすすめしていただいたのと、何とかこの動ける時間がとれたのも必要な縁と感じ、そして本人が行きたい、行くべきであろうという気持ちがあり、足を向けた。

 

その途中で、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂の前を通りかかったので。写真に収めさせてもらった。

 

 

そして足早に車に乗り込み目的地に。

車で約15分日本人抑留者墓地に到着。ほぼ雪に埋もれていたのだが、墓地は地元の方々によって大事に守られていることはすぐにわかった。本当に素敵なことであると思った。そして入り口付近で買わせていただいたバラ、キク、カーネーションをお供えさせていただいた。

 

しばらくし、失礼かなとは思いながら、次への場所へと移動させていただいた。

 

その後、車に乗り日本とロシアとの間で慰霊と恒久平和のために建立されたシベリア慰霊平和公苑へ向かった。

 

 

しかし雪で道がふさがれていて、位置口付近から覗き見る感じになってしまった。 

 

そしてまた車に乗り込みフリーマーケットへ。フリーマーケットといっても、日本のフリマと言われるのとは違い、よくある市場(競りとかの市場ではなく)である。

 

入り口近くに車を停めて、中に入ってみることにする。

私は海外行ったときは、可能な限り地元の市場を訪れようにしている。

 

というのは、市場に行くと、スーパーとは違い、地元の食材や商品が立ち並び、国それぞれの特色を感じることができる。さらに、この地方の治安や衛生管理状況もわかるからである。

 

 

入り口付近には、よくある海外製品や衣服などの店が立ち並ぶ。

 

 

クマさんも売っている()

 

そして建物内の生鮮売り場はこんな感じ。

 

 

地元の野菜や果物も立ち並び、市場としてはかなりきれいに並べられ、売られている。

 

 

このあたりは、肉などを販売していた。目の前で動物を解体ショウのようにさばく姿には、正直目を覆ってしまうが、臨場感とボリューム感満載でとても迫力があった。

 

本当はもっときちんと写真を撮りたかったのだが、ロシアは写真を撮る行為に対して敏感なため、まともには撮れず、このような感じの写真になってしまいました。すみません。

 

ここはじっくり見たかったのだが、案内いただける時間に限りがあるためすぐに次の目的地スーパーマーケットに。

 

車で約10分足らずで到着。

 

 

早速店内へ。

 

 

入り口にはバレンタインということもあって、仮設売り場が出ていた。

 

さらに店内売り場へ。ここから先はガードマンも多くほとんど写真が撮れませんでした。

 

でもこれだけ。

 

 

食品売り場に入ったところにセルフ式でブーケが置いてあった。

 

価格帯は1000ルーブルから1500ルーブルぐらい。日本円にして約2300~3500円ぐらいか

 

品質、デザインとも中々のものであった。

 

そして、食品売り場を探索し、おやつを買って、スーパーマーケットを後にした。

 

ただスーパーマーケットと言っても、それなりの高級感もあり、商品のクオリティーも高く、売り場の狭さと仏頂面の警備を除けば、結構よかったと思う。

 

さすがにここのスーパーの写真は、撮影許可をとっていないのでスマホ没収になっては困るので自粛した。

 

そうこうしているうちに、時間も無くなってきたので、街角の花屋へと動いた。

 

花屋の前に到着。あれっ?閉まっていると思ってガイドさんに、開いていますよ!と言われた。

 

よく考えれば、この時期はお店をオープンタイプにしていると、花が凍ってしまうからかとすぐにわかった。すなわちお花屋さん全体が、温蔵庫である。

 

 

そしてお客さんが来ると、温蔵庫にお花と一緒に入っている店員さんが、窓を開け応対する。

 

この普段日本では見ることができない光景が可笑しくて仕方なかった。さすが極寒の地ならではだと思った。

 

しばらくこの光景を楽しみながら、時間切れとなり、私は昼食のためのレストラン前でおろしていただき、ガイドさんと別れた。

 

そしてまた一人寂しく、ロシア料理のランチを食べ、また街歩きを始めた。

 

 

歩いていると街角にはあらゆるところで、花が売られている。

 

そしてお店にはカップルがいっぱい。さすがバレンタイン。
日本もこんな感じでフラワーバレンタインがメジャーになればいいな~と強く感じた。

 

 

20分ほど歩くと、またアムール川が目に入ってくる。

 

 

ホテルが近づいた証拠。そこから約10分でホテルに到着。

 

そしてまた展示会にお越しいただいた人への連絡などのデスクワークを少し行い夕方まで部屋にいた。と言っても2時間ぐらいだが・・・・

 

そして夕方、再会を約束していてくれた所長が時間を作っていただき会食。

 

そこには、豪華絢爛といういみではなく、経験豊かな素晴らしいメンバーが集まり、素晴らしい設営で出迎えていただけ、とても素晴らしい時間を過ごさせていただき、とてもとても多くを学ばせていただいた。

 

心より感謝いたします。お世話になりました。

 

それと同時に、次に来るときは、しっかりミッションをもって訪れ、現実の形にしたいと思った。

 

そんな素敵な時間も熱く語り合った時間も終わりを迎え、また歩いてホテルへと向かった。

 

そして、途中で名残を惜しむかのように一杯飲んで、身体を再度温め?部屋へと戻った。

 

部屋に戻るとすぐさまブログなど軽くデスクワークを行い、帰りの身支度を始めたのだが朝方3時ぐらいになってきた。かなり眠い。電池切れになったのかな。

なので、これ以上は諦めて、続きの仕事は移動中に持越し、最後の夜を迎えるようします。

 

おやすみなさい。

展示会参加者(出展者)のほとんどは、早朝、仁川経由で帰国をした。

でも私は、自分の足で街を歩き、観て、聞いて、触れて、感じてから、様々なことを考えるのがビジネスのスタンスなので、あと2日間ハバロフスクに滞在する。

 そして、まずはともあれ朝一番にハバロフスク 日本センターを訪問させていただいた。もちろん初めての訪問である。

 

実は所長をつとめられている鏡様には、出発前から渡航のアドバイスや現地での手配など、とても親切に対応をしていただいていた。

 

センター訪問時も、とても紳士的かつ温かい対応で迎えていただき、現地情報など長年の経験からの様々なアドバイスもいただき、とても多くを学ばせていただけた。
そして、忙しい方にも関わらず、私の滞在中の再会もお約束いただき、感謝の気持ちいっぱいにセンターをあとにした。

 

 

ここからとりあえずホテルに戻る。日本センターとホテルの間は歩いて1時間のもかからない。寒さと凍結した路面なので、多くの人はタクシーもしくはバスで移動をする。

 

でも私は、基本歩いて動ける距離はタクシーを乗らない主義なのと、何より自分でいろんなことに触れてみたいので、当然ながら歩いて移動した。

 

この日は運がいいのか、普段の行いが良い?ためなのか、日中はマイナス10℃近くまであがり、晴れていて風もないとても良い天気なので絶好のウォーキング日和。

 

 

 建物やショップを観たり、自撮りをしたり(顔は怖いけど)、楽しみながら、街を歩いた。

 これは公園入口。中に入ると

このような氷像が多く並んでいた。

 

確かレーニン広場

 いたるところにこのような、スタンドがある。

 

 これは見えにくいがドーナツと花を売るお店。

露店で絵を売る人。きっと暖かいからなのかな。まともに寒い時は、マッチ売りの少女どころの話ではないだろう。

 通りのドン突きはアムール川。氷と雪で閉ざされていて、どこからどこまでが川かはわかりにくいけど。

 このようにちょっとした散歩?を楽しんで、ホテルに到着。

その後昼食を済まし、ミーティングとデスクワーク。
夜は、一人で最上階の和食を食べに行った。

 

味に関してはコメメントを控えさせていただきます(^^;)

 

そして、また部屋に戻り、つながらないWi-Fiと格闘しながらのデスクワーク。
気が付けば、2時になってしまっていたので寝ることに。

 

明日はハバロフスクで活動できる最終日。おやすみなさい。

今日は展示会2日目=最終日。

 

やはり初日に比べ、入場者が少ない。どこの展示会でも同じような感じかなと思う。

そんな中、早速展示会の様子が共同通信社より配信されていた。

http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021101001122.html

報道の速さに驚いた。当たり前かもしれないが・・・
そして写真に弊社ブースが出ており、どこかで見たような顔が写っていた()

 

ちなみにブースのパラペットには薔薇園植物場って書いてあるのですよ~~。

普段ロシア語は顔文字の時ぐらいしか見ないので、不思議に感じます~~。

 

 

さ~今日は私のプレゼンの日である。

 

 

 

持ち時間は30分。プレゼンはこのようなスタイルでおこないます。

さすがにプレゼンの時まで、自撮りはできないので、写真は初日のものを使っていますが・・・

 

今回の展示会は水ビジネスということで、多くがインフラに関する出展が多く、プレゼン&セミナー参加者には水道局や水道工事関係の人が多く、そのような中、私のプレゼンは、水供給システムの新しい方法や、環境浄化、野菜供給の既存の考え方を完全に変える新しいものなので、大多数の厳しい視線に、わずか数の光った目線を感じ、アウェイ感いっぱいだった。

 

でも私は今回異業種だし、次に会うことはないかな~~?と思い、自分の考えをそのままを話させていただいた。

 

そんな中、セミナー終了後、数名が私のところに来てくれ、詳しく聞きたいと言っていただける人もいてくれたので、とてもうれしく感じた。

 

おそらく私たちの提案は、既存とは全く違う考え方や手法なので、既得権益のある人たちにとっては耳が痛い話で、今はそのような人たちに囲まれ、かなりの逆風かもしれないが、そこに軸足を置いていない無責任な異業種というにはならないように、人に植物に地球により良いものをということ忘れず、ブレずに、しっかり主張していかなければと、あらためて思った。



 

そして、そうこうしているうちに、来場者も途絶え、夕方展示会を終了した。

 

その後、今回この展示会を主催していただき、とてもお世話になったROTOBOの皆さん(ロシアNIS貿易会)、経済産業省の方、そして展示会参加者とで、ハバロフスク 日本センターの鏡所長を迎え、懇親会と打ち上げ会を兼ねて行い、貴重な話を聞かせていただくことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。

 

そして多くの皆さんにとっては、最後の夜、私にとっては3日目の夜をホテルで過ごした。

参加者の皆さん。お世話になりました。とてもいいご縁ができました。

またどちらかでお会いできますこと楽しみにしています。

朝食を食べ終え、展示会の準備でホテル内の会場に。うちの会社が出展する展示会は、優秀な女性スタッフ陣が、全てやってくれるので、いつもはどちらかと言えば私は邪魔な存在なのだが、今回ばかりは自分でやるしかなく、不器用極まりない私は、ポスターを張るだけでも一苦労。

 

そんな不器用な奴の割には、ポスターの微妙な歪みは気になってしまうから始末に悪い。

 

そのような中悪戦苦闘し、何とか午前中で設営を終えて、開催を迎えた。

 

 

展示会としては、大きい規模のものではないので、正直、本当に人が来るのかな?うちの商品は展示会テーマから外れてないか?と思っていたのだが、その心配をいとも簡単に吹き飛ばすかのように、開場前から大勢の人が来てくれた。

 

今回の弊社の提案は、水に関連する3つの事業と蓄光ルナウェアであった。

 

まず一つがセラミック式野菜工場の提案。

安心・安全な新鮮な野菜の調達が難しいこの地区では、想像通りの評価が得られた。特に通常の野菜工場との比較に驚いていただけた。

 

 

 

次は銀イオン水生成器。安全性も殺菌力もトップといってもいいこのイオン水の用途の多さには、多くの関心を持っていただけた。昨晩の湯船をつかりながら感じたそのままの反応があった。

 

 

それと準備中の造水器。

 

さらに、ルナウェア

 

 

を展示させていただき多くの評価を得ることができた。

 

 

このような商材を提案させていただいた。

 

中にはとても熱心に話を聞いていただけたり、今後について早速商談をしてくれたりする人などもいて、想像以上に関心があること実感でき、初日からかなりテンションが上がった。

 

そうこうしているうちに、波がありながら終了時間を迎え、今日はこの展示会で一緒になった人、数名とで、外に食事をしに行くことにした。

 

ホテルを出て歩いて約15分で到着。

 

 

地元では有名なお店とのこと。

 

店内はこんな感じ。

 

 

ちょっと、びっくりドンキーのような空気を感じる。

オーダーはオーナーのお奨めをチョイス

 


 

ピロシキなど(ほかの名前の記憶がなく・・・)それぞれ美味しかった。

 

そしてここで今日の展示会の話や互いの業務などのことを談笑し、楽しいひと時を送り、その後ホテルに戻り、大人しく各部屋に戻った。

 

 

さて、パソコンでデスクワークをしているともう2時か~~。

明日に備えて眠ります。

今朝、成田経由の飛行機でハバロフスクに向かった。

 

 

今回はハバロフスクで行われるロシア極東水ビジネス展示会inハバロフスクに出展のためである。

 

花き業界の私が何故そのような展示会に出展と思われる方もいるでしょうが、これには浅い訳があって() 何でもチャレンジという精神がほとんどです。

 

ただ弊社の事業の中には、環境に関わる関連会社や実際に花のメンテナンスや有機栽培に活用している水に関わる技術、野菜工場などがロシア極東には必要ではないのだろうかという、私の考えがあったからである。

 

この展示会を通じてどのようなことになるか、ただ寒いだけの遠足になるのかは、実際に行ってみなければわからないが、とりあえず行かなきゃ何も始まらないと思って、異業種の中に、飛び込んでみた。

 

成田を出て約3時間ちょっとでハバロフスクに到着。
 

 

やはり噂通り寒い。気温はマイナス25℃ぐらい。風がきつい時は体感温度マイナス40℃ぐらいにもなるとのこと。

ハバロフスクは初めてだが、モンゴルでもう少し寒いのを経験しているので、心と身体の準備ができていたので、期待通りの寒さが少し心地よくも感じた。

 

空港到着後バスで移動。約30分後にホテルに到着した。

 

 

とりあえず各自順次チェックイン。

その後荷物を部屋に置いて、今回の出展者の方々とホテルのレストランで食事をした。

 

レストランでボルシチなどロシア料理をチョイスしていただき、参加者みんなで自己紹介をした。そこで改めて私だけ全くの異業種であることを再確認し、この日は、各自明日に備えて部屋に戻ることにした()

 

そして疲れたので温まりたいと思い、湯船にお湯をはってみたらこんな感じ。

 

 

一瞬、正直汚いから入りたくないと思ったが、その瞬間また別のことが頭をよぎった。

それを考えると湯船につかりながら、鼻歌が出てきてしまった。

 

 

さ~明日からの展示会どんなことになるか大きな期待と少しの不安でワクワクです。

 

では、今日はこの辺でおやすみなさ~~い。

昨年第一回公演を行い、今回は2回目。会場もベガ・ホールに移し、宝塚市や花の国日本協議会の後援をいただき開催することができた。

 

 

今回は以前とは違い大きな会場のため、どれだけの人にお越しいただけるかとても心配であったが、開演1時間前(開場30分前)には、ホール入口に多くの人に並んでいただき、開場直前には駅につながる通路に長い列ができるほどであった。

 

 

ボランティアスタッフのおかげで、最終的には約300名の方にお越しいただいたが、スムーズに席へのご案内ができ、多くの人の視線を集めて開演することができた。

 

 

コンサートは時間通り開演され、昨年同様ソプラノ歌手の長谷川さんを筆頭に、ピアノに源氏万記子さん。ハープの野田千晶さんに加え、本年はダンスの辻翔平・真理子ペアと前田明さん。パフォーマンスに青山郁彦さんによって花にまつわる歌とダンス、そしてパフォーマンスが行われた。
私は残念ながら、今回も中で聴くことはできなかったが、中から聞こえてくる喝采や講演が終わり、その人たちの表情でどのようなコンサートであったかが十分理解できた。

 



そして参加者は、出演者自ら手渡される花を手にして、笑顔で会場を後にしていった。

 

確かに出演者の技量もあった。ただ演出や脚本、さらには受付などのボランティアスタッフ等の裏方の力も大きかった。

 

いつもながら一つのものを創り上げるには一人の力だけでは成し得ない。ただ多くの人が同じような感覚での関わりであっても、これまた難しい。やはり強力な志を持った推進者が必要であることを今回も強く感じ、多くのことを学ばせていただけたように思う。

 

さらに終了後に、少しばかりだが街頭にて、花を配りながら、待ちゆく人に花と一緒にメッセージを添えてフラワーバレンタインのことを直接伝えさせていただいた。

 

 

そのようにして何とかフラワーバレンタインコンサートin宝塚Vol.2を終えることができ、結果としては大成功であったのではなかったろうかと思う。

 

コンサートの観客は約300名ばかりだが、今回も宝塚市の後援もいただけたので、市内の掲示板を通じて、多くの人に伝播できたと思う。さらには教育委員会や、宝塚市文化財団、

宝塚市まち遊び委員会の協力を得ての伝播、花の業界からは花の国日本協議会や日本フローラルマーケティング協会、他にはFM宝塚やコンマニアの後援、その他多くの企業の協賛を受けて、昨年より数倍の多くの人に伝えることができたのではないかと思う。

 



私は花き業界に携わる人として、このことが花の需要の喚起の一助になれば素敵だと思う。
宝塚市に生まれ育った人として、このことが音楽と花と愛があふれる宝塚へ向かう階段を上るきっかけになることを切に思う。

 

多くの皆さん。ありがとうございました。

 

また来年?再びお会いできますこと楽しみにしています。

 

 

そして最後にもう一つ。花って本当に素晴らしい。音楽って本当に素晴らしい。

無限大の力がある。私には音楽で伝えるすべがない。

 

ならば私は花や緑の力を借り、人一倍頑張って、一つでも多くのしあわせを世に送り込んで行きたいと思う。

 

最後の最後に何といってもやはり音楽、花の持てるパワーは本当にすごいと感じることができた。
 

今朝起きると、シリアでのことが報道されていた。

 

 私は色んな想いから、今回のことを目に焼き付けるためにもネットで公開されている画像を見ることにした。その様子は予想ができなかったこともないかもしれないが、目を疑うような信じられない光景や姿が飛び込んできた。

 

本当に無念な結果になってしまった。直接面識のない私ですら、涙がこみあげ、憤りとやりきれない無念さを感じるのだから、ご家族の近々しい方々の悲しみはいかばかりかと思う。

 

今回のことで、私のような者が口を開くことは、後藤さんや多くの人に失礼なことかもしれないが、私なりに感じたことを・・・。

 

今回、ありえないような残虐な事件を起こした彼らには、言葉で表しきれない怒りを感じてやまないのは当然だが、それとは別なことが私の頭の中を交差する。

 

それは決して彼らを擁護する意味ではないのだが、彼らも生まれた時から、このような残虐な心をもった人間ではなかったはず。

 

とするならば、彼らのようなものを生み出してしまったのも、私たちが創り上げてきた今の社会ではないだろうか?

 

私たちは、

自分にとって、必要でない虫を、害虫といって殺してしまう。

自分にとって、必要でない草を雑草といって、抜き去ってしまう。

生きていくために必要な動物は、捕まえて食べてしまう。

珍しいものや、可愛い動物たちは、勝手に捕まえ価格をつけて売買している。

人にすり寄ってくる犬や猫たちはわが子の様に可愛がり、自然の中で自分たちだけで暮らしている動物たちの家や家族を開拓ということを大義名分して奪い続けている。

 

このように、私たちは、あくまでも人の視点で物事を考え、文明という名のもとに、自分都合で多くの自然や命を奪ってきた。私もその一人かもしれない。

 

それらのことが、昨今の水害や土砂崩れなどの多くの災害を引き起こし、また社会現象を生み出すことにつながっているかもしれない。

 

そして今回このような残虐性を持った彼らが、今世の社会に出てくることになってしまったのも、これらと因果関係が全くないとは言い切れないと思う。

 

自分にとって必要でないものは排除し、必要なものは自分の手中に収め、その生命を自由にしてきた社会の中で、育ってきた人が、何かのきっかけで、愛という大事な箍が外れ、そのことによって道徳心を失った人たちが、今、暴走し始めているのではないだろうかと思う。

 

さらに私たち文明が創り出したインターネットによって、世界中にその悲しみをまき散らしている。

何と皮肉なことであろう・・・。

 

これもまた人類が生み出したとても大きな負の産物ではないだろうか・・・

私にはこれらが、天からの警告に感じる。

 かと言って今更過去に戻ることはできない。

 

であるならば、せめて慈しむ心をもって、日々をきちんと生きていかなければならないと思う。

 

私は、今回のことを通じ、今一度、しっかり自分を見つめ直し、活動して行かなければならないということを強く感じた。

 

見ず知らずの私に、後藤さんが残してくれたこと・・・

ただただご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

何故?どうしてこのようなことが起きてしまったのであろうか?

 

1月21~23日 パシフィコ横浜で開催された日本ショッピングセンター協会 主催の

SCビジネスフェアに出展をさせていただいてきた。

 

 

まず今回、私たちから出展したのは、日本総代理店をつとめさせていただいている従来の輸入植物を使った、メンテナンスフリーのサスティナブルな植栽の提案である

 

 

どこに行っても、ユニークな植物には多くの人が集まってきてくれる。いつもながら植物の人を引き寄せる力はすごいと感心させられる。

 

その中でもやはり人気者は樹齢数百年のオリーブ古木。この木の持つパワーと優しさに多くの人が集まってくる。そして有機栽培で管理しているので安心して触れていってくださいというと、多くの人が興味をもって木に触れていってくれる。

 

ペタペタ多くの人に触れられてオリーブくんもきっと喜んでくれていると思い、うれしくなってくる。
その反面、私には誰もペタペタ触ってこないので心なしかオリーブくんに少し嫉妬してしまいそうになる。
もし触ってきたら怖いですが・・・
()

 

その他にも、根がしっかり張った輸入植物は、こんなにも輝き、素敵なのですね~、とお声掛けいただくことも多かった。それは今まで流通していた輸入植物は、あまりしっかりしたものがなく、枯れることも多かったためだとか。

そして今回、私たちの素敵な生産者から送られてきた植物をみて、感嘆の声をあげて下さる人も多かった。

これをきっかけに、愛情をもって、真摯に向き合いながら育てられた植物がどんなにか素晴らしいものかを多くに人にわかっていただければと思う。

そしてもう一つのメインはこれ

 

*セラテリアブース取得済みであるセラミック栽培法を使用した、インテリア植物の

「セラテリア Ceraterior」と野菜工場の提案である。

 

野菜工場は通常では今まで難しかった根菜類を可能にし、とうとう稲作までを実現させた優れもの。多くの人がこの稲のサンプルに驚いていた。



また、水が循環型でないので排水がいらないのが大きな特徴であり、ローコストでの導入が可能。
今回そこでつくられた野菜を実際に食べていただき、流通しているのと大きく違うアクやエグ味のなさを実感していただき、とても驚いていただけた。

 

 

このシステムには早速、多くの方が関心を持って下さった。とても大きな会社の方からも、早速導入検討したいといっていただき、週明け来社していただくことになった。

 

さらにインテリアとしての提案であるオリジナル商品のセラテリアには、土を使わないということで、飲食関連の店舗の方々から多くのお問い合わせをいただけた。

 

さらに、私の青年会議所時代から大変お世話になっている岩本先輩のコドモエナジー社が世に送り出した「ルナウェア」とのコラボ商品も案内させていただいた。このルナウェアは一昨年 日本ものづくり大賞 内閣総理大臣賞を受賞した優れもので、海外の方にも興味を持っていただけ、ご検討いただくことになっている。

 

 

この他にも、来月ロシアの展示会でも発表し、今春リリースする予定の水道水から簡単に安心安全でかつ殺菌力がとても強く、ローコストな銀イオン水生成器Ag+(エージープラス)や、空気中の水分をろ過して飲料水を精製する製水器などをご案内させていただいた。

 

今回の展示会は、今まで参加したことがなく、多くの人にお手伝いいただきながらも、全く手探りの状態で、準備段階から不安と期待が交差する毎日であった。

 

そしてその展示会に出展されている人は、日本を代表する大手企業がほとんどで、ブースにもお金がかかっていて、そこに立つ人たちも、洗練された人たちであった。

 

それ比べて、私たちは予算がないため、切り詰めてカーペットすらひかない状況の無骨なブースであった。そんな手作りのブースであっても、確固たる自信を持って紹介する私たちの商品の素晴らしさと、スタッフの努力によって、多くの人からお声掛けいただけた。

 

 

私は今回出展して、本当によかったと実感している。

 

今まで接点を持つことがなかった大手ショッピングセンターやデベロッパーの方々、店舗デザイナーの方たちとのご縁をいただき、貴重なご意見をいただくことができた。

そして今すぐの案件から、将来に向けての案件など、とても興味深いお話をすることができた。

 

確かに今すぐ商売につながるか?採算は?と言われれば・・・となるかもだが、それとは比較できない素敵なつながりを得ることができたと思う。

 

やはりリスクを伴ってでもチャレンジし続けることの大切さを実感できた。言い換えればリスクが伴わないビジネスに、飛躍は無いのではないかとも思った。

 

 

そしてあらためて植物がもつ「人を惹きつけることができる力」に感心した。
でもよく考えればその力を一番知っているのは50年 植物に囲まれた中で育ち、魅了された私自身かもしれないが・・・。

 

きっと私は、死ぬまで、この仕事を続けていくのであろうと、あらためて思うことになった。

 

今回、この展示会を通じお知り合いになれた方、本当にありがとうございます。

 

これからも植物ともども、成長を続ける私たちのことをよろしくお願いいたします。

2015.01.09

えべっさん

私は毎年会社の有志と一緒に西宮えびす神社を参拝させていただいている。私が小さい時からだから約40年間続いている行事である。

 

私たちは一昨年から混雑を避けるために早目に出かけることにしていて、今日も17時と、まだ少し明るい状況で到着した。
 

 

まずは昨年いただいた飾りやお札にお礼をし、お納めしていただいて、順路に沿って手水社で清め、本殿へと向かった。

 



そしてお賽銭をお納めさせていただき、昨年のお礼をさせていただきました。


大まぐろは行列が長いので、横目に見ることにして、近くの摂社もお礼をさせていただき、毎年お世話になっている吉兆店で、本社や営業所の熊手や置物を買わせていただいた。

私がいつも行くところは「福富」さんといって、とてもきっぷのいい女将さんに、親切なご家族の方などで営んでおられて、長い付き合いをさせていただいている。

 

今年も私たちが来ることを待っていただいていて、到着し目を合わすだけで、特に言葉は無くても、この1年間お互い何とかやってくることができたことの確認ができ、うれしく、またホッとする気持ちになれた。そして毎年のように吉兆を選び、とても楽しい時間を過ごさせていただき、最後に景気よく大きな声と皆さんの手で締めをしていただいた。

 

 

そしてお互いこれから1年間頑張り、また1年後ここで会うことを無言で約束を交わすかのようにたたえあい、名残を感じながら吉兆店を後にした。

 

その後、全員で神楽殿にてお神楽を舞っていただき、参拝は終了!
残り時間は、それぞれ好きなお店で買い物をしたり、飲食をしたり1時間少々楽しんだ。

 

私は小さいころからえべっさんが大好きで見世物小屋にもよく行った。

 

昔からの人間ポンプや学習犬、八本足の女性などは、さすがにもうないが、お化け屋敷はまだ健在で、ある意味、とても大事な何かを受け継いできているような意義深いものを感じた。

 

 

私は園芸業として業務内容は違いながらも、代々の家業を継いできている。このお化け屋敷も同じであろうと思う。そしてこのお化け屋敷も多くの人を驚かせ、ときめかせ、笑わせながら感動を与え、多くの表情を見ながら、色んなドラマを創り出してきていると思う。

 

とても素敵な演出ではないだろうか?またそれだからこそ何十年と受け継がれているのであろうと思う。是非あと何十年、孫子の代まで続けていただきたいと思った。

そして私もできればそんな感動を与え、ドラマになるような仕事を受け継がしていきたいものだと思った。

さ~また1年間頑張って、たとえ少しでも大きくなって、えべっさんに来るぞ~~。




※これは自宅用の吉兆です。かわいいでしょ~~。

1日の夜から雪が降り、各地で雪の被害が多く出ているよう。
そのような中、本社の植物はしっかり寒さに耐えながら、素敵な雰囲気を出してくれていた。

 

 

そして翌日2日、私は加賀に行く予定があったので、朝に車で出たのだが、通行止めなどで約9時間かかっての到着になってしまった。
 

 

本来なら、昼過ぎに到着し、ゆっくり食事でもして帰る予定であったのが、二時間弱の滞在で折り返すことに・・・

 

ただ帰りは電車なのでゆっくりは帰れた。

 

 

ただ、これまた雪の影響でサンダーバードに遅れがでてしまい、結局家に到着したのは深夜12時をまわってしまっていたのである・・・・

 

というわけで2日はほとんど移動で費やされてしまった。

 

3~7日は比較的暖かい日が続き、穏やかにゆっくり仕事の時間がとれ、パソコンの整理や本年の課題の整理、新しい取り組みに時間を使うことができたのだが、それでも時間が足らず全然まとまりきっていない。

にも関わらず新しい案件が出てくるなど結局バタバタの日々であった。

さ~8日からは完全に全部門が本格始動。楽しみに思いながら進んで行きたく思っています~~。