四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.11.10

又右衛門 再びマダガスカルへ④ フォートドーファンへ

今日、明日はフォートド―ファンにあるササンクロスというボランティア団体に届け物があるのと、この地で又右衛門がボランティア団体の活動支援をできる取り組みを始めるための初めての訪問をする。

 

まず今朝は3時に起きてパッキングをすませチェックアウトをした。当然時間が早いでの朝食ビュッフェはないが、昨晩にお願いしたら私のための朝食を準備してくれた。

 朝の4時から準備いただけるHospitalityに感謝である。

そしてホテルにパートナーが迎えに来てくれ、空港へ向かった。

 430分ごろだが、既に街には生鮮物を仕入れる人や販売する人などで行き交う人が大勢いた。 

ただこの時間は、さすがに渋滞はなく、昨日は2時間以上かかったのが約30分で空港に到着することができた。そして空港に到着すると国内線にも関わらず2時間前だが多くのチェックインの人でいっぱいであった。

 なぜ国内線であり、小さな飛行場なのに2時間前に行かなければならないのかを聞いてみると、普通の検査に加えて、ペスト感染者のための熱検査があるのと、オーバーブッキングが日常茶飯事のため、予約していても早くいかなければ席が無くなるからとの答えに、今までの経験値から妙に納得させられてしまった。 

 そして無事ボーディングパスを受け取り(*席番が切れていて明確ではないが(^^;))何とか無事座席が確保できたと安堵し、しばらくの間何もない待合室で出発時間を待つことにした。

 待合室では、飛行機の搭乗を知らせる掲示板などは全くなく、ひたすらアナウンスが頼りである。ただそのほとんどがフランス語のため、私はさっぱりと言っていいほど理解が出来ず、みんなの行動についていくしかない状況に近いので、乗り継ぎでフォートド―ファンをめざすこと私は少し不安を感じながらいた。

 そして待つこと1時間30分で、無事飛行機に乗ることができ、経由地であるチュレアールへ向かった。 

 そして約1時間でチュレアール空港に到着した。そして多くの人がここで降りたので、念のためにフォートドーファンに行くのだが、このまま機内にいればいいのか?いったん降機して、再度搭乗すればいいのかを尋ねてみると、NextNextと言われたので、ボーディングパスはもう一枚あるので、次の飛行機に乗れと言われたと思って、降りようとしたらリュックをつかまれ、ここはチュレアール空港。フォートドーファン空港は次だ!と止められた。さっきのNextはこの意味であったと理解が出来た(笑)。語学力の乏しさを痛感した一瞬であった。

 そして約20分の乗り継ぎを経て出発。約1時間後に無事フォートド―ファン空港へと到着した。空港にはボランティア団体のサザンクロスから迎えに来ていただけていて、そのまままずは、事務所にお邪魔し、簡単なミーティングとお土産などを手渡しし、その後、サザンクロスが活動する集落に向かうことにした。

 集落へは車で約2時間。アンタナナリボと違い、渋滞はないのだが、かなりの悪路のため、かなり時間と体力を要した。


 途中 三角ヤシの群生を見ることができたり、カエンボクなどがきれいに咲いていたりした。その他にもとても気になる木を見つけることができた。

 


 途中パンクのアクシデントもあったが無事にサザンクロスが植林や自立支援を行う1つ目の集落へ到着した。

 そこには秋篠宮殿下と眞子さまが植林されたバオバブの木を拝見させていただくことができた。

 そして又右衛門も隣の集落で植林用のバオバブを購入させていただいた。

 次の集落では、この地でバオバブの置物を作っていただき、それを日本にて販売し、現地での活動支援を行う又右衛門バオバブプロジェクト第2弾の依頼に立ち寄った。


彼は私の申し出に早速、取り組んでいただけるとのこと。サンプルをつくるのでしばし時間を欲しいとのことで、私たちは次の集落へと移動した。

次の集落でも支援プロジェクトの話をさせていただき、まだ時間があるのでサイザル畑を観に行くことにした。

果てしなく続くその広大さは圧巻であった。そしてここでしばらく休憩し、先ほどの集落へと戻ることにした。

 そこには既に出来上がったサンプルを手に、青年が私たちを待っていてくれた。

そして私はこのバオバブの置物の可愛らしさもあったが、手から伝わってくる温かさに感動をし、このプロジェクトを進めることを確定させることを決意した。是非来年皆さんにも触れていただく機会をつくりたいと思うのでよろしくお願いします。

 

そうこうしているうちに時間も遅くなってきたのでこの日は帰路につくことにした。

 

そしてその帰り道で、野生のワオ・レムール(キツネざる)に遭遇した。それも何と双子の子連れである。

 

地元の案内人もこのようなことは今までになかった、又右衛門は本当にラッキーマンだと驚いていた。

 

野生のワオ・レムールと公園や動物園にいるものは少し違って逞しさがあってさらに可愛く感じることができ、とてもほっこりとした気持ちになり、再び帰路についた。

その途中では、さらにいくつかの素敵な植物にも出逢えることが出来た。

そして、暗くなりかけた悪路に身体を大きく揺さぶられながら、約2時間走り続け、サザンクロスの本拠地に無事戻ることができた。


そこにはとても豪華な夕食でご家族が迎えていただき、出国後、ずっとひとりぼっちの夕食であったので、その美味しさと温かさが、とても心と身を癒してくれる本当のご馳走をいただけた。


そしてお腹もいっぱいになり、少しミーティングを行い、ホテルにチェックインしてこのブログを書きました。

中身が濃い一日のためかなりの長文&乱文になりました。にも関わらず見直す気力も体力も残っていないのでそのままアップいたします。ごめんなさい。