四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
先週の週末に日本列島を襲った台風21号22号は、日本各地に甚大な被害をもたらせたのは皆さんもご存知の通りで、私たちも例外ではなかった。
私がまず直面した被害は、私がこよなく愛する宝塚山本の秋祭りのだんじり曳航が制限されたことから始まった。
さらに、私たちの圃場も少なからず、被害が出てしましいた。
幸い植物の生き死には関わらなかったが、施設のいくつかが倒れてしまい、大事な植物も手傷を追ってしまった。そのため私たちのスタッフは奔走する一週間となってしまった。
そのような中、2度の都内でのミーティングに加え、素敵な協力者が現れ、地元で停滞した案件が前に動きかけたことや、新しいいくつかのとても興味深いプロジェクトへのお声掛けをいただけるなど、とてもエキサイティングな週となった。
週末には、又右衛門輸出プロジェクトとして供給させていただいている世界的に著名な植物のテーマパークと言えるシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの要人も来日され、千葉にて日本の逸品を紹介させていただいた。
当日は台風接近のため屋外は十分にご覧いただくことはできなかったが、雨風を受けてもビクともしない植物の迫力に、賛辞をいただいた。
またパートナーである大栄花園さんの高橋康弘さんを訪問。まずはお店に伺った。そしていつものように素敵なスタッフさんたちが出向け、とても美味しいコーヒーを出していただけた。台風が近づいているというのに、お店が賑わっていたのは、きっと並んでいる植物とスタッフの方々が素敵だからだろうと言える。
そして圃場に移動した。日本、世界を代表するブリーダーであり生産者である高橋さんのシクラメンを目の前にして、今までのシクラメンに対する概念が変わったと、最大の評価をいただくことができた。
当然この素敵なシクラメンは、私がつくったものではないが、パートナーへの最大級の評価は、自分のことよりも、とてもうれしく感じることができた。
そしてさらに風雨がきつくなってきたので、長居できないと思い、再会を約束して、レンタカーで都内へと向かった。
本来であれば、私は最終便での帰阪であったが、台風のため欠航となるのが予想され、都内に戻り、ディナーミーティングを行うことにした。
その中では、本年度の取り組みと、来年、再来年その次への取り組みの話が出来、とても有意義な時間となった。
この一週間は、台風と言う誰もが目に見え、身体で感じる強い風を受ける日々となったが、私はそれ以上に、向かい風を吹き飛ばす温かく、強い風を心で感じることができるとてもエキサイティングな一週間となった。
さ~~まだまだ楽しみがいっぱいだ。ワクワクしてくる。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ。又右衛門頑張ります!!!
P.S.この台風にて被害を受けられた植物たち。生産者はじめ多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。