四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.06.11

又右衛門シンガポールへ②シンガポール・ボタニック・ガーデンへ。

朝早くに食事を済ませ「シンガポール・ボタニック・ガーデン(Singapore Botanic Gardens)」を訪れた。

 

高層ビルが立ち並ぶ都会の中にあって古くから市民に愛される公園「シンガポール・ボタニック・ガーデン」は、52ヘクタールもの敷地面積を持つ巨大な庭園植物園で、20157月に世界遺産に登録された、シンガポールの名所でもある。





広大な敷地は、世界最大規模のラン園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」やいくつかのテーマに区切られ、とても美しく整備されていた。



個人的に特に気になったのは、ワシントン条約でも保護されている稀少な植物が多く植栽された「Evolution Garden」。

昨年 オーストラリア政府の許可がおり正規輸入させていただいたマクロザミア ムーレイや、先月も輸入したヘゴ類など進化を感じる植物を、うまくアレンジして作られていた。
ここのムーレイはとても葉が伸び、美しいシェープをしていた。



その他にも公園のいたるところに、ユニークなヤシを見つけることができた。



それと子どもたちのみ。もしくは子どもと同伴のみ入場可能なガーデンも特別許可をいただき、見学させていただいた。自然環境学習プログラムの提供をしている私たちにとって、繋がるものを多く感じ、今後私たちも提案ができるような気がした。



この公園は入場無料ということもあって、散歩やジョギングをする人々が多い。特に訪問したのが日曜日のため、芝生にシートを広げてピクニックをする人々、YOGAを楽しむ人々を多く見かけることができた。

今回この公園を訪れ、狭い国土であってもこれだけの公園を保有していることにとても感銘をうけた。日本もこのように教育要素を多く取り入れた広大な公園をつくっていかなければならないと強く感じた。またこの他にも現在の宝塚ガーデンフィールズ跡地利用に際して参考になることが多くあった。宝塚ガーデンフィールズ跡地も、ここと同様の広い場所があるならばテーマ性を持たせたゾーニングも有効だが、限られた狭い場所であれば、1つか2つのテーマに絞り込んだものを考えなければ、全てが中途半端になってしまう気がした。
そしてこの場所の視察を終え、地元の人気店のチキンライスを食べにいった。チキンライスと言えば、日本ではケチャップの赤いご飯を連想するが、こちらはこんな感じ。




このお店はいつ来ても食事時には大変込み合い列ができている。
でもそれも当然であろう。本当に美味しい。



オーナーもとても愛想が良く、気さくな方で、食事のアドバイスも直接してくれた。現在日本にも店舗を出されているとのこと。帰国したら行ってみたいと思う。



その後、市内ウォッチングをし、夕刻一旦ホテルに戻り、デスクワークを少し行い、再び外出。ガーデンズバイザベイに隣接するサテイバイザベイへと向かった。




そして以前もお世話になった夫妻と再会しディナーミーティングを行った。この方は実際に多くの植栽を手掛けられていて、貴重な意見交換をさせていただくことができた。


そして話はつきることなく、このままではきりがないので、後ろ髪をひかれる想いをしながら、お店を後にした。

明日はシンガポール訪問のメインであるガーデンズバイザベイとの打ち合わせ。気合を入れるためにも、深夜になったのでベッドに入ります。ではおやすみなさい。