四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、四天王寺において花供養が開催された。
今年も、花卉関連団体の代表が出席され、厳かに法要がなされ、当然私も出席させていただいた。
そして慰霊塔に向かい手を合わさせていただくと、色んなことが走馬灯のように、思い出されてくる。普段から植物への尊厳の念を強く持ち、「命」「生」に強くこだわりを持ち、活動しているが、決して100%というわけにはいかない。
卸としては、切り花を扱っているため、時間の経過によって終焉を迎えてしまう。ガーデンのメンテナンスにおいては、草を抜かざるを得ないときもある。また根付の植物を扱っていれば、万全を期したつもりであっても、命を絶やしてしまうこともある。その原因は様々であり、中にはもっと知識があれば救えた命もあったのではと後悔することもある。
そのような色んな機会から多くのことを学ばせていただき今がある。これからも植物たちが、私たちに命を張って伝えてくれたメッセージを、一つでも多く読み取れるように、目を向け、耳を傾けながら引き続き活動していきたいと、慰霊塔を目の前に手を合わせ強く感じることができた日になった。