四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.01.15

冠雪

土曜日から日本各地で大雪にみまわれている。予報で降雪は知ってはいたが、朝起きると自宅周辺も白く化粧がされたかのようになっており、綺麗だなと言う反面、少々複雑な感じがしながらの朝であった。

 

 

少し外に出てみると、そこには真新しい足跡がくっきり残っていて、こたつがない私の家では、猫も外で珍しい雪を眺めていたのかなと感じた。また近所の子どもたちの歓声も聞こえてきていて、年に一度か二度しかない雪を楽しむ光景が見受けられ、寒い中でもほのぼのとした光景を目にすることができた。

 

ただ私たちの業種にとって、雪は厄介な存在である。植物に対する負担もあるが、養生施設であるビニールハウスや遮光施設が雪の影響を受けてしまうからである。

 

幸い宝塚周辺は、北日本のような深刻な豪雪でなかったので、私たちの施設の倒壊などはなかった。ただ少しの冠雪でも交通マヒをしてしまう街は、今朝から路線バスなど運行を見合わせるなど乱れを生じていた。

 

 

昼前になると陽も差し込む時間帯もあり、徐々に解け始め、スタッドレスをはいていない私の車は、周囲に迷惑がかからない状況を確認の上、ゆっくり自宅を出発した。

幹線道路には、雪も無く問題なく、無事伊丹空港まで到着し、空路で東京入りをした。

 



夕方からは帝国ホテル 孔雀の間で開かれる「松浪健四郎氏 旭日重光章受章祝賀会」に出席させていただいた。

 

各界でご活躍される大先輩をはじめ、そうそうたる方々が出席され、とても盛大な祝賀会であった。

 

またテーブルにも恵まれ、ユニークで素敵な方々とのご縁をいただくことが出来、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただくことが出来ました。

 

また私たちの育む植物や、活動を大変ご評価いただき、多くの方にお声掛けをいただき、新たなわくわくするようなきっかけをいただくことができた。



そして今回もですが、仕事は?と聞かれると植物に関わる仕事をさせていただいていますと答えさせていただくと、ほぼ全員の方が、素敵な仕事ですね。植物って本当に必要ですねとの声をいただける。

以前の私であれば、いやいや見た目は良くても結構大変な仕事なのですと答えていたが、最近は違う。胸を張って「はい。とても素敵な仕事です。」と言えるようになった自分がいる。それがどれだけ大切な事かはわからないが、私は大事だと思う。何故ならば私が大変な仕事だと思ってしまったら、私ともに歩んでくれている人はもっと大変な仕事に感じてしまうようになってしまうのではないかと思えるからである。ともあれ植物に関わる仕事を授けていただいた多くの方々の期待に応えられるように、使命感をもって頑張ります。

 

 

 

最後に今回の豪雪で大きな影響を受けられた農家の方々が多くいらっしゃると思います。謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できますことお祈りいたしております。