四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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クリスマス・イブの夜 待ちに待った「Music Festival, teamLab Jungle」が無事開催された。
今回のイベントには幾度となく打ち合わせを繰り返し、そして設営には2日間要し、早朝から深夜まで続けられた。
teamLabさんと又右衛門とは初めての取り組みのため、幾度かの変更もありながらも、多くの素敵なパートナーに助けられ、何とか無事に開催にこぎつけることができた。
18時15分開場には既に多くの人が、列を作っていた。そして私たちも開場とともに正面から入場をさせていただいた。
初日は夜フェスのみ(大人やカップル、アーティスト向けのもの)で、入場すると暗い中で私たちの植物で作られたジャングルがLEDで映し出され、その中を通り、会場に向かって行くのである。昼の顔とは全く違った表情に驚かされた。
そして奥にはバカルディ―のバーがあり、幻想的な雰囲気の中、アルコールを楽しむカップルでにぎわっていた。そして19時前に本会場に入り、定刻通り開催
音楽と映像の体験型のイベントに、多くの人が魅了され、時折拍手や歓声も沸き上がっていた。
今回、人気絶頂であるteamLab さんが「みどり」を大きく取り入れた初めてのイベントで、その初回を又右衛門に植物プロデュースを任せていただけ、仕上がりに最大限の評価をいただけたのは、とても光栄なことであるといえる。そしてデジタルと対局のリアル植物が融合できたことは本当に意義深いのではと思っている。
今回、改めて感じたことは、ほとんどがリアルの生きた植物であったが、ごく一部は電子機器の都合上、湿気が問題なためフェイクを使わなければならない箇所があった。
普通の考えであれば暗い中の設営なので、一部フェイクであったとしても影響は少ないとの考えもあるかもしれないが、やはりそれは違った。又右衛門の予想通りに、暗い中で時折照明が当たるからこそ、昼間以上に、リアルの植物の方が良いということを実感できることができた。
さらに言えば、健康で生き生きしていた植物でなければ、デジタルに負けてしまい、このような幻想的な雰囲気は出なかったと思う。
デジタルとのリアル植物の融合。それは「生」「命」みなぎる植物であるからこそ可能にするのではないかと思う。
そんな素敵な機会を与えていただけた皆さま。そして設営チーム、私たちチームのディレクター SHUHEI FUKUNAKA、プランツディレクター福田栄二、デザイナー SHIN FUZIWARAをはじめとする素敵なメンバーと貴重な時間を過ごさせていただき、充実感としあわせな気持ちでいっぱいである。本当に皆さんに感謝である。
さてこの想いを胸に、次のプロジェクトにいざゆかん!!