四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、今回の訪問でのメインイベントであるコドモエナジー社とPTT社との記念すべき契約の日である。
PTTとはタイ石油公社のことで、現在10兆円の世界を代表する巨大企業である。そしてその事業の一つにとして、タイ国内に「Café AMAZON」というブランドでコーヒーショップ1,500店舗を展開しており、本年度日本に初上陸をすることになる。
そしてこのプロジェクトの窓口がコドモエナジー社で、いわば「Cafe AMAZON JAPAN」のとして展開を始めることへの記念すべき調印式である。
この「Cafe AMAZON」プロジェクトの成功のカギを握るコンテンツの中に植物の存在がある。そこで又右衛門は植物のプロデュースで関わらせていただくことになり、この日を一緒に迎えさせていただいたのである。
まずその第一号店は東京でもなく、大阪でもなく福島である。何故第一号店が福島であるのか?については、私の言葉よりコドモエナジー社の岩本社長の記事を参考にしてもらえればと思う。
調印式を終えて、このビルを出た時、みんなの表情は緊張感から解き放たれたものではなく、明らかに新たなことにチェレンジする前を向いた鋭いまなざしであった。
私はこの店舗に、多額のお金をかけてみんなが驚くような「見えるデザイン」を重要視しようとは思ってはいない。今のあるがままを大切に、まずは又右衛門としてできる目に見えないデザインから始まり、今まで手をつないできてくれている人びとや新たな人びととともに、徐々に創り上げていくことに重きを置いていきたいと思っている。それが福島の第一号店の役割だと思っている。
私は、この地をきっかけに又右衛門がめざす植物を通じての国際交流や、日本について、ともに考えることができる場所になっていけばと思っている。
是非皆さんには、新しく始まるこのプロジェクトを温かく見守っていただければと思っている。
調印式を終えた私たちは、バンコクの中心部に戻り、コドモエナジー社一行とタイで活躍中のぼんち きよしさん。元さん、バンコク企業の方々と打ち上げの晩餐会を行い、夜遅くまで多くの人と深い話をさせていただいた。
そしてその夜コドモエナジー社一行は、空港へと向かい、私より一歩先に帰国の途につかれた。
私はもう少し現地法人の社長とミーティングを行い、深夜に一人ホテルに戻り、机に向かって今日一日を感慨深く振り返っていた。