四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2015.08.08

スペイン産 デザットプランツへの期待と想定外の出来事

今はお盆商戦真っ只中である。そのような中、私は自ら進めていく仕事に関わらしてもらっている。問題なく全てできていると言えば、多くのお客様にお叱りをいただくであろうが、生花 仲卸 ローズガーデンでは、悪戦苦闘し、少しずつ自ら進化しようとしているスタッフを、私はあたたかく見守るだけの存在であり、そんなスタッフの心意気に感謝である。

そのようなことで、私はは海外出張などで、全くメンテナンスできていなかった デザットプランツの試験圃場を兼ねた、ローメンテナンスのモデルガーデンへ。



約一年前の植栽から、ほとんど手は入れていない。水もやってはいない。そのような中、雑草は生えたものの、デザットプランツは問題ないようだ。しかしその中でも大きな違いが出てきていた。

 

 

写真左から順にスペイン産 「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」。続いて

同じくスペイン産「ノリナ ネルソニー」続いてメキシコ産 「ユッカ ロストラータ」そして最後右端が再びスペイン産「ユッカ ロストラータ ブルースワン」

 

 

はじめの個体の大きさに違いがあるものの、生育に大きな差が出てきている。またメキシコ産は、不健康な状態である。恐らく両者は根の張り具合大差が出ているからであろう。

いかにしっかり発根した状態のスペイン産が、様々な耐性があり、メンテナンスが容易であることから、梅雨のある日本に適しているかということが言える。また引き続き観察を続けていきたいと思う。

 

そして、この植栽のメンテナンスの際に、激痛がはしった。

一瞬の出来事だったのではじめは、アガベの棘が奥まで刺さったのかと思ったがそうではない。
 

 

一瞬恐竜に喰われたのかとも思った。でもそんなことはあり得ない。

よく見ると、植栽の奥にハチの巣があった。それに気づかずに手を突っ込んでしまい、ハチの逆鱗に触れてしまったようである。

このガーデンも化学農薬を使わずに管理しているので、ハチにとってはいい棲家かもしれない。そんな元気なハチの巣に手を入れてしまったら仕方ないことだろう。

 

それにしても刺されどころが悪かったのか、肩までしびれてしまい、作業が途中でできなくなってしまった。

 

今回は酷暑の中での作業、多く報道され気をつけなければならない熱中症対策のため、頭をタオルで覆い、分厚い長袖、長ズボン、ペットボトルを横においての作業で万全だと思っていた。

そこにハチに刺されるとは、全くの想定外であった。

この痛みをせめてもの学びにしたいと思った・・・。