四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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早いものでバタバタしているうちに6月になった。
そして気候は梅雨を待たずして既に真夏の様相である。
そのような中、またまたスペインよりはるばるオリーブがやってきた!
今回は樹齢何百年というようなものではなく、数十年から50年ぐらいの比較的若いものである。
ただ普通の若いオリーブであれば、「国内生産者と価格競争をするような植物は扱わない。」という私のコンセプトに反するためそのようなものではない。今回は大きめのユニークなオリーブ トピアリーである。
ただトピアリーと言っても、国内流通の手頃なサイズのものではなく、大きなものであれば直径1m以上のものや、スクエア(四角)のもの、散らしたものなどユニークな形状のものばかりである。
そのような素敵なオリーブたちが、先月末に大阪港に入港。全ての検査に合格し、燻蒸などもなく、無事私たちのもとにやってきた。
そしてすぐさま植え込みに取りかかる。オリーブは強い木ではあるが、はるばるスペインから長い時間かけてやってきて、しばらくそのままにしていることは、あまりにも大きなストレスを与えることになり、そのストレスは数か月後や数年後にも影響を与え、場合によっては、皆さんのもとで枯れてしまうことにつながることもある。
そのため、私たちはコスト削減とかは二の次に、人海戦術で40本のオリーブを全てオリジナルブレンドの専用土に1日で植え込んでしまう。
そしてこの日も多くの人の協力を得て、植物チェックを行いながら、わいわいがやがや、ちょっとしたトラブルありながらも、期待に胸を膨らませながら、楽しみながら夕方までにすべてのオリーブを植え込むことができた。
今回は全ての葉を丁寧にむしりとっての輸入なので、しばらく養生期間が必要なため
近隣の伊丹地区のプロの元で育てられる。早ければ年内、遅くとも来年には皆さんに、素敵な形になった姿を紹介できるのではないかと思っているので、しばらくお待ちくださいませ~~。
ちなみにきちんと仕上がれば、現地で出発前に撮った下記の写真のように仕上がる。
中々キュートでしょ。
きっと多くの人に可愛がっていただけると思う。今からとても楽しみである。乞うご期待!