四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2015.01.24

SCビジネスフェア

1月21~23日 パシフィコ横浜で開催された日本ショッピングセンター協会 主催の

SCビジネスフェアに出展をさせていただいてきた。

 

 

まず今回、私たちから出展したのは、日本総代理店をつとめさせていただいている従来の輸入植物を使った、メンテナンスフリーのサスティナブルな植栽の提案である

 

 

どこに行っても、ユニークな植物には多くの人が集まってきてくれる。いつもながら植物の人を引き寄せる力はすごいと感心させられる。

 

その中でもやはり人気者は樹齢数百年のオリーブ古木。この木の持つパワーと優しさに多くの人が集まってくる。そして有機栽培で管理しているので安心して触れていってくださいというと、多くの人が興味をもって木に触れていってくれる。

 

ペタペタ多くの人に触れられてオリーブくんもきっと喜んでくれていると思い、うれしくなってくる。
その反面、私には誰もペタペタ触ってこないので心なしかオリーブくんに少し嫉妬してしまいそうになる。
もし触ってきたら怖いですが・・・
()

 

その他にも、根がしっかり張った輸入植物は、こんなにも輝き、素敵なのですね~、とお声掛けいただくことも多かった。それは今まで流通していた輸入植物は、あまりしっかりしたものがなく、枯れることも多かったためだとか。

そして今回、私たちの素敵な生産者から送られてきた植物をみて、感嘆の声をあげて下さる人も多かった。

これをきっかけに、愛情をもって、真摯に向き合いながら育てられた植物がどんなにか素晴らしいものかを多くに人にわかっていただければと思う。

そしてもう一つのメインはこれ

 

*セラテリアブース取得済みであるセラミック栽培法を使用した、インテリア植物の

「セラテリア Ceraterior」と野菜工場の提案である。

 

野菜工場は通常では今まで難しかった根菜類を可能にし、とうとう稲作までを実現させた優れもの。多くの人がこの稲のサンプルに驚いていた。



また、水が循環型でないので排水がいらないのが大きな特徴であり、ローコストでの導入が可能。
今回そこでつくられた野菜を実際に食べていただき、流通しているのと大きく違うアクやエグ味のなさを実感していただき、とても驚いていただけた。

 

 

このシステムには早速、多くの方が関心を持って下さった。とても大きな会社の方からも、早速導入検討したいといっていただき、週明け来社していただくことになった。

 

さらにインテリアとしての提案であるオリジナル商品のセラテリアには、土を使わないということで、飲食関連の店舗の方々から多くのお問い合わせをいただけた。

 

さらに、私の青年会議所時代から大変お世話になっている岩本先輩のコドモエナジー社が世に送り出した「ルナウェア」とのコラボ商品も案内させていただいた。このルナウェアは一昨年 日本ものづくり大賞 内閣総理大臣賞を受賞した優れもので、海外の方にも興味を持っていただけ、ご検討いただくことになっている。

 

 

この他にも、来月ロシアの展示会でも発表し、今春リリースする予定の水道水から簡単に安心安全でかつ殺菌力がとても強く、ローコストな銀イオン水生成器Ag+(エージープラス)や、空気中の水分をろ過して飲料水を精製する製水器などをご案内させていただいた。

 

今回の展示会は、今まで参加したことがなく、多くの人にお手伝いいただきながらも、全く手探りの状態で、準備段階から不安と期待が交差する毎日であった。

 

そしてその展示会に出展されている人は、日本を代表する大手企業がほとんどで、ブースにもお金がかかっていて、そこに立つ人たちも、洗練された人たちであった。

 

それ比べて、私たちは予算がないため、切り詰めてカーペットすらひかない状況の無骨なブースであった。そんな手作りのブースであっても、確固たる自信を持って紹介する私たちの商品の素晴らしさと、スタッフの努力によって、多くの人からお声掛けいただけた。

 

 

私は今回出展して、本当によかったと実感している。

 

今まで接点を持つことがなかった大手ショッピングセンターやデベロッパーの方々、店舗デザイナーの方たちとのご縁をいただき、貴重なご意見をいただくことができた。

そして今すぐの案件から、将来に向けての案件など、とても興味深いお話をすることができた。

 

確かに今すぐ商売につながるか?採算は?と言われれば・・・となるかもだが、それとは比較できない素敵なつながりを得ることができたと思う。

 

やはりリスクを伴ってでもチャレンジし続けることの大切さを実感できた。言い換えればリスクが伴わないビジネスに、飛躍は無いのではないかとも思った。

 

 

そしてあらためて植物がもつ「人を惹きつけることができる力」に感心した。
でもよく考えればその力を一番知っているのは50年 植物に囲まれた中で育ち、魅了された私自身かもしれないが・・・。

 

きっと私は、死ぬまで、この仕事を続けていくのであろうと、あらためて思うことになった。

 

今回、この展示会を通じお知り合いになれた方、本当にありがとうございます。

 

これからも植物ともども、成長を続ける私たちのことをよろしくお願いいたします。