四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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私は毎年会社の有志と一緒に西宮えびす神社を参拝させていただいている。私が小さい時からだから約40年間続いている行事である。
私たちは一昨年から混雑を避けるために早目に出かけることにしていて、今日も17時と、まだ少し明るい状況で到着した。
まずは昨年いただいた飾りやお札にお礼をし、お納めしていただいて、順路に沿って手水社で清め、本殿へと向かった。
そしてお賽銭をお納めさせていただき、昨年のお礼をさせていただきました。
大まぐろは行列が長いので、横目に見ることにして、近くの摂社もお礼をさせていただき、毎年お世話になっている吉兆店で、本社や営業所の熊手や置物を買わせていただいた。
私がいつも行くところは「福富」さんといって、とてもきっぷのいい女将さんに、親切なご家族の方などで営んでおられて、長い付き合いをさせていただいている。
今年も私たちが来ることを待っていただいていて、到着し目を合わすだけで、特に言葉は無くても、この1年間お互い何とかやってくることができたことの確認ができ、うれしく、またホッとする気持ちになれた。そして毎年のように吉兆を選び、とても楽しい時間を過ごさせていただき、最後に景気よく大きな声と皆さんの手で締めをしていただいた。
そしてお互いこれから1年間頑張り、また1年後ここで会うことを無言で約束を交わすかのようにたたえあい、名残を感じながら吉兆店を後にした。
その後、全員で神楽殿にてお神楽を舞っていただき、参拝は終了!
残り時間は、それぞれ好きなお店で買い物をしたり、飲食をしたり1時間少々楽しんだ。
私は小さいころからえべっさんが大好きで見世物小屋にもよく行った。
昔からの人間ポンプや学習犬、八本足の女性などは、さすがにもうないが、お化け屋敷はまだ健在で、ある意味、とても大事な何かを受け継いできているような意義深いものを感じた。
私は園芸業として業務内容は違いながらも、代々の家業を継いできている。このお化け屋敷も同じであろうと思う。そしてこのお化け屋敷も多くの人を驚かせ、ときめかせ、笑わせながら感動を与え、多くの表情を見ながら、色んなドラマを創り出してきていると思う。
とても素敵な演出ではないだろうか?またそれだからこそ何十年と受け継がれているのであろうと思う。是非あと何十年、孫子の代まで続けていただきたいと思った。
そして私もできればそんな感動を与え、ドラマになるような仕事を受け継がしていきたいものだと思った。
さ~また1年間頑張って、たとえ少しでも大きくなって、えべっさんに来るぞ~~。