四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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実質上、明日朝一番で帰国の途につくので、欧州での活動は最終日ともいえる。
イタリアでは月曜日の午前中も休んでいるところが多いため、この日はホテルで朝食をとり、デスクワークを少し行ってからの行動開始である。
今日は市内での活動のため地下鉄の1日券を購入。
ミラノの地下鉄の線は3本のため比較的わかりやすい。
まずはミラノにある盆栽屋さんをめざしてカドルナ駅に降りた。
食べ物の話からして恐縮だが、ここには以前私のブログにも登場したミラノ在住の素敵な友人に紹介してもらってから、私のお気に入りにもなった美味しいオリーブパンを売っている店がある。まずはそこでパンを購入し、店前で頬張った。
やはり変わらぬおいしさがそこにはあり、とても癒された気持ちになった。
そして、目的地をめざし何とかたどりついたのだが、お店は臨時休業か開いていない。
入り口のドアには午後よりOPENとのメモが張られていたので、お茶を飲みながら時間をつぶしてとも思ったが、そのまま開かないことも考えられるなど
後のことも考えると訪問を断念し、駅周辺のいくつかの花屋さんを巡り、中心部へと移動した。
そして、花だけにとらわれず、できるだけ素敵なものや、きれいな色んなものに触れるために歩き続けた。
これはリナシャンテにあるスウィーツ売り場。
綺麗に並べられたマカロンや、ハイヒールの形のチョコレートなどとてもユニークだった。
そしてしばらく歩き続けランチをとることにした。そこのお店はとてもリーズナブルで美味しかったのだが、料理にプラスαの美味しさを与えてくれたのがこれ。
これはオリーブオイルだが、唐辛子が入っていてスパイシーで美味しかった。これもまたしばらくマイブームになるかも・・・
そしてまた、街を歩き始めた。そしてモンテナポレオーネ駅に到着。
ここには言わずと知れた有名ブランドのアルマーニビルがある。ここに来ればとりあえず何の関係もないがこの写真を撮りたくなる。
というのは、私は以前からアルマーニが大好きなので、この看板が何となく励みになる。
それはきっといつの日か、何かビジネスで関わり合いが持てれば素敵であろうという願いなのであろう。
そしてこの地を訪れると、数年前のチャレンジを思い出さずにはいられない。このことについては帰国の途中にかく、この訪問記のまとめで少し触れてみたいと思う。
いつものようにビル内を探索。そしてアルマーニが展開する花屋さん アルマーニ フィオーリによってみた。
私が言うのはおこがましいが、以前より随分洗練されてきたように思う。フラワーベースもオリジナルを作り展開をしている。基本写真はNGであろうが敬意を表して撮らせていただいた。
そしてビルを出て少し、歩くととても素敵な建物が目に入ってきた。
私はしばらく目をくぎ付けにされた。
私にとってこの雰囲気の素晴らしさは、有名な歴史的建造物より、近代的なミラノのスーパーブランドより、心を惹かれた。
そこでしばらくの時間を過ごし、また歩き始めた。
そして夕方おおかたの目的地を訪れ終えた時、やはり午前中に行った盆栽屋さんが気になり、閉まっているかもしれないが再び訪れることにした。
駅に降り立つと雨が降り始めていた。
とても素敵な雰囲気がとても好印象であった。
そこでお店の方と少しの時間交流をさせていただき、私たちの取り組みも伝えさせていただいた。その中で決して営業目的で訪問した訳ではないのだが、又右衛門ブランドのはさみなどの紹介をさせていただき、少し興味を持っていただけた。これをきっかけに、又右衛門ブランドの面白い取り組みができればなどの期待に胸を膨らませながら、感謝の意を伝えお店を出ることにした。
花屋さんを数軒回りそして最後にイタリアのスーパーを見学するためタクシーで移動した。
店内の写真はNGのため控えておいた。食品売り場は、そこそこ素敵であったが、花の売り場づくりはイマイチで、肝心の花の鮮度はかなりひどかった。ここを見学し終えて店外に出た時には、辺りはすっかり暗くなっていた。
そしてそこから路面電車に飛び乗ってみた。その路面電車には犬連れの人や、ジョギング途中で飛び乗る人、また素敵な顔立ちの人などの人間ウォッチングが楽しめ、また街中の景色も堪能でき、まるでショートタイムの観光バスに乗ったような気分を味わえた。
そうこうしているうちに、とうとう時間も無くなり、再び中心部にもどった。
ドォーモ付近では2015年のEXPOに向けてのプロモーションも始まっていた。
冷たい雨がシトシト降る中を、好物の焼き栗を頬張りながら、最後の夜を惜しむかのように歩き続けた。
そして最後の晩餐は10年前に初めて訪れたことのあるシーフードが人気のお店に再び行くことにした。
そこのお店も昔と変わらぬ美味しさで、さらに料理のアクセントにお花をモチーフにした飾りつけがうれしく感じ、最後のディナーにふさわしい食事を堪能させていただくことができた。
このように最後の夜を堪能し、ホテルに戻り帰国の準備をして、横になることにした。
これで、今回の欧州訪問記は終わりになる。あとは飛行機の中で、今回のまとめなどを書いて終わりにさせていただきます。