四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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この日も朝早くにホテルを出発し、タクシーで駅へと向かい列車で約3時間、北へと移動した。
この列車は海岸線を走るため、景色を見るだけでも飽きが来ない。さらに植物の様子の変化を見ているとなおさらである。
しばらくして目的地の駅に到着した。
そこから今回も車での移動。そして約1時間。目的地に到着した。
このナーセリーの印象はとにかく広い。また樹齢1,000年を超えるものも多くあった。
これだけのオリーブを保有しているナーセリーも少ないであろう。ポテンシャルはかなり高いものの、まだまだ多くの課題が残されているのも同時に感じた。そして今後は一緒に検討しながら、前に向かって進んで行くことになった。
オリーブのほかにも、コニファーなども多く、樹種は豊富であった。個人的にはこの斑入りの金柑がとても気になったが、柑橘系の輸入は困難なためこれは断念した。
他にも興味深いのもあったのだがこのナーセリーはかなり広く、そのため視察も長時間になってしまったため、オフィスの椅子に座ることなく、
再び車に乗り込むことになった。そしてその途中でとても素敵なレストランに立ち寄っていただけた。
まずうまく樹木を利用した日除け付きの駐車場に止めると、すでに行列ができているのが目に入った。
到着すればかなりの人で行列ができていたが、ナーセリーのオーナーが特別な関係で、すぐに席へと案内をしてもらった。
そしてまずは、パンが出された。この地方での食べ方を教えていただき、真似て食べてみたが、これまた実においしい。
どのようにして食べるかというと、焼かれたパンに、固いバターの塊を塗るかのように、生のにんにくを直接刷り込む。さらにトマトを縦に二つに切り、これまた刷り込む。
そこに唐辛子入りのマヨネーズにつけて食べるのである。少し乱暴な食べ方かもしれないが、一度皆さんも試されてはと思う。ただ美味しく食べるポイントは、炭火で表面を固く書かれたパンと程よい糖度のトマト、さらに特製マヨネーズにあると思うので、どこまで現地のおいしさに近づけるかは微妙ですが~~。
この他にも山ならではのマッシュルームの素焼。
これまたびっくりするぐらい美味しい。こんなにもキノコは美味しいのかと思ったぐらいであった。
この他とてもやわらかい牛肉や鴨肉、ふんだんな生ハムを振舞っていただき、胃袋に感動を与えていただけた。読者の皆様すみません。もし1000年オリーブを購入していただけるのであれば、このお食事にもれなくご招待差し上げます~~(笑)
そのようにして時間は早く過ぎ去ってしまい、そのままバルセロナ空港へと向かった。
そしてここでこのナーセリーの人とはお別れ。おもてなしの感謝を伝え、あらためての訪問を約束して、空路でこの地を後にした。
そして再びミラノへと戻った。その時には既に10時をまわり、簡単に食事を済ませホテルに入り、明日の準備や訪問したことのレポート作成を行い、深夜に就寝した。