四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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早朝、欧州へ向かうため関空へとむかった。前日はセミナーの懇親会終了後、体調がイマイチであったので、すぐに帰宅して準備を始めた。あらかじめおおかたの準備はしていたのでパッキングにはそんなにも時間がかからなかったのだが、それでも深夜までかかってしまい、少し疲れ気味での出発となった。
今回はルフトハンザでフランクフルトーミラノーバレンシアという空路で進み、後は列車で移動し、目的地に向かう。
関空を離れ約12時間でフランクフルトに到着。毎年ヨーロッパには来ているが、フランクフルト空港に着くのは3年前のIPM(エッセンで行われる世界最大級の植物展示会)に行った時以来である。
思い起こせば、植物を直接輸入するに至ったのは、3年前のIPMでの出逢いからである。
その時に、巨大なオリーブをはじめ、見たことも無いようなユニークな植物が多く並び、その雰囲気に圧倒されながらも、ものすごく興味が掻き立てられて、会場内を何度も何度もぐるぐる歩き回ったのをおぼえている。そのような中、あまり飾りっ気のないある一つの小さなブースに、何となく引き寄せられ立ち寄ったのが直輸入にいたる大きなきっかけになった。今もその時に優しい目をして私を迎え入れてくれた兄弟の表情が鮮明に記憶に残っている。
そのようなことを懐かしみながら、乗り継ぎでミラノをめざした。
そして約3時間後ミラノ リナーテ空港に到着。
今回は、スペインのナーセリー訪問後に、イタリアのヨーロッパの盆栽集約地などの見学予定があり、その際に小さな飛行機や列車での移動が多くなるため、大きな荷物をもっての移動は動きづらいため、ここミラノをベースキャンプとして動くことになる。
私はここミラノも3年ぶりで、到着と同時にとても懐かしいような嬉しいような気持ちになった。というのもミラノやフィレンツェは私の人生の中で、大きく影響を与えてくれた街であり、大好きな街でもある。この街で素敵な人や物、文化と出逢ったことが今でも私の心の中に活きていて、時には力を漲らせ、時には癒してくれる。そんな特別な街だからである。その時のことは昔のブログを繰ってみればわかるので、とても時間がある人は見ていただければと思う。
ともあれ明日荷物を簡素にして、早朝のフライトのため到着後ホテルに入り、荷物を少しまとめて、明日のフライトまでの時間を過ごすことに。