四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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さて最終日の朝を迎えた。今回の目的も十分に達成できたため、落ち着いた気持ちで朝を迎えることができた。ただいつものブログを書くための寝不足ではあったが。
今朝もパートナーが車で迎えに来ていただき、ガーデンセンターを少し見学した。
ここで遠くに小さい影が見えるなと思いながら目を凝らすと・・・子猫がいた。
その子は私と目が合うと、スタスタと小走りに近づいてきて、私の手に両手を差し伸べてくれた。
その仕草は、半ノラのキジくんによく似ていてとても愛らしく感じられた。
そしてその後地元の人が利用するマーケットをぶらり歩いてみた。
実は私はこのような生活感を感じるところを歩くのが大好きなので非常に興味深く楽しめた。
そうして少し時間を費やして、最後の訪問先を訪れた。
ここは今回のプロジェクトのパートナーであるグループの本社である。
従業員は約7000名で年商は4500億である。とても大きな会社である。
本社にはこの会社のヒストリーを見ることができるところがあり、説明を受けたがその中でとても驚いたことがあった。
それはこの写真。
これがとても珍しいものではない。骨董品でもない。高級な家具でもない。
では何で驚いたかというと、この鍋のようなものは、20年前に創始者がこの入れ物でものを創り出したということである。
言い換えればたった20年の間に、この鍋で商品を生み出した会社が今ではグループで約4500億円という数字を残しているということに驚かされた。
思わず自分の20年と比較してしまい、思いっきり何かで叩かれたような気がし、自分も今年で50歳。あと10年20年でどのようなことができるのであろうかと、改めて考える機会をいただくことができた。
そうして、今一度、今度のプロジェクトの中心地に戻り、簡単な打ち合わせをして、お世話になった皆さんとの最後の食事を、とても美味しく、そして心地よく皆さんでいただいた。
そして最後にこのプロジェクトの成功のために互いが互いを尊重し合いながら、がっちり手を組んでいくことを約束し、握手を交わし、ここで皆さんと別れることになった。
その後、浦東空港まで送っていただき、日本に向けて帰ることとした。
今回この中国の企業との幾度となるミーティングで、私の中国という国に対しての印象が大きく変わった。
正直、中国というと中々自分たちの考えとは合わないと思うところが強かったのだが、ジェントルマンである彼らと多くの時間の過ごすことで、とても多くの希望が湧いてきた。
さらに機会があれば、中国での弊社事業所を構えてビジネス展開をしていくことに大きな可能性があるのではと真剣に考えることになった。
それもこれも多くお素敵な人に巡り合え、多くの機会を与えていただけているからだと思う。本当に皆さんには感謝です。
そして、やはりビジネスは考え方や目標を共有できる素敵な人との出逢いから始まり、お互いを尊重し合い、同じようなビジネススタイルを持つ人と組んでいくことが、とても大事であることを、改めて感じることができ、そのことを身に沁みながら、今飛行機の中でこのブログを書いている。
本当に今回も素敵な出張になった。本当にお世話になりました。
さ~~帰ればまたいっぱい仕事が山積みだ~~。少し疲れたかな。でも頑張れる!!!
だってワクワク、ドキドキしているからね~~。
今回もだらだら乱文の出張報告をお読みいただきありがとうございました。