四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.03.27

又右衛門タイ紀行2025年3月① ~出国~

先月のインドネシアぶりの海外。今年2回目となるタイである。

 

今回の渡航の目的は、懇意にさせていただいている巨大テーマパークとのミーティング及び納品。そして進行中であるタイプロジェクトの重要なミーティング。そして昨年から現地にて取り組んでいただいている観賞魚育成資材の提案が主である。

 

 

いつものように朝一番の飛行機で羽田に向かう。途中窓からはいつもと違った富士山を眺めることができ、気分的にも良いスタートを切ることができた。

 

 

羽田空港での乗り継ぎの合間に、電話で色々なありがたい連絡が入り、お話をしているうちに搭乗時間となり、慌てて手荷物をまとめ、バタバタのまま機内へと向かった。

 

 

機内では無料Wi-Fiを利用させていただき、メールやMessengerで資料作りやデスクワークを行っているうちに、あっという間に6時間以上が過ぎ、スワンナブーム空港に到着となった。

 

そしてそこから車で移動。移動中も現地パートナーと前回以来の打ち合わせをしながら進捗状況の確認や花き流通についてなどを話し合うことができた。

 

そして日中には、開幕を間近に控えた大阪・関西万博で出展されている海外パビリオンの植栽施工を無事に完了したとの報告があった。

 

万博は私をはじめ協力企業様や弊社スタッフも初めての経験であったが、世界的に活動されている大手クライアント様から、幾分お世辞も入っているかもだが、今まで依頼した植栽事業者の中で、一番素晴らしいとまで言っていただけ誇りに思う。これも今回の植栽における職長を担ったメンバー、植栽の施工・管理における協力者の手配などをおこなったスタッフはよくやってくれたと思う。明らかに腕をあげ逞しくなったなと感じられた。

 

そしてそんな彼らと数日であったが現場で私も一緒に活動できたことは良い経験となった。確かに雨に打たれ風に吹かれ震えながらの過酷な現場であったが、その分一緒に活動した時間は、又右衛門にとって、かけがえのないものとなり、私も含めみんなが大きな経験値を積めたと確信できる。

 

ただそれだけではない。そのようなメンバーを支えるべく、オフィス内で様々なヘルプをしてくれたスタッフの頑張りは大きかった。本当なら現場にでて手伝いたいという想いが強かったであろうが、その気持ちを抑えオフィスで通訳や書類の作成、全体への気配り、さらに自ら考え動いてくれたからこそ、今回無事に成し遂げ、クライアントから高い評価を受けられることができたと言える。

 

まだまだ結成されて間もない幼さも残るメンバーでの活動ではあったが、役割を果たすたびに、目つきにも変化が現れ、今回の実績を残すことができたこのチームは、現在会社を牽引している仲卸部門やその他部門のプロフェッショナルチームにも、引けを取らないほどチームに育ってきていると言えるであろう。今後が楽しみである。

 

 

現時点ではあくまでも施工が終わっただけでこれから第2章、第3章へとつながっていくであろうが、ひとまず無事に区切りをつけられたことに喜びを感じ、タイでの活動にも活力を与えてくれた。さ~~頂に向かってこの調子で頑張っていこう。

 

きっと登りつめられる。このメンバーとともに・・・・・