四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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様々なプロジェクトや取り組みが同じような時期に起ちあがり、そして進行しているのが実感できている。
そしてその中の取り組みの一つである大阪・関西万博に関するものがある。思い起こせばEXPOと名の付くものの取り組みとしては、私が花き業界に身を置き、生花卸のまねごとを始めた頃に、一部の花材手配を依頼いただいてからしばらくご無沙汰をさせていただいたが、主たる事業の生花、植物卸が成長し、植物貿易も実績を重ね、近年では環境に配慮した生産資材開発・製造。それらを活かした生産事業を国内外で手掛け始めることまでに至った。
それらの活動を評価いただいたのか、大阪・関西万博ではいくつかの国から、パビリオンの植栽全般や植物供給などのご依頼をいただけるようになってきた。そして今週、植栽全般をご依頼いただいたパビリオンの植栽施工の前期工事が始まり、又右衛門も現場入りすることになった。
現場では初日から雨が降り続き、又右衛門は相変わらずのレインマンぶりを発揮してしまった。特に初日、2日目は冷たく強い雨と風が身体をたたき、新しい合羽であってもわずかな隙間から水を通してしまい、ジャミラやアンパンマン並みに雨に弱い又右衛門は、顔色なくなってしまうほどで、若いころに何度か行ったことがあるびわ湖バレイというスキー場で、長い時間リフト待ちをしていた時のことや八甲田山という映画を観たことを思い出すほどであった。ただそのような中でも、緊密な関係であるパートナーであり今回の現場の職長をつとめていただいている半田氏はじめ、様々な準備や現場にて調整を行っている弊社植物管理・施工担当スタッフや施工協力メンバーは、過酷な状況にへこたれることなく、しっかりその責任や役割を全うしてくれていることは大きく評価できる。またそのような彼らや私を事務所にて支えてくれるスタッフの支えと連携、さらに各部署の理解と協力があってこそである。本当に貴重な経験を積ませていただいている。
ただ何とか大きな山である前期を終えることができたが、まだまだ施工は途中であるので、さらに気を引き締めて取り掛からなければならない。施工現場から私が離れた週末は天気も回復し、落ち着きをみせてきた。そしてまた新しい取り組みのお声掛けもいただけ、とても充実した思いを持て、心身とも少し充電をすることができた。
それにしても今週は良く雨が降った。昔から「雨降って地固まる」という言葉があるが、私たちの仕事は雨が降ることは決して悪いことではないため、この使い方は正しくないかもが、この厳しい環境があって、さらにこのチームは強くなったように思う。自然の全てに感謝である。さ~~来週も引き続き頑張っていこう。
皆さんからの、てるてる坊主の贈り物をお待ちしております。よろしくです(笑)
今回は、様々な関係から写真がないアップになりますことをお許しくださいませ。