四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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最終日の朝も、鶏のように朝目が覚め、昨晩やり残したことを朝から行い、さっと食事を済ませた後、社内のWeb会議を行った。
内容は間近に迫った大阪・関西万博の植栽施工に関するものである。弊社もいくつかの国の植栽に関わらせていただき、施主さんやクライアントとの最終調整などを行ったりした。そして気がつけば次のミーティングの打ち合わせの時間が迫っていたので慌てて荷物をまとめてチェックアウトし、レンタカーを走らせ約束時間ギリギリでミーティング会場に到着することができた。
このミーティングは今回の沖縄名護プロジェクトの発起人でありキーマンの方と、チーム編成など様々な確認事項を行い、今後の構想をについて制限時間まで語り合うことができた。
そして、ほど近い拠点に向かい建築中ハウスに電気工事の打ち合わせで立ち寄り、確認作業を終えて、東南植物楽園へと向かった。高速道路は工事をしていたものの渋滞もなく、予定より少し早めに到着できたので、隣接する食堂にてランチ。今回は「みそ汁」をいただいた。沖縄で「みそ汁」と言うとドンブリいっぱいの野菜とスパムが入った汁に、白ごはんがついたもので、とてもヘルシーで美味しいものである。(またもやお腹を空かしていたので写真はないですので気になる方はネットで検索をしてみてください。)
お腹も満たされ準備万端で約束の時間をむかえたので現地に向かうことにした。東南植物楽園は去年の11月に開催された日本植物園協会の分野別会議の開催地であり、3ヶ月ぶりの訪問である。そしてその時には、触れる程度でしか話すことができなかったバラエングループの取り組み紹介と情報交換のための再訪である。
そして到着させていただくと日本植物園協会でとてもお世話になっている玉城さんと仲井間さんに出迎えていただき、早速会議室にて情報交換をさせていただいた。
その中で私たちの植物や環境に対する取り組みを話させていただいたところ、園も全く同様に考えておられ強く共感いただくことができた。また高みを目指す植物園ならではの取り組みや課題もあり、私たちの技術を有効につかっていただく提案もさせていただいたところ、早速試験に入っていただくこととなり、私としては双方にとって良いミーティングになったと思っている。また東南植物楽園さんは系列施設もあり母体が医療系と言うこともあるので、環境や人と植物の関係において、様々な取り組みをしながら最適解を求めていかれると思うので、私たちの活動がその一助になればとても嬉しいことであると感じた。
長い時間ミーティングをしていただいた後、園を見学させていただき、3月の再訪を約束して帰ることになった。出口では私たちの車が見えなくなるまでお見送りいただき、来場者に対する心遣いは本当に素晴らしい園であることを再認識させていただいた。
そしてここで沖縄でのパートナーとお別れし、名残惜しいが私は帰路に着くことになった。帰りの道路も渋滞などなくレンタカーの返却場所に到着。そして空港まで送っていただき、搭乗手続きを終えて、搭乗口へと向かった。
搭乗予定機材の遅れに伴い、少し出発は遅れたが、無事に離陸。その機内でこのブログを書かせていただいている。沖縄の生産者が温めてこられた取り組みに、迎え入れいただき約1年間でトントン拍子のように物事がすすみ、新施設を建てるまでに至ったことに、私も驚いている。きっとパートナーもこの加速を同様に感じていると思う。本当に楽しみである。
今回の沖縄ブログの初めにも書かせていただいたが、まずは何といっても大事なのは沖縄地元のキーマンである。それも土地を持っているとか、植物を豊富に持っている、資金が潤沢であるとかではない。地元の人や環境を考え、先を見据え様々なことを立案できる人。このような生産者は正直中々いないのではと思う。そのような人物を起点に、植物の知識、管理などにおいて日本でも秀でた能力を持つメンバーが加わり、縁あって1年前に私も加わることになった。そして何度も夜遅くまで語り合い、本音で想いをぶつけ合うことができた結果、お互いがリスペクトし合うことができる関係となり素晴らしいチームが産声を上げることになった。
さらにまた今回、新しいメンバーも加わり、さらに手がけられることが増え、このチームであれば今まで業界で完結できなかった領域のことができると考える。
いずれどのような活動名であるか?メンバーは?など施設のプレオープンには、公開させていただければと思っている。きっと業界の方々は、その組み合わせに驚いていただけるかと思うのでご期待いただければと思う。
そして私たちの国内外のパートナーや各生産管理地と連携を図り、先人の功績や技術を継承しながら新たな思考を加え、植物のため、植物に関わる人のためになる拠点をめざしていきたいと思います。しかしそこは私がめざしていた到達点ではなく、まだまだ第1章の幕開けです。これからは、同じ想いをもった植物が好きな人と一緒に感動的な物語を作って行ければと思っています。興味がある方は是非繋がっていただければと思います。そのような人に出逢えることを楽しみにしています。
みんな~~自分の会社の肩書や役職もおいてきて、選手に戻って一緒に植物(野球)しようぜ!!!!!