四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
先週 例年にない寒さのタイから戻り、少し平年より暖かい日本に戻ったがやはり寒いな~~と感じながら沖縄へと向かった。
今回は昨年起ちあがった沖縄プロジェクトの候補地を確保し、実際に着工が始まった施設の進捗状況と現場にて各関係者との打ち合わせ。そして日本植物園協会でご一緒させていただいている東南植物楽園への訪問である。
いつものように朝一番の飛行機にて那覇空港向かい少し遅れて到着。駐機場にはジンベイザメがラッピングされた飛行機が停まっていた。初めてではないが見た目に可愛らしく到着早々穏やかな気持ちになれた。
ジンベイザメと言えば若かった頃、市場の懇親旅行に出かけた際に、同行者と、現地でたまたま知り合った人にジョークで「ジンベイザメをプレゼントするよ!」と笑いながら言ったのだが、その方にとっては冗談ではとっていただけなく、申し訳ない思いをさせてしまった経験がある。その際にも謝罪はさせていただいたが、あらためてお詫びを申し上げたいと思います。このブログを読んでいただいていることは万が一にもないだろうが、この気持ちが何らかの形で届いていただければと今でも思っています。
そして到着口をでてレンタカー会社のバスに乗り、レンタカーに乗り換えて、パートナーである生産者の圃場へと向かった。途中は渋滞やトラブルなくの走行であるが、万博や他のプロジェクトの電話が鳴り続き、安全第一なのでPAに停まったり、Bluetoothにて対応したりしながら気がつけば宜野座に到着をした。
事務所で再会を喜び合い、簡単に挨拶をしたのち、仲間とともに少し遅めの昼食をいただいた。昼食はやはりソバ。ただあまりにもお腹が空いていたので、写真を撮るのを忘れてしまった。
そして、パートナーとともに今回のプロジェクトの拠点となる伊差川へと到着。そこには昨年末から建設に入ったハウスは骨組みが建ちあがり、圧倒的な存在感を見せていた。この場所は幹線道路と自然が交差する名護では一等地と言える立地条件である。さらに今年夏にOPENするジャングリアに将来的に繋がる道にも面する予定で、沖縄において将来もっとも成長する有望な場所であるのではと思っている。
そのような場所に最大の高さ10mのハウスなどを配して、植物中心に、飲食や物販、スポーツなどを絡めた取り組みをしようと考えている。ここではプロジェクトの内容はこの辺にしておくが、この取り組みは先人の功績や技術を踏襲し、さらに新しい文化や技術、感性を注入した今までなかった植物の流通と交流の拠点にしていければと考えているので乞うご期待である。
そしてパートナーと共に、ハウスや周辺状況のチェックを行い、あらためてここまでくることができた喜びをみんなで分かち合うことができた。
現地施設のチェック終了後、一旦ホテルにチェックインし、再度集まりみんなで食事をしながら打ち合わせをさせていただいた。この打ち合わせにはこの構想を長年温めてきた中心的存在の地元生産者と、植物の知識において日本で指折りの活動家、そして又右衛門と互いが秀でた能力を理解し、その活動をリスペクトしている者同士が揃い、さらに今回から植栽において経験と知識、技術を有した凄腕が加わり、まさに役者が揃ったといえる状況でテーブルを囲むことができた。
そのようなメンバーが集まっているので、当然会話は盛り上がり、店中にその声が響き渡るほどのものであった。その人物は誰かな?と思っていただける方もいるかと思うが、みんな私と同じでとてもシャイなので、現段階では伏せているが、3月にはハウスが建ち、順次植物も配置され、初夏までには構想の数十%ぐらいまではできあげられるかと思うので、その際には、施設名も含めてご紹介できるかと思うので、興味がある方は楽しみにしていただければと思っている。
そしてラストオーダーも振り切るほど、飲んで食べて語り合って、さらに互いの信頼度が高まり結束力が高まるこの上ない決起集会になった。大興奮である。そして追われるように店をでて、ホテルへと送っていただいた。本当にエキサイティングな1日となった。
さ~~明日は、山や街での材料探しなどの予定。これまた楽しみである。