四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は毎年恒例の西宮えびす神社さまへ参拝をしてきました。今年も昨年同様の宵えびす(9日)である。十日えびすは1月9日から11日まで開催をしているが、ずいぶん昔になるが11日に参拝したときに、かなり縁起が悪いようなことが起こり、それ以来最終日の11日は避けるようにしているのである。そして午前中の参拝が好ましいかと思い、朝から準備をおこなって出かけてきました。
昨年とほぼ同じ時間ぐらいでの参拝であったが、昨年より少し多くの人出であったように感じた。少しでも景気が良くなることを願ってか、多くの人が詰め掛けていた。
例年のように門をくぐり、昨年授かったお札や吉兆をお納めし、手水舎でお清めし、新しいお札を授からせていただいた。
そして本殿にて1年間のお礼を伝えさせていただき、マグロを横目で見ながら、摂社を参拝し、いつも購入させていただいている吉兆店へと向かった。
吉兆店ではいつもの方々が例年のように出迎えていただき、多く並んだ熊手やさらえ、置物などの吉兆を選ばせていただいた。そのような中から、今年の新作と案内いただいたものはじめ、5点ほどのお気に入りのものを見つけることができ授からせていただいた。そして私たちとお店の方々、さらにお客さまを交えて、とても威勢の掛け声のもと、元気いっぱいで手を打っていただけ、今年も良いえびす詣りをさせていただくことができたと実感した。
そして吉兆の方と恒例のお土産交換を行い、お互いが元気で来年も再会することを約束し、次へと足を運ぶことにした。その後神楽殿にてお札や熊手などとともに御祈祷をさせていただいた。
続いて順路に沿って進むと、今年も同じ場所でお化け屋敷が出店をしていた。このお化け屋敷は子供の頃に入ったきり、今は外から眺めるだけであるが、長年変わらずに出店されていることが素晴らしいと思う。きっと世代交代もされているが、変わらぬ感じの屋敷を拝見するたびに幼かった頃を思いだし微笑ましく感じた。
そして最後に荒えびすさまを参拝し、お礼とお願い事をして、全ての参拝を終えて門をくぐり外へとでさせていただいた。
神社の近くには多くの露店が出ており、若かった頃は、お店でたい焼きやベビーカステラ、りんご飴などを買って食べるのがとても楽しみであったのを覚えている。この歳になると若かった頃と食べ物の嗜好も変わってくるので、あまり多くを口にすることはなくなったが、りんご飴は年に一度この時にしか食べないので、今年も買わせていただいた。
そして一通りのお店を見学し、今年は焼き鳥が少なくなったな~~と感じながら、今年のえびす詣を無事に終えることができた。
このお詣りは私が幼い頃からほぼ欠かさずに来ているので恐らく50回ぐらい来ているのではないかと思う。このように50年間商売を続けさせていただいているのは、えびすさまのおかげであるとも言える。本当にありがたく思う。また今週初めには、えびす様の総本宮である美保神社さまへの参拝も出来、1年間の素晴らしいスタートがきれたと言える。
これで2025年の年始の参拝は無事全て終了。あとは私たち自身がしっかり1年間を走り続けていくことである。気合を入れて頑張っていこう。今年は新しい景色が見えそうな気がする。