四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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ホテルの朝食に一番乗りをして、チャックアウト。外は強い風に小雪が舞い、気温もグッと下がっていたので急いでレンタカーに乗り込み、大社さまへと向かうことにした。30分ほどで到着しガラガラの駐車場に停めさせていただき正面の鳥居をくぐり本殿へと向かった。
お正月の三が日も過ぎ、また神在祭の時でもない早朝さらに不安定な気候のため、参拝者はまだらである。
鳥居をくぐり、まずは祓社にてお清めをし、本殿へと向かう。手水舎で清めた後、まずは昨年授かったお札と御幣をお納めさせていただいた。
そして拝殿・本殿拝殿にて祝詞
をあげさせていただき、続いて十九社など摂社末社をお詣りさせていただいた。
素鵞の社では稲佐の浜でいただいた砂をお納めし、代わりにお社にあるお砂を授からせていただいた。そして素鵞の社をお詣りし、とても強さを感じる岩にて力を蓄えさせていただくことができ、次へと足を運ばせていただいた。
そして神楽殿を参拝した後、上宮(かみのみや)へと向かった。行く途中は浜から突き上げてくるような冷たい向かい風に、髪の毛をなびかせながら進むことになった。心なしか上宮に着くころには髪の毛が減ってしまったような気がした。
上宮(かみのみや)とは神在祭の時に国中から集まられた神々が会議をされる場所とのことである。そのため今は会議中ではないとは思うが、毎年参拝させていただいていることもあり、1年間のお礼をお伝えさせていただいた。
そして下之宮と国譲りの話し合いをされたという屏風岩を参拝。その岩を見ながら当時神様方は互いがどのような想いで話し合い、どのようにしてお互いが納得し国譲りを成し遂げたのかな~~としばし考えている又右衛門がいた。
大きさはかなり違えど、会社を経営していると同じような局面を迎えることがあるかもしれない。そのような時に又右衛門はどのような判断をするのであろうか?しっかりとした互いに意義のある「譲り」「譲りうけ」をすることができるのであろうか?と・・・・・ただ「和を尊し」とする考えは今の私の心には深く刺さることになった。
そして因佐神社参拝を終えて、時間を見たところ、飛行機の搭乗までまだ時間があるので急いで車に乗り込み、少し離れているが美保神社さまへ向かうことにした。
車で約2時間。境港を横目で観ながら海岸線をひた走り、美保神社に着くころには、かなり吹雪いていた。この日の美保神社さまは7日えびすということもあり、多くの人でにぎわっていた。そしてちょうどお守りをお配りになられていたため行列ができており、その代わり拝殿には人が少ないため、ゆっくりお礼を伝えさせていただくことができた。これで今回の参拝は全て終了。後は空港へと向かうだけとなった。ただ帰りの途中には、色んな連絡が入り、まさに縁のつながりを感じることとなった。
強風のなか無事レンタカーを返却し、空港の待合室と機内でこのブログを書いている。まずは今年もこのように無事に参拝できたことに感謝したいと思う。振り返るとおかげさまで昨年も新しいご縁を多くいただきことができた。本当にありがたいことである。そして今年はその繋がった縁をさらに太くしていくのと、新たに産声を上げかけているご縁をしっかり紡いで形にしていきたいと思う。何といっても今年は私たちの今後を左右するようなものであるからである。
そのこともあって今回の参拝を無事終えることができたこと、またパートナーのおかげで新たなところへお連れ頂き、今の又右衛門に必要であることができたのは嬉しいばかりである。本当に感謝である。
ちなみにその出雲のパートナーとの出逢いは、話せば長くなってしまうので、またの機会にしたいと思うが、恐らく15年以上のお付き合いであると思う。私を出雲の神々のもとへお連れ頂いた方で、毎年お顔を拝見しており、今年も何ら約束することもなく、急遽電話をさせていただいたところ、お会いすることができた。いつもご縁を感じることができる方である。その方はもうすぐ定年し、お勤めを終えようとお考えとのこと。定年すれば時間が取れるので、またゆっくり一緒に出雲をまわりましょうと約束をしていただいた。
本当に出雲は素晴らしいご縁を授けていただける場所であると強く思う。本当にありがたい。また来年もこの地を訪れることができるように今年一年しっかり頑張りたいと思う。
さ~~そろそろ到着の時間。又右衛門にとって「心のふるさと」とも感じる出雲。また来るね。ありがとうございます!!!