四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.11.12

又右衛門 沖縄へ11月② 日本植物園協会第3分野会議

沖縄2日目。午前中は名護周辺で活動。そして午後からは今回の沖縄訪問の第一目的である日本植物園協会 第3分野 視察&会議に出席するために、第3分野メンバーとの合流である。

合流場所は「ビオスの丘」である。他のメンバーは空港からのチャーターバスにて現地入り。私は前乗りのためレンタカーにて現地で合流させていただいた。私の出席と言うこともあり、少し雨混じりの中であったが、施設内を案内していただいた。

 

まずは展望台から辺りを一望できるところから変化していく植生などについてお話をいただくことができた。

この日は休園日ということもあり、ゆっくり説明を聞きながら歩くことができた。この施設は沖縄の植生を大切にし、自然を楽しんでいただけるように、様々な取り組みをされていた。

途中木の葉を良く見ると「アオミオカタシニ」を発見。まるで宝石のようにも見えて美しく可愛くも感じる。

また沖縄らしくヘゴの木も多くみられる。

またフィカスで作られた家の造形物もとても素敵であった。

 

これは龍。辰年生まれの私は龍への憧れも強く、観ているだけでワクワクさせていただけた。

 

 

途中では船に乗せていただき池から自然を観察させていただき、普段では見られない角度から拝見できたのでとても面白かった。

 

船を降りると再び施設内を歩きながら、とても丁寧に案内もしていただけた。また写真は控えさせていただくがバックヤードも案内いただけ、参考になることが多くあった。

視察を終えると次の訪問先であり、今回の分野別会議の主催園である東南植物楽園へと向かった。

到着後、荷物を預けて、早速周回バスに乗り、園内を案内いただけた。

ここには、沖縄ならでは植物に加え、動物たちもいて多く人が楽しまれている姿が印象的であった。

そして入口にある売店兼動物に触れあえる場所では、小さな子供たちが、モルモットなどに触れながらとても楽しそうにしていた。私は落ちつきがないかのようにゲージ内をクルクル回るアルマジロがとても気に入っていた。

また施設内には特別展示として昆虫の展示があったので見学をさせていただいた。

とても格好いいカブトの生体が展示されていた。

これは虹色のクワガタ。写真はうまく撮れなかったがタマムシのクワガタバージョンのようなものである。初めて見たので感動的であった。

他にはちょっとグロテスクであるが海外の巨大なゴキブリやコオロギ、他にはサソリなどゲージに入っていなければ、悲鳴をあげてしまうような昆虫が多くみることができ、とても興奮させていただいた。これを見ると子どもたちはこの場からしばらく離れたくないだろうと思えた。

そして一通りを拝見し、次には駐車場を挟んで反対側にあるエリアを案内いただいた。

こちら側には、トックリキワタ並木やマダガスカルのザーバオバブなどか植えられていて、とても興味深く拝見することができた。

そして東南植物楽園と言えば、やはり日本一のユスラヤシ並木。ここに来るのは4回目であるがその度に、この風景には毎回釘付けになってしまう。何度見ても素敵な場所である。他にも多くの場所をとても丁寧にガイドしていただきながら視察をさせていただき、陽が落ちかけてきたので、一旦会議室に戻ることになった。

そして視察に続いてテーブルでの会議に入り、日本各地から集まった各園から順次、近況報告などを行うことになった。そして私も報告として海外での農地や管理地についてと、沖縄での新しいプロジェクトについて報告をさせていただいた。

そして各園の報告が終わり、順次議題を進めていき終了する頃にはすっかり日も落ちたので、参加者みんなで夕食会場へと向かった。

 

 

明るかった時とは全く別の感じである赤くライトアップされた門をくぐり園内の食事会場へと入り、美味しい食事をいただきながら色々と情報交換させていただき会員同士で懇親を深めることもできた。そして食事終了後再びバスに乗り、イルミネーションで昼間とは全く別の顔をした園を再びバスに乗り見学させていただいた。

約30分間バスにて案内いただき、続いて昼間の見学同様に駐車場を挟んだもう一つの園を拝見させていただいた。

ただこちら側は、良くある派手なイルミネーションでなく、とても柔らかな灯のイルミネーションである。

 

これらは世界初のエコイルミとして電力最小限をめざしたイルミネーションとのこと。確かにイルミネーションには電力を使うし樹々にも負担がかかるかもしれないので、この取り組みはとても素晴らしいと思った。そしてどんな煌びやかなイルミネーションより輝いていると言える。拍手喝采である。引き続きこのような取り組みを拡げて欲しいと感じた。

そしてこの日の視察を全て終え、各自ホテルへと向かい、私もレンタカーにて自己手配のホテルへと向かうことにした。今日一日とても価値ある日となった。ご案内いただけた皆様に本当に感謝である

 

さて明日は再び北部へ向かうことになる。これもまた楽しみである。