四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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秋田から帰阪し、一晩自宅で過ごして朝一番の飛行機で福岡に向かった。
今回は来年開幕の大阪・関西万博にて植栽予定樹木の材検と本年度から販売をあらためて開始するオージープランツのチェックにて田主丸付近を案内していただいた。
私は田主丸付近を訪問するのは久しぶりになる。ぞして以前にお世話になった生産者の方などとも再会し、以前よりかなり拡大されていて良い植物が多く並んでいた。
そして圃場をまわらせていただき、パビリオンの建築デザインなどと照らし合わせながらいくつかの修正などを思い描きながら、各植物を確認させていただいた。
大きなものからグランドカバーのように使わせていただくものなどを順番にチェックさせていただけた
また植栽用以外に、卸店舗販売用の逸品なども紹介していただけたので、この秋からの展開が楽しみである。
別の生産者の圃場ではシルバーやカラフルな低木もあり植栽用にも販売用にも適したものを見つかることができた。
中には雲竜つげなどとても可愛らしく、室内でも管理できるので、うまい使い方ができればと思っている。楽しみである。
ランチには美味しいラーメンをごちそういただきとても満たされ、小郡に移動、そこでも魅力的な植物を沢山紹介していただけた。
そしてちょうどそこには以前より探していたナギの木がたくさんあり、よりどりみどりであったので、早速新しい案件にも提案できるためとてもありがたかった。
そしてしばらく今後の取り組みについてお話をさせていただきとても意義深い時間を過ごさせていただくことができた。
その後は最寄りの鳥栖駅まで送っていただく間も、今後について協力関係を進めていくことなどを話し合いながら、駅に着いたので、近い再会を約束して、一旦ここでお別れとなった。
そして私はここから列車移動し、博多駅までお迎えに来ていただき雁ノ巣駅へと向かった。ここには、私が初めてマダガスカルに行ったときのツアーに参加されていたマダガスカルにおいては大先輩となる方が住んでおられており、その再開のための訪問である。
お家にはマダガスカルなどの民芸品などが多くありとても良い雰囲気である。
お庭にはネコがくつろいでいて又右衛門にとっては楽園のようなところである。
さらに手作りの食事までご馳走いただきとても贅沢な時間を過ごさせていただいた。そしてしばらく次回のマダガスカル訪問について相談し、ある程度方向性なども出来てきたので、帰阪して話を進めていこうかと思っている。楽しみである。
その後、最寄り駅まで送っていただき電車で博多に到着し、駅前のホテルにチャックイン。とても内容の濃い1日となった。
翌朝イチの高速バスにのり熊本に向けて出発。途中の高速の駅にて降車し、待っているタクシーには目もくれず、歩いて電車の駅まで向かう。
途中可愛らしい花を見かけることができた。頑張って早起きして歩いて移動することでの恩恵を受けることができた。
そして武蔵塚駅から単線の電車にのって3つ。中々の風情を感じた。頭の中に、「遠くへ行きたい」 の音楽が流れてきた。
そして原水駅にて下車。そこには初めてお会いする生産者様が迎えに来ていただけていた。この方にも大阪・関西万博の海外パビリオンの植栽でメインに使用するものを栽培していただいている数少ない生産者である。
今までは電話やメールにて連絡であったが、今回何とか時間をとることができ、ご挨拶をさせていただいた。
そして圃場を見学し、環境に配慮し、しっかり土づくりから行われ健常な苗を生産されていることの確認もさせていただいた。
そしてしばらく情報交換などをさせていただいた後に、引き続き納品までの育成と管理をお願いし熊本空港まで送っていただいた。
大阪・関西万博開催まで半年をきり、残り少ない時間に焦りがあるが、今回、福岡各地や熊本を訪れ、植物を前にイメージが少しずつ明確になってきていることに少しホッとすることもできた。
あと半年、まだ半年ある。できることを植物と一緒にやり遂げていきたいと思っている。各地に拡がるパートナーに心より感謝である。