四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.10.02

又右衛門 スペインへ2024秋②~イベルフローラ~

昨日は若干のフライトイレギュラーもあったのと、ロンドン ヒースロー空港が今までと少し勝手が違い、戸惑いがあったが早め早めに動いていたため乗り遅れなどなく無事にマドリ―ド空港へと到着ができた。

そして空港には弊社のスペイン事務所の責任者Makikoさんが迎えに来てくれており、再会の挨拶をした後、夜も遅いためホテルへと向かうことにした。

朝一番から、列車でバレンシアに移動。そのまままずは今回のスペイン訪問の第一の目的であるスペイン最大級の花き園芸展示会であるイベルフローラ会場へと向かった。

今回で何回目の訪問かは忘れてしまったが、毎年招待をいただけており、展示会主催者とも懇意にさせていただくことができ、ありがたいことである。

 

その後会場に向かい、いつもお世話になっているパートナーのところへと向かうことにした。

まずは何といっても長年日本において総代理店の役割をいただいているViveros Canosのブースへと向かった。

ブースにはいつものメンバーがそろっており、とても素敵な笑顔で出迎えてくれて半年ぶりの再会をハグしながら喜び合うことができた。そして植物のチェックもだが今後の取り組みについてなどを話すことができた。

他にもお世話になっているナーセリー。以前に輸入経験もあり根洗いなどもしっかりでき信頼できるパートナーである。基本日本との取引は控えているが、私たちには特別に出荷していきたいと考えていただいている。さらに新たなサイズの輸出も手掛けていきたいと考えていただいているので、期待したいと考えている。

このナーセリーも何年間か通わせていただいているナーセリー。魅力的なオリーブを多く持っている。ただ日本に迎え入れるには課題もあり、中々前に進まなかったが同行の弊社クライアントの要望もあり、何とか迎え入れる方向で進めていくように検討することとなった。これがきっかけで新たな取引に繋がればありがたいと考えている。

他にもバラエングループのパートナーにも挨拶し、明後日に直接農場に向かうことになっているのでまたその時にでもアップできればと思う。

また昨年から検討している大型植物を入れるPOTを提案する企業との再度ミーティングも行い、前向きに進めていくことになった。

このPOTは見えないレベルで駒がついていて可動式である。

これは昨年案内させて頂いたところ好評であったために楽しみな商材でもある。

以上大きな植物やPOT中心のアップになったが当然この展示会は花苗から資材まで400社近くが出展をしている。ただ日本の展示会とは大きく違い、主役は植物である。そのため私が日本の展示会には足を運ばなくても、遠くまで来てでも視察する理由になっている。

ランチタイムには巨大パエリアがふるまわれ、美味しくいただくことができた。まだまだお仕えできることはあるが、長くなるのでまたの機会に。この展示会の模様はSNSや、後日園芸紙でも出稿させていただく予定であるので、それらをご覧いただければと思う。

視察の最後には、この展示会で要職を務められ、私たちをいつも招待していただいている方とのミーティングを行い、来年以降の取り組みなど色々お話をさせていただくことができた。さらに2027年に開催予定のGREEN×EXPO国際園芸博覧会についてのお話をさせていただいたところ関心をもっていただけ、それらも併せて両国が良い繋がりとなればと思っている。
今回も時間が限られた中での視察であったが中身が濃いものとなったので今後が楽しみである。さて明日はナーセリー訪問。大忙しである。