四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今週も大阪府立桜塚高等学校へと向かわせていただいた。
今日も探求授業の機会をいただいての訪問である。授業前には講師が集まる機会もあり、同じく講師をつとめられる方々とご挨拶の機会をいただけた。
そして定刻にチャイムが鳴り早速教室へと入らせていただいた。教室にはいつもの生徒さんたちが今回も元気に出席していただいており、前回同様温かい表情で着席してくれていたのがとても嬉しかった。
今回の講義は、主にバラエングループがとりくむ「健康な植物(みどり)のちからで社会の課題を解決する」とお話し、環境に関してグループによるディスカッションと発表を行わせていただいた。
発表の中には、専門的に習ってはいないであろうが、難しい問題にも回答をいただけ、専門家の私も驚かされることになった。
そしてこの講義は4日間あるが来週から私は海外のため、この教室の教壇に立つのは今日が最後となる。そのため講義の最後には皆さんへのお礼と私の想いを話し講義を終えさせていただいた。来週は私を日々支えてくれているスタッフが引き継ぎ授業させていただくことになるが、それも双方にとって良い機会になると確信している。
今回昨年に引き続き探求事業を行わせていただき、私も多くを学ばせていただいた。このような機会をいただけた学校関係者の皆さんには感謝である。
そして最後まで私の講義を聴いていただき、積極的に発表してくれた「じゃがいもチーム」「サボテンチーム」「たんぽぽチーム」「さやえんどうチーム」各チームの皆さんありがとうございました。皆さんの魅力的な表情は私の眼に焼き付いています。
皆さんはこれから進学もしくは一足先に社会に出ていく人がいるでしょう。それは自ら望んだ道、思ったような道に行けずに選んだ道、先生や親に決められた道、それぞれあるかと思います。ただ確かに言えることはいずれもあくまでも道であり、ゴールや終着点はではないということです。それが険しければ険しいほど、多くの経験を手に入れることができると考えます。そして道は努力次第で切り拓いていくことが可能です。むしろ 望んでいなかった道を歩むことになったほうが、想像してなかった多くの経験や学びを得ることができるかもしれません。大事なのはそのそれぞれの道において、しっかり考え、学んで生きていくことです。それが将来に繋がるのです。そのような皆さんに私が大切にしている言葉を送ります。
「土を養えば、花は自ずと開く、己を耕そう」です。1日1日を大切に、しっかり一歩一歩を大切に歩んで行ってください。そして皆さんが進むその途中では、まだまだ多くの壁が待っているでしょう。それは私も皆さんも一緒です。苦しくて逃げだしたときもあるでしょう。どのような道を進んでいいかわからなくなる時もあるかと思います。私も正直、何が正解であるかはこの歳になってもわかりません。
そんな時は自分に素直に、そして実直に。自らの信じるもののために。前へ 前へ