四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.09.19

又右衛門 教壇に立つ②

先週に引き続き、今週も大阪府立桜塚高等学校にて探求授業のため学校へと向かった。

そして定刻に教室へ向かうと生徒の皆さんは。今週も元気に出席をしてくれていたので、早速教壇に立ち授業を始めさせていただいた。

 

今回の授業は私のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」から「世界の感動を日本に。」の部分として、海外の魅力的な植物や文化や生活など動画を使いながら話させていただいた。

途中の植物クイズでは生徒はみんな積極的に回答をしてくれ、あっという間に時間が流れ、用意していた話も80%ぐらいで終えることになった。ある意味嬉しい誤算であった。

 

話の最後には、長年の海外活動において、厳しい環境で生活されている多くの方々に直接触れ、感じた世界で行われている開発についての持論を伝えさせていただいた。

 

私たち、先進国と言われる国は、文明と言う大義名分のもとに、木を伐り、山を削り、海を埋め立て、そこに住み暮らす生き物を追いやってきた。そしてそこに工場などを立ててきました。そのことによって土砂崩れや洪水などを引き起こし、工業廃水や大気汚染など大きな環境破壊に繋がり取り返しのつかない状況を招いてしまった経験もしている。

そして現在も多くの国々で、大国からの援助において様々な開発が進んでいる。ただそれはインフラ整備などに偏り、今までの先進国や私たちと同じようなことを繰り返そうとしているようである。

 


私は、本当に先進国と言えるためには、私たちと同じ道は歩ませないように、これから開発させていく国々の、自然環境や歴史・文化、生活をしっかり守った上で、開発を進めていかなければならないと強く思っている。そしてもし誤った道を歩もうとした時に、強く「NO!」と言える人間になりたいと・・・・・。