四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.09.05

【又右衛門 タイ紀行9月③】又右衛門プランツ カタールへ

今回のタイ訪問も終盤になってきた。そしてこの日も生産地に向かう途中、驚きのニュースが飛び込んできた。それはタイにて又右衛門エリアの作っていただいているパートナーからの連絡であった。

 

その内容は、又右衛門エリアで管理中の植物が、カタール国の要人のところが迎え入れたいとのオファーがあり、話をまとめて良いか?との連絡であった。

それがこの樹である。インド菩提樹である。確か昨年に、私がとても気に入り、見かけてすぐに譲っていただき、その後すぐに根を洗い養生済みのものである。とても状態も良い。

 

この樹はどのようなところで使われるのかを聞かされ正直驚いた。そしてその方の庭に植栽をされるとのことである。残念ながらここでどのような方とは言えないが、日本でも同様の特別な方々の植栽にシークレットで携わらせていただいており、それはとても光栄なことであるし、樹も喜んでくれるであろうと思い、すぐにOKとの返事をさせていただいた。

 

この子が出発する時には、私は立ち会うことができないかもしれないし、再びカタールで見かけることも無理かと思うが、異国の地に行っても、是非とも長く元気に暮らして欲しいと願うばかりである。

その話を聞きながら、今回の海外出張のメインである植物を探しに車を走らせた。その植物とはバンブーサである。バンブーサは、日本の竹とは違い耐寒性はないが、耐陰性はある程度はある。そして日本の種のように横には拡がらず、株立ちになるのが特徴である。

 

その特性をいかしたバンブーサは、いつ?どこで?誰が?どのようにしては伏せさせていただくが、とても大きく重要なプロイジェクトであるので気合が入る。そしてこの日、目途こそ立てていたが、そのプロジェクトに相応しいバンブーサに見事出逢えることができ、そして早速、生産者と話し合い、約束を交わすことまでたどり着くことができた。

さ~~これからは半年かけて日本向けに出荷できるように準備をしていくことになる。簡単なことではないが何とか成功させ、パートナーとそのクライアントの喜ぶ顔を見るために気合が入れて取り組んでいきたいと思う。とても楽しみである。