四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.08.30

台風にあおられて

先週は台風9号に振り回されながらの行動になった関東、上越から帰阪し、次のいくつかの取り組みの準備のため、約1週間出張に出ずに拠点である豊中の大阪営業所にて植物たちと一緒に、お日様の光をいっぱい浴びながらの屋外での活動となった。おかげさまで本当は色白である又右衛門もしっかり日焼けし、ワイルド感増しになってしまった。

35℃を超える中での日中の屋外作業は、いくらタイなど海外で慣れているとは言え、確かにかなり暑く、汗が流れる間もなく乾いてしまうぐらいの日差しの強い中での作業は大変ではあったが、普段よりはるかに椅子に座っている時間が少ない活動であったので、頭や身体への負担は少なく、ストレスが軽減された時間を過ごすことができた。

ただ普段この暑さの中で活動しているスタッフや農業に関わる方々にとっては、長年の活動で慣れているのかもしれないが、暑さに耐え、倒れずに、しっかり作業を続けていることは、ある意味特別な技能をもっているのと同じであるとも言え、私は頭が下がる思いがした。

 

そして次に控えていた台風10号が日本に近づき、当初は27日ごろに近畿地方を直撃とのことであったため台風への対策準備や、沖縄への出荷、また千葉の大切なプロジェクトでの植物納品でバタバタしながら、さらに31日からの海外出張もあるため飛行機が飛ぶのかなどがあり、近畿地方にはいつ上陸するのであろうかがとても気になり毎日天気図とにらめっこの日々であった。

今回の台風は、九州付近に近づいてから中々先に進まずであったため、当初危ぶまれた沖縄への40Ftコンテナ1本の出荷や千葉にお届けする植物の出荷には、台風による直接的な影響をあまり受けることがなく、無事に送り出すことができた。

ただ台風が遅れたため31日から予定していた海外出張のための飛行機が欠航の可能性がかなり高まり、出国ができそうになくなってきたため、台風が来る前に出国できる便を探し、当初予定の1日半前倒しである羽田空港を深夜1時20分発の席が確保できたので、慌てて色々な準備して、自宅を出発し、伊丹空港へ駆け込んだ。

 

伊丹空港にはスムーズに到着したものの台風影響で伊丹空港からの出発が約1時間遅れて羽田空港に到着、そして羽田空港で夜食をいただいた後に、出発のまでの時間を使ってこのブログを書かせてもらっている。

 

台風から遠ざかると台風影響が少なく、安心して出発できるであろうと思って羽田空港に来たものの、パソコンのキーボードを打ちながら、窓の外に目をやると、かなり強い風と雨が吹き荒れ、このような中、何とか無事に飛んでくれるのを願うしかない。

 

しかし今回の台風は、今まで経験がなかったようなぐらいに進むのが遅いため九州方面に長く滞在し、九州はじめ広範囲に多大な被害をもたらしている。九州地区には大変お世話になっている方々も多く、とても心配である。すでにニュースで被害情報が伝えられているので、何事もなく通り過ぎて欲しいとは言えないが、たとえ少しでも、台風被害が軽減されることを祈るばかりである。

 

そして台風10号は遅いだけではなく、進路の予想も中々つきにくく、あまり例のないとても厄介な台風である。このような台風は、単に珍しいというものではなく、近年の気候変動とともに増加し、今後は珍しくもなく毎年のように発生するのではとも考えられ、今後は近畿地方であっても、沖縄並みにしっかりとした台風対策をしなければ、大切な植物たちを守れないのであろうと考えたりしていた。

そのようなことを考えながら、まだ強く降る雨を横目で見てパソコンのキーボードをたたいていると、搭乗の時間の締め切りが迫っているアナウンスが流れてきたため、この辺で書き終えさせていただきます。何とも尻切れトンボのようなアップになってしまって申し訳ございません。

 

また明日からの海外活動は、Facebookなどにアップしまていきますので、写真だけでもご覧いただければと思います。ではでは日本の植物や皆さまの無事を祈りながら、いってきま~~す。