四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.08.10

熱い。暑い。自分とのたたかい。

毎日、全国的に暑い日が続き、日本列島各地で気温40℃近くまでなり、各産地のパートナーや弊社スタッフは厳しい環境の中で活動をしてくれている。本当に頭が下がる思いである。

私は一昨年からタイでの活動が多く、タイでは気温40度を超える日が続いたり、日によっては45℃の中で活動もしてきたりしたので、多少の慣れはあるが、日本の暑さはまた違った暑さでもあり、関係するメンバーは、大変な1週間であったと思う。

特に今週は生花卸部門にとっては、お盆商戦の真っ只中であり、とても熱い戦いが繰り広げられた。私から生花販売部門のことをアップする機会が少ないためか、案外知らない方もいるのですがバラエングループにおいて、生花販売部門は、主力の事業であり、グループ全体を引っ張っている部門であることを知っていただければ嬉しく思う。

そして本年度も生花部門の各担当が、経験を活かしながら、何とか体力気力ギリギリのところで折り返しである週末を迎えることになったので、時間がとれれば、たとえ少しでもクールダウンしていただき、週明けのラストスパートに備えていただきたく思っている。

また植物部門は園芸店などのお盆休みもからみ、忙しさは落ち着いてはいるが、植物のメンテナンスや何といっても冷房も何もない温室や直射の屋外では本当に熱い中、自分の気力との戦いであったと言える。

また私が関わることが多い輸入植物部門も、様々なアクシデントでコンテナの到着が大幅に遅れてしまい、お盆のピークの時と重なってしまったため、私も荷受けなどに参加させていただいたがコンテナ内の作業はまるでサウナの中で働いているような状況であった。

そのような環境でも耐えてくれているスタッフや植物の体力にはおそれいったものである。それにしても度が過ぎた暑さは多くの負担がかかるので、これからの日本はこのような気候が当たり前であるともいえるので、海外同様に夏場の就労時間の変更なども考えながら、この暑さと闘っていなかければならないと考えている。

ただ、暑いのが私たちの事業全てにデメリットと言えないところもある。それはバラエングループが開発する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)「マリネックス」の製造においては、室温が高いところで製造をするため、このような暑さは大歓迎でもある。

さらに自然のエネルギーによってじっくり製造することで、環境負荷の低減にもなり、特別な純度のフルボ酸液を製造することができている。40℃を越える室内で製造しているスタッフの負担も半端ではないであろうが、大汗をかきながら、この暑さで良いものが作れると笑顔で取り組んでくれているスタッフには本当に感謝である。

 

ちなみにこのマリネックスは、植物の生育の妨げになる高温障害の軽減にもつながるので、今後さらに高温が進むであろう日本においての、農業においては、なくてはならない資材であると言えるので、継続することに大きな負担はあるが、引き続き粘り強く取り組んでいければと思っている。

このように各部門のスタッフが厳しい暑さの中、熱い戦いをしてくれているので、私もさらに熱い取り組みを起こしていこうと思っている。そのために色んな部門でスタッフやパートナーの増強もしていきたく思っているので、一緒に歩んでいただける方がいらっしゃったら是非お力をお貸しいただければと思っています。ぜひぜひ合流よろしくです。