四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.06.05

【又右衛門 タイ紀行2024年5~6月編】

今回のタイ訪問は前回から約1ヶ月での訪問となった。今回の訪問目的は、2年前から進めているプロジェクトに加えて、今年になって飛び込んできたプロジェクト、さらに大阪・関西万博における急遽対応なども含まれており、いっぱい課題を背負ってのバタバタの渡航であった。

そのようなバタバタであり、ホテルでは朝方までの作業が続いたので、日々のブログアップができずで申し訳ございませんでした。

どのような活動をさせていただいたかについては、Facebookにてアップしていますのでご覧いただければ幸いです。

では今回の訪問記では、いくつかの行ってきたことをアップしますので、ご覧いただければ幸いです。

●流木

一昨年からタイ産の流木も扱わせていただいており、その際は比較的大きなサイズのものが多かったが今回は小さなもの輸入させていただくことにした。

 

テーブルの上や、チランジアの貼り付け、テラリウムやパルダリウムなどにお使いいただければと思う。

中にはこのような赤い木肌のもの

見ようによっては少しウウッとひいてしまいそうな模様のものもある。この模様は水中に埋もれている木で、このような朽ち方をするとのことで乾季のときに1度だけ採取するとのことであったので、気になるものを厳選してみた。

これはほぼテーブルに近い状態。個人的に気に入ったのもあるが、あるプロジェクトのカウンターにするにはもってこいではないかと思っている。楽しみである。全品一つずつ又右衛門が現地にて数日かけて、蚊に食われながら選んだものであるので楽しみにしていただければである。

●又右衛門エリア

一昨年前からタイにて日本向け養生エリア(通称又右衛門エリア)から、今夏日本に向けて出発するものや、今秋や来春に向けて出発するものなど各生産者を周って生育状況をみながら、出発時期の仕分け作業を行ってきた。

人気のビスマルキアやその他のヤシや、ブレクナムなどの一部は今夏に日本へ。

外や横に拡がらず中心に向けて集まっていくために扱いやすい品種の竹なども今夏に。

ベンガレンシスやアルテシーマ、インド菩提樹、バオバブなどもいつでも出発できるようスタンバイはできているが、今秋から始まる可能性が高い魅力的なプロジェクトがあるため、しばらくはここで過ごしていただこうと思っている。

●日本向け出荷

このビカクシダ ヴィーチーはシルバーで通常よりは耐寒性がある種。このような大きなサイズは中々ないので2年前から現地で確保していただき、今回日本に向けて出荷となった。

この種を運ぶためには通常のBOXでは難しいため、現地ホームセンターに何度か通い、大人数人が2日間かけての梱包となった。私なんかは指先を切ってまでの作業であった。

 

現在、無事日本に到着。検査にも全てパーフェクト合格したので是非、大阪営業所に見に来ていただき、私たちの苦労の結晶と、つけられた価格をご覧いただき驚いていただければと思う(笑)

●マリネックス

本年度JETROによる輸出大国コンソーシアム支援事業に採択いただいたマリネックスの輸出事業の商談なども行わせていただいた。

タイ北部でマンゴ生産をされる方への提案の機会をいただけ、導入にむけて動いていただけることになった。また先日とは異なった大学での研究を進めることとなった。

●その他

著名な緑化事業者にマリネックスとともに新しく扱わせていただくことになった素材を提案したところ、とても興味を持っていただけ、早速新設のモデルルームにてテスト使用いただけることになり、他にも新しい方とのご縁もいただけそうなため、今月後半に私が段ボールを数個持ち込み再訪して納品することになる。タイにても良い結果を導き出せれば広く取り扱っていただける可能性もあるため期待したいところである。

その他にも初めに書かせていただいた大阪・関西万博での植物調達や、契約関係上現時点では書かせていただけないプロジェクトの準備もある。今回の訪問は時間をフルに費やしてもやりきれなかったこと。新たにおこなうこともあり、今月後半の再訪を余儀なくされている。

いろいろなことが重なってきて、想いに心と身体がついていくのが大変だが、とにかく実直に頑張っていきたいと思う。

今回のタイ訪問記は、時間が取れずいつもと違ったテイストの書き方になって、又右衛門らしくないと思われるかもですが、今回はこんな感じで・・・・

さて、今月はアフリカから植物が届く予定である。楽しみである。