四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.03.09

又右衛門 スペインへ3月① 出国

今回のスペイン渡航の目的は、いくつかある。その一つは新しいナーセリーの訪問、スペインで確保している植物のチェック、日本向け養生施設である通称又右衛門エリアのチェック、そして新たな魅力的な植物の確保である。

今日から約1週間、南へ北へとの移動が多く、このブログを書き進めることが難しいかもしれないがご了承いただきたく思います。その代わりと言っては何ですが、Facebookにて1日1回は写真をアップしていきたく思っていますので良ければチェックをしていただければ幸いです。

さて一昨日のタイから帰国後、荷物を入れ替えて、昨日一日運転免許の更新、国外免許の更新や資料作成など出発準備などでほぼ1日消費し、今朝まだ真っ暗な自宅を出発し、伊丹空港へと向かった。今回は伊丹空港から羽田空港そしてロンドン経由でマドリッドをめざす。

前回のタイでは出発時からアクシデント続きであったので、今回こそは失くし物落とし物などをしないように、慌てず急がず落ち着いて行動をすることをしっかり頭に叩き込み、出発をした。

まずは伊丹空港を定刻に出発、遅延もなく羽田空港に到着。ここ乗り継ぎは1時間強のため小走りで連絡バスにのりこみ、第3ターミナルに移動した。

土曜日だからか、春休みだからか、日本への観光客のリターンか手荷物検査場はかなり混んでおり30分ほどかかってしまい、到着して直ぐにヒースロー空港行の飛行機に搭乗することになった。

そしていつものお気に入りの非常口座席に座り、離陸待ちとなった。このフライトには多くの方が乗られ、ほぼ満席状態であったが、ありがたいことに私の隣は空席であった。隣が空席であれば、片道14時間強の到着まで間、フルにパソコンを開いてもモニターの明るさやキーボードの叩く音を気にせずデスクワークができるので本当にありがたい。そして羽田を定刻出発、前回のバンコク行のようなトラブルもなく、無事に離陸し、順調に北回りでヒースロー空港に向かった。

途中、少し苦手な機内食をいただいている間以外は、ほぼパソコンとにらめっこである。気がつけば窓の外は真っ暗である。

そして到着まで時間ぐらいになった頃、真っ暗な空が少し明るくなりかけて、よく見れば氷の世界が広がっているようであった。

さらに2時間、窓の外はすっかり明るくなって、目には真っ白な世界が飛び込んできてパソコンばかりを見ていた私は目が覚めるような眩しさであった。

到着2時間前に2度目の食事を終え、順調に航行、そして景色は田園の緑に変わり、しばらくしてヒースロー空港に到着することができた。

ヒースローでも慌ただしくターミナル移動して、定刻出発のマドリード行のイベリア航空機に乗り込んだ。

こんな感じで搭乗まではロスタイムなくとても順調だったが、離陸の滑走路の混雑か離陸に1時間ほどかかり遅れての離陸となった。おまけにこの飛行機は修学旅行か多くの学生が乗っておりとても騒がしく、多くの人が咳をしており、とても息苦しく感じた。さらに動きやすいために指定していた通路側の席を、友達同士で話をしたいのか、2度も代わって欲しいと言われ、最終的に出入りしにくい一番奥の席まで行くことになってしまった。

その上、彼らは機内でも騒ぐ、シートをたたくなど結構やりたい放題で、静かになったと思えば、邪魔になるほど大股開いて寝てしまい、おまけに後ろのシートに座る先生らしき女性は土足のまま私の肘置きまで足を延ばしてくるなど日本人とは大きな違いを感じるストレス満載のフライトとなった。彼らがスペインスタンダードであるかどうかは知らないが私は窓から観える夕焼けを観ながら一生懸命気を紛らわした。それでも何とか約2時間半の息苦しさに耐えて無事に着陸。

マドリード バラハス空港は新しくなったのか?長いターミナルを列車移動し、パスポートコントロールへ向かった。入国はとても空いていたので並ばずであったが、入国手続きするPOLICEが英語を喋れるか?と聞いてほとんどしゃべれないとはいったものの?「君は●●によく似ているね?」「どこにいくの?」「仕事は何をしているの?」など多くを聞いてきて私のパスポートにスタンプをおそうとした時にマダガスカルのビザをみつけて「これマダガスカルのビザかい?」と聞いてきて私がそうだよと答えると、彼は自分のスマホを取り出してパスポートを写メっていた。思わずエッって思ったけど、その時はマダガスカルのビザが珍しいのか?と彼の行動が面白く思えあまり気にならなかったが、後から考えると手元まで見えなかったので写真を撮っていたのがマダガスカルビザの部分か?私のデータのところかがわからず後で少し気持ち悪い気がした。ただ甘いかもしれないが彼の職務を信用しておこうと思う。

そしてやっと出られた出口では、現地スタッフであるMAKIKOさんが私の到着を迎えてにきていただいており、再会を喜び合い、夜も遅いのでタクシーに乗ってとりあえず宿泊施設へと向かった。ただ今回もそれでは終われなかった。タクシーのドライバーが2回もホテルを間違えて連れていかれたり、ホテルのカード決済が機器の不具合のため中々できなかったり、なんだかんだとチェックインにも時間がかかり、自宅を出て30時間弱でホテルの部屋に入ることとなった。

今回はストレスこそあったが前回のタイとは違い、まずまず問題なくマドリードまでくることができた。最後はバタついたが、まずまずの滑り出しである。引き続きこのような感じで活動できることを願いながら、明日早く列車での移動のため、今日は打ち合わせもせずに寝ることにした。さ~~明日からは気を入れ直して頑張ろう。