四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.03.05

又右衛門 タイ紀行2月⑦ 生産地訪問

サボテンの希少性については、正直あまり知識がないが、そのような中でも、いくつか人気種を見かけることできたのでご紹介を。

日本では高値で取引がされている品種もある。大きなサイズであれば数十万円のものもある。趣味家にとってはワクワクするものも多くあるであろう。

これはドルステニア・ギガス、個性的な個体がいっぱいあった。

またパキポも交配種も含めて興味深いものが多くある。

これは人気のピークは過ぎたであろうがオペルクリカリア・パキプス。以前マダガスカルで自生のものを多く見てきたが、未だに続くハンティングで現地では随分減ってきたようである。ただそのハンティングされたものが多く、日本に来ているという現実があり、正直残念な気持ちである。数年前に訪れた際の、保護活動を進めるべきとの話をしたのだが、中々難しい問題もあり未だに採取が続いているとのこと。

植物家としてはまずは保護をしなければと思うが、現地で生活している方々の意見もあるであろうから、きちんとしたルールを作り、植物と地元の方々の生活の両方をまもることができる制度をつくることを切に願うばかりである。