四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
この度、園芸業界を代表する専門雑誌「グリーン情報」にてバラエングループである「アースフィール」社の取り組みを掲載いただけました。
「アースフィール」は私が薔薇園植物場の専務として国内の生産者を周らせていただいたときに、花き園芸生産者の健康被害や後継者不足などの問題に直面し、このままでは花卉園芸業界の将来は危ぶまれると強く感じ、何とか対策をしなければと思い、当時微生物農法研究会会長の永座康全先生を通じ、光合成細菌など世界的に名を馳せる京都大学 小林達治先生の指導のもと起ち上げた会社です。
NEWS – EARTH FEEL/アースフィール【地球に触れて、地球を感じて】
「アースフィール」のアースは地球。フィールは感じる、触れるという意味で、もっと地球に触れて、地球を感じて欲しいと言う意味で名付けさせていただきました。
本年で創立17年を迎えましたが、正直今まで、鳴かず飛ばずの会社で、ほとんど休眠状態でした。しかしながら私としては、いつ何時、現状の花き園芸生産が大きな問題に直面し、存続が危ぶまれた時のためにと思い、日々生態系を含む環境配慮を前提とした商品開発などの取り組みをおこない続ければならないと考え、細々ではありますが事業は継続してきました。
そして近年、SDGsやプラネタリーバウンダリーの概念などの高まりから、環境問題への意識が高まり、花き園芸業界以外からお声掛けいただけるようになってきました。
さらに昨年から、以前から大変お世話になっている上原秀夫氏の紹介により業界において多大な功績を残されている大手肥料メーカーの資材開発責任者や大手農業生産団体の役員や責任者などを歴任し、実際の農業に従事しておられる前川先生から継続指導をいただける機会に恵まれ、本年には新しい資材、技術を特許取得および申請する製品である自然生態系調和型資材を世に出すことができました。この肥料や技術は、今までの考え方や取り組みを覆すような画期的な資材であると言える。
そしてそのような取り組みを花き園芸業界に積極的に展開していく中、このように取材をしていただけることになりました。ありがとうございました。
私たちは「アースフィール」は、引き続き大地や生産者はじめ命あるもの全ての声に耳を傾け、『植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。』をモットーに、実直に取り組んでいきたいと思っています。