四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、宝塚山本で開催された秋祭りのだんじり曳行に参加させていただいた。
本宮の今日は、朝6時30分に山本 西の宮である天満神社からのスタートである。
天満神社にて宮司さんよりお清めをしていただき、各種 習わしにそって行い、威勢のいい声と拍子によって東の宮にむけて曳行がはじまった。そして私は、定位置ともいえる左後部にてだんじりを押させていただいた。
途中多少ひやりとするところもありながらも、無事に東の宮である松尾神社に到着。そこで東の宮のだんじりと並べることになった。そこで普段から一緒に仕事をさせていただいているムサシくんと記念撮影したり、春のとんとこ祭り以来の同級生などと再会し、談笑をさせていただいたりすることができた。
そして東の宮の倉にだんじり1台を格納して、東の宮のだんじり1台にて山本のまちを曳行した。今までなら同時にだんじり2台を曳行してきたが、年々メンバーの高齢化?と新しく加入していただける若手が減少したのもあり、今年は1台での曳行となった。
曳行の途中では、地元の保育園のお子様たちが元気いっぱいに綱をもってだんじりを引っ張ってもらうことができ、実際の牽引する力にもなったが、それ以上に可愛い背中や掛け声から大きな力をもらうことができた。是非この子たちが大きくなった時には、このだんじりを率先して保存し引っ張っていってもらいたいと願ってやまない。
そして、曳行の途中では、近隣の中筋地区、山本丸橋地区、平井地区のだんじりと顔合わせを行い、「よいよい」という互いを称え励まし、様々な祈願をする声掛けを行い合い、またそれぞれが地元で曳行をさせていただいた。
お昼には地元の婦人会の方々の炊き出しをいただいたり、途中でおやつをいただいたりしながら、一旦松尾神社に戻り、格納していた西の宮のだんじりを再び倉出しをして2台を並べた頃には陽は落ち始め、夕食のお弁当をいただいた。
そして少し肌寒くなってきたころに、東の宮のだんじりを格納し、西の宮のだんじりで再び夜間の曳行を始めさせていただいた。
そして山本のまちを曳行し、予定時間であった20時30分に宮入りさせることができ、集まった皆さんとともに今日一日の労い合い、2023年の宝塚山本の秋祭りの本宮を終えることができた。
本当であれば準備、宵宮、片付け、全てに参加させていただいてこそ参加であると言えるのであろうが、私みたいに一部しか出られない者を温かく迎え入れ、役割をいただける皆さんには本当にありがたく思う。そして全行程を担われている方々には頭が下がる思いである
私は、そのような重鎮から若手の背中を見させていただきながら、外の世界で培ったものをいずれ持ち帰ることができるために、さらに活動をしていきたいと思った。そしていつかそれらが役に立つことがある日がくると思っている。そのためにも引き続き実直に歩んで行こうと思う。
最後に氏神様、地元の皆様 多くの力を授けていただくことができました。本当にありがとうございました。