四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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いよいよ9月のタイ訪問も最終日を迎えることになった。
最終日はバンコクから2時間ほどの場所にあるパートナーナーセリーの訪問である。ここでは又右衛門エリアをつくっていただき、日本向けの植物たちを時間をかけて洗浄や養生などをしていただいている。
そして前回、縁あって出逢えたブライネア(ブレーニア)の素敵な株を監理していただいたのを途中でピックアップして又右衛門エリアへと運んだ。
マルチで8ヘッドのものなどもあり、中々の魅力的なフォルムが素敵な逸品である。眺めているだけで嬉しくなってくる。
洗浄後のフィカスやビスマルキアの状態チェックを行った。今のところ順調なようなので一安心である。恐らく来春あたりの移動になるかと思うが、その日が楽しみである。
さらに日本のある企業と進めようとしているプロジェクトの相談も行い、互いが積極的に取り組んでいこうとなった。
そして雨の合間を縫って活動していると気になるものを見かけた。インドボダイジュである。タイにはいくつかの種はあると言われているが、その詳細は私はまだまだ勉強不足のため知り得ていないが写真のように気根がなくスッキリして整っているものは多くはない。そのため、その場で又右衛門エリアへ迎えさせていただくことにした。
また他にもバオバブや大型フィカスなどもあり、今後の活躍が期待でき、想像が膨らむ。そのような事を描きながら、近くの生産地を周りながら、豪雨の中全ての行程を無事に終え、帰国のためにスワンナブーム空港へと向かった。
今回のタイ訪問は、雨が本当に多く、渋滞に巻き込まれ移動が大変なことが多かった。
電車での移動の際には急遽雨が強くなり、潅水しているところもあったため、露店でゴム草履と傘を購入し、歩いてホテルにもどったりしていた。さすが「レインマン 又右衛門」と世界各地のパートナーが呼ぶだけのことがある。各地においては農業には水が欠かせないので大歓迎をされるが、タイにおいては洪水など雨の被害が多く深刻な問題となっているので、あまり歓迎されていないかもだが、その分、未来につながる取り組みを引き続き行っていきたく思っているのでお許しいただければである。