四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今回の訪問で気になった植物をいくつかお届けする。
まずはフィカス。大型商業施設など屋内向けの大型観葉植物になる。需要が多いわけではないが、このような大型のものは日本での調達は難しいため、ここぞという時に必要になってくるためあらかじめある程度の準備が必要になる。
これもフィカス。スペインでは屋外の植栽に利用されるが、海外ではしっかり馴化させた、このようなサイズのものが屋内に使われ、とても良い空間を生み出しているので日本においても生きた植物の導入を進めていただければと思っている。
これはオーガスタ。開花した大きな株は日本にはあまりないのではないだろうか?
これはケイバ インシグニス。パラグアイやアルゼンチンが原産となる。それをスペインのナーセリーが輸入したものになる。ダイレクトにパラグアイなどから輸入が良いかもしれないが、あまり輸入が慣れていない方やブローカーを頼った輸入をする方には、スペインで他の植物の積み合わせができるので、効率的な方法かもしれない。
これはドラセナドラコ。枝の部分が壊れやすいため輸送にはかなりテクニックが必要になるが、存在感はあるのでとても面白いと思う。
最後にブラヘア アルマータ。日本でとても人気の耐寒性の高いシルバーのヤシである。スペインにおいても苗栽培がほとんどされておらず、また種もかなり不足している状況のため、将来的にはかなり不足してくるであろう。
大きなブラヘアは少し残ってはいるが、土に植わっているので根洗いが必要になってくる。ただこのブログでも何度かアップしているが、ヤシ類全般に根を洗うことは植物にとってかなりストレスとなり、枯死に至ることが多いので、テクニックが必要になるであろう。現在、他国で有効なテクニックの検証中で、良い結果が出てきているので進めていきたいと思う。
さ~~いかがですか?この中で気になるものがあればお気軽にお声掛けいただければです~~。