四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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日本植物園協会 58回大会 3日目(最終日)は、参加希望者によるエクスカーションである。今回は3つの魅力的なコースをご用意いただき、その中から私は牧野植物園コースに参加させていただいた。
私がここで言うまでもなく朝ドラの「らんまん」にて現在もっとも注目が集まっている植物園である。
ただ単なるTVの影響で注目が集まっているのではなく、牧野富太郎先生の偉業、功績に触れることができ、素敵な植物や建築、工夫のなされた各ゾーンが魅力的で日本を代表する素晴らしい植物園であるからと言える。
到着時には、又右衛門の行動にはありがちな雨ではあったが、その分新緑が映え、樹々が喜んでいるようにも思える絶好の天気であったように思えた。
まずは、入口に隣接する映像シアターに集合し、3班に分かれて見学をさせていただくことになった。そして私たちはC班として、まずは展示館シアターへと向かった。
展示館シアターでは、牧野植物園の四季など4つ?の映像があり時間帯によって放映されているようである。残念ながら撮影不可のためアップはできないが、とても美しく素敵な映像による紹介となっているので訪問者の方は、まずは展示館シアターにて映像をご覧になってから巡回されるのも良いのではと思う。
続いて牧野文庫や標本庫をご案内いただき、協会会員特別観覧の収蔵品を拝見し、一言では語れない素晴らしい体験をさせていただけた。当然ここも撮影が禁止であるため写真のアップができないのもあるが、私のようなものが写真で伝えきれる素晴らしさではないため、この辺にさせていただきたく思う。
屋内での感動的な展示に続いて、次は土佐の植物生態園を案内していただけた。ここはその名の通り高知県の山地から海岸に至るまでの多様な植物の生育状況がエリアごとに再現されている。
例えば山間部でも高地や中低地ごとに植栽がなされている。
例えばここは海岸線に近いところである。土壌も海岸仕様にされしっかりとした展示がなされていた。
さらに現在ドラマで紹介されている植物や今花が咲いているものを示す札などもつけられ、普段開花が気づきにくい植物の花を観察できるような工夫がなされていて、来園者目線の取り組みが素敵に感じた。
その他には通常期間限定で観覧できるガンセキランの群生地も観させていただけた。前回訪問時はもう少し早めの時期であったので、花は少なめであったが、今回は多く咲いていてとても美しかった。確か今年の観覧は終わったように思うので次回は来年になるかもしれないが、詳細は直接植物園にお問合せいただければと思います。
その他にも高知ならではの野菜や、見るだけでなく、触って、ちぎって、匂いをかいだりして五感で楽しめる「ふむふむ広場」はお子様連れでぜひ行かれればと思う。
その他にもたくさん見どころ楽しみどころはいっぱいあり、もっと滞在したかったが、飛行機の時間もあり、最後に確か昨年新設された植物研究交流センターを見学させていただき、牧野植物園を後にした。
今回、日本植物園協会 第58回大会・総会、そしてエクスカーションを通じて、主催園であった牧野植物園の施設や保存されている資料も素晴らしかったが、それに匹敵するぐらい植物園の皆さんのホスピタリティーは感動的であった。まさに牧野先生の笑顔が浮かんでくるような感じがした。
司会進行や、受付での対応、エクスカーションの案内など、本当に素晴らしかったと思う。その素晴らしさは、植物園中で素晴らしいではなく、数ある色々な施設やテーマパークを合わせた中からでも、秀でたとても素晴らしい施設であると言える。
本当に3日間お世話になりなりました。皆さまのおもてなしに心より感謝です。また訪問させていただきます。