四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日から2泊3日で高知。恐らく?5年?6年ぶりで楽しみである。
いつものように今日も伊丹空港から高知行きの初便に乗り込み高知へと向かった。
ただいつもと違うのは、今回は青い色の飛行機である。久しぶりのANAへの搭乗に少し緊張しながら向かうことになった。
さすが伊丹―高知間は距離も短く、あっという間の到着になった。そして空港でいつもお世話になっているパートナーの半田氏に拾っていただき早速目的地へ向かうことにした。
ただ本来、訪問予定であったところが急遽今回訪問できなくなり、かなり無理なタイムスケジュールではあったが、少し離れた北川村モネの庭マルモッタンに向かうことになった。
空港から約90分。モネの庭に到着。滞在時間は30分もとれないため、まずいつもお世話になっている方々への挨拶とお届けさせていただいた植物たちの健康状態だけでも確認ができればと思ってのアポなし訪問である。
到着後、事務所近くで簡単に挨拶をさせていただいき、その後、早速私たちがお届けさせていただいた植物たちが多く植栽されている「ボルディゲラの庭」へと向かうことにした。
朝一番にも関わらず多くの観光客の方々の間を縫うようにボルディゲラの庭に到着した。
そしてそこには、オリーブの古木やロストラータ・ブルースワンなどのユッカ類、アガベなどが生き生きとした状態で育っていた。
そして、時折吹く風に葉を揺らしている姿を見ると、まるで「おとうちゃん。ここの皆さんに、とても可愛がってもらって、しあわせに過ごしていますよ」と言ってくれているような気がして、涙が溢れそうになった。
そしてしばらく眺めていると、遠くからとても印象的な声が聞こえてきて、その方向に目をやると多くの訪問者を案内している全国?世界的に有名なモネの庭のヘッドガーデナーである川上氏の姿があった。
川上氏は、多くのメディアにも取り上げられ、植物に対する情熱とその技量は半端でない凄い方である。
又右衛門と川上氏が出会ったのは恐らく6年前ぐらいであろうか、この地を訪れた際に、川上氏とお話した時に植物に対する考え方などが一緒で、お互いが意気投合し、新しく「ボルディゲラの庭」を作ることが決まったときに、数ある輸入植物のサプライヤーの中から是非又右衛門にと、大変ありがたいお話をいただいてからのご縁である。
本来であれば、川上氏にゆっくり挨拶をしたかったのだが、多くの方のご案内をされていたので、すれ違いざまに会釈だけさせていただこうとしたところ、私のアポなし訪問に驚かれ大きな声でご挨拶いただき、さらに多くの訪問者の方々に「世界的に活動している方で、ボルディゲラの庭のほとんどが又右衛門さんからの植物です」と、私の紹介までしていただいた。
そして30秒ない時間で、早い再会の約束をして、後ろ髪を引かれる思いで、川上氏とお別れをし、出口へと向かった。
その途中というのは失礼な表現ではあるがモネの庭の代名詞ともいわれる睡蓮(スイレン)などを拝見し、しばし絵画の中に身を置いたような体験をさせていただけた。さすが本国のモネ財団が認める庭である。
ここのことでは、まだまだ書かせていただきたいことはあるが、近いうちに再訪の約束をしたのであらためてご案内できればと思っています。
また今回、バタバタで撮ったのと、元来写真を撮るのは下手なため、この園の素晴らしさが伝わらないと思うので、是非HPなどをご覧いただき、そして現地を訪れていただければと思います。
本当に素敵な場所ですよ~~。