四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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先週はタイやスペインからやってきてくれた植物たちの招き入れでバタバタ。と言っても、年々逞しくなるスタッフのおかげで私は見守ることが主な役割ではあったが…
そして今週、卸事業の現場は歓送迎会などの社会行事に対応する花の準備や、入荷間もない輸入植物の管理でバタバタ。私はいくつか行政との重要な取り組みが年度末を迎え、報告書などの提出や4月販売開始予定の自然生態系調和型資材の最終調整、次年度の草案をつくるためのミーティングなどでアッという間に毎日が過ぎ去っていった。
週の後半にはある程度目途がついたため、これから事業の拡大や新しいことを始めるにあたり協力いただける方々と面談のため都内へと向かった。
毎度のようにアップする飛行機の写真を撮る時間もなく、駆け込み搭乗をして羽田に到着。そのままホテルに荷物を預け、待ち合わせ場所へと向かった。
この日お会いするのは、2016年にベルギー王立園芸協会が主催したゲントフロラリアという5年に1度開催されるランドスケープに重きを置いた歴史ある国際博覧会のコンテストに急遽チーム又右衛門が参加することになった際に多大なご協力をいただいた方で、6年ぶりの再会である。そのコンテストの外国人部門で銅メダルを取ることができたのも彼のおかげである。誰もが知る大企業の家系の方であるが、ご本人はとても柔和で、気軽にお話し下さる素敵な方である。あらためて一緒に新しいことにチェレンジしていこうとなり、とても素敵な夜となった。
その後ホテルに戻りデスクワークと、少し前に話題になったJALのタイムセールを深夜まで粘ってみたが、翌日が早いためパートナーに任せて眠ることにした。
そして今日は4時前に起床し、タイムセールの格安航空券をゲットし、JRと東京モノレールを乗り継いで流通センター駅へと向かった。
今日は大田市場において、日頃お世話になっている市場の方々に近況報告と業界の動向についてディスカッションさせていただいた。また仲卸のパートナーとも様々な意見交換をさせていただくことができた。
次のミーティングまで時間があったので仲卸通りを歩いていると、懐かしい人や以前一緒にお仕事をさせていただいた方からお声掛けいただき、とても貴重な情報や今後の提案などが多くあり、早起きは三文の徳を実感することができた。
市場を後にし、流通センター駅近くにて、花卉園芸業界、特に輸入経験においては先輩で多くの経験と知識を持たれる方とお話をさせていただけ、随所で互いの考えが一致し、今後に繋がる感触を得た。
その後、帰阪のため空港へ向かう途中でもいろんなところから連絡があり、この二日間だけでも多くの縁がつながった。今回、あらかじめご連絡をさせていただき、面談したのもあるが、アポなしでも動くことによって、予想もしていなかった方に出会えて、再び繋がった縁もあり、やはり積極的に足を運び、普段の環境と違うところに身を置くことの大切さを改めて感じることができた。
さ~、明日から4月。今まで温めてきた取り組みが多く芽吹こうとしている。私自身まだまだ足りないこところが多くあるので、引き続き学んでいきたいと思っている。
そして、どのような花を咲かせられるか、とても楽しみなことがいっぱいの春である。